機動戦士ガンダム虹の軌跡   作:シルヴァ・バレト

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16:ソロモンの激戦

 宇宙世紀0079.12.24 18:10 第3艦隊、サイド4の残骸を楯に、ソロモン至近距離まで到達。先鋒のパブリク突撃艇部隊発進。ビーム撹乱幕を展開。

 

 18:35 第3艦隊から、MS隊、戦闘機隊発進。

 

 18:50 第2連合艦隊、サイド1の残骸を楯に、新兵器のソーラー・システム展開。ソロモンゲート、ソーラー・システムの照射により融解。

 

 19:10 連邦軍第2連合艦隊、MS隊を先発させつつソロモンに接近。

 

 俺は補給を受けるため一度、グロリアスに帰還し、機体の中で補給が終わるのを待っていた。

 

 グレイの事を伝えるべきか…なんて事を考えながら…。

 

[ムゲン。補給終わったよ!]

 

「…あ、あぁ…うん」

 

[どうしたの…?]

 

 心配そうなリナの声。そういえば、まだ記憶が戻ったことを誰にも伝えてなかったな…。

 

「…いや…なんでもない。それで、このビームダガー…」

 

[あ、気づいた?新しい武装なんだけど]

 

「何が違うの…?」

 

 少し考えた後、リナが答える。

 

[えっと、カートリッジから供給されるエネルギーを調整して…]

 

 あまりにも分かりづらいので、黙っていると

 

[…あ…。まぁ、簡単に言うと、自由に刀身を伸ばしたり縮めたり出来るようになった!…ってことかな…]

 

 と、分かりやすく教えてくれた。…察してくれてよかった。

 

[後…ね?]

 

「何だ?」

 

 少し恥ずかしそうに言うリナ。

 

[その…この機体さ…]

 

「うん?」

 

[この子の名前なんだけど…]

 

「うん。ピクシー・ハートライ…」

 

[それ…。恥ずかしいからさ、名前変えて欲しいなぁ…って…]

 

「あ…ご、ごめん…」

 

[…いや…こっちこそ…]

 

 互いに謝りあう。こんな光景、前にも見たことがあったな…そんなことを思い出した。

 

「ふふっ…」

 

 そんなことを思い出したら少し笑ってしまう。

 

[な、何がおかしいの?]

 

「あー…ごめん。そうだな…名前か…」

 

 しばらく考えるがしっくりとした名前が出てこない。

 

「…【()()()()()】…」

 

 ふと、そんな言葉が漏れ出す。

 

[ミラージュ…?]

 

「…【()()】って意味。…それ以外に【()】や【()()】って意味もある」

 

[ピクシー・ミラージュ。…いいね…!かっこいい!!]

 

[じゃあこの子の名前はミラージュ!…分かった?]

 

「あぁ…分かった。…そろそろ行くか…」

 

[気をつけてね…ムゲン]

 

「…ありがとう。リナ」

 

[…あれ…]

 

 何かに気づくリナ。何があったのだろう。

 

「どうした…?」

 

[いやね、何かムゲンがさっきと違う感じがして…]

 

「どういうこと?」

 

[えっと…記憶があったときのムゲンみたいだった…って思って。…ま、まぁ…気のせいだよね…]

 

 と、少し残念そうに言った。…やっぱり記憶が戻ったこと伝えておけばよかったかな…と、少し後悔する。

 

「気のせいだよ。じゃ、行って来る」

 

[あ、うん。頑張ってね!]

 

「了解だ!ムゲン・クロスフォード、ピクシーミラージュ…出るぞ!!!」

 

 カタパルトから射出された俺は、ファングさんたちと合流を目指す。

 

 

 

「…急ごう…!」

 

 俺はブースターを吹かし、移動する。

 

 しばらくすると、レーダーに機影が見えてくる。識別は連邦機とジオン機。

 

[…う、うわあああああ!!!]

 

 1機のジムがザクに切られようとしている。俺は居てもたっても居られなくなり、ビームダガーを引き抜き、ザク目掛けて突進する。

 

[な、何だ!?ガ、ガンダム!?]

