時系列は14話以降です
●謎の女さんの一日
ヤタガラスの使者・森野の朝は早い
「……まぁ好きではじめた仕事ですし」
誰とも聞かれない愚痴を零す。
最近は危険な悪魔が多いからなと思いながらノロノロと布団から起き上がる。
まず、入念な体調チェックから1日が始まる。
体力、精神力ともに問題ないことを確認してから、管から仲魔を呼び出す。
「モリノン!モリノン!
ゲンキ!ゲンゲンキ!」
「……うん、これなら問題ない。
【コダマ】君もいつもありがとう。」
今日は大事な交渉日である。
彼女は自分の仲魔に問題ない事を確認し、管に戻す。
変装を行い、フード被り、家を出る。
基本的にどの依頼を誰に割り振るかは決まってはいるものの、最近の依頼主の嗜好に合わせ、多種多様な条件をつけなければいけない。
一昔前ならば何を贅沢なと切って捨てられたものの、現在の状況ではそうも言ってられない。
思わずため息が出る。
「やっぱ都内の仕事はキツイですね……。
競争率が高いですし、危険度も高い」
それは彼女自身が選んだ道だから、後悔はしてないつもりだ。
しかし、それでも依頼の下見や事前調査の段階でババをひかされたと分かると気が滅入ってしまうのも確かな話だ。
「……この依頼はダメですね。これは裏にメシア教が絡んでいますね」
彼女の目とコダマの地脈感知力で、異界や地脈の性質を読み取り、そう結論つける。
腐ってもヤタガラスの術者、これくらいは問題なくできるのだ。
「お、この依頼なら!
……いえ、厳しいですね。
彼女には簡単で安すぎますし、それ以外には厳しすぎる」
一見問題ない依頼、それでも敵の強弱の関係で取りやめざるを得ない場合がある。
そう、今、一番の問題は依頼の下請け先不足である。
50年前は何十ものオールドサマナーが軒を連ねたこの魔都・東京だが、今では少数派 。
特に実力があるものはほとんど他組織へと行ってしまった。
管使いがまともに戦力になるのに10年はかかると彼女は思案する。
「この業界のサマナー、悪魔の召喚ができるようになるのは当然ですが、ある程度は本人も戦えなければいけませんからね」
しかし、ここ数年は安価なハイテクサマナーにシェアを押されている。
「いえ、私は続けますよ。待ってる人がいますから───」
オールドサマナーの灯火は弱い。だが、まだ輝いている。
「時々ね、わざわざ手紙までくれる人もいるんですよ。
またお願いしますって。ちょっと嬉しいですね」
「遠くからわざわざ求めてこられるお客さんが何人もいる。
体が続く限り続けようと思ってます」
「やっぱりね、管使いだからこその魅力ってあるんです。
機械がいくら進化したってコレだけは真似できない」
業魔殿内にあるカフェ【新世界】にてマスターに管を巻きながら彼女はそう呟く。
20××年、悪魔召喚プログラムの存在で依頼報酬が5分の一にまで下がり、一時は転職を考えた。
「やっぱりアレですね、たいていの若手は機械に召喚を任せてしまうんですよ。
機械の方が早いとか、異能があるから問題ないとか……
でもそれを乗り越える奴もたまにいますよ。
ほら、そこにいる中島もそう。
そういう奴が、これからのオカルト界を引っ張っていくと思うんですね」
最近では他組織のサマナーにも注目されているという。
出されたソーダ水をぐいと呑み干しながら「本物に追いつき、追い越せですかね」 。
そんな夢をてらいもなく語る彼女の横顔は職人のそれであった 。
今日も彼女は、日が昇るよりも早く現地の地脈の捜査を始めた 。
明日も、明後日もその姿は変わらないだろう 。
ヤタガラスの使者の朝は早い。
●沖田とノブ凪
「どうしてこうなった……」
ことの初めは、落ち込んだ沖田さんとの駄弁りであった。
先のPKは思った以上に自分たちの精神を削っており、その為に二人となにも悪魔関連のことをする気にはなれず、家でダラダラ。
そして、同胞殺しという事実から目を背ける為か、やけに沖田さんがこちらに物理的な意味で接触が増えてきたのであった。
「あ、髪のセット手伝いますよノッブ」
「買い物に行くんですか?
なら私もいきますよ!……え?手を繋ぐのは別に友達同士なら変じゃありませんよね?
