神と友達になり!「家族」を守る為に!そして最強へ! 作:ドMを極めし者
スカサハ サイド
私はスカサハ。
私は自分の強さや資質を理解している。
膨大な力を持っている。能力ではない。王者としての資質。身体能力も、魔術の技術も、槍の技術も、一般人を遥かに越えている。剣豪と呼ばれている「ミホーク」とも、互角以上に戦えた。まあ、表には漏れていない。戦いで勝者の言うことを聞くと言って表には口外しないことを条件にした。それからはたまに戦ったりするなかである。
そして、そんな私にも二人係だったが、初めて負けたことがある。
その二人は、両方とも王者としての資質をもち、一人は圧倒的な知識、未来余地に匹敵する演算力をもち、幸運を越える「覇運」を持っている男。
そしてもう一人は、「三つの覇気」を持っており、全てのことを視認することができれば何でもできる。それは航海やもの作りとか。戦闘センスも見ているだけで使えるようになる。それだけではない。武術や戦闘においての人の技や技術をすぐに使える。
まさに「完全無欠」にふさわしい女。
生まれて初めて負けてしまった。その男が使う「並列演算戦略思考」と、女が戦う戦術と技術と才能に負けた。
そして、そのまま死ぬものだと思った。
だが、私はそのままつれていかれた。
その家は、「前家家」と呼ばれた。そのまま殺されるのかと思っていたが、むしろ謝られてしまった。
「前家家」は、あの有名で影すら掴めなかったと言われるあの「道楽貴族」だった。
彼らによると、私が犯罪に荷担していると言う情報が入り真意を聞こうとしたところを攻撃されたので対処したそうだ。
私はその謝罪を許し、そのまま「前家家」に滞在することになった。
たまにだが、一緒に仕事もした。
その時には、四つの組織とも仲良くなり、交流を深めていた。
その関係で「四葉家」と、「デビルーク家」と、「組織サウザンドアイズ」、「組織叉焼会」。その四つの組織とも仲良くなった。
「四葉家」は、表にも裏にも知られていなかったが、知ればすごいことがわかる。魔法に繋がる貴族。
魔法を受け継ぐ家系のみ知られる「魔導王 四葉家」と呼ばれる存在。
戦闘を主の「強王 デビルーク家」。強さはもちろんのこと、四皇でも捕まえることが出来ていない。
戦闘、流通を裏の世界から操っている存在。ドフラミンゴや、四皇も捉えられない存在「影の商業王 叉焼会」と呼ばれている存在。
そして表も、裏も、全ての情報を手にいれることができ、全ての情報を操ることが出来る存在。情報で強者に勝つ存在。「賢王 千の瞳」と呼ばれている存在。本当な名前は「サウザンドアイズ」。
そして、その四つの王を従え、全てをコントロールする存在。王者を支配する圧倒的「カリスマ性」を持っている「王を従えし王 前家家」。
その集まりの組織『五芒星』。
私は元々、この集まりの組織の一角として誘われていた。
たった一人で、全てを凪ぎ払い、罪なき人に手を出さない実力を買われていた。
だが、私は断った。確かに私を倒したが、欲が出てしまった。
金ではない。地位も権力も違う。
ただ、どうせなら私を打ち倒した「前家家」二人を合わせ持った者に仕えてみたい。それか、その二人の才能を受け継いでいる存在に仕えてみたい。育ててみたい。そう思ったのだ。
この思いを言ったら、あっさり分かってくれた。
そんな私でも仲間として、「家族」として、迎えてくれた。
『五芒星』のことは外には漏らさないことを自ら誓いを立て、旅をしていた。
そして、何年か立ったとき、私は財布を落とした。
元々たいして入っていなかったが、森の生物を食べていたりする。
そんなとき、獣がいない島につき、人しかいない島についてしまって、空腹で休憩していると、
「デビルーク家」の当主であり、私の大切な仲間のギドに拾われた。
昔の仲間として、「デビルーク家」に住むことになった。
また、旅に出ようか考えていたその時、
ギド「スカサハ。少し頼みがある。聞いてくれないか?」
スカサハ「ん?貴様が頼むとはそうとうの実力者だな?弘美には頼めんのか?」
ギド「あ?……ああ。そっか。知らないのか…………」
スカサハ「む?……何か不味いことを言ったか?」
ギド「スカサハ。弘美は死んだ。」
…………時が止まったように感じた。
スカサハ「なっ!?嘘を言うな!彼女は二人係とは言え!私に勝てる存在だ!誰だ!誰に殺された!!」
怒りで我を忘れていた。覇王色が漏れてしまった。
私の大切な仲間を殺したのだ!それそうの報いをくれてやる!!
ギド「違う。………妊娠したんだ。彼女は」
スカサハ「ほう。やっと、子供ができたのか。それで?」
ギド「その出産が難産と、寿命、気力等があって三年前に死んだ。」
スカサハ「そうか…………惜しいものを失ったな。すまぬ。」
ギド「いや。気にするな。俺もはじめはそうだった。あいつもお前が自分の為に怒ってくれて喜んでるさ。」
スカサハ「当たり前だ。組織の集まりに入らなかったとは言え!私の大切な仲間だ!無論!お前もな!」
ギド「そりゃありがてぇ。俺もあの組織の集まりに入ってなくてもお前を仲間と思ってるし、誇りに思ってる。」
昔を思いだし、笑いだした。
ドMを極めし者「師匠!!お仕置きしてください!!」
【こいつ……( ´△`)】