Fate / your name   作:JALBAS

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遂に、キャスターとの最終決戦です。
今回は、糸守と三葉はお休みです。
途中までは、ほぼ原作アニメ通り。ラストは、少し変えてあります。
但し、あの男は出て来ます。(最後にちょっとだけですが)




《 第十二話 》

 

桜を追って、俺達は、柳洞寺に来ていた。

はっきり言って、勝算は無かった。セイバーは聖剣を封じられ、アーチャーも戦えない。それに対し、ここは敵の本拠であり、キャスターはかなり魔力を溜め込んでいる。おまけに、門番のアサシンまで居るのだ。しかし、桜を見捨てる訳にはいかない。また、もしキャスターが聖杯を完成させてしまったら、どれだけの人々が犠牲になるかも分からない。

門に向かって石段を登り始めるが、途中で遠坂が足を止める。

「違うわ!」

そう言って、道を反れ、林の中に入って行く。

「お……おい、遠坂!」

遠坂は、崖で行き止まりのところまで行くと、岩の壁に手を当てて何やら呪文を唱える。すると、そこに抜け穴が出現する。

俺達は、その中を進む。そして、広い空間に出るが……

「何だ?これは……」

そこには、古代ギリシャの都市のような空間が広がっていた。奥には巨大な神殿がそびえ立っている。

「呆れた、やりたい放題ね?」

「こんな物をどうやって……」

「魔術よ、今迄散々溜め込んだ魔力を使って、造り出したのね……流石は魔女メディア、半端じゃないわ。」

俺達は、都市の中を、キャスターが待つ神殿を目指す。途中、キャスターの作り出したゴーレム達が襲い掛かって来る。俺達はそいつらを蹴散らして、神殿へと続く石段の前まで来る。その時、石段の上にサーヴァントが現れた。

「アサシン、」

アサシンは、俺と遠坂の方を向いて言う。

「お前達は、行け。」

「俺達を、見逃すというのか?」

「私の役目はサーヴァントの撃退でな、最優のサーヴァント、セイバーを相手にするのだ。ひとりやふたり、通してしまうのは仕方なかろう?」

俺は、セイバーの方に振り返る。

「士郎、凛、先へ!」

セイバーはそう言うが、今のセイバーは万全では無い。しかし、一刻も早く、桜の元に駆けつけなければならない。

「頼んだぞ!」

そう言い残して、俺達は神殿に向かって階段を駆け上がって行く。

 

士郎と凛が去った後、セイバーはアサシンに言う。

「感謝します。」

「礼など言うな。元より、あの魔女もそのつもりよ……私に与えられた魔力には、限りがある。おそらく、朝までは持つまい……しかし間に合った。ここでお前と討ち合える事は、正に行幸!」

そして、戦闘が始まる。

 

 

神殿に辿り着いた俺達が見たものは、コロシアムのような場所に敷かれた巨大な魔法陣と、その中央の台座の上に立っている桜の姿だった。桜は攫われた時と同様に、生気の無い、操り人形のような目をしている。

「桜っ!」

遠坂が、コロシアムの中に駆け込もうとするが、

「遠坂っ!」

遠坂を狙う攻撃に気付き、俺は剣をトレースしてその攻撃を弾く。

「士郎……あなた……」

そこに、葛木が現れる。

「良く防いだ……奇襲には慣れているようだな?」

「士郎は下ってて!」

「馬鹿言うな!」

葛木を迎え撃とうとする遠坂を、俺は制する。

「早く、桜の所へ行け!」

「士郎……まさか、恰好つけてるつもり?」

「かもな?」

「ふっ……似合わないわよ……」

そう言い残して、遠坂は桜の元へ駆け降りて行く。

葛木は何も言わず、眼鏡を外して戦闘態勢を取る。

 

 

セイバーとアサシンは、激しい剣戟を繰り返していた。

実力は拮抗し、お互い有効打は出ていない。

「ふふ……汚れの無き剣捌き、流石、最優のサーヴァント!」

「それは、お互い様です!これ程澄み切った剣と出合ったのは、何時以来か……小次郎、と言いましたね?」

「ふっ……アサシンで良い。所詮、偽りの名だ。」

「偽り?」

ふたりは一旦離れ、間合いを取る。

「そう驚くな。確かに、佐々木小次郎という男は居ただろう。“物干し竿”と呼ばれる長刀を持つ、武芸者も居た筈だ。だが、それらは同じ者では無い。ある剣豪の引立て役として語られた、佐々木小次郎という剣士は、実在しない架空の存在なのだ。」

「架空の……英霊?」

「そう、佐々木小次郎という殻、それを被るに最も適した剣士が、私というだけだ……私に、名など無い。私はただ、記録にある佐々木小次郎の秘剣を披露出来る、その一点で呼び出された亡霊に過ぎない。」