ましてや私とノッブは親友同士ですし」
「あ!お昼寝ですか!
私も一緒に寝ま〜す♪」
どう考えても接触過剰です本当にありがとうございました。
残念ながら自分は元は男だから、沖田さんの言う普通の女の子の距離感ならこれくらい普通理論が正しいかどうかはわからない。
が、このままでは男として色々と危ない!
ブツもないのに何がと言われたらそれまでだが、それでもこちらはいまだに心は男のつもりだ。
「な、なあ!沖田よ。
ワシは元々の性別は男、そこのところはOK?」
「……?今は女の子ですよね?」
「そうだけど!その、心は男だから、ね?
その、不安とか性差とか、あるじゃない?」
「……!!ああ、ごめんなさい、気が付きませんでしたね!
気が利かなくてすいません、それじゃぁ、さっそく一緒にナプキンとブラを買いに行きますか!」
「ちげーよ!!そっちじゃねえよ!!
だ、か、ら!あのね?沖田さんは美人なんだから、もっと警戒した方がいいって言いたくて!」
「ああ、それなら大丈夫ですよ〜♪
ちゃ〜んと人は選んで言ってるつもりですし。
ノッブはノッブだから大丈夫!そのような信頼の上でやってる訳です」
「……もしかしたら、自分が沖田さんを押し倒すかもよ?」
「いや、ステータス的に無理でしょ」
「自分が、いやらしい目で沖田さんを見てるかもしれんぞ?」
「へー、ところでこの沖田さんボディのバスト。
なんとF、寄せてあげればGになるんですよ!
まぁ、前の体と1サイズしか違わないですが」
「あーもー!そーいう事はっきり言っちゃう!」
何故か沖田さんは此方を機嫌良くニヨニヨ見て笑い、嬉しそうである。
だが、このままではラチが開かない。
そう思わず、こんなバカな事を言ってしまったのだ。
「それなら、家主命令で一緒にお風呂に入ってもらうように命令してもいいのだぞ?
それが嫌ならもう少し警戒心を持って……」
「あ!いいですねそれ!
一緒に入りましょう!」
「え」
「寧ろウェルカム!!やったぜ!
これでようやくノッブの生全裸が見れますね!
あ、カメラ持ち込みはOKですか!?」
「あほか!いい訳ないじゃろ!!」
「……っち!まあ、いい。
それでも私の網膜にきっちりとノブのフルヌードを焼き付けますから」
「ちょ!おま!ひ、引きずるな!
まって、心の、こころの準備がぁぁぁあ!!」
かくして、自分の抵抗も虚しく、自分と沖田さんはあっさりと一緒のお風呂に入る羽目になったのであった。
美女との体の洗い合いという、男の時ならさぞ嬉しかったであろうイベントを経験する羽目になりましたとさ。
「……風呂場に水着はルール違反では?」
「少しは加減しろ!!」
●沖田とモーショボー
「私も混ぜろよ!!」
「勿論!大歓迎ですよ!!」
「おい」
その次の日はなぜかモーショボーを含め3人で入る事になった。
今度は水着は許してくれなかった。ぐすん。
●はかせと凪
時間は少し飛んで合体イベント数日後。
はかせのところに装備品を取りに来たときの出来事であった。
「ところで凪ちゃんには不要だろうけど。
先の合体レポート、あれのおかげで新しい良さげな装備が出来たんだ」
「へぇ、どんなの?」
はかせがパチンと手を鳴らすと造魔が持ってきたのは大きな全身スーツ。
それは機械出てきており、とても頑丈で強そうだ。
「そう!これは先日ようやく完成したパワードスーツこと【強化外筋骨格】
次世代万能学習パワードスーツこと【デモニカ】をベースにいくつかの稀少素材を使用!
さらに【魔人・仮面ライダーブラックRX】のデータを参考に作成、完成させた品がこれ!」
それはデモニカとは違い、蟲を思わせる外骨格であり、頭部もバケツのそれから蟲を思わせる複眼に似た強化ガラスに触覚がとても良く目立つ。
「その攻撃力は勿論、硬さは折り紙付き!
物理系悪魔に襲われても、壊れない特殊合金の鉄壁ボディ!
装備だって、対悪魔用の突撃銃に対悪魔用グレネード、カッコいい対悪魔用高周波ブレードも完備!」
素晴らしい装備の数々に、お洒落なベルト。
青い装甲が実に眩しい。
「なにより、普通この手の強すぎる強化装備はバスターでないと使えないけど、これはキチンと鍛えれば【サマナー】でも装備可能!
