とんだ転生者だなフザケヤガッテ   作:ホルンでごぜーます

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なのはは二作目の作品です
それなりに頑張ってみます
どうぞよろしくお願いいたします


僕のチート能力者~始まりは~

ここは神の間…

唯一神と呼ばれるたった一柱の神が存在する部屋のようなものである

 

そんな場所に、一人の人間の魂、いや精神体がやってきた

 

言わずもがな、神に命を遊ばれ、本来あるはずもない死を迎えたものである

 

この者は近い未来、『市原要』と名付けられる男であった

 

そして、神が力を与え、転生し、魔法少女リリカルなのはの世界へと行く…

 

 

 

 

 

 

はずだった

 

【我は神である!!そなたは我の不手際で死んだ為、

特別に輪廻の輪から別の世界の輪廻の輪へと移す

つまり転生させてやろう】

 

「本当ですか!?」

 

【あぁ、そして願いを三つ叶えてやろう】

 

「じゃあ神様!!」

 

くくく、どうせ小奴もちーと能力が欲しいと願うんだろ?

分かってる分かってる…

さぁ、今回は何かな?

最近だとぷりきゅあになりたいと言う男も多いが…

 

「俺の体をハイパーナノスキンにして、門矢士の生身の理不尽な耐久度と魔力は新型GNドライヴ八個みたいにしてくれ」

 

【…なんて言った???】

 

 

「いや、だからさ?

体をハイパーナノスキンともやしの耐久力で

魔力は新型GNドライヴ八個にして」

 

【人間だよね?】

 

「人間」

 

【そのような機械が欲しいなの間違いではなく?】

 

「俺をそうして欲しい」

 

【ふざけているのか?】

 

「全然、そんなことはない」

 

【不老不死、魔力SSSおーばー、にこぽ・なでぽ

魔眼・神眼、身体能力の限界突破

あにめきゃらの能力とかじゃないのか!?】

 

「それでも良いけど…なんか、ねぇ?」

 

【それはちーとなのか?】

 

「チートじゃないならなんて言うの?」

 

【ちーとなんだな!?】

「チート

あ、量子化とかしたいなぁ

あと月光蝶とか」

 

【良いだろう良いだろう♪

ちーとなら許してやろう♪

では!!いってらっしゃい!!】

 

 

その後、よく考えるともやしの耐久度いらなくね?

と考えた転生者だが、時すでに遅し…

 

既に市原要は神の間ではなく

花が美しく咲く、謎の地に降り立っていた

 

「…ELSの力でも貰っておくんだった」

 

その時である

 

「ほら!!お母さん、リニス!!早くお弁当食べよ!!」

 

妙に元気な声が聞こえた

歳なんて分からないが、小学生かな?

と思いつつ声の方向を向く

 

金髪の髪を伸ばした可愛い女の子がそこにいた

 

女の子の名前はアリシア・テスタロッサ

魔法少女リリカルなのはではキーポジションとも言うべきだろう人物である

 

そして、知っている者なら

今後、女の子に降り掛かるであろう出来事に対しなんらかのアクションを入れるのだが…

 

「…幸せそうだな」

 

そう言って市原要はそこを立ち去る

 

そう立ち去ってしまうのだ

 

しかし、やはり物語、いや世界とは不思議なものである

 

「量子ワープできるのかな?」

始まりはこの疑問からであった

 

市原要は、その背中から緑の光を放つ粒子を放出し…

目の前に集める…するとまるでレンズのように丸い形になった粒子の固まりに体を入れ、

その場から消えた

 

そして、その時に噴出した粒子は、テスタロッサ家に影響した

 

「お母さん!!お母さん!!

見て見て!!綺麗な光!!」

 

アリシアが粒子に指をさし言う…

 

そして母、プレシア・テスタロッサと使い魔リニスはその風景を忘れることはないだろう…

 

朝早くきたお陰で、そこには若干の霧…

その霧の水分に反射する太陽の光…

 

そして、GN粒子による鮮やかな緑が、美しかった風景に彩りを加えた

 

この日の為に持ってきたカメラも、この時ばかりは宝の持ち腐れになってしまった…

 

のちにどうして写真を撮らなかったのだろうと悔やむ家族であった…

 




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