セイバーは何も言わず、アサシンを見詰める。

「無である私にとって、あらゆる事は無意味だ……だが、その私にも唯一意味があるとすれば、それは今だ。無名のまま死んで逝った私に、もし、望みがあったとしたら……」

アサシンは、再びセイバーに切り掛かる。

「この戦いこそが、我が望み!」

更に激しく、剣撃を仕掛けるアサシン。セイバーも、これに対応する。

「むしろ解せんのはお前だ、セイバー!何を望んでこの戦いに挑む?何が、お前にその剣を握らせる?」

「わ……私は……私の、望みは……」

鍔迫り合いの中、セイバーに過去の記憶がフラッシュバックする。アーサー王として、民を率いていた時の記憶が……

「わたしはああああああああっ!」

渾身の力で、アサシンを突き飛ばすセイバー。しかし、直ぐに体勢を立て直し、アサシンはまたセイバーに襲い掛かる。

 

 

魔法陣まで辿り着いた凛は、中に足を踏み入れる。数歩桜に近付いたところで、足を止める。

「キャスター、出てきなさい!どうせ、そこに居るんでしょ?」

「ふふふ……」

桜の背後に、キャスターが姿を現す。

「ようこそ、お待ちかねよ。あなたの大切な桜さんが。」

「どうやら、私達の事は全部お見通しのようね?」

「ええ、この娘の、頭の中を覗かせてもらいましたから。」

その言葉に、凛は怒りを露わにする。

「桜は、返してもらうわよ!」

「ええ、いいわよ。この娘が“行きたい”と言うのであれば?」

そう言って、体を宙に浮かせ、桜に耳打ちをする。

「来たわよ、あなたが、ずっと待ってた人が。」

すると、桜の目が、赤く妖しく光る。

「あ……あああああああああっ!」

突然、苦しみ出した桜から黒い触手のような影が放たれ、凛を襲う。

「桜?!」

とっさに交わすが、黒い影は次々と襲い掛かって来る。キャスターは更に上空に昇っていき、これを静観する。

「しょうがない……少し、痛いかもしれないけど……」

凛は、ガンドで応戦する。しかし、攻撃は黒い影に阻まれて桜には届かない。

「うふふふ……早くしないと、聖杯に魔力を全部吸われてしまうわよ。」

高みの見物を決め込んだ、キャスターが言う。同時に、魔法陣から光のカーテンが立ち昇り、桜が更に苦しみ出す。

「うっ……あ……ああああああっ!」

「桜?!」

 

その光には、葛木と戦闘中の士郎も気付く。

「遠坂?!」

つい目を逸らしたところに、葛木の正拳が炸裂する。

「ううっ!」

大きく跳ね飛ばされてしまう士郎。何とか体勢を立て直し、柱の影に隠れる。

「く……葛木、どうしてマスターになった?魔術師でも無く、聖杯に興味も無いあんたが?」

「そうだな……おそらくは同じだろうな、お前と。」

言いながら、葛木は士郎の隠れる柱に近付いて行く。

「俺は、お前とは違う!」

「変わらん!私もお前も、共に己の望みが無い!」

葛木は、柱ごと士郎に攻撃を仕掛ける。柱は砕け散るが、士郎は何とか葛木の攻撃を受け止める。

「違う!俺は……こんな、殺し合いを終わらせるために……」

「同じだ!結局は、そのために相手を殺す!」

 

桜は、更に苦しみ、魔法陣の光はどんどん強さを増す。凛は盛んにガンドを飛ばすが、全て黒い影に弾き返される。

「きゃああああっ!」

遂には、黒い影の攻撃を喰らい、ダメージを負って倒れてしまう。

「ふふふ……もう、時間切れのようね?」

倒れた凛が、桜を見て呟く。

「このままじゃ、本当に聖杯に……」

何とか体を起こし、手に持った宝石を見詰めて握り締める。

“魔術師にとって……一番大切なのは、命じゃない。護らなくてはいけないのは、魂の尊厳!“

そして、立ち上がって、桜に向かって優しい笑みを浮かべながら言う。

「あんたも魔術師の家に生まれたんだから、分かるわよね?」

そして、意を決して、呪文を唱える。

「Es last frei. Eilesalve」

凛の体から、赤いオーラが立ち昇る。凛を襲う黒い影が、そのオーラに砕かれる。

“さくら……”

凛は、桜に向かって走り出す。凛の脳裏に、幼き日の記憶が蘇る。

 

桜の花びらが舞う、小春日和の中、縁側に座る桜の前に凛が立っている。

「まとう……さくら?」

そう問い質す桜に、凛は、

「そう……まとうさくら。」

そう答え、微笑む。

 

桜に迫る凛。それに対し、桜の右手に短剣が現れ、それを桜は両手に持って凛に向ける。しかし、桜には意思があるようには見えない。

“手加減は、しないわよ!”

