結城 創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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強引な点がありますが……ご了承ください!


気にいって貰えたら嬉しいです!

それではどうぞ!








第51話 終業の時間 一学期

「お帰りなさい、創真君。それでどうでしたか?」

 

 

「ほれ」

 

 

創真は殺せんせーにテストを見せた。

 

 

国語 100点

 

数学 100点

 

英語 100点

 

理科 100点

 

社会 100点

 

 

計 500点

 

 

「ヌルフフフフフ……さすがは創真君です」

 

 

「ランキングには載ってないけど、総合1位。さてと、……総合の部門の触手を貰うよ?」

 

 

「にゅ?一本でいいんですか?」

 

 

「常識的にお1人様1本までだろ?」

 

 

(((スーパーでよくあるアレと一緒かよ!?良いんだよ、もっと貰って!!)))

 

 

皆は心の中で突っ込んだ。

 

 

「………その代わり色々欲しいものあるから現金を貰う。本来6本なんだから良いよね?金は先生の暗殺に使うし」

 

 

殺せんせーは一気に真っ青になった。

 

 

「にゅ……………まぁ、給料も、もうすぐなので、暗殺目的に使うのなら、よしとしましょう………さて、君達が破壊できる触手は創真君の総合部門を合わせて4本ですね。それでは……」

 

 

「おい、タコ。五教科1位は四人だけじゃねーぞ」

 

 

寺坂や村松達が殺せんせーの前に何かの科目の答案を持ちながら立った。

 

 

「にゅ?いやいや、国、数、英、理、社、と総合で1位は……」

 

 

「はぁ?家庭科が含まれてねぇぞ」

 

 

寺坂、吉田、村松、狭間 家庭科 100点

 

 

「か、家庭科!?いやいや、そんなのついででしょ!?て言うかなんでそんなのだけ100点を取ってるんですか!」

 

 

─────────チャーンス。

 

 

創真は内心ニヤリと笑い、口を開く。

 

 

「おいおい、殺せんせー。家庭科は大事だろ?だって一人暮らしするときに家事とか出来なかったらヤバイよ?」

 

 

「そんなのとか失礼じゃね?最強と言われてる家庭科さんに」

 

 

創真とカルマの発言で決定打となった。

 

 

「学年一位がさらに四人!よって破壊できる触手は8本!」

 

 

「8本!?ヒ、ヒィィー!!」

 

 

「それと先生。今回の暗殺は賭けの戦利品も使わせてもらいます」

 

 

「にゅ……?」

 

 

磯貝の発言に殺せんせーは目を丸くし、磯貝は詳しく説明を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創真side

 

 

数日後、テストも終わり、終業式だ。今は皆であいつらを待っている。

 

 

「やぁ、浅野君。お久しぶり」

 

 

「結城 創真……何かようかな?僕は暇じゃないんだが」

 

 

「おいおい、何か忘れてるだろ?」

 

 

寺坂も詰め寄る。

 

 

「忘れてるなら言ってあげるよ。賭けてたよね?五教科を多くとった方が命令1つ、と。そして僕らは勝った。だからさっき磯貝君がメールで送ったものを貰うよ…………何か異論でもあります?」

 

 

「クッ……」

 

 

浅野を除く他の五英傑は悔しそうな表情を浮かべる。

 

 

「不満ならよ、家庭科とか入れても良いんだぜ?それでも俺等が勝つけどな」

 

 

……………果たして寺坂達がどや顔出来る発言なのかは僕にも分からない。去ろうとすると、浅野が声をかけてきた。

 

 

「……お前は今回、理事長の作ったテストを受け、そして、全て満点をとったそうだな」

 

 

「レベルが全然違うね。恐らく君でも点は70位だと思うよ……………次は同じテストで勝負しようかな?いや、やっぱ良いや。だって、君達の受けたテストは簡単すぎて退屈だし」

 

 

「……………………!!」

 

 

浅野は何も言わずに去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集会後、皆は教室に戻ってきた。要らないデカイ夏のしおりを渡された後、殺せんせーは話始めた。

 

 

「……さて、君達はこの夏休み中にビックイベントがありますね?」

 

 

あ、賭けの戦利品ね。

 

 

「本来はA組の特典ですが、君達ももらう資格がありますねぇ。トップ50をA組とE組で独占してますから」

 

 

そして、その内容は、島でリゾートだ!まぁ……………暗殺も兼ねてるけどね。

 

 

「触手のハンデに満足せず、四方が水の島を使う…………本当に君達は侮れない生徒になりました。これはターゲットとしての私からの成績表です!」

 

 

二重丸の成績表が教室に舞い上がった。

 

 

「これはうれしいねぇ………」

 

 

「夏休みもたくさん学んで、遊んで、たくさん殺しましょう!暗殺教室、基礎の一学期……これにて終業!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

「殺せんせー、これ請求書」

 

 

「じゅ、100000円!?」

 

 

「嫌なら結構。変わりに、教科毎に全部1位取ってるから、その分を破壊する触手を足すだけ。そしたら、破壊する触手は13ほ……」

 

 

「分かりました!……分かりましたよぉ……」

 

 

創真は100000円をゲットした!!ちなみに全てマシンシリーズに使う。そして新たなマシンもcoming soon。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで全部か」

 

 

「創真の奴、驚くかな~?」

 

 

「俺様達からのプレゼントだ。あいつの反応が楽しみだぜ!そして、ガンダムファンの方には………待たせたな、とでも言っておこうか」

 

 

あの2人+コウモリ1匹も何か企んでいるようだ。




THE NEXT story 1/11PM 22:00


裏話ですが、本当は創真のテストの点は、浅野と一緒にする、って言うプランがあったんです。そうすれば今回のように強引な話にはならなかったんです。


だけど創真が、僕なら普通は500点だろ、と言って聞かないもので……


「おい、作者。お前の家に爆竹投げ込むぞ?」


……爆竹は嫌なのでここらで失礼します(笑)

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