ポッケ村の近隣に青の部族が移動を終え、はや1週間が過ぎようとしていた。
移動式住居が村の端に並ぶ光景もここ数年来は見慣れたもので、村人たちも特段の軋轢なく受け入れることが出来ていた。
青の部族はその名の通り、青色に染めた外套を身に纏う古部族のひとつである。
西はメルチッタから、東はなんと海を越えてシキ国にまで。英雄譚や歌劇という民衆に通りの良い技能に長けた彼らは、ハンターという職業の一般化にも一役買った。名の知れたハンターの活躍を謳う「白羽根譚」や「九紋竜の
ここ数年で外部からポッケ村への人の流入が増えているのも、これら青の部族による影響が大きい。注目度が上がったと言えばよいのだろうか。寒冷地に特有の植物や毛皮は、確かに今では特産品として機能を始めているのだ。
そんな寒冷期だのに賑わいを増した村の中腹、ハンターハウスの一室にまで……何か、何かの音が響く。
賑やかなそれら音に意識を引きずり上げられ、王立古生物書士隊三等書士官の青年・ヒントが目を覚ます。
「―― ああ。やっと朝か」
毛皮の肌着姿のまま上半身を起こす。怠さは抜けた。視界に濁りはない。無駄に物事を考えてしまう思考も、残念ながらそのままだ。たらいの水で適当に顔を洗い、髪にぐしぐしと癖をつけてから部屋を出る。
何か騒がしいと思えば、日の出と共に《蠍の灯》の猟団員が村の外へと慌ただしく出掛けてゆく音だった。いつもの音だ。ポッケ村にきてからは村に居るよりも猟場に出ている時間の方が長いとはいえ、これら朝の賑やかさ慌ただしさは何ら変わる事のない日常の光景である。
書士隊員にはそれぞれ部屋が与えられている。外部のハンター用の客室をすべてあてがった形だ。シャルル・メシエは村の端に自分で家を借りているし、「馬鹿者」達は野宿で村に戻らない。山間だけあって土地が潤沢だとは言えないが、こういった客分のための施設があるというだけでも十分だろう。ポッケ村の豊かさが窺える。
ヒントはあくびをかみ殺したまま自分の部屋を出、そのまま隣の部屋の扉をノックする。錠を使って4度。
「起きるんだ、クエス。おそらく僕たちが最後だぞ」
「……ん……」
細い唸り声だが返答はあった。これで十分だろう。ヒントは先に居間に降りると、机の上に作り置きを発見する。ダレンが雇った
ヒントは机に座ると手を合わせ、サシミウオの塩漬けと芋粥で
匙で触れると柔らかく崩れる味の染みた芋を掬っては口元へ運びながら、部屋の壁際に寄せられた木板に視線を向ける。そこには隊員各々の本日の行動予定が書かれた藁半紙が貼り付けてあった。
「ダレン隊長は《蠍の灯》に出頭。会議だな。ウルブズの叔父貴は……休養としか書いていないか。カルカ、フシフは借り宿で療養。ジラバはいつも通り村の鍛冶場。こんな時でも……いや。むしろ僕らが村にいる間こそが彼の本領か。一番休めないのは、ジラバなのかも知れないな」
行動を確認し終えると、ヒントは木板の下辺に張られた自らの行動予定に溜息を吐きつける。
「僕は『休暇』。……まぁ、戦闘要員はこんなものか」
実際にはやらねばならない事は山程ある。先日の管轄外における「ドドブランゴの討伐およびガムートの撃退」に関する報告書も取りまとめは済んでいないはずだ。ただ、それらは隊長たるダレンや、二等書士であるらしいヒシュの仕事であって、ヒントの手伝える部分は少ない。先日合流したあの青の部族の雇われハンターは、書も早ければ絵も達者な万能戦士であるようだ。今はダレンと共に酒場に隣接した猟団部屋で、缶詰めにされているに違いない。