桜の短剣を交わし、凛は手に持った宝石を桜の背中に当てる。

「Welt、Ende!」

凄まじい魔力が、桜を包み込む。

 

再び、小春日和の中、間桐家の使いの者に手を引かれて、桜が遠坂家を出て行く。呆然とそれを見送る凛。桜は振り向いて、凛に向かって涙を流しながら、何かを叫ぶ。

場面変わって屋敷の中、扉を後ろ手に閉めて俯く凛。目からは、涙が滴り落ちている。

「ごめんね……さくら……ひとりぼっちにして、ごめんね……」

 

魔法陣の光が消える。その中で、凛が、項垂れた桜を抱きしめている。

「甘いな、私も……」

その左腕からは、桜の短剣で負った傷から、血が流れ出している。

「手加減しちゃったじゃない、全く……これじゃ、士郎の事言えないわね……」

桜は目を開き、凛の顔を見上げる。

「さくら……」

凛の瞳から、涙が流れる。桜は、目を大きく見開く。

「忘れなさい、全部。もう、悪い夢は終わりだから。」

そう言って、凛は桜の前髪を少し上げ、おでこに優しくキスをする。桜は少し笑顔を見せた後、ゆっくりと目を閉じて気を失う。

何とか聖杯の出現は防げた。しかし、凛も酷く傷付き、その場に蹲ってしまう。

その様子を、上空で眺めていたキャスターが凛に言う。

「うふふ……生贄は、魔術回路を持つ魔術師が、ひとり居ればいいのよ……お嬢さん。」

「キャスター……」

凛は、桜を抱え込むようにして、キャスターを睨み付ける。

「その娘を、庇う必要は無くってよ。私の生贄はあなた、最初から、そう決めていたの。」

キャスターは、ゆっくりと地に降りてくる。

「くっ……」

凛は唇を噛み締める。

「もう宝石は残っていないの?少しは抵抗してくれないと、興が無いわ。」

キャスターの体から、妖しいオーラが湧き上がる。

 

 

セイバーとアサシンの攻防は架橋に入っていた。鍔迫り合いの後、セイバーはアサシンを押し込むが、かえってアサシンに都合の良い踊り場に追い込んでしまう。

「しまった!」

「そうだ、足場が水平ならば、燕返しを放つ事ができる。」

身構えるセイバーに、アサシンが言う。

「果し合いの最中に、後の事など考えるな!もとより我らは、役割を果たすためだけに呼び出された。私がこの門を護るように、お前にも護るものがある。ならば、迷う隙などあるまい……それに、時間が無いのは、お前に限った話しでは無い。」

その時、セイバーは気付く。アサシンの体が、既に消え始めている事に。

「失礼をした。確かに、お互い時間が無い。」

セイバーは、剣のカモフラージュを解く。

「ふっ……」

それを見たアサシンは笑みを浮かべ、燕返しの構えをとる。

「いざ!」

覚悟を決め、両者共に仕掛ける。

「秘剣、燕返し!!」

「はああああああああっ!」

お互いの剣技が炸裂し、ふたりの体が交差する。

一瞬の静寂の後、アサシンが血を吐いた。だが、倒れる事はせず、セイバーに言う。

「……行け……」

セイバーは一度だけアサシンの方を振り向き、直ぐに向き直り、何も言わず石段を駆け上がって行く。

「美しい小鳥だと思ったのだがな……その実、獅子の類であったか?女を見る目には、自身があったのだが……どちらも、修行不足……ということか……」

そうして、アサシンは消滅していった。

 

 

葛木の正拳で、とうとう俺の剣が砕かれた。更に猛攻を受け、俺はコロシアムの中に突き落とされてしまう。

「うわあああああああっ!」

「士郎?!」

転げ落ちて来た俺を見て、遠坂が叫ぶ。

その後ろから、葛木がゆっくりと石段を降りて来る。

「うっ……ううっ……」

辛そうに起き上がろうとしている俺の横を素通りして、葛木はキャスターのところに歩いて行く。

「マスター、どうぞ奥に。あのふたり相手なら、私ひとりで足ります。」

ようやく起き上がった俺は、よろけながら遠坂の横まで行く。

「遠坂、逃げられるか?」

「残念だけど……」

「あなたは、特別念入りに料理してあげる。」

そう言って、キャスターは俺に向かって右手を翳す。その右手に、強力な魔力の塊が現れる。

『士郎!下って!』

そこに、セイバーの声が響き渡る。

コロシアムの上から、剣を構えたセイバーが飛び込んで来て、キャスターに切り掛かる。

「はああああああああっ!」

「ふんっ!」

しかし、キャスターは直ぐに切り替えして防御壁を張る。セイバーの攻撃は、それに跳ね返され、セイバーは俺の横に着地する。

「ルールブレイカーを受けたあなたでは、私を倒しきれない。それはあなた自身が、誰より分かっている筈。この神殿は、私そのものよ。聖剣の力を解放できないあなたに、ひとつの街を落とすことができて?」

