永遠の美少女になって永遠の闘病生活に入った件   作:名無し野ハゲ豚

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2027年12月10日 晩餐会が始まる

 扉が開かれると、一瞬扉の先が光に包まれ、すぐに緩和されて会場の様子が見える。

 あたしたちは財団の人に促され、前方にある壇上まで進む。

 よく見ると国王陛下夫妻も席に座っていて、あたしたちは完全に注目の的だった。

 

  ガヤガヤ……

 

「Why Dr. Shinohara looks childish.(どうして篠原優子博士はあんなに子供っぽいの?)」

 

「Because you don't know that she’s no aging from 10 years ago.(何故なら、君が彼女が10年前から不老だということを知らないからよ)」

 

「But, she need not do such an emphasis...(でも、あんなに強調しなくったっていいのに)」

 

 見知らぬ2人の女性、おそらく地元ストックホルムの学生さんが、あたしを見ながらヒソヒソと話している。

 今年のノーベル賞受賞者の中でも、女性はあたしだけ。

 しかも、予想通り、あたしの格好は「子供っぽい」「幼稚」と思われているらしいわね。

 ふふ、一般女性ならばともかく、あたしがこの格好をするということから、大分困惑しているみたいね。

 でも、どこの国でも、男は本能的にはこういう女の子が好きなのよね。

 

「ふっふーん」

 

 あたしは、どうしても肩凝りや重さなどから猫背になりがちな姿勢をやめて、ピンと胸を張ってそれを見せつけるように歩く。

 すると、会場の男達の目線が一気にあたしに集中する。

 いや、エロい目で見ている男だけじゃない、女性たちも、羨ましさと嫉妬を混ぜた視線で、あたしを見てくる。

 今、あたしは、メダルを2つぶら下げている蓬莱教授よりも目立っている。

 

 ふふ、思い通り。思い通り思い通り思い通り!

 あー、何て気持ちいいのかしら!

 巨乳美女に生まれて本当によかったわ!

 

 あたしたちは、奥の壇上に行くと、ノーベル財団の人がマイクを取る。

 

「──」

 

 あたしたちは、再びパンフレットを取って進行を確認する。

 これから、ノーベル賞受賞者の紹介が行われる。

 

「Dr.──」

 

 順序は、授賞式と同じく、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、経済学賞の順番になっている。

 物理学賞の学者さんの名前が紹介され、頭を下げていく。

 化学賞も同じ。

 

「Dr. Shingo Horai.」

 

  パチパチパチパチパチ!!!

 

 蓬莱教授が紹介されて頭を下げると、会場内の熱気は更に盛り上がった。

 

「Dr. Kousuke Shinohara.」

 

  パチパチパチパチパチ!!!

 

 浩介くんの注目度も、蓬莱教授程ではなくとも高い。

 何分、あたしほどでなくても、浩介くんだってかなり若く見られているからね。

 

「Dr. Yuko Shinohara. 」

 

  パチパチパチパチパチ!!!

 

 あたしはぬいぐるみさんに気を付けながら頭を下げる。

 そして、ぬいぐるみさんの手を握り、右手でぶらんとぶら下げる。

 やっぱり、「小さな少女のノーベル賞」は、スウェーデンでは特に目立つらしい。

 

 

「──」

 

「えーそれでは、各自席の方に移ってください。座席はパンフレットにあります」

 

 文学賞と経済学賞の人の紹介が終わると、いよいよ本格的に晩餐会が始まった。

 あたしはパンフレットと会場の席を見ながら、指定されている席に移動する。

 ちなみに、晩餐会でも、隣の席は浩介くんだった。

 

「ここかな?」

 

「うん、そうみたい」

 

 同じテーブルはともかく隣のテーブルは皆、知らない人だった。

 王族の方々とも離れているし、この人たちは他の受賞者、経済学賞の人の友人の子供や孫たちらしい。

 

「Nice to meet you. 」

 

「N...nice to meet you. 」

 

 浩介くんが「はじめまして」を言うと、青年がぎこちなく答える。

 ノーベル賞学者の孫ということもあって、かなり年を取っていて、男女共に……多分30歳くらいかしら?

