転生者の魔都『海鳴市』   作:咲夜泪

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35/見敵必殺

 『超能力者一党』と呼ばれる、学園都市の超能力者を集める組織は、最悪なまでに学園都市の暗部の傾向を引き継いだ組織だった。

 同じ世界出身の転生者として声を掛けられ、ほいほい付いて行った過去の自分自身を殺してやりたい、と彼女は後悔する。

 

(……やっと、あの糞みたいな学園都市の暗部生活から解放されて、リリカルなのはの世界で存分に幸せに生きられると思ったのに……!)

 

 気づけば外堀を全て埋められ、反抗一つすら出来ないぐらいに雁字搦められ、また暗部として手を穢す事を強制させられていた。

 今世の家族の命が人質になっている今、彼女には拒否権すら残されていなかった。

 ビルの屋上に位置取り、ケースからアメリカ製の対物ライフル『バレット M82』を取り出す。

 

(むしろ、利用価値ありと認められたのは運が良かった……?)

 

 利用価値無しとされた転生者は須らく『博士』の研究材料となり――その後を知る者は居ない。

 同じ転生者ながら吐き気がする。何故彼処まで非道になれるのか、何故此処まで他人を人間扱いしないのか――あの御坂美琴に似た誰かの嘲笑が脳裏に過ぎった。

 

 ――既に試射は済ませてある。スコープを覗き込み、対象の姿を確認する。幸いにも周囲に他の人間の姿は無く、巻き込まずに済みそうだった。

 

(……アンタに恨みは無いけど――)

 

 大能力(レベル4)判定の『空力使い(エアロハンド)』によって威力を更に増強させられた対物ライフルによる狙撃――例え『超能力者』であろうとも過剰殺傷(オーバーキル)に足る一撃である。

 一呼吸し、躊躇無く引き金を引く。

 原型すら残らずに吹き飛ぶ対象の姿を幻視し――対象の周辺のコンクリートの地面が円状に陥没して罅割れたが、対象は振り向かずに健在だった。

 

「な……!? そんな、馬鹿なっ!?」

 

 学園都市最強の超能力者『一方通行』じゃなければ死は免れない魔弾を――スコープ越しに、彼と眼が合った。

 対象となった赤髪の少年はさも滑稽だと邪悪に嘲笑い――死の影が脳裏に過ぎった。

 

 ――前世の最期に味わった、第二位の超能力者の異常さを今一度回想する羽目となり、彼女は一種の狂乱状態になる。

 

 対物ライフルを瞬時に投げ捨てて、脇目も振らずに逃げ出そうとし――其処で彼女の意識は途切れた。

 否、生命が飛び散った。コンクリートの破片は音速を超える勢いで彼女の居た地点に着弾し、小さな生命を塵屑のように木っ端微塵に吹き飛ばした。

 

 享年十三歳、それは二回目よりも短い人生であった――。

 

 

 35/見敵必殺

 

 

(何ぞこれ? 一キロかニキロ先のビルの頂上が吹っ飛んだぞ……!?)

 

 もうお前は何で『ワルプルギスの夜』の時に参戦しなかったんだ、と文句を言いたくなるような馬鹿げた戦力保持者だった。

 無表情で異常なまでに肌が白くて人形みたいだと思った赤髪の少年は、今では立派なまでに極悪人の面構えになっていた。

 

(つーか、この街にはこんな奴しか居ないのかよ……)

 

 薄々思っていたが、悪党やら極悪人やら異常者しか居なくて泣けてくる。

 何でハートフルな『海鳴市』が魔都になっているのか、オレは一体誰に問えば良いのだろうか?

 

 ――さて、現実逃避して誤魔化そうとしたが、もう自分を騙せそうにない。

 何で豊海柚葉は心臓が止まりかねない殺意を漲らせて、あの赤髪を睨んでいるのでしょうか?

 

「ちょっと待て……! 何で殺(ヤ)る気になってるんだ!? 親でも殺されたかのような眼をしているぞ?」

 

 返答は無い。理性が既に彼方に翔んでしまっているようだ。

 何なんだろう、この状況は。普段は飄々として感情を表に出さず、不気味なまでに底知れぬ彼女が此処まで生の感情を顕にしている。

 

「落ち着け、いつもの嫌になるほど冷静なお前は何処に行った? どう見てもアレはヤバいぞ……!」

「――ええ、今すぐ此処で殺したいほどだわ」

 

 言葉のドッチボールって怖いよね。

 何が彼女を此処までさせているのだ……?

