神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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ランが本当の「家族」に!そして、………ついに

狐の状態のランとお話をしている。ランの過去のことを。

 

「…………なるほど。つまり、優しくしてくれるし、今の生活が居心地がいいから、狐のままでいていたと。」

 

ラン「……うむ。」

 

…………まあ、何となく思っていたよ。ただ

 

「ん?ならなんでそのまま生活しなかったの?」

 

ラン「…………流貴とお話をしてみたかった。」

 

「………なにそのかわいい理由。」

 

ラン「っ~///」

 

まあ、それはわかった。

 

「てゆうか、それって悪魔の実の能力?」

 

ラン「…………たぶん。小さい頃食べた木の実が原因。

何の実かは、分からない。」

 

「んー。たぶん珍しいの食べたんだろうな。それで?」

 

ラン「えっ?」

 

「いや。君がどんな姿であれ、どんな思惑があったであれ、お前は俺の「家族」だ。俺は、「家族」を裏切らんし、「家族」が大切だ。

過去は、生きるためだったんだ。仕方ない。

だから、このまま家にいろ。」

 

「…………いいのか?」

 

「構わんよ。それに」

 

俺は、ランを抱える。そして、頭を撫でる。

 

「撫でてほしいならそう言え。いつでもな。」ナデナデ

 

ラン「~///うん。ありがとう。」

 

「でも、もう泥棒しちゃダメだよ?」

 

ラン「うんっ!」

 

「…………ん?なあ、人間状態が出来なくても獣人ならなれるの?」

 

ラン「ああ。でも、ほとんど人間に近い。」

 

「やってみて!」

 

そう言うと、ランは獣人姿になった。

 

…………うん。ランだな!

 

ただ…………服は違うけど………

 

ラン「どっどうだ?」

 

「…………可愛いな!」

 

姿は東方の時の姿を少し若くしたような感じだな。

 

この姿から15年くらい経つと、あの姿になるだろうな。

 

ラン「…………ありがとう///」

 

「うん。あっ!そうだ!この服着てみて!」

 

ランに渡したのは、俺が服作りで練習として、俺が仲間にしたいメンバーの、服を練習で作ったもの。

 

ただ、始めにランの服を作ったときに服のサイズが小さすぎてな。だから、今ちょうどいいはず。

 

…………ランだけ、失敗したことから

エデンが何かしたのかなって疑ってしまうね。

 

ラン「どっどうかな?」

 

うん。やっぱりランはその姿かな!似合うね!

 

「とってもかわいいよ。その服はあげるよ。」

 

ラン「うん!」

 

「まあ、ラン。これからよろしく。」

 

ラン「うん!」

 

こうして、ランは本当の「家族」になった!

 

「さて、明日も早いから寝るか。明日、皆に紹介しよっか。」

 

ラン「あっ、私は………どこで?」

 

「明日からは部屋を用意するよ。ただ、今日は一緒に寝よっか。」

 

そう言うと、ランと二人で並んで寝る。

 

ラン「なっなぁ?流貴?でっできれば…………この姿で…………だっ抱き締めてくれないか?」

 

ランが顔を真っ赤にしながら言ってくる。

 

…………反則だよ?

 

「わかったよ。でも、明日からは部屋が別だよ?」

 

ラン「うん。あと、…………頭を撫でてくれないか?///

その…………ダメ?///」

 

「ほら」

 

そして、頭を撫でながら抱き締める。

 

ランは笑顔になりながら眠った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日には全員に話したら分かってくれた。

 

そして、「家族」として迎えた。

 

その後は、ランに能力の使い方や一般常識等を教えている。

 

ユリの教育はスゴいね。

 

そして、あれから船も転送装置も、かなり進んできている。

 

そんなとき…………

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ある夜。

 

「そうか。見失ったか…………」

 

ララ「うん。まずその海賊船は倒したんだけど…………その人の話によれば一人の暗殺者を流貴の所に送ってから私たちが滅ぼしたらしいの。」

 

「そっか…………わかったよ。とりあえず、きをつけるね。」

 

「うん。なんかあったら連絡するよ。」

 

ガチャンっ!

 

俺は、ララとでんでん虫で話していた。

 

…………ついに来るのか…………ジャック・ザ・リッパー。

 

とりあえず、皆には伝えた。

 

一人二組での行動を頼んだ。あと、俺は一人になるように行動した。

 

 

じゃないと、意味がないからな。

 

そして、サウザンドアイズから「自白作用のお香」が届いた。

 

…………あと、幻術と催眠術を覚えたから、これらを利用して何とか救いたいね。

 

…………それにしても、来ないね?

 

一応、白夜叉に話している。

 

まあ、なんとかなるだろう。

 

そして、夜。

 

俺は、寝ようと部屋に入ろうとしたその時…………

 

「(…………うん。なにかおるな。参ったな。今日に限って隠密部隊が一人もいない。)」

 

そう。今回隠密部隊は出払っている。理由は奴隷の調査中である。

まあ、その方が扱いやすいか。

 

よし。なら罠に引っ掛かるか。

 

そして、部屋にはいる。普通に過ごすが…………誰もいない。

 

でも…………これは眠り薬か…………

 

とりあえず、寝たふりをするか。

 

「なんか…………ねむい」バタンッ!

 

そして、倒れる。

 

すると、急に出てきた。

 

…………ああ。天井から降りてきたのか。

 

???「ねっちゃった…………ごめんね。」

 

…………この子か…………

 

???「私は殺したくないけど…………これしかないの…………でも…………動けないような体にしたら…………殺さなくてもいいかな?」

 

…………殺したくないのか…………決定だな。

 

この子は俺の「守るべき対象」。俺の「家族」にする!

 

戦力じゃない。「家族」として迎える。

 


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