神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ!   作:ドMを極めし者

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流貴 初の『五芒星』の会議を準備する。

今現在!俺は、『五芒星』の玉座に座ってます!

 

俺たちは『五芒星』の会議室に来ている。

 

実はあのあと、椅子を全部玉座に代えた!

 

それどころか!模様替えをした!!

 

もっとなんか便利でカッコ良くしたかった。

 

まず、部屋全体が黒なんよ。

 

何て言うんやろ。メタリックブラックなんよ。色が。

 

で、窓がないけど空気はちゃんと通っている。

 

部屋全体は正方形だが、床に巨大な五芒星が描かれている。

 

その五芒星の角には、五つの色違いの転送装置。

 

床に書かれた五芒星の線は、光で発光している。

 

色は、金色、赤色、青色、緑色、オレンジ色。

 

そして五芒星の真ん中、ちょうどこの部屋の中心の位置に黒い丸テーブルがあり、玉座が五つある。

そして、椅子は金色、赤色、青色、緑色、オレンジ色の宝石が埋め込まれているので、その色で別れている。

 

何でって?だって、皆『王』が入ってるんよ?

 

「魔導王」「影の商業王 叉焼会」「賢王 千の瞳」「王を従えし王」って。

 

なら、玉座にするべきだろ?って言う俺の勝手な考えで決めた!

 

そして、玉座はそれぞれの色の玉座になっている。

 

せっかく、俺たちが新しく始めるからな!全部部屋から全てを新しくしようかと!

 

集合の時間まで一時間あるな。

 

まってるか。

 

その時に!

 

ブゥゥン!

 

おっ!誰か来た?

 

白夜叉「おお!お主が流貴じゃな!」

 

…………婚約者が来た。

 

「おお。今は二人だけだよな?」

 

白夜叉「うむ!と言うわけで!おめでとうなのじゃ!!」

 

白夜叉が俺に飛び込んできた。うっわ!軽っ!ちゃんと食べてるのか?

でも、いい匂いだな。

 

「ありがとうな。白夜叉。久しぶりに会えて嬉しいぞ。」

 

白夜叉「と言うより、お主が夢の中で会いに来ればよいじゃろう?」

 

「どうやって?可能って聞いたけどやり方聞いてないぞ?」

 

白夜叉「…………あっ!忘れてた!」

 

「…………おい!」

 

膝の上に座ってる白夜叉さんよ。なぜ忘れる?

 

白夜叉「すまぬ!えっと、頭でワシを呼び掛ければ話が出来るぞ。」

 

「そうか。わかった。」

 

白夜叉「うむ。しかしこれからどうするんじゃ?」

 

「とりあえず、今必要なものを集めるだけ。船の素材。人員とかね。」

 

白夜叉「ああ。なるほどのう。」

 

「なあ?ところで気になったんだが?いつになったらランが出てくるん?あと、ジャック・ザ・リッパーも。」

 

 

白夜叉「ああ。それは少し待った方がよいかものう。それと…………ジャックなんじゃが…………ちとまずいのう。」

 

「はい?」

 

白夜叉「実はのう。奴隷協会の一つがお主のすんでる国を見つけてのう。そこから、ジャックが送られる。…………暗殺者としてのう。」

 

「はっ!?なんで?」

 

白夜叉「見つけたのはたまたまじゃ。ただ、手柄がほしいから他のものには内緒にしているんじゃよ。」

 

「…………で、家に来ると。」

 

白夜叉「うむ。どうする?ちなみにサウザンドアイズも手にいれてないからのう。この情報は。」

 

「…………よし。捕まえて仲間にしよう。」

 

白夜叉「…………良いのか?」

 

「問題ない。ただ、自白効果のあるお香とかない?あったらほしい。」

 

白夜叉「黒ウサギに持ってこさせよう。」

 

「黒ウサギって前の時に一緒にいた?」

 

白夜叉「そうじゃ。そして、今日紹介するからのう。と言うか、なぜお主はつれてこなかった?今日からは二人までならここに連れてきてもいいと言ったのは、お主じゃろう。」

 

そう。今まではリーダーだけしか、入ってはいけなかったが、俺たちはまだ半人前。

 

だから、補佐を連れてきても良いことにした。

 

…………ぶっちゃけ、「デビルーク家」当主になった「ララ」が不安なんです。

ララは、素直でいい子だよ。そして、天才で俺の言うことを何でも聞いてくれる。

だが、何でも聞いてくれるけど、意見とかもしてほしい。

何でも命令に従うのは、配下と同じ。

「家族」じゃない。

タメ口でいいし、ちゃんと意見してほしい。

たぶん、それを理解してくれたんやろな。

モモが、頭を下げていたからな。

たぶん、モモと、ナナが来るやろう。

 

「まあな。ちなみに俺もあとから二人来るよ。」

 

白夜叉「誰かのう?」

 

「今回は事務処理とかが得意なユリと、何でもこなす最強の執事!セバスに来てもらう。」

 

白夜叉「そうかそうか。」

 

そんな話をしていると、

 

プルプルプルプルプルプルプルプル

 

ん?誰からや?それにこの金色のでんでん虫は、『五芒星』のでんでん虫。

 

「すまん。ちょっと出るわ。」

 

白夜叉「うむ。」

 

プルプルガチャっ!

 

「はい?」

 

モモ「あっ!流貴さん。モモです。」

 

モモからだった。

 

「モモよ。一応当主しか使っちゃダメなやつよ?」

 

モモ「はい。そうなんです。申し訳ありません。」

 

まあ…………モモやしいいか。間違った使い方はしないだろう。

 

「まあ、モモやからいいか。それで?どうしたん?」

 

モモ「はい。実は今回の会議に私とお姉ちゃん以外にもう四人連れてきたいのです。」

 

「…………大丈夫なん?」

 

モモ「それはご心配なく…………えっ?替わる?あっ!はい。スミマセン。お父さんが替わるそうです。」

 

デビルーク元当主が?

 

ギド「おう!流貴か!実はな。これから連れてくるやつは、俺や章二が前々からこちらに引き込もうとして成功して一年間こっちに暮らしていた四人なんだ。」

 

「大丈夫なんです?それ?」

 

ギド「ああ。出来ればそっちで預かってくれ。その方が今後のためにもなる。書類を一緒に送る。」

 

「ギドさん。わかりました。ギドさんやお父さんが言うなら問題ないでしょう。」

 

ギド「おう!すまねぇ!じゃあな!」

 

ガチャン

 

「ふう、白夜叉。とりあえず、皆来るまで待ってよう。」

 

白夜叉「…………なら、来るまでは…………このままでいても…………よいか?」

 

膝の上で涙目でこちらの顔を除く…………どこで覚えたの?

 

「…………来るまでな。」

 

俺は、白夜叉を抱きしめ皆が来るのを待った。

 

そして、全員が集まる。


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