 あたしは、晩餐会の食事に手をつける。

 晩餐会の食事は、驚いたことに日本料理……いわゆる和食だった。

 ご丁寧に箸も置いてあって、ほとんどの人は使ってないけど、あたしたちは日本人なので遠慮なく箸を使う。

 

「浩介くん」

 

「ああ、まさかスウェーデンに来て祖国の料理をパーティーで食べるとは思わなかったぜ」

 

 それだけ、あたしたちのノーベル賞が注目されているってことよね。

 

「That's great, how use chopsticks ?(すげえな、箸なんてどう使うんだ?)」

 

「Let's try.(やってみろって)」

 

 どうやら、あたしたちが箸を使っているのを見て、羨ましがっているらしい。

 

「Oh...!!!」

 

  コロコロ……

 

 とりあえず挑戦してみた青年だけど、掴むこともできずに落としてしまう。

 落ちた箸が、あたしの方に転がってしまう。

 和食を食べる上で、箸は重要だけど、使ったこと無い人には難しいのよね。

 

「はい」

 

 あたしは、箸を拾って青年に渡す。

 

「Thank you Thank you. 」

 

「Chopsticks is──」

 

 あたしが、箸を見せて実演して見せる。

 力を抜くのが本来のやり方だけど、いきなりそれは難しいので、まずは箸を落とさないように気を付けさせる。

 

「Humm...OK!」

 

 少しずつ、やり方を覚えていく。

 それと同時に、あたしもあたしで食事を食べていく。

 うーん、こんなに食べられるかしら? この後デザートもあるのに。

 

「Nono...Yesyes!」

 

 ふふ、上達したみたいだけど、あたしの胸に注目がいっちゃってるわね。

 よし、ここは──

 

「Yes, you're making rapid. But, you must not stare at my breast.(上達が早いわね。でもあたしの胸をじろじろ見ちゃいけないわよ)」

 

  ワハハハハハハ!!!

 

 あたしがそう言うと、会場の周辺が笑いに包まれた。

 

「It's impossible! It's man's instinct!(無理だって、男の本能だから!)」

 

「I knew. I was stared my breast,by almost men in this dinner.(知ってるわ。あたし、ここの会場のほとんどの男性から胸をじろじろ見られていたし)」

 

 あたしがにっこりとそう言うと、男性たちはばつが悪そうにあたしの胸から顔をそらし始めた。

 と同時に、あたしたちの顛末を注目していた一部の女性から笑い声が漏れると共に、別の一部の女性からはあたしの胸を恨めしそうに見つめている。

 ふふ、その視線がたまらなく気持ちいいのよね。

 

 男たちは、女性に嫌われるのを恐れてか、意識してあたしの胸を見ないようにしている。

 あたしの胸を相変わらずちらちらと見ているのは、旦那の浩介くんくらいになった。

 ちなみに、あたしの胸をじろじろ見なかった紳士のほとんどが、王族の方々だった。

 

「優子ちゃん、一旦食べ終わったら、雑談タイムだってさ」

 

「あ、うん、分かったわ」

 

 あたしは、箸の指導もそこそこに、残りの和食を食べ始める。

 やはり多くて食べきれないので、少しだけ浩介くんに食べてもらう。

 うん、こんな美味しい料理、残すわけにはいかないものね。

 

「ふう、優子ちゃん、どうする?」

 

「うーん、とりあえず近くを回ろうよ」

 

「そうだな」

 

 あたしは立ち上がり、くまさんのぬいぐるみを手に持つ。

 赤い服と相まって、この晩餐会でも一際目立つ。

 他の女性たちが優雅なドレスで着飾っているけど、そうした装飾品で努力しても、あたしを越えることができないみたいね。

 

 あたしは、すぐ近くで雑談していた集団と出くわす。

 うーん、見たところ、さっきの人たちと同じくらいかしら?

 

「Hello.」

 

「Oh,Dr. Yuko Shinohara.」

 

 あたしが声をかけると、そこの集団がやや驚きながらあたしの方を見つめてくる。

 メダルが邪魔にならないように気を付けながら、座っている人に合わせるためにあたしは体を前屈みにする。

 ふふ、さっきあんなことがあったばかりなのに、もうあたしの胸に視線がいってるわね。

 本当、男ってバカで単純だわ。まあ、それがいいんだけど。

 

「Dr. Yuko Shinohara, why this dress?(篠原優子博士、何故その服で?)」

 

「And...why do you carry teddy bear?(それに、どうして熊のぬいぐるみなんて持っているんだ?)」

 

 立て続けに違う人から注文が入る。

 やっぱり、あたしの今の服装は、かなり気になるらしいわね。

 

「Because teddy bear have an effect calm my feelings.(くまさんのぬいぐるみはね、あたしの心を落ち着かせてくれるのよ)」

 

「Why don't you fear childish?(子供っぽく見られることをどうして恐れないんだ?)」

 

「Humm...I'll explain the speech.(うーん、スピーチの時に説明するわ)」

 

「All right.(分かった)」

 

 あたしは、実は「子供っぽい」と思われることに、どうしようもない嬉しさを感じてもいる。

 文字通り「幼い少女」という経験が欠落したあたしが、幼い女の子のように振る舞えていると周囲に言って貰えるのは、「無くしたものを取り戻せている」という満足感になって、あたしに返ってくる。

 

