モンスターハンター 閃耀の頂   作:生姜

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 主にオリジナル人物の解説、作中主要人物のネタ解説などをメタ的な視点から行うための項目です。それ以外の所などには軽くしか触れていません。
 読まなくても作中の理解に問題が無いよう構成出来ていれば私としては嬉しいですが、そんなことはないでしょう(ぉぃ。
 2章へのあしかけに、暇つぶしにでも目を通していただければ幸い。

▼名前(設定がある場合は年齢)→(2章開始時の年齢)
 出展元がある場合は明記。
▽作中で意識して設定しているスキル


□■ 人物紹介(etc) ■□

 

 

 

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  主要人物

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▼ヒシュ(16)→(19)

 本作の主人公。大陸南洋(ガラパゴス辺り)のアヤ国、奇面の民出身の男。

 本作突入前は「新大陸」において、それなりの地位を持っていたハンター。人間でありながら、奇面の民(ゲームでいうチャチャブー、チャチャ、カヤンバ達が属する種族)として育てられた経歴を持ち、ほとんどを木彫りの仮面を被って過ごしていた。

 彼が自分で選ぶに至ったヒシュという名は旅に出る際、実質の親とも言うべきアヤ国の『四つ巴の部族』の長のひとり『奇面の王』に付けられたもの。なのだが、仮名を使い回しすぎてあまり思い入れが無かった……ジャンボ村に来るまでは。

 主要武器は、双剣というよりは、片手剣の二刀流。1章では体格に難があり、刀身の長い物や重い武器は機動力を削ぐため使い捨てる傾向があった。

 養子とはいえ旧大陸の戸籍上は性もある。フルネームはヒシュ・アーサー。

 

▽力の解放/本気

 闘魂/挑戦者

 調合師

 錬金術

 一閃

 心眼

 気配(マイナス)

 ハンター生活(地図常備+釣り名人+肉焼き名人)

 

 

▼ネコ(人間換算16くらい)→(22ちょいぐらい)

 本作のヒロイン。デデ砂漠の最奥、ネコの王国出身。原作キャラ、子細は次章。

 ハンターのお供を務めるアイルー、『オトモアイルー』の実績を積むためのテストケースを務めている雌獣人。アヤ国は『四つ巴の部族』の長のひとり『子子の王』のひとり娘である。ネコの王国で研修をしていた所、ヒシュのお供として呼び戻された。色々あって種族を超える友人となったヒシュには厚い信頼を寄せている。

 ネコは本名。ゆるやかな弓なりにぴんと張った髭は同性アイルーの羨望の的で、異性アイルーの輝やける星でもあるが、眼中に無い。

 主要武器は小刀と投擲全般、罠やスリングなどの小道具、バリスタや大砲などの工匠兵器。四つ足での動作を隠すためポンチョの様な外套に身を包んでおり、搦め手が上手い。

 

 

▼ノレッジ・フォール(16)→(19)

 王立古生物書士隊、三等書士官。王都リーヴェル出身。1章の副主人公。後ろ髪では無く、顔の横で三つ編み。

 糞便収集係だったが、ハンターとしての資質を見いだされて転属。隊長であるダレンに連れられてテロス密林を訪れた所、ずぶの素人だのに怪鳥襲撃、未知遭遇、特訓色々、砂漠魚竜、砂漠灼角、銀一角竜からの未知討伐と1年間で凄まじい連戦を強いられた少女。命の危機に晒されつつも、おかげでハンターとしてめきめきと頭角を現した。一般的な新人と比べても群を抜いて感覚が鋭く、目が良い。

 作中一章の最後においてハンターランク6、二等書士官にも昇進した。ハンターとしての比重が高かったせいでか、文章はまだまだ。

 主要武器は重弩。ヘヴィボウガン。

 出展はハンター大全、オオナズチの要項から。

 

▽飢狼(スタミナ最低値の際に、クリティカル率がアップ)

 精神力/一心(生肉を食べられる)

 ランナー

 耐暑

 ハンター生活

 

 

▼ダレン・ディーノ(22)→(25)