 

「やらせない!!!」

 

 俺はジムを庇うように立ちふさがった。

 

[…ガ、ガンダムだ…。…助かった…!]

 

「退け!命を無駄にするな!!」

 

 俺の言葉を聞き、ジムは一言礼を言って撤退していった。

 

[相手がガンダムだろうが、こっちは数で圧せる!行くぞ!!!]

 

 1機のザクがマシンガンを放つ。俺はスモークバルカンでそれを相殺する。

 

[何!?スモーク!?]

 

 俺はビームダガーの出力を少し上げた後、両手で構え、目をつぶる。

 

 スモークが晴れ、ザクがヒートホークで切りかかろうとするのが感覚でわかった。

 

 その瞬間、俺はビームダガーをザク目掛けて斬りつけた。

 

 ザクは真っ二つに斬られ、爆散する。

 

[く、くそ!!怯むな!!!攻めろ!!]

 

 そう叫びながらザクが特攻してくる。だが、それは俺の目の前で止まった。

 

 一発の弾丸がザクのコックピットを貫く。

 

 撃った主が誰かはなんとなく予想はついていた。

 

[ムゲンさん。ぼーっとしてたら死にますよ?]

 

「…すまない。ユーリ」

 

[まったく…後でお菓子おごって貰いますからね]

 

「…現金な奴だな…まあいいさ。まずはこいつらを片付ける!」

 

 まずはユーリがスナイパーライフルで1機のザクの足を止め、続けて俺がビームダガーでザクの頭部を切り落とす。

 

 そして、止めに、ビームダガーでコックピットを貫いた。

 

「…次だ!!」

 

[援護は任せてもらいますよっと]

 

 そう言いながら彼女はどんどん敵の足を止める。

 

[くそっ!なんてスナイパーだ!!]

 

[!?はや…うわあああああああああ!!!]

 

 ユーリに気をとられている隙に、俺は1機ずつ確実に仕留めて行く。

 

「後何機いる…!?」

 

[そうですねぇ…あと10機くらいですかね。弾薬はありますし、頑張って動いてくださいね]

 

「…相変わらず…人使いが荒いな…」

 

 と、小さくつぶやいた後、俺は敵に斬りかかる。

 

[何か言いました?]

 

「気のせいだろう…っ!」

 

[だといいですけどね]

 

 ユーリとの連携で、あっという間に10機片付けられる。

 

 レーダーを確認しても、敵影は見当たらない。

 

「…終わったか…」

 

[みたいですね。さて、先に進みますか]

 

「そうだな…」

 

 俺達はファングさんに合流するために移動を開始する。

 

[そういえば、ムゲンさん]

 

「何だ?」

 

[記憶治ったの、皆に言ったんですか?]

 

「えっ…!?」

 

 なぜユーリは記憶が治ったのを知っているのだろう…。

 

「な、何で知ってるんだ?」

 

[さっきと雰囲気としゃべり方が違うので]

 

 普段何も考えてなさそうで意外に人をしっかり見ているユーリを、少しだけ尊敬した。…ほんの少しだけ。

 

「…あぁ…戻ったさ…全ての記憶が…」

 

[どうです?記憶が戻った感想は]

 

「…嫌なことも多いが、それよりも見えたものがあった」

 

[見えたもの…?]

 

「自分がしてきた過ちだったり、人の暖かさだったりってものが見えた」

 

[へーそーなんですかー(棒)]

 

 ほとんど棒読みなユーリ。一瞬機体ごと蹴り飛ばそうとも思ったが、やめておくことにする。決して後の仕返しが怖いからではない。そう決して。

 

「俺は連邦とジオンどちらにも行ったから分かる。たぶん、分かり合える世界は来る」

 

[…ジオンと分かり合うなんて無理なんじゃないですかねぇ…]

 

「何でだ?」

 

[…あの頭の硬い連邦の上層部が「はいそうですか」で頭を下げるわけがないじゃないですか]

 

「…まぁ…そうだが…」

 

[まぁ、でも…いいんじゃないですかね。夢くらいは持ってても]

 

「…そうだな…」

 

[先を急ぎましょう]

 

「あぁ…」

 

 しばらく移動していると、連邦軍の識別反応がレーダーに映った。

 

「ファングさん!!」

 

[ムゲンか?!丁度いい!手を貸してくれ!]