「くっ……」

セイバーは、唇を噛み締める。

「いっそのこと、ふたりとも生贄にするのもいいわね……でもそうねえ、話によっては、そこの坊やだけは生かしておいてやってもいいわよ?」

「何だと?」

「セイバー、あなたが私の僕になるならね……あなたなら、あのアサシンよりましな道具になってくれるでしょうから。」

「ふざけるな!セイバーに、そんな事をさせられるか!俺は殺されても、お前達のやっている事は認めない!」

俺は、即座にキャスターの提案を否定した。

「そう……ならばまず、あなたから消えなさい!」

キャスターは、再びその手を俺に向けて翳す。

『そうはさせません!』

突然、神殿内に声が響き渡り、俺達を攻撃しようとするキャスターに鉄杭付の鎖が飛んでくる。

「何?」

キャスターは、素早くそれを避け、葛木の所までさがる。それによって空いた、キャスターと俺達の間に、黒い影が舞い降りて来る。

「お……お前は?」

降り立ったのは、黒いボディコンスタイルに身を包み、目隠しで自らの目を隠した、地面に着きそうなくらい長い髪の女性だった。

『ら……ライダー?!』

葛木と桜を除く全員が、驚愕の声を上げた。

「あ……あなた、消滅していなかったの?」

さしものキャスターも、ライダーの出現には驚いている。

ライダーは、ゆっくりと俺達の方を振り向いて言う。

「マスターを、お願いします。」

「え?」

次に、ライダーは何かの呪文を唱える。すると、ライダーを中心に黒い影が広がり始める。それは、一瞬の内にキャスター達も包み込んでしまう。俺達だけが、その外に取り残された。

「こ……これは……結界?」

それを見た、遠坂が言う。

 

 

結界の中では、ライダーとキャスター・葛木が対峙していた。

「ふん、何をしようと、今の私をあなたひとりで倒す事は不可能よ。さっきも言った通り、この神殿そのものが私なのですから。」

「それはどうでしょうか?」

そう言って、ライダーはその目を覆っていた目隠しを外す。

「まさか?“石化の魔眼”を?」

ライダーの目が、妖しく輝きを放つ。

「くっ!」

キャスターは、すかさず防御壁を張る。巨大な魔法陣が、キャスターと葛木を包み込む。しかし、キャスター達の体は、足元から徐々に石になっていく。

「ど……どうして石化が止められない?今の、私の魔力ならば……」

ライダーの体が、激しく輝く。まるで、燃え尽きる前の炎のように……

「まさかあなた……全魔力を……そんな事をしたら、あなたも消滅してしまうのよ!」

「それで、マスターが護れるのならば……私は本望です……」

「や……やめなさい、やめてえええええええっ!」

 

 

しばらくして、結界が消滅した。

その跡には、完全に石化したキャスターと葛木の姿があった。しかし、ライダーの姿は、もう何処にも無かった。

「こ……これは、石化の魔眼“キュベレイ”?」

セイバーが言う。

「全ての魔力を使い切って、マスターを助けたのね……」

遠坂が言う。

「ま……マスターって?ライダーのマスターは、慎二だったんじゃ?」

遠坂は、首を振って答える。

「慎二は、“偽臣の書”を通してマスターを代行していただけ……ライダーの本当のマスターは、桜だったのよ……」

「さ……桜が?」

「桜は、そのために間桐の家に行った……でも、この子は、どうしても戦いたくはなかったのね……」

遠坂の頬に、涙が流れる。

俺には訳が分からなかったが、今は聞くべきでは無いと思い、静かにそれを見詰めていた。

 

『ははははははははっ!中々に、面白い見世物であったぞ!』

再び、神殿内に声が響く。今度は、男の声だ。

「だ……誰だ?」

すると、コロシアムの上に、ひとりの男が姿を現す。

金色の鎧を着て、金色の逆立った髪をした男が。

「10年振りだな、セイバー。」

「お……お前は……アーチャー?!」

 






という訳で、ライダー再登場。
あのセイバーとの寸劇で退場では、あまりにも不憫でしたし、“桜を護るライダー”を書いてみたかったので。
キャスターは“石化の魔眼”を知ってたのに、近距離で何も警戒して無かったのか?とか、ライダーが消滅したら石化も解けるんじゃ?とか、いろいろツッコミはあるかもしれませんが、その辺は大目に見て下さい。
ちなみに、私はゲームをやって無いので、HFルートの内容はよく知りません。ですので、この“石化の魔眼”の使い方は私の勝手な妄想です。

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