奇策とパンツは少女を嵌める   作:すとらっぷ

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久々に下らないお話


宇津木ちゃん論争

俺「もしかしたら俺は宇津木ちゃんの彼氏かも知れない」

 

クロウ「誰かーーー!隊長が童貞拗らせちまったぞー!!来てくれーー!!」

 

 

と言うわけで手空きのメンバー集合。時系列的には久しぶりに阿部会長卒業前のお話。大洗戦ちょい後

 

 

俺「気づいちゃったんだよ。俺って宇津木ちゃんの彼氏なんじゃないかって」

 

クロウ「誰かコイツの言ってることを翻訳してくれ」

 

オネェ「私には理解出来ない言語だわ」

 

チョウ「…同ジク」

 

と言うわけで暇人四人が集まった

 

 

 

俺「まず宇津木ちゃんには彼氏がいるということはご存知だな」

 

クロウ「ああ、よく知っている」

 

オネェ「必修ね」

 

チョウ「そこ常識なんですカ!?他校の女子の情報男子高で常識って色々不味くないでスカ!?」

 

俺「仕方が無い。御舞等だから」

 

チョウ「ナニコノ犯罪予備軍!!」

 

クロウ「最近はチョウもかなり毒されてるような…」

 

 

 

俺「まあいい、まず宇津木ちゃんは戦車道を受講するにあたって食堂で『彼氏がミリタリールックを見たがっている』という発言をした」

 

クロウ「ああ、そんなこともあったな」

 

オネェ「ええ、みほちゃんが色々思い悩んでるシーンね」

 

チョウ「重ね重ね言いますがコレ常識なんですカ!!?」

 

 

 

俺「そうだ。実はそれ、俺の言葉だ」

 

クロウ「はぁ?お前そんなこといつ言ったんだよ」

 

オネェ「嘘でしょ」

 

チョウ「そんなバカな…」

 

俺「…はぁ……よく思い返して見ろ……読者さんは第二話『戦車がしょぼくて何が悪い!』を読み返してみてくれ」

 

クロウ「え…ええ……?」

 

 

 

確認中…………

 

 

 

 

クロウ「本当に言ってる!?」

 

オネェ「あら…本当に言ってる…………」

 

チョウ「え…えぇ……」

 

俺「つまり宇津木ちゃんの彼氏はミリタリールックが見たいと発言した。そして俺もミリタリールックが見たいと発言した。つまり宇津木ちゃんの彼氏=俺。QED」

 

クロウ「く、くそっ!!」

 

オネェ「認めるしか無いようね…貴方は宇津木ちゃんの彼氏よ…」

 

チョウ「待て待て待て待て!おかしいデショ!!?何もQED出来てませんからネ!!?」

 

 

 

クロウ「ああ…でもな俺さんよ…お前は重大なミスを一つ冒している…」

 

俺「はぁ?クロウよ、どこにミスがあると言うんだ?」

 

クロウ「ククク…簡単だよ……」

 

 

 

 

 

クロウ「宇津木ちゃんは7話の時点で彼氏に逃げられているという発言があった!つまり一話時点の彼氏は既に元カレなんだよぉぉぉ!!!」

 

俺「な、なんだってーーー!!」

 

クロウ「ざまぁ見やがれ…もうお前はQEDしてしまった!もう後戻りは出来ないぜぇ?元カレさんよぉ?」

 

俺「し、しまった………だがその論法なら宇津木ちゃんはフリー!今ならまだ!」

 

クロウ「残念だったな…もっとらぶらぶ作戦では7話終了後の時系列で彼氏がいるような発言をしている!!」

 

俺「何ぃ!!?」

 

クロウ「そして何を隠そうその今カレこそが…この俺だぁぁぁぁ!!」

 

俺「なんだとぉぉぉ!!!?」

 

 

 

クロウ「残念だったなぁ?元カレさんよぉ?宇津木ちゃん…いや、俺の優季はもうお前の彼氏じゃあ無いんだぜぇ?」

 

俺「クソっ!名前呼び捨てだとっ!!?貴様そんな呼び方していいのか!!?」

 

クロウ「もちろんだ…彼氏だからなぁぁ」ネットリィ…

 

俺「な、なんてこった……」

 

チョウ「もう帰っていいですカ?」

 

 

 

 

オネェ「それは違うよ!」(論破!)

 

クロウ「!?」

 

オネェ「もっとらぶらぶ作戦3巻を読みなさい…アンツィオ女子に口説かれてデレデレしてる可愛い宇津木ちゃんがいるはずよ!」

 

クロウ「な……まさか!!」

 

 

 

オネェ「断言するわ。宇津木ちゃんは……………レズよ」

 

 

 

 

クロウ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

オネェ「そして私オネェはレズの精神を持ち、尚且つ男でもある……彼氏にも彼女にもなれる……ちなみに私はオネェでバイセクシャルよ…つまり!宇津木ちゃん…いえ…」

 

 

 

オネェ「優季の彼氏は私よ」

 

 

 

俺「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

クロウ「クソ!完全に証明されてしまった!!」

 

オネェ「というわけで私の優季に報告してくるわね」

 

クロウ「い、行かせるか……」

 

俺「無駄だ…俺たちには止める力は無い……」

 

 

チョウ「何ですかこの茶番」

 

 

 

 

 

 

オネェ「と言うわけで貴方の彼氏になったから」

 

優季「!?!?!?!?!?」

 

 

 

その日大洗では珍しく宇津木優季の本気で驚く姿が観測された。

 

 




この描写の為に作者はズルしました。申し訳ございません(アヘ顔ダブルピース)

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