 王立古生物書士隊、二等書士官。メタペタット出身。

 現役の行動派書士としては最上位の位であったためロンに目を付けられ、未知が居ると思わしきテロス密林に遠征させられ、しかし思惑通りに事を完遂させた名実共に隊長に相応しい実績を挙げた人。ハンターとしては中堅だが、書士隊の業務に比重を割いていたため「3」というランクは飾りに近い。ノレッジの成長を頼もしく思う反面、自らのハンターとしての実力不足を心苦しく思っており、ドンドルマで修行に打ち込むことで一定の成果を得た。

 割愛されている部分も多いが、植生、観察、調査、そしてそれらの報告といった部分においては部隊の中で最も活躍していた。書類仕事や管理業務も手慣れており、事後の収束が早かったのは間違いなく彼の手腕である。

 武器は当初片手剣、ドンドルマでの修業を経て大剣に持ち替えた。大剣を楯として使う頻度が高いため、比較的修復が容易な竜骨の大剣『竜の(あぎと)』を選んだ。

 1章末尾にて、未知の狩猟という成果やドンドルマでの評判の良さ、行動派の書士隊員の少なさといった様々な事情から一等書士官(大部隊長)に昇進した。高官だが、書士隊でしかも現地派なので仕事の内容はあまり変わらない。

 出典はハンター大全、クシャルダオラの項目など。古龍の章全体の編纂を務めたと思われる。

 

▽集中

 金剛体(各種受け身)

 

 

▼ライトス(22)→(25)

 四分儀商会の隊長。ジャンボ村に資材を工面するための依頼を多数発注した。ヒシュがそれをこなすことで村の発展に寄与しつつ、旧大陸の鳥竜種についての経験を積んでいた。

 ジャンボ村に駐在している訳ではなかったが、未知の狩猟が成された報告を受けた際は大喜びしていた。

 

 

▼パティ

 原作キャラ。ジャンボ村酒場(ハンターの依頼窓口(クエストカウンター))の受付嬢。ゲームと小説版で性格が結構違う。本作は強気。

 ハンター大全内でジャンボ村村長に何かしらの恩義を感じていると思われる挿絵があり、開拓したての村にギルド公認の受付嬢が居るのは恐らくその辺が関係している。

 恩義か、友誼か、はたまた。お祭りムービーなどで村長と再会している姿を見かける事ができる。

 

 

▼ジャンボ村の村長

 原作キャラ。鼻の高い竜人族の青年。竜人族は合理的で思慮深い人種であるとされていて、彼のように好奇心に満ちた人物はいわゆるアウトローであると思われる。

 ナンバリングタイトルである「モンスターハンター4」に登場したシキ国のシナト村は彼の故郷であり、うり二つのシナト村村長は彼の弟である。シナト村それ自体も竜人族としては少数派かもしれない。

(……とはいえ竜人族が合理的云々は最初辺りの設定で、最近の作とかを見る限り世代の若い竜人族はこんなものなんじゃないかなぁ、とは思いながら書いております。裏方してるのもお年を召した方が多いですしね)

 

 

▼リー(17)

 砂漠地帯に在る最大の集落、レクサーラ村のハンターズギルド受付嬢。

 ラーという義姉と、ルーという実妹がいる。

 作中1章ではノレッジ・フォールが大変お世話になった。主に書類仕事で。

 師匠に似てかなり無理をするノレッジを心配している。

 

 

▼バルバロ・シェパード(32)

 レクサーラに在る猟団もどきの団長。ハンターランク6の凄腕大剣使い。

 妻とは5~6年ほど別居状態にある。

 

▽抜刀術

 

 

▼クライフ・シェパード(16)→(19)

 バルバロの息子。ハンターランク3の槍使い。

 楯を使った防御的な立ち回りを得意とする。

 どうにもならない事やとんでもないハンター達を目の当たりにして、よく悪態をつく癖があった。

 悪癖をやめる努力はしている。

 

 

▼ウ・ヤンフィ(26)

 バルバロ率いる団の副団長。ハンターランク4の機動力に長けた片手剣使い。眼鏡。

 クライフの事は憎からず想っている。

 

 

▼フェン・ミョウジョウ(60超)

 ハンター達が教習所で教わる主流の流派の元頭目。引退しているが、ハンター黎明期を支えたランク7のモンスターハンターだった。

 老年を迎えてからも有事には現役で、大剣使いから太刀使いに偏向。隠居しつつ太刀という武器種の普及に努めた。

 ダレンがヨウ捨流の修行を受けた際、師を務めた。

 作中1章末、嵐龍の撃退と相打ちに命を落とした。

 