 

「……知っている奴なのか?」

「知らないわ。知りたくもない――」

 

 ――そして、あろう事か、彼女はあの赤髪に向かって歩いて行こうとし、オレは反射的に彼女の手を掴んで制止させる。

 

「――離して。これは貴方にとって私の能力を暴く千載一遇の機会よ? 未知の勢力と潰し合わせる唯一の機会よ? 解っているの?」

 

 振り向かずに、豊海柚葉は苛立ちげに声を荒げる。

 ……確かに、オレの本来の役目から考えれば、此処で殺る気満々の彼女を止めずに未知数の潜在的な敵と戦わせれば、結果がどう転ぼうが得しかしない。

 だが、それとこれは別だ。理屈じゃない。

 

 

「それなら言わせて貰うが――オレとデート中なのに他の男の方に行くのか?」

 

 

 自分でも何でこんな小っ恥ずかしい台詞を出せたのか、心底不思議である。

 そんな素っ頓狂な台詞を聞いて、あの赤髪しか見てなかった豊海柚葉は漸くオレの方に振り向いた。

 

「……え?」

「……いや、真顔で「え?」って言われても困るんだが。恥ずかしいだろ。というか、今、あれと殺し合いに行ったら、不本意だがお前側で参戦する事になる。お前一人で自殺するのは構わないが、オレを巻き込むな。あんな化物みたいな能力者と戦ったらオレが真っ先に死ぬ」

 

 恐らく、オレは顔を真っ赤にしながら、更に情けない事を堂々と言っている。ああ、自分で自分を殺したくなる。

 豊海柚葉はというと、まるで初めて見るようにオレの顔をまじまじと不思議そうに覗き込んだ。

 

「……意外と嫉妬深いんだね?」

「知らなかったのか? 男ってのは独占欲が強い生き物なんだよ」

「……えーと、其処は調子に乗るな、とか自惚れるなって言った方が良いかしら?」

 

 困惑しながら、彼女はそんな事を疑問符を付けながら述べる。

 まぁ、此方を異性として欠片も意識していない彼女からは、当然の言葉であろう。

 

「……凹んで立ち直れなくなるから止めてくれ」

 

 解っていても落胆したくなる。オレは大きな溜息を吐きながら、この場における危険は文字通り去ったと確信する。

 未知数の敵との交戦を止める為に、何だか失ったものが多いような気がする。

 もう赤髪は何処かに歩いて去ったし、掴んでおく必要が無いので豊海柚葉の手を離す。

 

「それじゃ次行こっか」

「え? 次?」

 

 立ち上がって、制服に付着した埃やガラス片などを注意深く払っていると、豊海柚葉はそんな奇妙な事を述べた。

 

「何言ってるの、デート中なんでしょ? 久々に服を見繕いたいわ。うん、私とした事がデートなのに学校の制服ってのも無粋よねぇ」

 

 そう言いながら豊海柚葉は年相応な晴れやかな笑顔を浮かべ――不覚にも可愛いなぁと思って血迷ってしまった自分を、オレは全力で自己嫌悪した。

 

 

 

 

 ――未知の敵との遭遇、その後の女性独特の長いショッピングに付き合わされた経緯を無言で聞き届け、うっかり殺意を芽生えさせた『魔術師』を責める者は恐らく少ないだろう。

 

「――ところで、秋瀬直也。一つ聞いても良いかね?」

『……何だよ?』

「もしかして、惚れたか? まさかと思うが、豊海柚葉に誑し込まれたのか? 中身が違うとは言え、外見は九歳の小娘だぞ?」

 

 秋瀬直也を始末する算段を練りながら、『魔術師』は割りと本気で聞いた。

 

『ななっ?! 何言ってやがる……!? まさかお前がそんな下衆な勘繰りをするとは思ってもいなかったぞっ!?』

「ああ、安心したよ。アレに取り込まれたのならば、私自らの手で斬り捨てなければならないしな。――ランサーとエルヴィ、どっちが良い?」

『どっちも確実に過剰殺傷(オーバーキル)だぁっ!?』

 

 今の処は大丈夫そうだと『魔術師』はとりあえず秋瀬直也の処遇を保留する。

 あの小さな女狐が色香だとか、その方面から仕掛けてくる可能性は極めて少ないと判断している。

 あれの人間としての破綻振り、そして偏りは度し難いものであると分析している。

 

「どうせなら君が誑し込んで無力化させたらどうだ? 豊海柚葉にその手の免疫は無さそうだし、それなら我が陣営は全力をあげて応援するが?」

『……幾らなんでも、怒るぞ?』

「実に平和的な解決だと思うんだがねぇ。まぁいい、必要経費と報酬は指定の口座に振り込んでおこう。ご苦労だった、次の報告が楽しみにしている」

 

 半ば本気のからかいを入れておき、通話を終了させる。

 そして入手した中で有益な情報を洗い出す。――『学園都市』もどきから生まれた異分子に対する豊海柚葉の異常な敵対心、それが最重要であると瞬時に見抜く。

 恐らく、それと豊海柚葉の前世に関連性などあるまい。それなのに彼女が異常なまでに憎悪した理由は――保有する能力に関わっているものだと解釈する。

 

