暗殺教室─私の進む道─   作:0波音0

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ある日の時間

1週間と少しぶりにカルマとお話しをして、桃花ちゃんとメグちゃんに促されるままフルーツパフェを食べて、食べ終わってごちそうさまと手を合わせた後に視線を戻してみれば……テーブルに突っ伏してる莉桜ちゃんたちと、ちょっと顔を赤くしながらドヤ顔をしているカルマがいた。私がパフェを食べてる間に何があったの……?聞いても「気にしないで」って教えてくれることは無かったから、きっと私には関係のない話か聞かせたくない話なんだろうと適当にあたりをつけておくに止めた。

そして、私の相談会は思っていたよりも時間がかかっていたらしく、いつの間にかお昼ご飯の時間をまわっていたため、そのままそのカフェで食べていくことになった。といっても私は直前にパフェなんていうものを食べてしまっていたから、桃花ちゃんが頼んだサンドイッチを一切れもらうだけで充分だったのだけど。

ご飯を食べて、一息ついて……あとはせっかく仲直りしたんだから2人で帰りなさいってイリーナ先生に背中を押されて、カルマと一緒にカフェをあとにした。帰り道の話題はたわいもないもので、並んで歩くのも私が避けてしまうまでと全然変わりなくて……そこで、ふと気がついた。

 

──この関係は、この距離感は。カルマのおかげで成り立っているものだと。

 

「(……私は、……避けてはいたけど、これまでカルマと接する中、特別何か態度を変えてきたわけじゃない)」

 

「はー、夏休みに入って旅行に行って。こうやってアミーシャと並んで歩くのもひさびさ〜……ビッチ先生には少しだけ感謝しとこ」

 

「……私、カルマと一緒に歩くの好きだよ……?カルマの隣って安心できるし、私のままでいられるから。だから、こうやって元に戻れるように助けてくれたから……たくさん感謝したいな」

(カルマは男の子……身長は高いし運動もできるから、運動はできても小さい私と歩く速さは絶対に違う。なのに私が歩幅を合わせたことはほとんどない……彼が、私に合わせて歩いてくれてるから)

 

「…っ…そう?……って元に戻る、か……進んではないわけね……!っと危ね、……もう少しこっちに寄っときなよ」

 

「あ……ありがと、です。…………、」

(カルマの近くは気を抜いてもいい場所……だからかはわからないけど、意識してない時は不注意になることがある。今だってそう、自転車が近くを通るのに気づくのが遅れて、彼が自然な動きで肩を引き寄せてくれた)

 

「……どーかした?」

 

「……ううん、なんでもない」

 

今の今まで、どんなふうに歩いていたかとか、どんなふうにそばにいたかなんて考えたことがなかった。……当たり前だよね、普通友だちと一緒にいる時だってどう接すればいいのかなんて、ずっと考えてるわけじゃないんだから。だから私にとっての自然体でそばにいた……カルマは、そんな自由にしていた私に合わせてくれていた……だから、居心地がいいし、何も変わってないように感じるんだ。だけど今の私は完全に受け身だから……何か、返せるといいんだけどな。

 

 

++++++++++++++++

 

 

「……あ、イリーナ先生から返信……」

 

夜、お風呂から上がってスマホを見てみれば、イリーナ先生の名前とともにピカピカと通知を知らせるランプが点滅していた。多分、帰宅してから個人チャットで書いたお礼についてだと思う……乾いたタオルで髪の毛をふきながら、画面をつける。

 

《Irina:可愛い生徒が悩んでるのよ?助けて当たり前じゃない!まぁ、アンタの場合は1人で突っ走るんだから、……身近な存在が難しいなら大人に頼りなさい。……私でいいなら放課後またいらっしゃい、話くらいは聞いてあげるわ。

 

