気にいって貰えたら嬉しいです!
それではどうぞ!
「お帰りなさい、創真君。それでどうでしたか?」
「ほれ」
創真は殺せんせーにテストを見せた。
国語 100点
数学 100点
英語 100点
理科 100点
社会 100点
計 500点
「ヌルフフフフフ……さすがは創真君です」
「ランキングには載ってないけど、総合1位。さてと、……総合の部門の触手を貰うよ?」
「にゅ?一本でいいんですか?」
「常識的にお1人様1本までだろ?」
(((スーパーでよくあるアレと一緒かよ!?良いんだよ、もっと貰って!!)))
皆は心の中で突っ込んだ。
「………その代わり色々欲しいものあるから現金を貰う。本来6本なんだから良いよね?金は先生の暗殺に使うし」
殺せんせーは一気に真っ青になった。
「にゅ……………まぁ、給料も、もうすぐなので、暗殺目的に使うのなら、よしとしましょう………さて、君達が破壊できる触手は創真君の総合部門を合わせて4本ですね。それでは……」
「おい、タコ。五教科1位は四人だけじゃねーぞ」
寺坂や村松達が殺せんせーの前に何かの科目の答案を持ちながら立った。
「にゅ?いやいや、国、数、英、理、社、と総合で1位は……」
「はぁ?家庭科が含まれてねぇぞ」
寺坂、吉田、村松、狭間 家庭科 100点
「か、家庭科!?いやいや、そんなのついででしょ!?て言うかなんでそんなのだけ100点を取ってるんですか!」
─────────チャーンス。
創真は内心ニヤリと笑い、口を開く。
「おいおい、殺せんせー。家庭科は大事だろ?だって一人暮らしするときに家事とか出来なかったらヤバイよ?」
「そんなのとか失礼じゃね?最強と言われてる家庭科さんに」
創真とカルマの発言で決定打となった。
「学年一位がさらに四人!よって破壊できる触手は8本!」
「8本!?ヒ、ヒィィー!!」
「それと先生。今回の暗殺は賭けの戦利品も使わせてもらいます」
「にゅ……?」
磯貝の発言に殺せんせーは目を丸くし、磯貝は詳しく説明を始めた。
創真side
数日後、テストも終わり、終業式だ。今は皆であいつらを待っている。
「やぁ、浅野君。お久しぶり」
「結城 創真……何かようかな?僕は暇じゃないんだが」
「おいおい、何か忘れてるだろ?」
寺坂も詰め寄る。
「忘れてるなら言ってあげるよ。賭けてたよね?五教科を多くとった方が命令1つ、と。そして僕らは勝った。だからさっき磯貝君がメールで送ったものを貰うよ…………何か異論でもあります?」
「クッ……」
浅野を除く他の五英傑は悔しそうな表情を浮かべる。
「不満ならよ、家庭科とか入れても良いんだぜ?それでも俺等が勝つけどな」
……………果たして寺坂達がどや顔出来る発言なのかは僕にも分からない。去ろうとすると、浅野が声をかけてきた。
「……お前は今回、理事長の作ったテストを受け、そして、全て満点をとったそうだな」
「レベルが全然違うね。恐らく君でも点は70位だと思うよ……………次は同じテストで勝負しようかな?いや、やっぱ良いや。だって、君達の受けたテストは簡単すぎて退屈だし」
「……………………!!」
浅野は何も言わずに去っていった。
集会後、皆は教室に戻ってきた。要らないデカイ夏のしおりを渡された後、殺せんせーは話始めた。
「……さて、君達はこの夏休み中にビックイベントがありますね?」
あ、賭けの戦利品ね。
「本来はA組の特典ですが、君達ももらう資格がありますねぇ。トップ50をA組とE組で独占してますから」
そして、その内容は、島でリゾートだ!まぁ……………暗殺も兼ねてるけどね。
「触手のハンデに満足せず、四方が水の島を使う…………本当に君達は侮れない生徒になりました。これはターゲットとしての私からの成績表です!」
二重丸の成績表が教室に舞い上がった。
「これはうれしいねぇ………」
「夏休みもたくさん学んで、遊んで、たくさん殺しましょう!暗殺教室、基礎の一学期……これにて終業!」
おまけ
「殺せんせー、これ請求書」
「じゅ、100000円!?」
「嫌なら結構。変わりに、教科毎に全部1位取ってるから、その分を破壊する触手を足すだけ。そしたら、破壊する触手は13ほ……」
「分かりました!……分かりましたよぉ……」
創真は100000円をゲットした!!ちなみに全てマシンシリーズに使う。そして新たなマシンもcoming soon。
「これで全部か」
「創真の奴、驚くかな~?」
「俺様達からのプレゼントだ。あいつの反応が楽しみだぜ!そして、ガンダムファンの方には………待たせたな、とでも言っておこうか」
あの2人+コウモリ1匹も何か企んでいるようだ。
THE NEXT story 1/11PM 22:00
裏話ですが、本当は創真のテストの点は、浅野と一緒にする、って言うプランがあったんです。そうすれば今回のように強引な話にはならなかったんです。
だけど創真が、僕なら普通は500点だろ、と言って聞かないもので……
「おい、作者。お前の家に爆竹投げ込むぞ?」
……爆竹は嫌なのでここらで失礼します(笑)