奇策とパンツは少女を嵌める   作:すとらっぷ

35 / 88
あの世界は日本戦車少ないから出てくると嬉しい…リボンの武士にはちょいちょいいるけど


知波単御舞等アヒルさん、日本戦車同盟!

カール撃破後、全車集合シーン 

 

 

 

俺「すまん…まさかあのバカ共がカミカゼアタックやるとは思ってなかった…」 

 

みほ「いえいえ…でもクロのお陰でカールを撃破出来ましたから」 

 

俺「本当すまん…それで…次はどうするんだ?」 

 

みほ「あそこに移動します。あそこなら遭遇戦がやりやすくなりますから」 

 

カチューシャ「でもそれじゃ背水の陣になるわ」 

 

みほ「うちはそういう戦い馴れてますんで」

 

 

戦場は遊園地跡に移る… 

 

 

 

 

御舞等が関係ないシーンはバンバン飛ばしていくスタイルで

 

ミフネ作戦後! 観覧車兄貴お疲れ様でした!

 

 

なんだかんだで知波単隊と一緒にいる御舞等 

 

絹代「大洗ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ!」 

 

玉田「そろそろ息が苦しいぞ!」 

 

俺「なんで俺達までアヒル被ってるんだ…」 

 

そう、チヘもアヒルの風船を被ってゲリラ戦に参加しているのだ!

 

絹代「しかも最強の助っ人を呼んでいる!」 

 

典子「本家参上!」 

 

八九式中戦車登場!言わずと知れた大洗のアヒルさんチーム!みほに大洗で一番の練度を持つと言わしめるほどの日本戦車乗りの星!

 

日本戦車アヒル隊結成! 

 

この日本戦車に厳しい戦車道の世界であえて日本戦車を使い続ける彼女ら。不思議な友情が生まれるのにさほど時間はかからなかったのだ!チハたんばんじゃーい!

 

 

 

 

風船ステージ にて

 

俺「風船に紛れて戦う…ねぇ…」 

 

キモオタ「御舞等らしい作戦ですな!」 

 

ネクラ「同時に大洗らしいな」 

 

俺「さてと…ここまで活躍無しだから…頑張らないとな」 

 

キモオタ「そうですね…クロ大破しましたし」 

 

俺「これでもSS主人公なんだ…一輌くらいは倒さないと恐ろしくて帰れないぜ」 

 

キモオタ「メタ発言の方が恐ろしいと思いますけどねぇ!!」 

 

ドゴォン!!…パシュ! 

 

そんな会話しながらも近くに現れたパーシングの横っ腹に攻撃をぶち込む! 

 

パーシング一輌撃破!

 

今回の主砲は試制57mm戦車砲。初速高速化長砲身である。ちなみに史実だと計画上では二式砲戦車のバージョンの一つということになっている。もちろんこのSSに於いては呼び名は一式中戦車 チヘで統一。なんと分類は駆逐戦車。何が言いたいかというと、近射ならパーシングも倒せるよ!そう、戦車道ならね!

 

というか旧砲塔のチハたんがパーシング倒してるんだからチヘが出来ないわけがない。

 

 

 

 

俺「アヒル殿!次はどうする!」 

 

典子「ダブルブロックで固めて!」 

 

俺「了解!いくぞ福田!」 

 

福田「はいであります!せーの!」 

 

ズガァン! 

 

ハ号とチヘの車体でパーシングの砲身を挟み込む! 

 

絹代「おりゃぁぁ!」ドォン! 

 

パシュ! 

 

チハの肉薄射撃! 

 

俺「おっしゃ!二輌撃破!余裕だぜ!」 

 

キモオタ「…あのー…大抵事がつつがなく進むと強敵が現れるのが私達の運命だったり…」 

 

 

 

絹代「前方に敵発見!」 

 

典子「挟み込むぞ!進め!」 

 

俺「了解……あれは…センチュリオン…!?まずいっ!」 

 

典子「気合いだぁぁぁ!!」 

 

アヒルさん『そーれそれそれ!!』 

 

細見「いけぇ!!」 

 

玉田「進めっ!」 

 

チハ二輌が完璧なタイミングで砲身を固定─────

 

 

 

細見「な…!?」 

 

センチュリオンが急に軌道を変え回避… 固定が出来ない!

 

ドォン! 

 

細見「ぐあっ!」 

 

シュパッ! 

 

愛里寿「…」 

 

ドォン! 

 

玉田「ぐあっ!」 

 

シュパッ! 

 

ドォン! 

 

福田「うわわ!!」 

 

シュパッ! 

 

絹代「おのれぇぇ!!」 

 

絹代が討ちかかるも… 

 

愛里寿「…右、撃て」 

 

ドォン!…シュパッ! 

 

 

連続四輌撃破!

 

俺 「ぅゎょぅι゛ょっょぃ…って言ってる場合じゃねぇ!」 

 

センチュリオンの砲口がチヘを狙う! 

 

俺「回避ぃ!」 

 

しかし間に合わない──── 

 

 

 

その時… 

 

 

アヒル『どっせぇぇぇぇぇい!!』 

 

八九式の体当たりによってセンチュリオンの向きが少しだけ傾く! 

 

ドォン! 

 

弾はチヘの横を過ぎていった 

 

俺「アヒル殿!」 

 

典子『御舞等っ!コイツ、すごい強い!絶対隊長のところには行かしちゃいけない…足止めするよ!』 

 

俺「……了解!」

 

典子「バレー部、ふぁいとぉぉぉ!!」 

 

アヒル『そーれそれそれ!!』 

 

愛里寿「…」 

 

典子「Bクイック!」 

 

忍「そーれっ!」 

 

ドォン! 

 

ギュン! 

 

八九式が前進しつつセンチュリオンの攻撃をギリギリで避ける! 

 

典子「撃て!」 

 

ドォン!カン!

 

 

 

俺「今だ!キモオタ!」 

 

ドォン!スカァン! 

 

チヘの攻撃も弾かれる 

 

そのまま二輌はセンチュリオンの横を通り抜ける! 

 

俺「Uターン!」 

 

八九式とチヘがUターンし、センチュリオンを左右から狙う! 

 

典子「それそれそれ!!」 

 

俺「いけぇぇぇぇぇ!!」 

 

 

 

愛里寿「────」 

 

 

俺「…まずい急停車ッ!!」 

 

センチュリオンが砲をチヘに向け、八九式に車体を向ける 

 

そのままセンチュリオンと八九式が真っ向からぶつかる! 

 

ネクラ「ッ!!」ギャギャギャリリ! 

 

チヘはギリギリのタイミングで攻撃を避けるが… 

 

忍「ぐあっ!」 

 

ズゴォン!! 

 

八九式が吹き飛ばされる! 

 

シュパッ! 

 

八九式中戦車走行不能! 

 

 

 

典子『ごめんっ!健闘を祈る!』 

 

俺「…了解!後は任せろ!!」 

 

とは言っても普通に戦って勝てる相手ではない 

 

俺「引き寄せながら移動する!前進!」 

 

ネクラ「どこに!?」 

 

俺「南!ウエスタンセットに向かって!!!」 

 

ネクラ「了解…!」 

 




知波単の活躍は全日本兵にとって歓喜の時間だったと思う。戦場となるウエスタンセットは劇場版でアリクイさんがめっちゃカッコよかったシーンの所。あの映画本編全部名シーンだから御舞等が入れる余地が全然ない…

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。