結城 創真の暗殺教室   作:音速のノッブ

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今年の最後の投稿です!


第4のマシンシリーズも登場です!


それと活動報告欄に新たなマシンシリーズを考えてくれた方が!


ありがとうございます!


恐らく夏休みの島編で登場させます!


それではどうぞ!


第43話 水の時間

創真side

 

 

さて、時は飛んで放課後。我々は片岡さんの召集で集まった。なぜ集まったか?もう原作既読者ならもうお分かりだろうが、念のため説明しよう。

 

 

時は前回の最後から続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピピッ!

 

 

「木村くん!プールサイドを走っては行けません!」

 

 

「あ、すんません」

 

 

ピー!

 

 

「中村さんに原さんも水中に長く潜りすぎないように!溺れたかと思って心配します!」

 

 

ピッ!

 

 

「岡島君もカメラ没収!」

 

 

ピッ!

 

 

「狭間さんも気持ちは分かりますが本ばかり読んでないで泳ぎなさい!」

 

 

ピー!

 

 

「菅谷君!ポーディペイントをしていては普通は入場禁止ですよ!」

 

 

………こんな感じでピーピーピーピーうるさいのだ。王様気分の殺せんせー……と言う訳だ。

 

 

「ったく、あの先生うるさくないか、創真?」

 

 

「あんなタコが地球を滅ぼす奴には思えないが」

 

 

ホリーとデュオの気持ちはとても良く分かる。ああ、描写が無かっただけでもうあいつらには殺せんせーの事は説明済みだ。

 

 

しかし、次が重要だ。

 

 

「殺せんせー、固いこと言わないでよ~!それ!」

 

 

陽菜乃が殺せんせーに水をかけたその瞬間…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キャン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?もう一度リプレイ。

 

 

 

 

 

「キャン!」

 

 

「……え?なんだ今のは?」

 

 

皆が複雑な気持ちになるなか、創真はデュオにある事をお願いした。デュオは構わない、と了承して殺せんせーが座っているプール用の椅子の近くに移動し、何処からともなく鎌を取り出して…………

 

 

 

スパッ!

 

 

 

「にゅや!?いきなり椅子の足が!?ヒィーー、落ちる!」

 

 

バランスが崩れ、殺せんせーがあと少しで水面に落ちる…………寸前で近くの木の枝に捕まり、落下を防いだ。この時点で皆は気づいた。

 

 

「殺せんせー……あんた泳げないのか?」

 

 

「そ、そんなことないですよ、隼君!先生はバリバリ泳げます!濡れると触手がふやけるとかじゃ、ありません!」

 

 

うん、泳げないね。反応でバレバレだな。泳げない……………この弱点、相当使えるんじゃ

 

 

バシャン!

 

 

音のした方を振り向くと、茅野さんが溺れていた。

 

 

「ちょ!茅野!?」

 

 

「茅野さん!このふ菓子に捕まって!」

 

 

殺せんせー、ふ菓子で救助出来ないわ。と言うかそのビートバン、ふ菓子かよ。その間に片岡さんが茅野さんを助けたのだった。

 

 

「ふふ、水の中なら……私の出番かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで、今に至る。水中のプロ、片岡さんが言うには、どこかのタイミングで殺せんせーをプールに落とし、待ち伏せしてブサッと殺る……と言う提案だ。

 

 

「創真君は、何か意見ある?」

 

 

やれやれ片岡プロ。ここで僕に振るか。しょうがない。まだ見せるつもりはなかったが………………

 

 

「皆、プールに来て」

 

 

「「「???」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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皆はプールに到着した。

 

 

「なぁ、創真。何でプールに来たんだ?」

 

 

「岡島、プール覗き込んでみな」

 

 

「え?あ、ああ」

 

 

プールを覗き込むと………岡島は何かが水中で光った気がした。

 

 

「なんかいるぞ!?うわ!?」

 

 

それは水面をジャンプし、姿を現して再び水の中に入っていった。。その姿はサメに似ていた。

 

 

「創真君、これって……」

 

 

「通称『マシンシャーク』です」

 

 

創真は初の大型の水中の動物にチャレンジした。実を言えば、マシンスコーピオンを作ってる辺りから計画は始まっていた。だが、海外から特殊な部品を仕入れたりするので遅くなったり、テスト運転が上手くいかなかったりで表舞台に出るのが遅くなった。この場に居ると言うことは……殺る準備が出来たと言うこと。軽く説明すると、ヒレとかは一緒だが、最大の特徴はウォータージェットで進むこと。これはジエットフォイルを参考にしたのである。あと、牙は対先生物質で出来ている。牙は国に作って貰った。時速80㎞で水上を進む。だが、燃料の消費が半端ないため、活動時間は30分程。

 

 

そんな感じの説明を創真はした。

 

 

「水殺を狙うなら、こいつは恐らく非常に役立つよ。水の中に落としさえすれば、マシンシャークで殺れるかもね。片岡さんは、いつでも準備万端?」

 

 

「大丈夫。私が水中に居るときは任せて。バレッタに仕込んでる対先生ナイフで準備万端よ。夏は長いわ。じっくり狙って行きましょ!」

 

 

「「「おう!」」」

 

 

こうして、夏の1つのテーマ。水殺のプロジェクトが開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜。

 

 

「おい、創真。何で学校のプールに来てるんだ?」

 

 

キバットの疑問を、コントローラーを片手に持つ創真が答える。

 

 

「マシンシャークの操縦の練習。放課後にやりたかったけど片岡さんが泳いでたから邪魔しちゃ悪いと思ってね」

 

 

「なるほど。創真は優しいねぇ。流石のジェントルマンだ」

 

 

ホリーがうんうん、と首肯く。

 

 

「創真様。あと1時間程で補導対象になりますので、ご注意下さい」

 

 

了解です、と創真は返事をしながら作業を続ける。すると、そこへ

 

 

「おや?創真君に氷室さんですか?」

 

 

振り向けば、殺せんせーがいた。その後ろには片岡や渚に茅野もだ。

 

 

「て言うか、何?その魚のコスプレは」

 

 

「ヌルフフフフ、丁度良いですねぇ。ちょっと協力して貰えませんか?」

 

 

「はい?」

 

 

to be continue……




今年はありがとうございました!


来年もよろしくお願いします!


マシンシリーズもまだまだ受け付けてます!


THE fast story in2018 1/1 PM 22:00

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