無論、身体を休めるのもハンターとしての仕事の内だ。とはいえ、寝転がっていて妙案が浮かぶわけもない。
「―― わたしも休暇だぁ。」
悩んでいると、自らの部屋からクエスがあくび交じりに顔を出した。後ろ手に扉を閉めて、ヒントの隣の席に着く。
「なんで隣に来るんだ」
「こっちのが暖炉に近いじゃない。冷えるの。あ、朝餉はわたしもそれにしちゃおうっと」
少し席を離したヒントを意に介せず、クエスは席を取ると、すぐさま暖炉へととんぼ返り。手近な棚から木皿を取り出すと山盛りによそい、両手を合わせて祈りの常套句を口にした。
「主の恵みに感謝します。かくあれかし! ……んむ。やだ美味しい!」
そうしてクリシェのために開けた口に、そのまま芋粥を放り込む。
確かに。辺鄙な辺境と聞いていたのだが、ポッケ村は食糧事情のひとつをとっても十分に豊かといえるだろう。ヒントは脳内で理屈をこねる。
「フィヨルド含む、河川や湖が豊富だからだろうか。献立は猟場での保存食と同様でも、魚類は新鮮さが違う。根菜は糖度が増しているようにも感じるな」
「そっかぁ。美味しい、美味しい! ……共和国でも、ヒンメルン山脈なんかは山中訓練があったんでしょ?」
クエスはドンドルマのハンター教習所で別れて後、王国側でハンターとして活動していた間のことを聞いているのだろう。かつて同輩であった彼女に話すには、確かにその辺りが丁度いいか。
ここフラヒヤ山脈とあちらヒンメルン山脈は、大陸の東西にそれぞれ連なる大きな峰だ。緯度としては確かに近い場所もある。……ただし、大きな違いがひとつ。
「あちらは通商路も山道も、かなり人の手が入っているよ。山脈それ自体が東西の国への短縮路だからね。国費を入れられているし……だからこそハンターにも一定の需要があった。護衛だったり討伐だったりで仕事には事欠かない」
「ならフラヒヤ程には辺境じゃあなさそうだね。で、そっちのご飯は?」
「やっぱり君が気にするのは食事か。……さて、どうだったかな。僕は共和国には殆ど滞在しなかった。おかげで獣の肉の血抜きと、食べられる野草には詳しくなったが」
「わかった。碌な料理はなかったことが、わかった。……ごちそうさまでした!」
きちんとよく噛みよく飲んで食事を胃に詰め込み、クエスは食事を終える。
とうに皿を空にしていたヒントと揃って掌を合わせると、彼女は立ち上がった。どこかへ出かけるつもりだろうか ―― と。
振り向く。頭の横で結われたふたつの結び髪が、暖気になびいてひらりと揺れる。
「それじゃあヒント。わたし達はどうしようね? ダレン隊長は邪魔したくないし、ウルブズ叔父さんはふらふらしてる。ジラバの
彼女の中では行動を共にするのが決定事項であるようだ。
確かにヒントとクエスはセットで扱われることが多い。教習所でも同期、書士隊としても同期、年も同じ。ハンターとしての
ただし彼女が今考えている事……本日という持て余した休暇の使い方というのは、確かに、ヒントにとっても命題だ。頭を回す。
「妥当なところなら、慣らす程度の体術の訓練というのもある。他にも、村の端に来たという青の部族の興行は……今は公演はしていなくても、準備などは見られるかも知れないな」
「なるほど。そういうのも有りよね」
クエスはうんうんと頷き、口を閉ざした。ただ今に挙げられた休暇の使い道を吟味しているようだ。ぐりぐりと表情を動かしては唸っている。今の内に片づけをしてしまおうと、ヒントは食器をまとめて重ねると、調理用途の水路から水を汲んでさらす。