そう!これは言うなれば(成長する特性を無視すれば)デモニカの上位互換装備!
いやぁ!私の才能が恐ろしい!」
はかせは高らかに、そして誇らしげに自分の創造物を自慢する。
そうして、一通り自慢が終わった後にはかせはこう自分に相談してきたのであった、
「……でも、こんな凄いパワードスーツスーツなのに、何故か他プレイヤーの皆さんには不評なんだよねぇ?
凪ちゃんはこの装備のなにがいけないんだと思う?
この【仮面ライダー・G3アーマー】」
取り敢えず、この後はこれの見た目と名前を変えるように説得することになった。
その結果、【G3-X】と名前を変更したところ、なぜか以前より少しだけ売上が伸びた。
その事実に、はかせはとても納得いかない顔をしていたのが非常に印象的であったとさ。
●沖田とモーショボーとノブ凪
「え〜!流石にリンスくらい使おうよ!」
「ああ!ノッブの髪の洗い方、適当過ぎですよ!
せっかくの長髪美人なのにもったいない!!
……何で卵シャンプーだけでこの艶を維持できてるんですか!!おかしいでしょ!!」
なお、初めの頃は風呂場ではモーショボーが沖田さんを牽制していたのに、何故か自分の髪の扱いに関して意気投合。
モーショボーと沖田さんの間で謎の女の子同盟が発足し、2人の仲が大幅に改善。
その結果、定期的に自分は沖田さんかモーショボーと一緒にお風呂に入る羽目になるのでした。
何でやねん。
●ノブ凪と新悪魔
「あら、貴女が私を呼び出したの?私は女神・ハトホル。
エジプト神の一柱、ラーの妻、イチジクと豊穣の女神よ。
今後ともよろしくね?」
いざと言う時や非戦闘時に使いやすそうな悪魔が欲しい!
それに謎女さんが言うには、豊穣神を仲魔に出来ていると斡旋できる仕事が増えるとの事で、この度はこの【女神・ハトホル】をはかせに頼んで作ってもらってみた訳だ。
「スキルは【パトラ】と【ポズムディ】に【雷電真剣】、【エストマ】【エナジードレイン】【ディアラマ】と。
ん、これで簡単な状態異常にも対処できたし、エストマ要員しては十分過ぎるな」
もっともこのハトホルは物理と銃弱点なので、あんまり普段の戦闘には使わないだろう。
が、それでもいざと言うときの保険があるかどうかで大違いである。
「うふふ、長くなるか短くなるかはわからないけど、これからよろしくね?
マスターさん♪」
おぉ、見た目こそ細身の角付き美少女だが、この余裕、確かに女神オーラを感じる!!
いや、実際に出ているかどうかは不明だが、そんな雰囲気と喋り方を感じたのは本当だ。
ところでハトホルさん、貴方は雌牛の女神のはずなのに、何で近年のビジュアルは貧乳なのですか?
え、セクハラはダメですよだって?ごめんなさい。
「あ〜!!
オキタに続き、また新しい女を連れてきた〜〜!!
私と言うものがありながら!!」
さっそくハトホルのお披露目を家で行った訳だが、どうやらモーショボーちゃんには不評らしい。
文句を言いつつ、ハトホルに絡んでいくモーショボー。
そして、そのまま奥の部屋へとハトホルを連れ込み、一対一での圧迫面接をすると意気込むモーショボー。
あらあらと言われながらも特に抵抗せずについていくハトホル。
そうして、扉が閉まりその後1時間後。
部屋から出てきた時にはすっかりトゲの抜かれたモーショボーと余裕を持った表情で微笑むハトホルの姿が!
「ママ……ハトホルママ……!!」
「はいはい♪モーショボーちゃんはいい娘ですね〜♪
ママはここにいますよ?」
見るにこのモーショボー、すっかりハトホルに懐柔されてしまったようだ。
いや、確かにハトホルは養育の女神とかそう言う方面もあるけど、流石にこの堕としスピードには驚愕を超えてドン引きである。
「うふふふ♪
あ、サマナーさんも勿論、私の事をママって呼んでもいいのよ?」
「ひえっ」
この日、何故この世界では女神も悪魔呼ばわりされるのか、理屈ではなく魂で理解したのであったとさ。
●謎女と中島と現地民と
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623:名無しのハンター
おまえら、プレイヤーって組織について知ってるか?