《Irina:あと、カラスマとの立場の違いを心配してくれてんのね。ありがと。……いい、とは言いきれないかもしれないわね。アンタ達みたいに平和な世界で暮らしてきた子どもにとっちゃ、死と隣合わせで生きてきた私は悪でしかないわ。結婚とか将来とかを考えるなら無理かもね。

 

《Irina:でも、恋愛するだけなら自由よ。ただ、相手を好きになっただけ……それが私の場合カラスマだっただけなんだから。

 

《Irina:アンタもせいぜい悩みなさい。女の賞味期限は短いとはいえ、アンタはまだまだ子どもなんだから。

 

……なんともイリーナ先生らしい返信だった。

私は、やっぱり恋愛というのは分からない。でも、カルマは私に恋愛をしてくれているのだという……カフェでみんなと別れる前に莉桜ちゃんからこっそり教えられたのだけど、カルマ自身がそうだって気づいたのは修学旅行の時だったらしい。……つまり、みんな、最初からわかってるわけじゃないってこと。早く、何かしらの答えは出したいけど……すぐに、わかるものでもないのかな。この相談会のおかげで安心してスッキリしたものもあるけど、まだまだ解決出来ないものも多そうだ。

 

────ピロン

 

「……?通知……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連絡をもらって数日後……私は待ち合わせをした駅の近くへと急いでいた。遅れているわけでは無いけど、約束した時間より少し早いくらいの方がいいに決まってる……待ち合わせ相手が彼である以上余計に、だ。

案の定、待ち合わせ場所では彼が本を読みながら背中を預けていて……そんな姿がどこか自然すぎて、一瞬声をかけるのをためらってしまうくらいに綺麗に見えた。というか、実際綺麗なんだろう……彼はスルーしてるけど、近くを通る女の人がひそひそ話してるよ……あの空気の中に今から行くの?……友だちなんだから気にしなくていいよね、でも……いや、ためらっちゃダメだよ私、声かけないと。

 

「お、おまたせしました……!」

 

「!……いや、構わないよ。……むしろ、約束の時間よりも10分早い。僕が早く来すぎただけなんだから気にしないで」

 

「……でも、浅野くんを待たせたことには変わりないから……」

 

「君は本当に気にする子だね、別にいいのに……」

 

……そう、待ち合わせ相手とはE組の友だちではなく、浅野くんである。あの夜のメッセージで、今日、一緒に遊ばないかって誘われたんだ。

普段ならE組とそれ以外の生徒の差別意識の高さから馴れ合うものでもないとされているし、そもそも本校舎の生徒と旧校舎の生徒がそれぞれの校舎を行き来することは禁止されている。だが学外ならどうだ?1歩学校の外へと出てしまえば、僕たちは同じ椚ヶ丘中学校の生徒であることに変わりないだけじゃないか!だったらせっかくの夏休みなんだから校舎や差別の違いに囚われず、こうして会ったり話したりしてもいいだろう?……というのが浅野くんの言い分だ。メッセージで誘われる時に熱弁されました。

最初にそれを言われた時、つい、「私以外のE組のみんなも?」と期待して聞いてみたのだけど、それはそれ、これはこれ、とのことでちょっと残念だった。何はともあれ、あの終業式の日に本の交換をした日から私は少しだけ……浅野くんだけならなんとか苦手意識が薄れていた私は、連れていきたい場所があるという彼の誘いに乗ることにしたのだ。

(余談だが、アミーシャがオーケーの返事をした瞬間に思わず小さくガッツポーズをした浅野くんは、すぐさま他の五英傑が約束の日に一緒に来ないよう根回しをした。下手に噂を立てられないようにするためもあったが、アミーシャが自分の居場所と定めるE組のメンツ以外では緊張し続けなくてはならないことが目に見えているからその配慮のために、だ。当然彼女はそんな事情など知るはずもない。閑話休題)

 

「じゃあ行こうか」

 

「う、うん……そういえば、浅野くんの言ってたところって……」

 

「僕の行きつけの店なんだ……落ち着いた雰囲気の場所だから、真尾さんも楽に過ごせるんじゃないかと思ってね」

 