「同じタイプの能力か――あの赤髪の能力、何が何でも暴かねばなるまいな」

 

 其処に豊海柚葉が秘匿する能力への糸口があると確信し、ますますあの複製体から目が離せないと笑う。

 『超能力者一党』に潜り込ませた『川田組』のスタンド使いからの報告で、『見敵必殺(サーチ&デストロイ)』で暴れている超能力者(レベル5)が原作に存在しない『第八位』の複製体である事を知っている。

 

 ――それが転生者の複製体か、否かは大して重要な問題ではない。

 此処で重要なのは、あれが真の意味で『プロジェクトF』の完成体であり、それ故に存在する事さえ許されない『例外(イレギュラー)』である事だ。

 

 あの超能力者を『超能力者一党』に回収させる訳にはいかない。

 あれの重要度が跳ね上がるばかりであり、派遣した使い魔が片っ端から殺害される事から、『魔術師』は遂に『使い魔』であるエルヴィを彼の監視に回している。

 

「ぱぱーっとオレを派遣すりゃ良いんじゃねぇか? 即座に片付けてやるが?」

「面白味の無い意見だな。あれを放置するだけで『学園都市』もどきの勢力を削れるのだが、それだけでは足りない。何より勿体無いじゃないか」

 

 戦えなくて不満そうに自己アピールするランサーに対し、『魔術師』はほくそ笑みながら一蹴する。

 その黒い笑顔を見て、ランサーは盛大に溜息を吐いた。どうやら自分の出番は暫く廻って来ないらしいと結論付けて。

 

「……まぁたお得意の悪巧みかよ?」

「まぁね。教会勢力にぶつけて削っておきたい。何なら『八神はやて』を仕留めて欲しいものだ」

 

 神秘の秘匿を考えずに暴れ回るのは怒り心頭だが、それでもこの『例外』は放置しても『超能力者一党』を始末してくれそうな期待感を抱かせる。

 ならばこそ、それ以外にも有効的に使えないかと企むのは『魔術師』の性である。散々使い潰して始末は自分の陣営で着けるのが『魔術師』の中の既定事項である。

 

「おいおい、この前の交渉とやらはどうなったんだよ? 引き伸ばしまくって結局結論が纏まってないけどよぉ」

「もう状況が変わっている。それにあれは『ワルプルギスの夜』が終わるまでの停戦協定に過ぎないし、話を纏めた覚えもない。これは即座に決断して交渉を成立させなかった奴等の落ち度だ」

 

 元々あの交渉は単なる時間稼ぎであり、成立させる気など『魔術師』には欠片も無かった。

 どう頑張っても、蒐集が後々の重荷になって『八神はやて』の身柄は時空管理局に持ち去られる。『八神はやて』を人質にすれば、自動的に『ヴォルケンリッター』を、そしてクロウ・タイタスやアル・アジフも思い通りに出来るだろう。

 

 ――最終目標が時空管理局の勢力の影響を『海鳴市』から完全に駆逐する事である『魔術師』にとって、それは看過出来ない事態である。

 

 『ワルプルギスの夜』を乗り越えた今、『八神はやて』の始末を秘密裏に且つ性急に行う必要性に迫られていた。

 

 ――自分の手を下さずに『例外』を誘導し、『教会』陣営にぶつけて、『超能力者一党』を壊滅させるまで協力(サポート)する。そんな都合の良い道筋を所望としている。

 あれこれ考えた処で、一つ名案が思い浮かぶ。『魔術師』は邪悪に笑った。

 

「――ああ、何だ。使える駒が一つあったじゃないか。都合の良い事に復讐に燃えている事だし、強力に手助けしてやろう」

 

 

 

 

(精度が著しく落ちている。あの程度の狙撃を事前に察知して撃ち落とせないとは)

 

 『過剰速写』は溜息を吐いた。先程の狙撃は恐らく対物ライフル級の兵器に風力系統の能力で強化促進させた致死の魔弾であるが、全盛期の彼ならば発射させる前に片付けられていた。

 

 ――それを可能とするのが『未来予知』であり、周囲の時間の流れを観測して情報化する事によって、確度の高い未来を一週間先まで予測出来た。

 嘗ての『過剰速写』、いや、第八位の『時間暴走(オーバークロック)』は――。

 

(今は三秒先が限度で『不可視の右腕』は健在か。酷い片手落ちだ)

 

 右腕が千切られた副産物、幻影肢によって行使可能となった『第三の腕』は発動出来たものの、一番頼みにしていた未来視が此処まで劣化している事に『過剰速写』は危機感を抱く。

 此処まで完璧に自身の能力が再現されている以上、未来視が阻害されている理由が自分自身の異常ではなく、外的な要因があるのではと疑いたくなる。

 