624:名無しのハンター
プレイヤー?なに、またパラダイムX関連か?
625:名無しのハンター
だからパラダイムXは無実だって言っただろう!!
626:名無しのハンター
あ〜、最近やけに増えた名前詐欺悪魔達のこと?
あいつらパラダイムX産の悪魔だったのか?
627:名無しのハンター
↑最近は中華やアメリカ辺りでも似たようなの出来たからそっちの電脳異界かも知れんな
628:名無しのハンター
だからどっちもちげーよwww
いい加減パラダイムXから離れろww
629:名無しのハンター
天海市関連のあれがそれほど凄いとか、日本壊れちゃ〜う
630:名無しのハンター
ファントムを見ればあながち嘘とも言えないのがなぁ
631:>>623
いい加減話題を戻そう(真顔)
それよりプレイヤーだよプレイヤー、あいつら相当やべぇぞ
632:名無しのハンター
具体的にどうヤバいのか言えよ
翔門会よりやばかったら話聞いてやるよ
633:名無しのハンター
いや、大体のオカルト組織は翔門会よりはやばいやろ
634:名無しのハンター
アマネちゃんカワイイやったー
635:>>623
話し続けるぞ
この間、近場の異界で野良の悪魔狩りしてたんだが、その時ドミニオンとサマエルとかいう超クラス悪魔が普通に異界内を闊歩してて、命辛々抜け出したんだわ。
で、何とか情報だけでも盗み聞きした所、そいつらが所属しているグループがプレイヤーとか言う組織らしい
636:名無しのハンター
嘘乙
637:名無しのハンター
サマエルwwwにwwwドミニオンwww
堕天使の親分と大天使が一緒とかwwww
嘘にしてももう少しマシなのを言えwwww
638:名無しのハンター
ここは割とフリーだからあんまいう奴いないが、ガチメシアンは怒ると思うぞ?
639:名無しのハンター
取り敢えず、神罰当たるように祈っときました
640:名無しのハンター
私も
641:名無しのハンター
俺も
642:名無しのハンター
やwwwめwwwろwwwwww
643:名無しのハンター
どこに潜んでたし
644:>>623
そんなこと言っても、嘘じゃねえんだから仕方ないだろ!!
いや、おれだって聞き間違いだと思ったからこそこうやって聞いてるんだ。
誰か詳しい奴いないか?
645:名無しのハンター
知らんなー
646:名無しのハンター
しらかん
647:名無しのハンター
何となくだが、まじで名前からしてパラダイムX関連じゃないのか?
プログラムの影響で本来なら敵同士でも敵対できないとかあるらしいし。
648:名無しのハンター
俺はデビルシフターとか悪魔変身能力者説を推すな
それなら高位の堕天使と大天使でも一緒に今の地上に入れる理由として自然だし。
649:名無しのハンター
噂の仮面使いじゃないか?
仮面使いは経歴なしで突然力だけ目覚める奴多いらしいし
あいつら大抵目覚めた時期が年頃のせいで、絶対何かしらやらかすし
650:名無しのハンター
↑ペルソナ使いって言え
まぁ、やらかしには10割同意するけど
651:名無しのハンター
あ、もしかしたら私もそのプレイヤーってやつにあったことあるかも
でもそいつはわりと普通に人間だったけどなぁ
652:名無しのハンター
お!まじか!
続報ある感じ?
653:名無しのハンター
ガセじゃないのか!!
654:>>623
詳しく詳細おね
655:>>651
いや、詳しくって言われても、街中で普通に自称サマナーとかいう顔だけのイケメンにナンパされただけだが。
明らかに素人で弱そうな癖に、こっちが異能者だって察しやがったから、思わずむかついてユキジョロウの餌にしてやった
656:名無しのハンター
うわぁ
657:名無しのハンター
丸かじり怖いです
658:名無しのハンター
いや、でも雪女郎ってつまりはつまりは雪女やろ?
ワンチャンエロい意味の可能性がry
659:名無しのハンター
どっちも、犯してから氷漬けにして食べてたわ
660:名無しのハンター
げぇ!ダークさマナー!!
661:名無しのハンター
やっぱり女悪魔は害悪
はっきりry
662:>>623
でもそれでよくそいつがプレイヤーだってわかったな
というか本当にプレイヤーとやらに関係してるのか?