 あたしは、不老であることが原因だと思うけど、老化することにどうしようもないくらい嫌悪感を感じている。

 多分、他の女性だってそうだと思う。

 でもあたしの場合、「若くありたい」という希望が、人一倍強い。

 だからあたしは、地声でも十分に高い声だけど、意識して更に声のトーンを高くする。

 

「I am no aging. I am forever young cute girl. You shouldn't forget it.(あたしは老いないの。あたしは永遠の美少女よ、そのことを忘れないでね)」

 

 普通、自分で自分を「かわいい」というのはよくないことと言われている。

 でも、あたしは別格。

 あたしくらいにかわいくて美人なら、謙遜は全て嫌みになっちゃうもの。

 

「Loud voice is childish.I have no idea. (高い声って子供っぽいわ。そんなことするなんて考えられない)」

 

 近くにいた女性があたしに反論する。

 あたしよりずいぶん低い声で、まるで高い声の男みたいだわ。

 

「Men like young girl. This is men's instinct.(男は若い女の子が好きなのよ。これは男の本能だわ)」

 

「I can't understand.(理解できないわ)」

 

「If you can't understand it, you can't be popular with men.(理解出来ないと、男にモテないわよ) 」

 

 あたしが左手薬指にはめている指輪を見せつけながら話す。

 

「It's unjust! You're older than me!(理不尽だわ! あなた、私より年上なのに)」

 

 ふふ、本音が出たわね。

 よし、ここは──

 

「Oh, I think that you're older than me.(あら、あたしはあなたの方が年上とばっかり)」

 

「Are you 27!? I am younger than you by 8 years!(あなた27歳でしょ!? 私、あなたより8つも年下よ)」

 

 釣れちゃったわ。

 あたしの中で、意地悪したい気分が支配していく。

 うーん、こういうことは「優子」らしくないんだけど、あたしのコンプレックスを紛らわせるための行動をあれこれ言われちゃうと、どうしてもこうなっちゃうのよね。

 

「I see, you looks 35 years old.(あたしには、あなたのこと35歳に見えたわ)」

 

 だから、こんなセリフがすらすらと出てきてしまう。

 

「Holy shit!(何てこったい!)」

 

 思わず周囲の男たちからも笑い声が漏れる。

 完全に赤っ恥をかかされたその女子学生は、捨て台詞を吐いて悔しがっていた。

 

「Why?」

 

 その女性の近くにいた別の男性が、あたしに聞いてくる。

 

「Is Japanese looks younger than real age? So,how Japanese look you all?(日本人は若く見えるのよね? じゃあ、日本人はあなた達のこと、どう見えると思うかしら?)」

 

「Oh my god.」

 

 そう、立場を入れ換えちゃえば、そんなことは簡単に分かる。

 それに気付いた彼らは、どうしても重くなってしまう。

 

「Never mind, Horai medicine emancipations aging. (心配する必要はないわ。蓬莱の薬が、老化から解放してくれるわ)」

 

「It's 100 years later.(100年後にな)」

 

 うー、やっぱりそうよね。

 

「Ah...It is...I'm sorry.(そのことについては……あー申し訳ないと思っているわ)」

 

「Don't worry,it can't be helped.(気にしないで。それはやむを得ないことだよ)」

 

 気まずそうな雰囲気も、すぐにフォローしてくれる。

 

 あたしは、その学生集団から離れる時に、少し疑問に思った。

 

「若く振る舞うのをバカにするなら、どうして老けて見られるのに怒るのかしらね? 大人っぽく振る舞うってそういうことなのに」

 

 日本語で呟いた独り言は、当然彼らには通じない。

 でも、あのやり取りで分かったことがある。

 つまり、彼女らとあたしたちには何の違いもない。表面的な文化の違いは、生物学的本能には何の影響もないということ。

 

「ふふ、楽しみだわ」

 

 浩介くんは、別の集団に捕まっていた。

 男の集団で、もしかしたらあたしに関することかもしれないわね。

 

 あたしは、また別の集団と出会う。

 あたしたちは、王族や財団の人、過去の受賞者の人たちが座っている真ん中の一番長いテーブルにいるため、外側に行けば行くほど、招待客が増える。

 

「あら?」

 

「おお、篠原先生」

 

 あたしは、その集団の中で見知った顔を見た。

 それは、あたしたちの佐和山大学で数学を教えてくれていた河毛教授だった。

 隣には瀬田准教授が、蓬莱教授と話していた。

 

「いらしていたんですね」

 

 あたしたち全く気付かなかったわ。

 

「ああうん、佐和山の教授たちは皆ここに呼ばれたんだ。篠原先生と蓬莱教授がノーベル賞になって、大学の日程が急遽変更になってね。ほら、うちの学生たちも来ていますよ」

 

 あたしが視線をテーブルにやると、知らない顔の学生たちが、あたしの胸とメダルを凝視していた。

 男子学生は皆タキシードで、女子学生は振袖姿が多い。

 うーん、いつも以上に胸への視線がすごいけど、胸の谷間にメダルの紐が挟まる形なのがよくないのかしら?