軽く会話をしながら先を歩く浅野くんの後ろをついていくと、たどり着いた場所は人通りの多い通りにあるのに落ち着いた雰囲気を出しているお店だった。静かなカフェ、ってことかな……と浅野くんについて店へと入ると、

 

「わ、ぁ……!」

 

「すごいだろう?」

 

目に入ってきたのは、壁一面に広がっている本、本、本……本棚に囲まれた室内だった。ブックカフェ……カフェと本屋さんが合体したようなお店で、たいていのお店が特定のジャンルを取り扱っているため、その分野についてはかなり多くの蔵書があると聞く。ここの場合、本の背表紙を見る限り、日本語の本が1つもない……外国の本を専門に取り扱っているお店のようだ。

席に案内されながらもふわふわと周りに目移りしながら歩いていると、浅野くんにそれを見られていたようでクスクスと笑われてしまった。そんなところを見られて少し恥ずかしくなり、少しだけ俯いたまま席につく。

 

「く、くくっ、ほら、メニューだよ」

 

「……オレンジジュース、ください……もう、笑いすぎです……っ」

 

「ん、ごめんごめん……っ、……あぁ、僕はコーヒーを。……君の成績から見て英語は堪能だろうし、少しは楽しめると思ったんだけど、どうかな?」

 

「……だいじょぶ、小さい頃からいろんな所を転々としてたから、語学はだいたいわかる……。浅野くんも、よく来るってことは、大体の言語がわかるの……?」

 

「うん、まあね。一応僕は世界各国に友人がいる。ブラジル、フランス、アメリカ、韓国……他にもまだまだいるが、彼らと話し、交流するためには必要な力だろう?」

 

注文した飲み物が届くまで、私たちは適当な本を抜き取ってパラパラとめくる……私は一応、外国語は主要なものならわかる。だけどものによっては言い回しの難しいものもあるから、それはフィーリングでなんとなく感じ取っているつもりだ。外国の本を専門に扱うからこそ、大通りに面したこの店でも人が少ないんだ……英語だけならともかく、このお店は世界各国の言語の本が集まっている……あんまり、たくさんの言葉を理解している人っていないもんね。

目の前でゆったりと本をめくる浅野くんは、私の質問に軽く答えながらページをめくっている……その答えを聞いていたら、少し系統は違うんだろうけど、イリーナ先生がE組に来た頃に言っていた言葉を思い出した。

 

「…………」

 

「どうかしたかい?」

 

「あ、えと、……イリ、……E組の外国語の先生がね、『外国語を覚えるには覚えたい言語の国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われている』って教えてくれたの。『相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようとする』って……なんか、浅野くんの友だちのためにっていうのと似てるなって思ったの」

 

「僕の場合は友人の言葉をわかりたいから、か。なるほど、確かに似ているかもしれないね……じゃあ、友人である真尾さんの言葉を知るためにも、少し付き合ってもらおうかな……おいで」

 

パタン、と手に持っていた本をテーブルに置くと浅野くんは立ち上がり、本棚のある一角まで歩いていって私を手招きする。私の言葉を知るため……?私は今、日本にいるのだから日本語を話していて、それに浅野くんは日本語で正しく答えているから会話は成立している……意思疎通ができていない、なんてことはないはずだ。不思議に思いながら彼に追いつくと、彼はさらに奥へと進んでいくため、慌ててついて行く。

 

「……このカフェに連れてきたかったのは、落ち着ける場所だからって他にもう1つ理由があるんだ」

 

「理由……?」

 

「そう。僕も見つけたのはたまたまだったんだけどね……1年生の時、君が見ていた本に似ていたから、もしかしてと思ったんだ。……ご覧」

 

「……?……あ……」

 