663:>>651
まー、なんかウチのユキジョロウがやけにうまいうまい言ってたのが印象的だったし、まじで顔だけは良かったからなぁ。
でも、その分発言があまりにも終末思想すぎるし、その癖に自分達だけはプレイヤーだからこの世界を救えるとかあほなこと言ってたから。
よく考えれば、殺すのはもったいなかったかも
664:名無しのハンター
ひぇ
665:名無しのハンター
ナンパされただけで相手を殺すサマナーがいるらしい
相変わらず女のダークサマナーは恐ろしいのぅ
666:名無しのハンター
サマナーは仲魔と似るんやなって
667:>>651
死にたいなら素直にそう言え
遠距離呪術の心得もあるから
668:名無しのハンター
ごめんなさい
669:名無しのハンター
生きててすいません
670:名無しのハンター
へん!化け物女のつよがりなんぞこわくもねぇ!
でこるもんならやってあれ、なんか画面がチカチカして
あがごがごかやががこやかまか@tmdjtwdgpjtjjt
671:名無しのハンター
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
672:名無しのハンター
>>670 無茶しやがって……
673:名無しのハンター
>>670 はいい奴だったよ……
674:>>623
はいはい、終われちゃった人の話はここまで!
で、ほかにプレイヤーについての情報はないの?
あんまり、>>651さんの言うプレイヤーの話と自分のプレイヤーの話が一致してる気がしないんだが
675:名無しのハンター
ですよねー
676:名無しのハンター
>>623何という外道w
……まあ、妥当だな!
677:名無しのハンター
でも、最近やけに抵レベルの高位悪魔をよく見るのはわかる
じぶんも、10レベルのニーズホッグとかいうレアなもの見たし
怖くて手は出さなかったけどね?
678:名無しのハンター
そうか?自分は逆によく15レベルを超えたピクシーやフロストとか高レベルな低位悪魔をよく見るようになったんだが
679:名無しのハンター
↑あ、むしろそっちの方が心当たりあるわ
自分、野良ゴブリンにフォグブレスやらベノンザッパーやら食らってまじで死にかけたわ。
ゴブリン相手にマジの敗走する羽目になったわw
680:名無しのハンター
こちとらインフェルノから大氷界食らったんですが
681:名無しのハンター
例のスーパーガキ様はプレイヤーだった説が微レ存?
682:名無しのハンター
何処かあほな高位サマナーが仲魔を合体事故とかてすてたとかかな
683:名無しのハンター
流石にそれなら俺らのうち誰かが察している
……察してるはずだよな?
684:名無しのハンター
でもこんな話あっても、誰もプレイヤーについてわかってないんだな
案外俺らの情報力もこんなもんか
685:名無しのハンター
いや、ウチの組織ではプレイヤーについてもう少し詳しくわかってるぞ
686:>>623
>>!!!!
687:名無しのハンター
ま?ということは本当にプレイヤーという組織は実在するのか!?
688:名無しのハンター
>>623の戯言ではなかったのか!!
689:>>623
おい!!
690:>>685
取り敢えず話が長くなるのは嫌だし、あんまり情報漏洩し過ぎると今度は俺が消されちまうから、手短に。
①どうやら、プレイヤーというのは特定の悪魔及び人間集団であり、基本ドイツも特別な異能を持っているらしい
②こいつらが結成されたのは結構最近?
でも、成長率がいいのか結構強い奴もおおい?
③聞いたところ、なんか強大な悪魔にみんな揃って洗脳もしくは拉致された模様。
その際に悪魔召喚プログラムか悪魔化の力を授けられた?
④組織のボス不明。構成員人数は下手したら1万いってるかも
⑤一番の問題が、こいつら全員思想が行動がバラバラでメシアやガイア含む各界のオカルト組織に多数参入済みらしい。
691:名無しのハンター
ちょ、ちょっとまって!
情報量、情報量が多い!!
692:名無しのハンター
どうやってそこまで調べたwww
693:>>651
いやよく見たら意外と情報スカスカじゃない?
目的すらわかってないじゃない
694:名無しのハンター
ん〜?これを見るにつまりプレイヤーは悪魔変身能力者と異能者の集団ってことでオケ?
695:名無しのハンター
都内のどっかに病院に擬態したゾンビ&化け物製造工場があるっていってたけど、それの亜種か?
