コードギアス 反逆?の首輪付き   作:Casea

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※追記 2013/08/24
少し修正を加えました。




プロローグ

――気付いた時には瓦礫の中にたたずんでいた。

 

 

 ここはどこ? 何で瓦礫まみれなの?

 

 自分に問いかけても当然わかるわけもなく慌てふためく。

 落ち着け……とりあえず深呼吸して落ち着くんだ……。

 

 ヒッヒッフー……ヒッヒッフー……。

 

 何か違うー。まぁいいか。

 

 それなりに落ち着いたので次はどうするかと考えていると銃声が聞こえた。すぐさま物陰に隠れて状況を確認する。音からして人間用のものではない。おそらくAC。それ程近い距離ではなく、自分を狙って放たれたものでもないが安心はできない。

 

 次に自分の装備を確認する。

 パイロットスーツを着ておりヘルメットも傍にある。左腕には小型端末を装着し、武器の護身用拳銃もスーツの右太股の辺りに格納されているのを確認した。

 幸いなことに大切な首輪もしっかりと身に付けていた。

 

 パイロットスーツを着ているのなら愛機も傍にあるのではと考え辺りを見渡すも見当たらない。戦場に生身でいるのは不味い。非常に不味い。

 

 焦っていると今頃になって長年連れ添った人物のことを思い出した。

 どうして彼女のことを忘れていたのかはこの際どうでも良い。そんなことを本人に言ったら殴られそうだが。

 彼女なら今の状況を打破することができるはずと期待して、ヘルメットの通信機能を使ってオペレーターであるセレン・ヘイズに話しかけてみた。

 

「セレンさん! セレンさん!!」

 

 しかし反応は返ってこない。

 通信障害が起きているのだろうか?

 その後何度か話しかけてみるも一向に返事はなかった。

 

 結局自分で考えるのかー面倒だなー。

 

 その間も銃声は止まず、悠長に考え事をしている暇はなさそうだった。せめて愛機の位置情報だけでも掴めないかと左腕の小型端末を操作する。だが機体の位置どころか現在自分が居る位置までわからなかった。正確に言うならエラーが出ていたのである。

 

 見知らぬ戦場に機体もなくオペレーターとも連絡が取れない。いよいよ進退窮まったかと半ば諦めかけた時、昔彼女に言われた事を思い出した。

 

『あきらめたらそこで試合終了ですよ』

 

 あ、違う。コレジャナイ。いや意外と合ってるけど。

 

『お前は物事を悲観的に考えすぎだ。もっと前向きに、気楽に生きてみろ』

 

 そうそうこれこれ。もし忘れていたら一晩抱き枕の刑に遭うところだった。

 おかげで前向きになることができた。

 

 ネガティブ思考になっていた自分に活を入れ、使えそうな情報はないかと再び端末を操作すると見慣れない項目を発見した。

 

<Hybrid NEXT>

 

 はいぶりっどねくすと? ナニソレ? 僕が落としたのはハイブリッドでも電気でもなく普通のネクストだよ? 女神様に正直に話したからハイブリッドだけくれたの? 普通の返してよ!

 だから余計な事考えてる時間はないんだってば。

 その項目を選ぶと今度は別の項目が出てきた。

 

[Call]

[Garage]

 

 コール……? これはあれか? ネクスト呼べちゃうの? いつの間にそんなにハイテクになったの?

