でも、オリジナル要素も入れるので、是非楽しんでくださいな!
創真side
「進路相談…………ですか?」
「はい。もし、先生を3月までに殺せたら、君達はその後の事も考えなければなりません。ま…………殺せないから無駄になると思いますがねぇ」
よし、絶対ぶっ殺す。
「と言うわけで、進路希望を書けた人から職員室へ来てください。勿論、面談中も暗殺はOKですよ!」
そう言って、殺せんせーは教室から出ていく。
「ふむ…………人間は将来のことを考えなくてはならないのか」
「ご苦労さんだね~」
人間でないデュオとホリーはお気楽なものだ。
「進路かぁ…………私は何に向いてるのかな………」
進路希望用紙を睨んでいる碧海。
「ねぇ、創真君決まった?でも流石に創真君でもすぐには」
「決まった」
「って早ッ!!」
フフフ………………既に決めてあるのだ。
「さぁ、面談してくるかね」
僕は教室を出て、殺せんせーの元へ向かった。
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「早いですねぇ、創真君。それでは君の進路を聞かせてください」
「ま、とりあえず高校はここで、大学は東大かな?」
創真は希望用紙を見せる。殺せんせーはそれを見てふむふむと、首肯く。
「この高校は日本でも最難関ですが、創真君なら余裕でしょう。それで、大学に受かったその後は?」
「そうだな……………親の会社継ごうかな?」
「ほう。創真君なら色んな選択肢があると思いますが、会社を継ごうと言うのは何故に?」
「父さんの企業は既に世界中で有名だ。でも、どうせなら、僕の手腕で父さん以上に企業を広げていきたい。父さんの上を超えたい………って単純な理由かな?」
「ヌルフフフフ。創真君らしい理由です。超えられるように頑張ってくださいね」
case隼
「ゲームプログラマー…………ですか?」
「理由は単純。俺、ゲームで遊ぶのも好きだ。だから次は自分の手で作ってみたい」
「なるほどなるほど。ですが隼君。君の今志す高校に余裕で行くなら、もう少し勉強しなくてはいけませんねぇ。ゲームも少し制限しましょうね?」
「…………ふぇーい」
case碧海
「私は特に決まってないかな~。でもまぁ………理系の仕事につきたいかな」
「ふむふむ。では、これからも先生と面談して決めていきましょう…………ちなみに、なりたい職業は決まってても、『一緒に働きたい相手』はいるんじゃないですかねぇ?ちなみに、創真君は父親の会社を継ごうとしてるようですよ?」
「な、なな何を言ってるんです!?そもそも何で創真君の名が!?」
「ヌルフフフフ…………まぁ、ゆっくり考えてみてくださいね」
碧海は職員室を出て、大きく深呼吸をする。
(……………創真君の会社か…………どんな仕事してるのか調べてみようかな………)
創真side
「皆、意外と悩むもんだね~」
「創真は決めるの早すぎだけどな………にしても社長か!社長になったら俺様も良い部署に入れてくれよな!」
コウモリがどういう思考で働こうと考えてんだか。
「何よガキ共。進路相談やってるの?」
ん?ビッチ先生、普通の服だな?
「あんたらの世界に合わせてやっただけよ。もしかしてソウマ………前みたいに出してた方が良かったかしら?」
「はっきり言って、どーでも良い」
「キーッ!!普通は誉めるところでしょ!!」
えー………………ダルい…………
「ま、結局…………俺様からしたら賞味期限切れなのは変わらねぇけどな!」
「このコウモリ、ぶっ殺してやるわ!!」
室内で発砲するビッチ先生。即座に烏間先生に通報する。烏間先生が教室から連れ出そうとするのをビッチ先生は抵抗して、大変騒がしい。そんなドンチャン騒ぎが、繰り広げられていた中、1人の生徒がこっそり抜けていったのを気付かなかった。
「さて、君で最後ですね渚君。君の進路を聞かせてください」
渚は無言で進路希望用紙を机に置く。
「殺せんせー…………僕には人を殺す才能があります……………僕の進むべき進路を教えてください」
「……………………………………」
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