696:名無しのハンター
というか、⑤!!
これまじかよ!!……いや、うちならコネさえあれば誰でも受け入れるわ(ガイア並感)
697:>>685
>>691 むしろ少ない方
>>693 ですよね
>>694 おそらく?にしては完全な悪魔が多いけど
>>692 一応、複数のプレイヤーと思われるやつにマリンカリンの洗脳とか、読心術持ちの悪魔とか、拷問で聞き出してるから嘘ではない筈
……でも、捕まえられた奴がどいつもこいつも末端すぎてまともな情報持ってねえんだ
698:名無しのハンター
ひぇっ
699:名無しのハンター
思った以上にガチでびびるわ
700:名無しのハンター
天罰食らえ!!
701:>>685
一応、殺しや拷問は悪魔相手だけだからセーフだろ
そういう訳で詳しい目的や背後関係はわからんかったが、取り敢えずプレイヤーは存在する
そして奴らは意外と近くにたくさんいて、近々入った系の有能な新人異能者や悪魔がプレイヤーとやらの手勢の可能性もあるから気を付けろよって話だ
702:名無しのハンター
やべべぇ!なんか急に怖くなってきた!!
703:名無しのハンター
だ、大丈夫だよな?
うちに入った経歴不明のサマナー、プレイヤーじゃないよな?
いや、プレイヤーだからなんだという訳じゃないんだが
704:名無しのハンター
氏んでくれ
705:名無しのハンター
>>685 どう見ても嘘乙
そうやって、組織中で不和を起こさせたいだけだろ
騙されんぞ
706:名無しのハンター
やっぱり新興のオカルト組織はこういう時背後関係が適当だからいけませんね!
その点、日本なら古来より土着してきた退魔組織からますから問題ありませんね!
ヤタガラスとかヤタガラスとか!!
707:名無しのハンター
何というわかりやすいプッシュ
708:名無しのハンター
ジプスとガイアとメシアに押されまくってるヤタガラスさんチィィスwwww
709:名無しのハンター
相変わらずの露骨さで安心した
710:>>685
あ、ヤタガラスさんちっす
ところで、プレイヤーについてですがプレイヤーの背後にクズノハライドウが味方してるとかいうまことしやかな噂があるんですが本当ですか^ ^
711:名無しのハンター
wwwwww
712:>>623
流石に嘘だろうけど草
713:名無しのハンター
プレイヤー公認国防最強退魔師扱いのクズノハさん!だって!
714:名無しのハンター
とうとうヤタガラス最後の砦のクズノハすらNTRと聞いて
715:>>706
そんな訳ないだろ!!!!!!!
そもそま、そんな気軽にこんな場所でくにのしゆわごしゃのなまえをだすもはjiwosいれ!!!!111!!1!
716:名無しのハンター
あ、ヤタガラスさんまた壊れたww
717:名無しのハンター
相変わらずヤタガラスは人材不足なんやなって
718:名無しのハンター
かつては国の退魔エリート集団だったのに(´;ω;`)
何と哀れ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「と、言う訳で、中島さんは知らないでしょうが最近このデビルサマナー界隈では【プレイヤー】なる怪しい集団が話題になっているのですよ」
「ふむ、私が中島さんを疑っているかと思ったですって?
ふふふ、甘いですね。
実はここだけの話、かの【プレイヤー】なる集団のサマナーはそのほとんどが【悪魔召喚プログラム】を使用しないと悪魔を召喚できません。
その点で、既に中島さんがプレイヤーの可能性はないんですよ」
「ああ、あの中島さんの連れてきた沖田さんでしたっけ?
彼女もおそらく大丈夫でしょう。
というのも、ペルソナ使いが己をプレイヤーというのは大概若気の至りとかそういう名のせいで、別に本当のプレイヤーとは関係ない場合の方が多いようです。
まぁ、これぐらいの情報、私達にかかれば造作もなく分かることです、ご安心を」
「これでわかったでしょうが、我々の所属する組織の情報収集力とセキュリティはかなりのものなのです。
ですのでこれからも安心して、共に国のため、人々のため、依頼を受けてくださると幸いです」
何故かこの日以降、謎女さんに対する中島の態度が幾分か優しくなったそうな。
(よし、これで17話目、少しくらい遅れてもバレへんやろ)
感想ありがとございます!
小話でも感想をくれたら嬉しいです