そして、居間へと戻ると。
「ねぇヒント」
クエスの視線がじっと留まり、こちらへと向けられていた。
少しばかり嫌な予感もするが、視線の圧力に逆らわず、彼女の向かいに腰かけると。
「わたしまだ、ポッケ村に来てからは中央部辺りしか知らないの。ねえ、ヒントはもう村を見て回ったりしたの?」
「いいや。ないな」
「なら一緒に行きましょうよ。久しぶりに連れ添いで観光なんていいじゃない! ね、ね?」
軽い調子で、そうと言葉を口にする。
どうやら観光のお誘いのようだ。ヒントは考える。
「……なるほど。僕もポッケ村の現状や設備には興味がある。断る理由はないね。……それに、君からの提案なのはありがたい。よそ者が単独歩くよりも、ふたりで居た方が。村人や猟団員からのあたりは良くなるだろうからね」
「なによ、その捻くれた考え方!?」
「僕なりに自分を納得させるための方便、のようなものだ。君は気にしないでいいとも」
「気にするわよー! 気にするなって無理じゃない? ねぇねぇ!!」
姦しい声に背中をまくられながら、ヒントは自室に戻って外套を被ることにした。
おかげで本日の予定は決まったのだ。もう焦る必要は、ないのだから。
■□■□■
借家を出て、真っ先に向かうことにしたのは「鍛冶場」。最も借家に近いから、という理由である。
未だ太陽は中天にかからず。朝方に寄ったハンター達からの注文に応え終え、それでも出掛けている間でこなすべき注文の山を突きつけられた……つまりは未だ繁忙の最中であろう鍛冶屋へと足を伸ばす。
観覧。観光である。楽しむための場所としてはいかがな物かと思う事もあるが、クエスにとっては十分に興味を惹かれる内容なのだ。彼女の感性について、ヒントはよく知っている。同期のハンターの中でもとびきりの変人との触れ込みで、しかしそれが契機となって書士隊に籍を置くことになったのだとも聞いている。
「僕の様に、ハンターとしての経験を積んだ上で……ミナガルデの内情について詳しいからという物々しい理由で招集されたのとは違うからね。君は」
自嘲を込めて、ヒントは口の端を吊り上げた。書士隊員達はそれぞれに得意分野を持っている。ダレンは今は民俗学。ジラバは武器、クエスは防具。ウルブズも民俗学……と言いたい所だが、あの敬愛すべき叔父貴はそれを
そんな隊員達とは違い、ヒントはハンターにしろ書士隊にしろ道半ばに過ぎると感じている。統率力や知識でダレンに届くとは思わず、ハンターとしてはウルブズに遥か及ばず。知識はあれど、それは決して「学問」では無い。専門分野と誇れるものが、未だないのだ。
……などと視線を下に向けている内に、クエスが足を止めていた。自らを卑下したこちらへ向けて振り向く。ふんと鼻を鳴らし。彼女らしく押しの強い意志の宿った瞳で、くだらないと一蹴する。
「そんなのは関係ないわよ。だってこのダレン隊の選抜基準は『ハンターとして最低限の経験と一定分野に関する知識を併せ持ち、探究心を発揮できる人員を選んだ』……って、ダレン隊長から聞いているもの。知識の内容に貴賤なんてものはないでしょう?」
「けれど役に立つ、立たないはあるだろう? 系統立てて考えれば、世に広まるのは役立つ知識の側だ。僕の知識は現場向きなのは理解しているが、書士隊としてみるならば、どうかな」
「いやいや。知識が役に立つかどうかと、あなたが必要かどうかは別でしょ。混同してたらキリがない。わたし知っているわ。あなたは、今回の遠征についてこられるだけの実力と知識を併せ持っている。広く浅く。悪く無いじゃない?