彼が足を止めた本棚を見上げると、そこには見慣れた文字、題名の本たち……日本の普通の本屋さんではなかなか見ることの出来ない、私の故郷の書物が多く並んでいた。確かに、私の出身地であるゼムリア大陸は、日本から見たら立派な外国……でも、こっちにはない導力器や魔物など、比較的平和な日本ではきっと空想で片付けられてしまうだろう存在があるから、そこまで大々的に取り扱うところはない。そんなものなのに、取り扱っているお店があるなんて思わなかった。

 

「君が入院した時に見舞いで差し入れた本もこの店で購入したんだ。『闇医者グレン』……君があの時に読んでいた本と同じものが並んでいたから、もしやと思って」

 

「…………」

 

「癪だが理事長に聞いてね……君は、1人でこちらに留学する形で来ているんだろう?しかも日本とは文化が違う馴染みのない場所から来ているから、こっちでは故郷を感じられる場所が少ないんじゃないかって思ってね」

 

「…………」

 

「この店に来れば……書物程度ではあるけど、故郷に囲まれて過ごせるんじゃないかな」

 

「…………」

 

「………えっと、いらないお節介だったか……?」

 

見入ってしまい、周りを見る余裕がなかった。でも、無言で本棚を見つめている私に語りかけていた浅野くんが、だんだん不安そうな声色になってきたのに気がついて、ゆっくり彼の方を見る。

 

「お節介なはず、ないです……ありがと、浅野くん。少し、寂しくなくなったよ……ここに来れば、故郷の近くにいれるんだ……」

 

「……よかった。ここの本は購入しなくても自由に読むことが出来るから、席にいくつか持っていこう。……僕も、いくつかの言い回しについて聞きたいところがあるしね」

 

「……うん!」

 

お礼を言うと、彼はやっと安心したように微笑んでくれた。そのまま席に戻ればちょうど店員さんが飲み物を持ってきてくれたところで、手を合わせてから一口飲む……あ、これ100%のオレンジジュースだ、つぶつぶも入ってる……。

その後、いくつかの本の中で読み方によっては解釈が変わりそうな文章について2人で話し合ったり、私が浅野くんにゼムリア大陸での言葉を教えたり、店員さんのご好意で勉強もしていいとのことだったから持参していた課題を解き直したり、……はじめての浅野くんとのお出かけはのんびりとした時間が過ぎていった。

 

 

++++++++++++++++

 

 

「今日は、どうもありがとです……楽しかった」

 

「それならよかったよ。……楽しかった、と言ってもらえた手前言いづらいが……真尾さん、1ついいかな?」

 

「?」

 

「今回に関しては僕の意思ではない、ということを先に言っておくよ。──理事長の代理で提案する」

 

──A組、もしくは本校舎復帰の意思はないかな?

 

「…………私は、」

 

「ああ、君の答えはわかっているよ。最初に言っただろう……今回の勧誘は僕の意思ではないと。さすがにまだ本校舎にいい感情を抱けないだろう?」

 

「……うん、私は、E組がいい」

 

またそれを聞くのか。それを聞きたいがために今日一緒に過ごしたのか。そんな思いが1度顔を出しかけたけど、それを否定したのは他でもない彼自身だった。毎回のように、会うたびにされる問いかけだったけど、今回は違う。僕の意思ではない……つまり、浅野くんがなんとしてでも、と声をかけてくる毎回とは違い、本心ではどう思っているのかわからないけど、私の意思を尊重して聞いてくれている。それは嬉しかったけど……なんで、今回はそんな聞き方を……?