 

「どうしたんですか?」

 

[数が多くてな、道夜とフユミネだけじゃ足りないんだ。すまないが手を貸してくれ]

 

「了解です!ユーリ!行くぞ!!」

 

[言われるまでもないんですがねぇ…]

 

 俺はビームダガーを引き抜き、2機のザクをまとめて切り伏せる。

 

[!!…ムゲンか!?]

 

「待たせたな!道夜!」

 

[…遅かったな]

 

 その道夜の言葉には普段と違う何かを感じた。とても嬉しそうな…そんな感じの。

 

「ユーリ、援護を頼むぞ!」

 

[任せてください。道夜も居ることですし。久々に撃ちますよー]

 

 そう言ってスナイパーライフルを構えるユーリ。

 

「俺はフユミネさんの所へ向かう。ここは任せた!」

 

[…任せておけ。…そういえば…ずっと前もこんな別れ方をしたな…]

 

「…その話は後にしよう」

 

[分かってる]

 

[生きろよ…ムゲン]

 

「そっちもな。道夜」

 

 俺はブースターを起動させ、フユミネさんの所へ急いだ。

 

 

 

[…はっ!!]

 

 フユミネさんは鮮やかに敵を倒していく。まずビームガンで敵を貫き、続けて背後から迫る敵をマシンガンで的確に撃ち抜いていく。

 

 だが、4機の機体がフユミネさんを囲む。俺はビームライフルを構え、照準を合わせる。

 

「…頼む…そのまま動くなよ…!」

 

 1機のザクがヒートホークを振り下ろそうとしたとき、俺はビームライフルのトリガーを引いた。

 

「いっけぇぇえええええ!!!!」

 

 放たれたビームはザクのコックピットを見事に貫いた。奇跡的だ…。

 

[む……。ムゲンか…助かったぞ]

 

「大丈夫ですか?」

 

[あぁ、問題ない]

 

 そう言いながらもフユミネさんはザクと戦い続ける。

 

「手を貸します!」

 

[必要ないが…まぁいいだろう。頼むぞ]

 

「…素直ですね」

 

[素直じゃ駄目か?]

 

「いいえ…。援護します!」

 

 俺はビームライフルを構え、ゆっくりと照準を合わせる。さっきよりうまく当てることはできないだろう。ならば、牽制でもと。

 

 俺はビームライフルを慎重に撃つ。

 

 慎重に撃ったはずなのに、ビームは一発も敵に当たらなかった。

 

[…ちゃんと狙ってるのか?ムゲン]

 

「狙ってます!!でも当たらないんです!」

 

[…そ、そうか…]

 

「ビームライフルは駄目だ!俺にはこいつがある!」

 

 そう言って俺はビームダガーを1本引き抜き、出力を上げる。

 

 すると、ビームの刀身が伸びた。これじゃもはやビームサーベル…なんて事はリナには言わないでおこう。

 

「何にせよ…今は使える武装だ!」

 

 俺はビームダガーで横なぎに斬り払った。

 

 そして、ザクが3機まとめて真っ二つになる。

 

[…ムゲン…やはりお前は格闘のほうが性に合ってるんじゃないか…?]

 

「…そ、そうですね…」

 

[さて…残るは1機…]

 

 前を見ると、見たことのある機体がいた。

 

「こ、こいつは…!」

 

[…まったく…またこいつの相手か…]

 

[…ムゲン、お前とこいつはつくづく縁があるようだな…]

 

「…あまり嬉しい縁じゃないですね…こいつとは…」

 

 そう、俺たちの前に立っている機体。それは、改修されたペイルライダーだった。

 

「…フユミネさん…こいつとは俺が決着をつけます…下がっててください!」

 

[一人でやる気なのか?]