 疑問は尽きないが思考するのは後回しにし、すぐさま[Call]の項目を選んで呼び出してみることにした。

 

 

「…………。」

 

 

 こない……。あれか。期待させといと落とすパターンか。今の僕にはあまりにもあんまりな仕打ちである。

 

 そんなことを考えていたら物凄い勢いで何かが降って来た。それもすぐ傍に。

 

「ふげぇ!?」

 

 勢いで吹き飛ばされながら思わず情けない声が出てしまった。誰かに聞かれていたらお嫁にいけないくらい恥ずかしい思いをしたことだろう。

 

 吹き飛ばされた際に打ち付けた尻を摩りながら起き上がるとそこには黒く太ましい機体が鎮座していた。変態企業ことトーラス社製のARGYROSフレームで構成された愛機、ストレイドである。この機体はとにかく堅い。そして重い。

 

 呼び出された機体を見て、本当に出てきたと感心しているとある違和感に襲われる。

 

 ……何か小さくない? たしかネクストって10メートルはあったはずなんだけど。何でその半分程度のサイズしかないの? どんなに大きくみても6メートルもないんだけど。どこにハイブリッドの要素があるの? サイズ以外見た目ほとんど変ってないし。変わった所を挙げるとしたら左膝に盾っぽいのが付いてるだけだよ。何の為に付いてるのこれ?

 

 もし戦闘している機体がネクストであった場合どうすればいいのか。このサイズの機体で果たして勝てるのであろうか……あれ? 小さい方が有利なのかな? どうなんだ? こんなことになるならもっとセレンさんとの勉強に真剣に取り組んでおけば良かった。

 

 ともかく折角機体が来たので瓦礫を伝ってコクピットに入ることにした。コクピットハッチを開け中に入りシートに座る。通常のネクストより小さいだけあってコクピットは少し狭く感じたが、それ以外はあまり違いはなかった。首の後ろ、うなじの下部辺りに埋め込まれた機械にAMSとリンクさせる為の装置を取り付け接続した。PAは付近に人が居るといけないのでOFFにしてシステムを立ち上げた。

 

『システム キドウ』

 

 あー良いよねーこの昔懐かしいCOMボイス。僕は好きなんだけどセレンさんには不評みたいで変更しろってやたらとうるさく言っていた。

 

 

 機体が完全に起動したのを確認すると次に武装を調べた。

 

R.A.UNIT:GAN01-SS-WB

L.A.UNIT:BD-0 MURAKUMO

R.H.UNIT:――

L.H.UNIT:――

R.B.UNIT:――

L.B.UNIT:――

S.UNIT:MEST-MX/CROW

 

 

 腕部武装しかないじゃないですかー!

 

 右手のGA社製バズーカはまだ良い。左手のMURAKUMOって何? 見たことないんだけど。左腕の小型端末の[Garage]部分で調べてみるとどうもブレードらしい。しかも金属製の。せめてレーザーブレードつけといてよ。それから肩部。これも見たことがない装備だ。こちらも調べるとレーダーに映らなくなる、要はステルス用装備らしい。こちらはそれなりに使えそうだ。見た目は三角定規っぽいけどね。

 

 とりあえず戦闘地域に向かってみよう。ステルスもあることだし、こっそり近づけば案外ばれないかもしれない。

 と気楽に考えながら反応のある方へ向かっていった。

 

 

――機体が降って来た時点でばれないも何もないのだが。

 

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 瓦礫と化した街の中を一機のACが高速で移動していた。否、ACではない。サイズは4メートル前半。ACではなく、MTでもないこの機体は【KMF】ナイトメアフレームと呼ばれていた。走行しているのは第五世代の紫色をしたKMF、<サザーランド>である。このサザーランドを操縦している学生服の少年、ルルーシュ・ランペルージは焦っていた。

 

――ここまで順調に進んでいたのに。

 

 子供の頃に親友に誓った自分の願い。

『ブリタニアをぶっ壊す』

 少年は力を手に入れた。他人を自分の意のままに操ることが出来る能力を。

 それを使いブリタニアの女兵士からKMFを奪い、テロリストグループに手を貸した。

 

――全てが上手くいっていたのに。

 

 手元にある手駒を最大限に利用して敵のKMFを破壊、奪取させた。

 

――それなのに。

 

 敵を罠に嵌め全滅させた。

 それにより確信した。俺ならばやれると。子供の頃に誓った願いを叶えることが出来ると。

 

――それなのに!

