神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
次に入ってきたのは…………ウルゥルとサラァナとジブリールだね。…………不安だ…………
とりあえず、質問する前に紋章は治した。
そのときに、故郷のことは聞いた。
そして、色々聞こう。「覇王神」のこと。
「…………まず、色々聞きたい。何で俺が「覇王神」なの?」
うん。まずこれよね。スッゲー疑問やねん。
ウルゥル「カミカミの実」
サラァナ「主様はカミカミの実を食べら、試練を乗り越えられ、全ての力を扱える者です。」
ウルゥル「使命」
サラァナ「私たちは選ばれし者にお仕えする「鎖の巫」です。」
「…………えっと…………」
ジブリール「えっと…………私たちは「覇王神」と言う神様を信仰している国に住んでいました。そこでこの世に存在する「カミカミの実」を食べ、神の試練を乗り越えたものを「覇王神」と呼ばれているのです。」
「何で「覇王神」なん?」
ジブリール「色々言われていますが、人の身でありながら、世界を束ねることができる覇王のみが試練を乗り越えられ、神の力を手に入れられる…………って伝えられてます。人を束ねる覇王の神。」
「…………だから、「覇王神」…………か。」
ジブリール「はい。そして、「覇王神」にお仕えする神聖なる巫として生まれたのが「鎖の巫」です。私は元々そこの島に住んでいたものです。我々は「覇王神」を「主様」、「マスター」と呼びお仕えすることが望みです。」
「そうか………まあ、理解したけど…………まあ、俺のことを説明するわ。」
俺は、自分のこと、「家族」のこと、今までのこと、これからのこと、「家族」の扱いなど、
転生に関係あること以外話した。
…………ウルゥルと、サラァナは変わらずに俺を眺めているが…………なぜかジブリールがキラキラした目で俺を見つめている。
「と言うわけで俺は、お前達を「家族」として迎える。いいか?」
ウルゥル「わかった。」
サラァナ「主様が望むならそうします。」
ウルゥル「でも」
サラァナ「これだけは行います。」
ウルゥルとサラァナに椅子から立たされて、
ウルゥルとサラァナが俺の前に膝まずく。
ウルゥル「ウルゥル」
サラァナ「隣が姉のウルゥル。わたしはサラァナと申します」
「(……あれ?どっかで見たよ?まさか!?)」
チュッ!
そんなこと考えてると、足に感じる暖かい感触。
おれの予想通り…………俺の足の甲に口づけする二人の姿があった。
ウルゥル「ここに誓いを」
サラァナ「わたし達の全てを捧げる証をここに」
ウルゥル・サラァナ『主様に、永久なる忠誠を』
…………ああ。
「(なんやろな。…………アニメで見て確かに好きな場面の一つやけどさ。…………されるとなんか…………)」
【罪悪感?( ´△`)】
「(…………ドキドキする…………)」
【まさかの興奮してる!?Σ(゜Д゜)】
「(なんかわからんよ?……でもな………苛めたくはないけど、なんか俺に全てを捧げて…………何してもいいって言われると…………どうしてやろうかって思ってしまう。)」
【帰ってこーい!!(゜ロ゜)】
「(…………まあ、なんやろ?ベットでは苛めたくなるってな。)」
【…………それはいいと思うけど…………現実では辞めとき?気持ちは何となくわかるけど……な?(´・ω・`)】
「(当たり前よ!まあ、やるならベットでな!)」
【その方がいいよ?ゲスっぽいけどね。(;´∀`)】
さて、冗談はこれぐらいに。
【本当に冗談?( -_・)】
四割冗談よ!
【過半数本気じゃん!?(゜ロ゜ノ)ノ】
さて!次はジブリールだ。
「ジブリールはどうしたん?」
さっきからずっと見つめられてる。そして、サラァナの隣で目を瞑りながら膝まずく。
あれ?なんで?
ジブリール「…………私は奴隷になったときにもう神などいないと思ってました。でも!そんなときにあなた様が私の前に現れて、私を助けてくださいました。
そして、あなた様のことを聞いて、見て、確信しました。」
すぅぅぅぅ
バサッ!
「っ!?(あれ!?羽が生えた!白い翼!?)」
ジブリール「私の信仰は間違ってなかったと。そして、」
ピカッ!
「っ!?(えっ!?次は頭に光の輪!?)」
【これは…………(;゜0゜)】
ジブリール「あなた様が…………流貴様が私の主だと!」
そして、ジブリールの瞳が開き、顔をあげる。
「(うわー!?完璧にジブリールや!!)」
ジブリール「私は流貴様が私の「マスター」だとわかりました!ですから、このジブリールは、マスターに全てを捧げます。ですが、マスターの話を聞いて理解しました。私たちをマスターの「家族」にいれてください!」
…………スッゲー!神々しい。
「うん。俺からもよろしくな。ジブリール。俺の大切な「家族」としてな!」
ジブリール「はい。マスター!」
そして、
「これからよろしくな!ウルゥル!サラァナ!」
ウルゥル・サラァナ『御心のままに』
三人が「家族」になった。