 

「…はい…。だから下がってください」

 

[…分かった。任せたぞ]

 

 そういってジム・コマンドが後退する。

 

「…久しぶりだな…ペイルライダー…。とはいっても、もうパイロットは変わってるんだったな…」

 

『…アソボウヨ』

 

「何…!?この声はパイロットの声なのか…?!」

 

 それにしては機械的な声だ…あまりにも人間のような言葉では…。

 

 そんなことを考えていると、ペイルライダーはビームサーベルで切りかかってくる。

 

 俺はそれをビームダガーで受ける。

 

「くっ…!こいつ…前より強くなってる…!!」

 

 当然といえば当然だが、あのビームサーベルではないのは一瞬で分かった。それが幸いだったかもしれない。

 

『…タノシモウヨ。モットアソボウヨ』

 

「ペイルライダー…お前…!」

 

 俺はビームサーベルを吹き飛ばし、間合いを取る。そして、ビームライフルを構え、射撃するが…。

 

 ペイルライダーは素早い身のこなしで、回避する。

 

「くっ…どうする…」

 

 少し考えていると、戦艦の残骸が宙をさまよっているのを見つける。

 

 俺は、ひとまず残骸に身を隠すため、後退する。しかし、そうはさせまいとペイルライダーが追ってくる。

 

「ちっ…!ピクシーに追いつけるなんて…!」

 

『マッテヨ、アソボウヨ』

 

 不気味な声が機体の中で響き渡る。俺はどうしてしまったんだ。

 

 俺は不意に反転し、ビームダガーでペイルライダーを切り裂こうとする。

 

 しかし、それは回避され、ペイルライダーは零距離で180mmキャノンを放とうとした。

 

 俺は、機体を無理に動かし、回避したが、そのためか、足の関節から電流が流れる。

 

「くっ…!」

 

 奴と戦って5分くらい経っただろうか…突然ペイルライダーのカメラアイが緑色に戻り、動かなくなった。

 

「…HADESの声…だったのか…?そうか…きっとそうだったんだな…ペイルライダー…」

 

 長くここに居ると、シゼル専属の部隊がこいつを回収しに来るはず。面倒なことを避けるため、俺はその場から後退した。

 

 

 

 宇宙世紀0079.12.24 19:30 公国軍、MS部隊、艦艇を呼び戻し、水際作戦を展開。ソロモン総司令官ドズル・ザビ、MA、MA-08ビグ・ザムで出撃。

 

 20:20 連邦軍MS隊、ソロモン内に突入成功。

 

 20:25 公国軍、グラナダ基地よりソロモン支援艦隊を発進させる。

 

 20:40 ソロモン総司令官ドズル・ザビ中将、ソロモン放棄を決意。

 

 20:55 連邦軍作戦司令官、マクファティ・ティアンム提督戦死。

 

 ティアンム提督が亡くなったこともあったためか、連邦軍は破竹の快進撃でソロモンを攻略していく。

 

 それに負けじとジオンの新型MAを駆るドズル・ザビが応戦する。

 

 こんな事をしても、何も変わらないのに。人が死んでいくだけなのに…。

 

 そのころ俺達はグロリアスに帰還し、2度目の補給を受けていた。

 

 

 

「…まだ…戦いは終わらないんだろうか…」

 

[知らん。そんなことは俺に聞かないでくれ]

 

 補給を受けている間、俺と道夜はそんな話をしていた。

 

[道夜機出撃できます!]

 

[…了解。八雲道夜…出るぞ]

 

[先に行くぞ、じゃあな]

 

「…あ、あぁ…」

 

 そう言って道夜は出撃して行った。

 

[ムゲン。もう少しで修理終わるよ]

 

「…分かった」

 

 俺はしばらく目を瞑り、考え事をすることにした。

 

 俺がずっと忘れていた記憶。取り戻すことはできた。それは嬉しい。だが、でも…心のどこかで、それでも何か悲しいものを感じていた。

 

 理由は…たぶん、グレイのことだろう。

 

「…グレイ……お前は…」

 

 彼が語った夢…そのときの瞳を思い出すととても心が苦しくなる。力強く、楽しそうで…でも、少なくとも無かったあの悲しげな瞳を…。

 

[ムゲン…?]