 

「なんなんだよお前は!」

 

 突如現れた新型の白いKMFたった一機によってテロリストのKMFは全滅した。更には自分の潜伏位置までばれ、あと少しでやられるというところまで追い詰められた。女テロリストの手助けによりなんとか逃げ出すことは出来たが、その後すぐ破壊されたのだろう。白いKMFは後ろからこちらを追跡してきている。敵のKMFの方が圧倒的に速く、このままではいずれ追いつかれる。

 

(考えろ……どうすれば……)

 

 テロリスト共の通信からサザーランドに装備されているアサルトライフルは効かないことはわかっていた。実際、撃っても機動力を活かし全て回避された。

 

(それならば!)

 

 周囲にある倒壊しかけているビルを撃ち、瓦礫で少しでも長く足止めをして距離を稼ぐ。そしてその間にKMFに搭載された脱出機能を用いて逃げる。これが最善であろう。後ろを向き銃口をビルの上部に向けようとした瞬間、白いKMFはその場に急停止し右手のスラッシュハーケンをビルの上部に向かって撃ち出した。一体何を狙っているのか。上を見上げると、そこに()()が居た。

 

「何だ……あれは……?」

 

 思わず停止してしまい、口から言葉が漏れた。

 

 大柄の黒いKMFが上から降って来た。自分のサザーランドと白いKMFの間に降り立ったそれは見たこともないKMFだった。

 

(あの新型が攻撃したことを考えるとブリタニアの所属ではなさそうだな……)

 

 現に黒いKMFはこちらに背を向け白いKMFに向かって右手の武器を構えていた。だからと言ってこちらの味方とは限らない。下手に動けばこちらを狙われかねない。

 

 ルルーシュは少し様子を見ることにした。

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 戦闘地域まで来てビルの上からこっそり覗いてみるとACを見つけた。どうやらネクストではないみたいだけど……何か小さくない? この機体と同じサイズか下手するとそれよりも小さいサイズなんだけど。ノーマルも確かネクストと同じくらいのサイズだったよね? もしかしてこいつみたいなハイブリッドなのかな。

 おまけにどいつも飛ばない。みんな足に付いたローラーで地面を走ってるところを見るとMTの可能性が高いな。

 

 いやーそれにしても便利だねーこのスキャンモードっていうの。エネルギーの回復が倍近く速くなるし、戦場の状況が手に取るようにわかるよ。

 

おまけに

『システム セントウ モード』『システム スキャン モード』

 

 

 切り替えるたんびに古臭いCOMボイスで言ってくれるの。素敵! でもセレンさんには(略

 

 

 上から眺めていると一機の紫色をしたMTがこちらの方面に向かって来る。その後を追うように白いMTが近づいてくる。

 おー白い方は中々かっこいいデザインだな。僕の趣味じゃないけど。あんまりにも細すぎるし。戦いは装甲だよ!

 

 脳天気に眺めていると突然白い方が急停止してこちらに向かって何か飛ばして来た。やっべ、なんでばれたし。

 慌てて飛び降りると紫のと白いのの間に降りてしまった。位置取り最悪じゃないですか。おまけに紫の方も止まってこっち見てるし。

 

 Q.紫は白に追いかけられていました。白は僕を攻撃しました。さて破壊すべきは紫と白どちらでしょうか。

 

 A.白!

 

 おーけー白いの覚悟しろよ。

 

 右手のバズーカを白い方に向ける。MT如きならこいつで一発さ! HAHAHA!