それはそうだ。現場に入ってから悩む内容ではない。彼女の言う通りである。
実に合理的だな、とヒントは思った。悩むことそれ自体に有意義か否かを問えるとは、それはそれで新たな知見というもの。悩むべき時合でないのであれば、悩まなければいい。彼女が言うからこそだろうか。不思議と、思ったよりも、理屈どうこうより……飲み込むのに引っ掛かりがないように感じた。
呆れではない。からっとしたその問い様に、自然と口は緩まっていた。ヒントは息を吐き出した。白く濁り、いずれ透明に空へと消える。
「ないな。無駄な思考だった。君の言う通りだ」
「でしょ? さ、観光観光! 防具の点検は昨日した。武器は鍛冶屋に預けてる。ついでに取りに行きましょ。で、さっきみたいに沈んだ表情のままついてきてみなさい? わたしがはっ倒してあげるから!」
笑顔で言うと、クエスは我先にと坂を下ってゆく。ヒントはその背を視線で追い、ゆっくりとした歩みで彼女の轍をなぞってゆく。
鍛冶場はハンターハウスとは目と鼻の先。ポッケ村の中央部分に包括されて建築されている。装備品の手入れをするに、近くて損はない。そういうハンター達の要望に応えて、こういう立地になったのだそうだ。
玄関口で挨拶をすると、通用路から奥へと入る。入り口では仕立てアイルーが獣人族の背丈に削りだされた人形で鎧下の合わせをしていて、ヒントを見つけると耳をぴんと立てて挨拶を返してくれた。近年は「オトモアイルー」の普及に努めていることから、獣人用途の防具の作成も試行錯誤されているようだ。
いよいよ中央部付近に立ち入ると、真白く寒冷な村中の光景とはうって変わって、鉄の音と火の明るさと熱気に包まれていた。
「おや。おふたりとも、見学でしょうカ」
ふたりの来訪に気づいたジラバが顔をあげる。何やら熱された金属を竜鱗の
「ああ、ただの見学だ。僕もクエスも休暇を持て余してしまって、村を回ろうと思ったんだ。……邪魔じゃあないか?」
「まったくもって。むしろクエスさんがいらっしゃるのならば、最後に工房の方にお声かけいただいて、鎧下の微調整に付き合ってくだされば嬉しいくらいですネ」
ジラバからの返答に、ヒントは胸をなでおろす。クエスはというと興味のまま、調整修繕済みの防具が並べられた区画へと直行しているようだ。騒がしくも喜びの声がそちらから絶えることなく聞こえてきている。どうやらこれ以上手を加える事のない品のため、面積は取るが人の密度は少ないらしい。工房の監督にすみませんとヒントが頭を下げると、笑って「良し」のハンドサインを返してくれた。
くっくと笑いながら、ジラバが背を震わす。ここ鍛冶場こそが彼の本来の職場である。熱にあてられ紅潮した肌は、いつもよりも血色良く見える程だ。
「では了解もいただきましタ。ヒントさんはどうぞ、あちらの彼女に付き合ってあげてくださイ。心配せずとも許可は簡単に降りますかラ。本当はご案内したいのですけれども、ワタクシは隊長の『斬破刀』の微調整と……それに、あの『姫君』の防具図案の読み込みに時間を割いていましてネ」
「姫君 ―― シャルル・メシエか。そういえば市井に知れた防具の作成者だったな。まさかご本人が急伸最中のハンターだとは思わなかったけど」
ええ同感です、とジラバが続ける。
水から引き上げた金属片を裏表にかざして歪みを確認。続けて満遍なく表面を打診し、層の均一さを確認しながら。
「彼女の……いエ。メシエ・カタログは
逆接をおいて、ジラバは手元に重なった山から一枚の図面を引っ張ってくる。
女性ハンターに向けた防具の図面。飾り袖や肌の露出面積が多い。素材は皮が表面を覆う造り。その柔らかさを生かすという側面もあるが、デザイナーによる意図が強いのは明らかだ。
どこかで見覚えがある。しかし、思い出せはしない。ヒントは諦めてジラバに問う。
「これは、シャルル・メシエによるもの……か?」
「
『
この話を本当だと仮定する。それはつまり、この防具がデザインだけでなく何かしらの有用性を多分に含んでいる……という事でもあるのだろう。