 

「篠原先生、授賞式でも特に注目されてましたよ」

 

「あはは、無理もないですね」

 

 あたしへの呼び方は、どうやら変わりそうにない。

 英語での会話では、あたしは「博士」と呼ばれているけど、これだって本来なら来年の3月に貰うはずのものを、ノーベル賞を受けて前倒しでもらったものにすぎない。

 

「篠原先生は、時にとても勇敢で大胆な人です。普通、王族の方々も参加するノーベル賞の晩餐会を、その服装で参加するなんて思い付きもしないものですよ」

 

「あ、あはは……」

 

 やっぱり、この服目立つものね。

 普段着として佐和山大学に行った時でさえ目立つんだから、ノーベル賞の晩餐会ともなれば尚更だ。

 

「それに、篠原さんみたいに、わざと幼く振る舞うのはもっと抵抗があるはずです」

 

「あーうん、それは、ね……スピーチで話すわ」

 

 河毛教授は、あたしが持っているコンプレックスのことは知らない。

 あたしも、その事は隠しておくことにする。

 

「それでは、よい晩餐会をお楽しみください」

 

「はい」

 

 あたしは、河毛教授と別れ、テーブルを移動しようとする。

 

「篠原先生、ノーベル賞おめでとうございます」

 

「あ、瀬田准教授」

 

 瀬田准教授が、あたしに呼び掛けてきた。

 あたしは、瀬田准教授に関しては、少し複雑な思いがある。

 蓬莱教授の研究を長年支えてきたのは瀬田准教授で、あたしたちは大学に入ってからの新参者だった。

 

「ノーベル賞のことですか?」

 

「はい、あたしたちが瀬田准教授を差し置いてノーベル賞というのが、少し納得できないというか……申し訳ないんです」

 

 確かに、重要なきっかけを見つけたはあたしと浩介くんだったかもしれない。

 でも、蓬莱教授を最も助けたのは、瀬田准教授のはずだった。

 

「……いいんですよ。私は、別に何の発見もしてないんです。ただ蓬莱教授に言われたことや、蓬莱教授の想定内のことしかしてないんです」

 

「え?」

 

 いや、そういうことはないんじゃないか、とあたしは思う。

 だって、研究には多くのメンバーが必要だもの。

 

「篠原先生たちは、蓬莱教授がいずれもあの時想定していなかった部分に手を出して、それで成功したんです」

 

「あっ!」

 

 あたしは、ハッとなった。

 そう言われてみればそうだった。

 あたしの発見は、蓬莱教授が想定していなかった部分を突いたために、成功した。

 浩介くんの発見は、歩留まりの改善、今までしたことのなかった分野に蓬莱教授が苦戦していたところを、うまく成し遂げた。

 

「だから、これは謙遜なんかじゃないんです。カロリンスカ研究所は、よく調べられていますよ」

 

 瀬田准教授の一言が、あたしに響く。

 そうだわ。ノーベル賞何て大それた賞を決めるわけだもの。選考機関には、特に多大な調査が必要になる。

 ましてや、それを大学院生だったあたしに決めたわけだから、並の調査では無いわよね。

 

「それに、いかに不老研究が偉大とはいえ、わずか2年での受賞……蓬莱教授が1回目に取ったノーベル賞でさえ、もう少し時間がかかったものですよ」

 

 そうだった。普通、ノーベル賞を取るにしても、発見から10年以上して取るのが普通の話。

 一応、自然科学分野に限定しても、あたしたちよりも早いノーベル賞受賞の例はあるという。

 それでも、あたしたちがノーベル賞128年の歴史でも、異例と言える早さで受賞したことには代わりはなかった。

 

「ええ」

 

「私は、蓬莱教授の助手ですから、彼以上のことはできません。篠原先生は、一度だけかもしれませんが、あの時確かに、蓬莱教授を越えたんですよ。そのメダルに、誇りを持ってください」

 

「……はい」

 

 さっきの国王陛下とのやり取りとも併せて、あたしは自分のノーベル賞受賞に対する負い目が取れていくのを感じた。

 ノーベル賞をあたしが取ったのは、決して妥当ではないというわけではない。

 そして、この賞を受賞するには、運だけでは無理な話だった。

 だって、あたしの想定は、実際に成功するずっと以前からしていたことだもの。

 

 あたしは、瀬田准教授に一礼し、佐和山大学の学生さんたちとも話し込む。

 それにしても、やっぱり「先生」と呼ばれるのは慣れないわね。

 特に、ついこの間までは、あたしたちが「先生」と呼ぶべき人たちからそう呼ばれるのは、特にむず痒いわ。


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