 引き金を引き、発射される寸前に白いMTは腕で自身を庇うように構えた。するとエネルギーシールドのような物が展開され、弾丸は相手に届くことはなかった。

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

――白いKMFのパイロットである枢木(くるるぎ)スザクは焦っていた。

 

 

 所属不明の黒い重量級KMFがこちらに向けて大型の武器で攻撃してきた。腕に搭載されたブレイズルミナスを起動、エネルギーシールドを発生させ弾丸を防いだ。しかし防いだ瞬間に大きな衝撃を受け、機体が後ろに押された。

 

(そんな馬鹿な! サザーランドのアサルトライフルですら容易く受け切れたのに……)

 

 幸いにも弾速は遅いため避けるのは簡単と考えて迎撃を開始した。脚部に装着されたランドスピナーを使い一気に距離を詰め、右手のスラッシュハーケンを敵に向かって撃ち出した。

 黒いKMFはそれを必要最低限の動きで避け左手に装備していたブレードを起動させワイヤーを切り裂いた。

 

「なっ!?」

 

 スラッシュハーケンはKMFに搭載されたワイヤー式アンカーで、攻撃だけでなく壁に撃ち込み巻き取ることで立体的な機動をすることも出来る。その性質上ワイヤーはKMFを重量を支えることができるくらいには頑丈なはずだ。しかし敵はそれを切り裂いてしまった。

 すぐさま左腕のハーケンを地面に撃ち込み、その反動で一気に飛び上がって左足で空中回転回し蹴りを仕掛けた。敵は右腕を上げ、シールドと思われる部分で防いだ。重量級なだけあってサザーランドを簡単に吹き飛ばせた蹴りでもびくともしない。

 敵は空中で硬直したこちらに対して飛び膝蹴りを放った。だが速度が尋常ではなく、まるで爆発でも起こったかのような勢いで左膝が迫った。咄嗟に両腕のシールドを展開し直撃こそ免れたが、機体は大きく吹き飛ばされた。空中で体制を立て直すことで地面に叩きつけられるのだけは避けることが出来た。

 

(まさか……あの機体も第七世代なのか?)

 

 スザクが操縦する白いKMF<ランスロット>は第七世代のKMFである。サクラダイトと呼ばれる希少な鉱石をふんだんに使用することで驚異的な戦闘能力を有し、現在普及し始めている第五世代KMFのサザーランドを圧倒している。おそらく現存するKMFでは最強と言っても良い筈であった。だが現実はあの黒いKMFに圧倒されている。機体性能も。パイロットとしての腕も。

 

 更にはこの隙を突いてテロリストの指揮官と思しきサザーランドは脱出機能ですでにこの場から離脱してしまっていた。

 

(どうする……? このままでは……)

 

――負ける。

 

 それどころか脱出機能のついていないこの機体では脱出もままならない。

 敵の重量を考えれば逃げ切ることも可能かもしれない。しかしこのまま逃げてしまえば自分にこの機体を託した<特別派遣嚮導技術部(とくべつはけんきょうどうぎじゅつぶ)>の方々の顔に泥を塗ることになってしまう。

 

「きゃあぁぁぁ!」

 

 そこへ突如女性の悲鳴が聞こえた。小さな赤子を抱えた母親と思しき女性がビルから落下していた。どうやら倒壊しかけたビルに隠れていたところ、壁が崩れて落ちたのだろう。

 

「くっ……!」

 

 あの人達を助けなければ。だがそんなことをして隙を見せれば目の前のKMFに……。

 

 だが目の前に黒いKMFは居らず、女性に向かって跳び、武器を左脇に抱え右手を伸ばしていた。無事に女性をキャッチした敵はそのままの勢いで壁を蹴り上がりビルの屋上へ逃げていった。

 逃がすまいと後を追ったがどこにも敵の姿はなかった。ファクトスフィアを起動し敵の位置を確認したがレーダーに反応はなかった。

 

「逃げられた……いや、逃がしてくれたと言った方が良いのか……」

 

 独り言を呟きつつ、まだ潜伏しているテロリストがいないか確認する為にランスロットを走らせた。

 

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 

 いやー危なかった。何とかこの親子をキャッチできました。

 ステルス便利だね。あの白いMTから逃げるのも楽チンだった。三角定規だけど。それにしても何あのMT! すんげぇ俊敏に動いてましたけど! やっぱりこっちみたいなハイブリッドなのかな。