心当たりはなくもない。ダレン隊長が扱う「気」や、高位のハンター達が語る「気炎」に近いもの。そういう不可思議な何かに彩られていさえすれば、市井一般の感覚からは大きく外れた力をも生むことが可能だと、ヒントはようく知っている。
「ご慧眼。そしてワタクシは、それを否定すべき立場にはありませんので」
「成る程。ジラバの論文は、モンスターの希少部位を鎧や武器に使用する事の有用性を示したものだったか。『生物の中心部』っていう、素材っていう目減りする視点からかけ離れた着目点が……ああ、なるほど。そういうことか」
合点する。そういう専門範囲の外から引いてきた(としか思えない程に異質な)考え方や視点は、近くで見るには異質そのものであっても、蚊帳の外から見る分には面白くも感じるのである。
ジラバは「ですね」と同意して。
「出した当初、学会では悪目立ちでありましたが、ハンター界隈の皆様の後押しと……おかげ様でかギュスターヴ殿のお目にとまりましテ。ワタクシは今、こうして書士隊に属することが出来ていまス。……とにかく。恐らくはそういう部分、『ハンターとしての技能を長ずる』という点にこそ真髄があるのではと睨んではいますが……いやはや、生来の筋肉量に乏しいワタクシの身体では、ハンター業というものの根っこに辿り着くには非常に時間を要しますからネ。だから今は皆さんのお力を借りさせていただいていまスよ」
そうは言うが、鍛冶場の炎を映したジラバの目は……今現在困難にぶつかっていることの楽しさに
壁にぶつかる事すらも醍醐味、という事なのだろう。ヒントとしても感覚は判らなくもない。
「楽しそうだな、ジラバ」
「大正解ですとモ。……理論立てて解釈できるかは判りませン。が、証明さえ出来れば順路はあとからついてくることも多いでショウ。ええ、これすらも先行研究という事ですネ!」
持っていた金属片を炉に放り、図面を慎重に遠ざけてから、ジラバは満面の笑みを浮かべた。鉄火場に遠きはなく、本拠は此処に。そう、高々と掲げた両手でもって表して見せた。
「―― ちょっとー! ヒント、何処行ってるのー?」
……遠くから声が聞こえる。端から置き去りにしていた連れを、今になって探しているらしい。
またも背を震わせながら、ジラバは促す。
「ワタクシは武器が専門なのでス。これら鎧に関してはお連れのクエスさんが専門でありまショウ。お待ちのようですし、ワタクシはこれにて。……と、と。『
最後に注文を取り付けると、ジラバは工房の奥へと戻っていった。戻るなり村の職人達に声をかけられている。どうやらやはり、可変武器に関してはジラバの専門性が有用であるらしく、
「おーい、ヒントー?」
「……今行くよ、クエス。ただし、ジラバも工房の人達も働いているんだ。もう少し声量を抑えるべきだね」
はーい、というあからさまな生返事が聞こえる。
未だ防具にお熱の最中にあるクエスの元へ向かう。彼女の熱が少なからず消費されるまで……具体的には昼まで。順繰り、防具の展覧会と相成った。
1章よりも2章のこの2人のほうがライトノベルとしては王道のハンター物語している気がする今日この頃。
新年あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願いしますね!
・サシミウオ
私の書き物に頻出する。食用の魚類でいえばこれか大食いマグロがどうしても頭をよぎるので……で、大食いマグロはこれよりも高価なイメージ。
私の書き物は人物たちが基本的に猟場にいるので、陣中食みたいなやつが多いので食欲はそそられない(戒め。
・
普通であればルビを振られる側を、あえてルビに持ってくるスタイル。
この作中の人達がジェネラリストっては絶対に言わないけど、他のマイナスの意味を含まない言い回しが思いつかなかった。
・ポッケ村の鍛冶場
売り場の面積はあれでしたが、立地はよいでしょうねー。
あの温泉が天然なのか、はたまた鉄火場などからの副産物なのか……という
次はおデート後編です。
ポッケ村を思い切り自由に描写できて、とても嬉しい……。