 

▼セネカ・ミョウジョウ(14)→(17)

 フェン・ミョウジョウの孫娘。

 一章閑話②でハンター登録をし、何処へと修行の旅に出た。

 

 

▼フシフ、カルカ

 セクメーア砂漠の「橙の村」で生活していた番いメラルー。

 ノレッジに救い救われたのを機としてハンターズギルド勤めのメラルーとして志願。作中1章の最終決戦で後方支援として駆けつけた。

 立場的には作中キャラが予想した通り、ハンターズギルドの工作員。ロンの直接の管轄下にある。

 

 

 

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  師匠's

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▼リンドヴルム・ソルグラム(32)

 ハンターランク7の大剣使い。現役では最も有名で高名なモンスターハンター。

 特定の猟団の長という訳では無い。現在はドンドルマで陣頭指揮を執る事が多い。

 かつてのヒシュの師のひとりであり、作中ではダレンの大剣の師も務めた。

 愛剣は(G)級ディアブロス特異固体らの角を継ぎ合わせた角王蒼大剣(あーティラート)

 

 

▼ペルセイズ(29)

 ハンターランク7の双剣使いで空中剣技を扱う。《根を張る澪脈》の団長。ギルドナイト。

 何かと有事に駆り出される斥候肌の猟団の団長で、ノリが軽く、暗躍が得意という神出鬼没の男。

 作中ではダレンの指揮術に関する教導を務めた。

 

 

▼モービン

 出展はモンスターハンターフロンティアから(ただし性格と名前以外はねつ造)。ペルセイズの愛猫、兼、相棒。《根を張る澪脈》の副団長。

 腕の立つお供アイルーで、ネコとは旧知の仲。好きな物は女で、よくよく気障な台詞を放つ。

 

 

▼ハイランド・グリーズ(23)

 ハンターランク7の弓使い。かつてクルプティオス湿地からヒンメルン山脈周辺にかけての地帯を根城としていた遊牧民の出で、疎開と共に部族を離れてハンターとなった。

 記録上初めての古龍討伐を成したためそれなりに名は知れているが、人前に姿を出さないので顔は知られていない。

 現在はネコの王国専属の人間ハンター。ヒシュの師で、作中ではノレッジの介抱と教導も務めた。

 装備はラオシャンロン一式の事が多い。作中で身に纏っていたのは龍弓【天崩】、【艶】一式。

 自ら以外のパーティーはオトモアイルーばかりで、タチバナ、ペルシャン、レイヴンが筆頭である。

 

▽オトモ指揮官(采配+号令)

 集中

 豪弾

 精神力(集中+お肉大好き)

 扇射

 装着(装填数+装填速度)

 

 

▼タチバナ、ペルシャン、レイヴン

 タチバナ……語尾から。アイルー間の現地リーダーで図書館書士。妹。属性過多。

 ペルシャン……ですわ。きっと尻尾が縦ロール。白。毛並みが美しい。

 レイヴン……槍と飛び道具、真っ白のほっかむり。多段ミサイルは撃たない。フルネームは多分ラスト・レイヴン。

 

 

▼グントラム

 作中未出で名前だけ登場。《轟く雷》の団長。ハンターランク7の大槌使いで、ヒシュの師。ダレンの体術の師も務めた。

 よくグントラム叔父と呼ばれる。

 

 

▼ギルナーシェ

 ハンターランク7の槍使いで、ヒシュの師。

 元は王国勤めの国営狩猟団《鉄騎》の副団長であったが、団長の失踪に伴い解体。有志の者だけが集まり名前を受け継いだ傭兵猟団《鉄騎》の団長を務めるが、本人は未だに副団長であると固持する。

 作中ドンドルマでのダレンの啖呵には割と感心していた。

 

 

▼ギュスターヴ・ロン

 現在の筆頭書士官(一等より上、1名のみ在籍)。ドンドルマに在住し、引き籠もり派と揶揄される書士隊の一派の頭。

 ……と目されているが、本人は引き籠もりばかりが傾倒した今の書士隊の環境を改善したいと思っており、ダレンを重用した。

 何かと陰謀を巡らせる。脳内イメージがほぼペイラー榊(スターゲイザー)さん。

 

 