 

 まぁとりあえずこの親子を安全な所に連れて行こう。すっごい怯えた顔でこっち見てるから。

 

 

 

 はい、というわけでやってきました。戦闘地域からそれなりに離れた所。とりあえず親子を頭部の横に置いて移動しております。

 そろそろ親子を降ろしても大丈夫かなーっと。あれ? 装甲車が建物の入り口吹っ飛ばして兵士が入っていった。何してるのか気になるなー。とりあえずブレードで入り口大きくして中見ようか。

 

 建物の入口をカッティング。

 あ゙ぁ? おいこら兵士なにガンつけてんだコラ。コジマ漬けにすんぞ。

 

 兵士の他にも民間人っぽい人達もいるね。あらやだ、あの赤い髪の子かわいい。ちょっと涙目になってるけど。そうかこの兵士達が泣かせたのか。許さん。

 とりあえずバズーカを装甲車に向けて脅してみた。

 

「武器を捨てろ、さもなくば攻撃する」

 

 当然マシンボイスですよ? 中の人など居ない。

 

「貴様! イレブンか!?」

 

 何ですかイレブンって。

 あぁあれか。アクアビットが出したサッカーゲーム「カミナリ親父イレブン」。あれの熱狂的ファンのことイレブンって言うんだっけ? 残念ながら僕はそんな熱狂的ファンじゃないよ? 確かに中々面白かったけど。

 とりあえずもっかいだけ警告してあげよう。

 

「繰り返す。武器を捨てろ」

 

「やれるものならやってみろ! そんな大口径の武器で攻撃すればここのイレブン共も一緒に吹き飛ぶぞ!」

 

 うえぇ!? ここに居る人みんなあのゲームの熱狂的ファン!? さっきのあのかわいい子も!?

 驚いたなぁ。確かにあのゲーム一部の女性にも人気だとは聞いてたけど……ここまでとは。でもいくらなんでも殲滅するのはどうかと思うよ僕は。

 とか考えてたら地域全体に放送が入った。

 

『全軍に告ぐ! ただちに停戦せよ! エリア11総督クロヴィス・ラ・ブリタニアの名の下に命じる! 全軍! ただちに停戦せよ!』

 

『負傷者は、ブリタニア人、イレブンに関係なく救助せよ!』

 

 お? 停戦? 聞いてる感じだとイレブン狩りしてたっぽい? そんな……いくらなんでもアクアビットに汚染されてるってだけで殲滅するなんて……。おのれ企業連! 今心の底からテルミンに首輪外してもらって良かったって思えたよ。

 

 兵士も全員武器をおろしたみたいだし僕もおろそう。おっと危ない親子降ろしてあげなきゃ。

 

 さーさっさとこの場からずらかろう。企業連に捕まると面倒だしね。

 

 

 

――――――――――――――

 

 

 

 その日の夜、とある自室のベッドに少年が横になっていた。

 

「あのイレギュラー、黒いKMFには感謝しないとなぁ……!」

 

 そう呟くと嬉しそうにくつくつと笑った。

 

「見ていろ……シュナイゼル、コーネリア……次はお前達だ!」

 

 少年の左目がぼんやりと赤く光った。

 

 

 




駄文以下の内容を読んでいただきありがとうございました。
今後もこんな感じで妄想を垂れ流しながら続いていくので、それでもよろしければお付き合い下さい。
感想、批判、おかしな点等ございましたらぜひともコメントお願いいたします。