 

「…?!…あ…?どうした…?」

 

[ご、ごめん…驚かせた…?]

 

 リナの心配そうな声が無線越しからも伝わってくる。俺は彼女を安心させるように言った。

 

「あぁ…別に大丈夫だよ…」

 

[そう…?なら…いいんだけど…]

 

「それで?俺を呼んだって事は何かあるんだろう?」

 

[あ…そうだった。えっと、補給が終わったって事を報告したかっただけだよ]

 

「お、そうか…。分かった。出撃する」

 

[気をつけてね]

 

「もちろんだ。ムゲン・クロスフォード、ピクシーミラージュ。出るぞ!」

 

 そう叫び、機体を動かそうとした時だった。唐突に艦内に無線が響き渡る。

 

[皆聞いてくれ!!!俺たち第00特務試験MS隊は現在の作戦であるソロモン攻略戦への介入をしない!!いや…する必要が無くなったというべきだな]

 

 そうしてファングさんが次に口を開くまでは、俺もリナですら言っている意味が分からなかった。

 

[この戦い、俺たち連邦軍の勝利に終わる。だから、もう無駄に戦うな!失うな!!!この戦いで…何も失わせるな……!]

 

 彼の言葉…その言葉には、色々な感情が詰まっていた。(たか)ぶる感情を押さえ込むような…そしてそれでいて悲しげで、辛そうな…。

 

[…聞こえたな?全機…帰還しろ!!]

 

 彼の一声で、リナたち整備兵が忙しそうに行動を始めるのを、俺はただ機体のモニターで呆然と見つめていた。そして、一つ頭に浮かんだ言葉があった。

 

『俺は何の役に立っている…?誰の役に立っている…?……俺はいったい何のために戦っている…?』

 

 そんな言葉が頭の中でグルグルと回り続けている。

 

 ……突然モニターの左側が眩しく光る。

 

 思わず手で覆ってしまうほど…。

 

 だが、その光を見るまでに時間は要らなかった。

 

 …地球では見慣れた星がそこにはあった。

 

「……」

 

 モニターに目をやると、誰もがその光に唖然としている。

 

 ……その光は、あるいは戦い疲れたものたちを優しく包み込み、あるいはこの戦いで消えていった者たちを悼む光であり…それは万人に平等に与えられる。

 

 そのときだけは、誰であろうがその光に心奪われ…自分が自分でいれる証……。

 

 そんな暖かい光は、俺たちを見守ってくれている。

 

 

 

16 完




今回登場したミラージュの設定です。



機体名  ピクシー・ミラージュ
正式名称 PIXY Mirage

型式番号  RX-78-XX〔Mi〕
生産形態  ワンオフ機
所属    第00特務試験MS隊
全高    19.2m
頭頂高   18.3m
本体重量  35.5t
全備重量  38.5t
出力    1,440kW
推力    70,500kg
センサー  6,000
有効半径

武装    頭部バルカンx2
      ミラージュサーベルx2
      ビームライフル
      エッジナイフx8
      Eパックx8

搭乗者   ムゲン・クロスフォード

機体解説

ピクシー・ハートライトの装甲や、武装の追加などをし、ソロモン攻略戦から参戦したムゲン・クロスフォード少尉の専用機。

武装は、近接寄りの武装で固められている。本機に搭載されている2本のビームダガーは、出力を調整することで、ビームの刀身を伸ばしたり、縮めたりすることが可能な武装。

さらには、機体への負担を無くすために、ダガーの柄にEパックを装着する、ジム・コンバットカスタムのサーベルの方法を採用している。

考案者は、ムゲン少尉の専属整備兵であるリナ・ハートライト曹長。

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