(基本方針は『見敵必殺(サーチ&デストロイ)』、己のような複製体を生み出した勢力の殲滅は確定事項だが――)

 

 今日一日は『釣り野伏』と洒落込んだが、成果は著しくない。

 釣れたのはあの狙撃手一名、一般人に紛れて追跡してきた三名のみであり、もっと大々的に――最新鋭の装備を保有する処刑部隊である『猟犬部隊(ハウンドドッグ)』やら少数精鋭の能力者集団『スクール』みたいな暗部の襲撃を前提にしていただけに、肩透かしも良い処である。

 

(問題はその後。オレ自身の行動原理か――)

 

 現在は三階の外側が崩れている廃ビルにお邪魔し、遅めの食事を取っている最中だった。

 コンビニのレンジで暖められたオニギリを食い散らかし、缶コーヒーを飲みながら一息吐く。

 思考にゆとりが出来れば、否応無しに自分の目的を考える必要に迫られる。

 

 ――はっきり言ってしまえば、この異なる世界に『過剰速写』――否、赤坂悠樹の生存理由は何一つ無かった。

 

 赤坂悠樹の行動原理は『復讐』に尽きる。

 双子の妹を殺した銀行強盗犯の殺害、自身を学園都市に捨てた老夫婦への報復、ついでに怨恨深き学園都市の崩壊――それと何とも下らない私事が一件、それを成す為だけに全存在、全寿命を賭けて失敗した。

 

(無能力者(レベル0)の『幻想殺し(イマジンブレイカー)』なんて、一体どんな冗談だよ。性質の悪いったらありゃしない……)

 

 超能力者(レベル5)の能力行使さえ無効化する特大の例外たる無能力者によって、彼は打ち倒された。

 『過剰速写』の記憶は其処で途絶えている。状況判断からして、其処でオリジナルの彼は死亡したと見える。

 『A』の『最強』さえ打ち破った『ジョーカー』たる彼は、『3』の『最弱』にだけは出遭ってはならなかった――。

 

(屈辱的な記憶だが、それはどうでも良い。問題はこの世界に復讐相手が居ないという事だ――)

 

 それは自身の存在意義が欠片も無いと言っても過言ではない。

 胸を焦がす憎悪を糧に、復讐だけを夢見て彼は寿命を燃やして生き続けた。

 『最強』を打ち倒すまでに、彼は他に生きる目的を見い出せず、想定した通りの最悪の道筋を辿った。

 

(惰性で生きるには人間の寿命は長すぎる。やはり目的を果たしたら速やかに自害するべきか……)

 

 またやり直そうなんて気にはならない。何度繰り返しても、あの結末に至るだろう。そもそも自身の生涯に一片の悔いすら無い始末だ。

 

(我ながら詰まらない結論だ。憎悪に狂い猛っていなければ、既に死んでいる人形だ。――憎むべきは、あらゆる意味で終わった人間を蘇らせて目覚めさせた馬鹿な研究者どもか)

 

 ――それで良い。心地良い憎悪を糧に際限無く殺し尽くす。

 それが今現在の彼の、破滅的なれども確固とした行動原理だった。

 

「食事が終わるまで待っていてくれるとは、お優しい事だ」

「最後の晩餐ぐらい邪魔しないであげるという、ミサカの慈悲深い心さー。感動して咽び泣くと良いよ?」

 

 立ち上がり、缶コーヒーを飲みながら新たな追跡者を迎える。

 暗闇の中、頭髪から電撃を撒き散らして現れたのは一人の少女であり、その姿には『過剰速写』にとって嫌なほど見覚えがあった。

 

「――御坂美琴? いや、『妹達(シスターズ)』か? 最近の学園都市の『複製体(クローン)』は超能力者の量産に成功したのか?」

「いいや、ミサカも君も例外中の例外だね。もっとも、唯一の成功例である君さえ協力してくれればそれも夢じゃないけど?」

「面白い冗談だ。このオレに研究者どもの実験動物(モルモット)に成り下がれと言うか?」

 

 狂ったように笑いながら、『過剰速写』は御坂美琴に似た誰かを無条件に見下す。

 今更な敵だった。『第一位』と『第二位』を打倒出来た自身に、『第三位』の模造品を寄越してくるとは、一体どんな趣向だろうか?

 

「前提が違うっしょ。学園都市の生徒全員が元々実験動物じゃん。ほら、それなら何一つ変わらないよー?」

「とりあえず、テメェが自殺志願者だって事は解った。現代芸術風の愉快なオブジェにしてやるよ」

 

 混じり気無しの殺害宣言を受けながら、ミサカは余裕満々に嘲笑う。

 

「一応自己紹介しておこうかなー? ミサカは『異端個体(ミサカインベーダー)』。死ぬまで宜しくねー」

 

 

 

 


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