▼ジョン・アーサー

 かつての筆頭書士官。ヒシュの師にして、親代わりの人物。本作では操虫棍のさきがけ的な武器を使用。

 旅の途中、ヒシュとネコと姫君を残し、密林の最中で行方不明になった……と記録されている。本作では、実際には生きている模様。

 出展はハンター大全。

 

 

 

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 >>>>そのほか(人物)

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▼シボシ・アラカミ

 ダレンのドンドルマ会議編にて。顔出しのみ。

 古龍占い師の中核を勤めるオババ。

 口癖はふぇぇぇ。

 

▼ロード・ミナガルデ

 ダレンのドンドルマ会議編にて。

 マーキス・オブ・ミナガルデ。ミナガルデ卿。本名はアレク・ミラ・ギネス。

 ハンターズギルド発祥の地ミナガルデを取りまとめる貴族で、王国の猟団《遮る緑枝》の盟主。

 世評は無私とまでは言わないが公平で、貴族にしては王国民らしくなく庶民や世情への理解があり、猟団の盟主とミナガルデギルドの代表を務めるだけあってハンターという職の重要性についても認識が深い、よき為政者。

 黒色が好き。

 

▼ヒノエ

 ダレンのドンドルマ会議編にて。

 《轟く雷》の副団長。顔見せのみ。

 

▼ケビン、ソフィーヤ

 ノレッジの砂漠編より。

 ドンドルマギルドセクメーア砂漠第五管轄地(フィールド)に遠征する際、書士隊の人員として一時的にノレッジ臨時二等書士官の傘下に収まり調査に帯同した三等書士官の男女。恋仲である。

 

▼サー・ベイヌ

 ハンター大全より。

 作中では1章最終決戦の、ヒシュがイグルエイビスを見た時の所感の中で、名前だけ登場。

 貴族位を持ちながらハンターも務める奇異な経歴の書士隊。絵が得意……むしろ、話を聞いているだけなのにあれだけのモンタージュが書けるとなると、そういうレベルを大きく上に逸脱していると思われる。

 

▼ジンガ、フソウ

 閑話①、月刊狩りに生きるの編纂者。

 

▼シャシャ(20)

 閑話③で登場したハンター。ランクは3。

 青の部族の雇われハンターで、星聞きの巫女の専属の護衛を務めている。

 詳しくは次章。

 

▼ジェミナ

 ダレンのドンドルマ編より。

 王立武器工匠の頭領。名前だけ登場。

 

 

 

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 >>>>そのほか(語句)

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▼気炎

 スキルのこと。

 

▼四つ巴の部族

 1章終話、元筆頭書士官の手記より。

 独自設定の語句。アヤ国、ヒシュの生まれた部族。

 

▼メシエ・カタログ

 ノレッジ砂漠編、閑話①より。

 「メシエ・カタログ」という名のハンター向けオーダーメイド防具を作成する同人冊子、またはそれを務める覆面職人集団を指す固有名。

 とても綺麗で、頑丈で、芸術的な防具を作る事で名を馳せた。

 作中既に活動を中止している。

 

▼引き籠もり派、現地派

 書士隊の派閥の事。引き籠もり派と書いて「ロン派」と読み、現地派と書いて「アーサー派」と読む。

 ハンターが黎明期を抜けるに連れて、現地に派遣される書士隊の仕事も裏方が多くなり、モンスターと相対する割合は必然的に減少した。そのため書士官の働く部門によっては、時代の流れと当時の筆頭書士官の動き方の違いになぞらえて、このように揶揄される事が多い。

 (実際には部隊による。1章作中未知の討伐以前の状態では、現地には派遣されるとしても、モンスターと実際に対面するような……ハンターと狩り場でも綿密に協同をするような動きをする部隊は、ダレンの部隊ともうひとつかふたつ程度と勝手に設定)。

 尚、書士隊内での対立は(ハンター大全の内容やゲーム内のフレーバーテキストにこういったものが想像は出来る内容があるとは言え)二次創作。

 ちなみにフレーバーテキストの内容でこれらが想像できる最たる物は上記ジョン・アーサー関連のもの。具体的にはポータブル2ndGのトレジャーや、2ドスの古龍の書、フォンロン周辺のアイテムなど。

 

 





20190102
 グントラムの使用武器を間違えていたため修正。
 双剣 → 大槌。

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