以下は作品内で不明な用語があった方のみご覧下さい。
自分なりに適当に用語解説しておきます。

【ひっひっふー】
 ラマーズ法。

【AC】アーマードコア
 人型機動兵器。汎用性が高いロボット。だいたい10メートルくらい。
 頭部、コア、腕部、脚部の基本フレームの他、ジェネレーターやブースター等の内装、
 背部、腕部、肩部等に武装等を組み替え、多種多彩な戦術を組み戦える。
 ・ノーマル
  普通のAC。
 ・ネクスト
  強いAC。リンクスと呼ばれる人達しか操縦できない。
 ・ハイブリッド
  この作品オリジナル。4系のネクストとV系のVACを変な風に混ぜてある。

【MT】マッスルトレーサー
 ACよりもやっすい兵器。あんまり汎用性はないい。人型だったり違ったり、色々種類がある。

【KMF】ナイトメアフレーム
 人型自在戦闘装甲騎。ブリタニアが日本侵攻の際に実戦投入してあっという間に日本占領しちゃいました。だいたい4メートル強。
 「Nightmare」ではなく「KnightMare」騎士の馬。コクピットごと後方へ飛んでゆく脱出機能がついている。
 ・スラッシュハーケン
  ワイヤー式アンカー。
 ・ファクトスフィア
  情報収集用カメラ。
 ・ランドスピナー
  高速移動用ホイール。 建物の間なんかもよじ登れる。

【首輪】
 とっても大切な赤い首輪。

【セレン・ヘイズ】
 とっても怖いけどとっても優しいオペレーターのお姉さん。まかり間違っても年増ではない。年増ではない。

【トーラス】
 変態企業その①。

【アクアビット】
 変態企業その②。

 ・「カミナリ親父イレブン」
  アクアビットが作ったサッカーゲーム。
  複雑な事情を持った中年親父達が集まってサッカーをする話。たくさんの人間ドラマが見られると話題。
  熱狂的なファンことを「イレブン」と呼ぶ。

【AMS】アレゴリー・マニュピレイト・システム
 脳と機械を制御装置で繋いで、操作を思考によって行う。 とかいうネクストの制御方法。
 この適正が低いのに接続しちゃうと脳や神経が損傷しちゃう可能性がある。

【リンクス】
 ネクスト操縦者のこと。「Lynx(山猫)」ではなく「Links」。
 脳と機械を繋ぐ為の機械を体に埋め込んである。この作品ではうなじの下部辺り。
 強化人間。 

【コジマ粒子】
 KPとも。ものすごく人体や環境に悪い汚染物質。でも使い道多数。
 ・PA(プライマル・アーマー)
  コジマ粒子を用いたエネルギーバリア。ダメージを軽減or無効化。
 ・AA(アサルト・アーマー)
  PAを攻撃に転用、爆発を引き起こす。使うとPAがしばらく展開できない。

 ・OB(オーバード・ブースト)
  すっごい速く移動できるけど曲がりにくい。
 ・QB(クイック・ブースト)
  前後左右にヒュバッと動いて避けたり瞬間的に加速したりする。ドヒャアドヒャ。

 どれも使うとコジマ粒子を撒き散らす。迷惑極まりない。

【特別派遣嚮導技術部】
 だいたい略称の「特派」と呼ばれる。ランスロットを作りました。ちょっとおかしい人(味覚とか)が何人か居る。

【ギアス】
 王の力と呼ばれている。人によって発現する能力が違う。
 ルルーシュは絶対遵守の力。相手の目を直接見てかける。一度かかるとキャンセル不可&もうかけれない。

【神聖ブリタニア帝国】
 世界の三分の一を支配するでっかい国。

【サクラダイト】
 フジサン付近でしか採れない希少金属。これ目的でブリタニアは攻めて来た。

【イレブン】
 日本人。日本がブリタニアの属領になった際につけられた【エリア11】という名前から。日本人にとっては蔑称。
 ギアス世界ではサッカーゲームの熱狂的なファンのことではない。

【企業連】
 企業統治連合。平和と秩序を維持しているらしい。


A.UNIT → 腕部武装
H.UNIT → 格納武装 腕武器の予備
B.UNIT → 背部武装
S.UNIT → 肩部武装


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