 

「……今日、付き合ってくれたお礼だよ。それに、問いかけるだけならまだしも、無理強いをして嫌われたくないからね」

 

……私の疑問が顔に出ていたらしい。苦笑とともにさらりと理由を答えてくれて、その流れでなのか軽く頭を撫でられた。……撫でられても、体が震えなかったことに内心少し驚いたのは、彼には秘密だ。

 

「毎年、この時期になるとE組の生徒の中で成績が飛躍的に上がった者、もしくはE組の中でも特に成績が優秀な者にはE組脱出の打診がされる……真尾さん、君は今回のテストで学年4位、前回の成績をキープしただけでなく順位を上げただろう?それで勧誘の対象になったんだ」

 

「そう、だったんだ……」

 

「……君に免じて、少しだけ情報をあげよう。この勧誘はE組トップだけが対象というわけではないらしい……君には僕が聞きに来たが、普通なら理事長自ら聞きに回るからね」

 

「なんで、私には浅野くんが……?」

 

「だって君、理事長が苦手だろう?あの人は君が苦手そうな、慣れない大人だと思ったから僕が強引に役目を引き受けたんだ。君が相手じゃなければこんなことしないさ」

 

「……そう、だったんだ。えへへ、ありがとです」

 

「……本当に素直だね、僕の言葉の裏なんて全く考えてない……」

 

「……言葉の裏……?」

 

「……なんでもない。帰ろうか……送るよ」

 

「え、あ……うん」

 

私が苦手としていることを話していなくても雰囲気や様子で察して手配してくれていたみたいで、さすがだと思う……期末テストの時に進藤くんが浅野くんのことを支配者の遺伝子を引き継いだって言ってたけど、あながち間違いじゃなさそうだ。私を含め、多くの人の顔と能力、状況、環境……様々なものを把握して生かす力……それをもっていて、自分なりに役立てているから。

そのまま歩き出した浅野くんの少し後ろをついて行き、家へと帰る。途中交わした会話にはすでに、A組とかE組とかクラス差を感じさせる話題が一切出てこなかった。それが、彼なりの優しさなんだと私は思う。家の近くまで送ってもらい、もし機会があればまた出かけようと約束をして、その日のお出かけは幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 




「あぁ、そうだ、先に言っておいたものは持ってきたかい?」
「あ、うん。夏休みの課題だよね……でも、私、全部終わってるよ……?」
「……待て、この分厚さをか……?」
「うん、夏休みの初日のうちに共通課題終わらせて、あとの個人課題は沖縄に行く前には終わっちゃったんだ」
「(ざっと見ただけでも本校舎の課題と変わりない量……しかも、個別課題だと……ん?)……真尾さん、一つ聞いていいかな」
「?……どうか、したの?」
「なぜ君の課題に赤羽の名前が書いてあるんだ……?」
「あ、それね、私の課題とカルマの課題、担任の先生が間違ってはさんじゃってたみたいなの。2人して気づいたのが共通課題を終わらせたあとだったから……沖縄に行く前にカルマと交換して、解いたんだ。名前を消しちゃうのは、なんか嫌だったから」
「そ、そうなのか……まだ夏休みは残ってるけど、勉強はどうするんだ?もしよければおすすめの参考書とか紹介するけど……」
「!……そっか、学校の課題がないなら別の問題やればいいんだ……うん、あとで教えてください」
「……じゃあ、帰りに本屋によろうか」


++++++++++++++++++++


夏休み、ある日の出来事。
冒頭の裏話。
オリ主がパフェを食べているあいだはそっちに意識を向けさせる部隊(矢田&片岡)がいるため、カルマを恋バナに巻き込もうとしたら、思った以上に反撃を食らって突っ伏してたの図。話していたカルマ自身、暴露してるわけだからかなり恥ずかしかっただろうけど、(ビッチ先生へと)嫌がらせを兼ねてるから、やるならとことんやる、の気持ちでやりきってドヤ顔してた。

残りのお話をどうしようかと迷いましたが、浅野くんに出てもらいました。中心となっているのはオリ主に居場所のプレゼントをすることですが、もうひとつ書きたかったことがあります。前半でカルマと歩く風景、後半で浅野くんと歩く風景を描写しましたが……何か、お気づきになる方はみえますでしょうか……?オリ主はまだ気づけてないですが、所々で何かしら違いはあるんだよーっていうお話です。

では、次回は夏祭り編にいけるはず、です。


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