MSV. 弾劾のハンニバル《完結》   作:suz.

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012 狩り場

〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉2号機の狙撃は確実に着弾。

 しかし堅牢なナノラミネートアーマーで守られた宇宙基地にとっては三〇〇ミリ程度のライフル弾など、道ばたの小石を蹴った程度の衝撃にすぎない。なにせ、ギャラルホルン月面基地は厄祭戦さえ生き残った要塞だ。三百年以上昔から過酷な宇宙空間を耐えてきた。

 というのに、ビスコー級クルーザー〈セイズ〉を取り逃がしてしまったドックが大口を開けたまま痙攣するさまは、まるで俎上の鯉である。

 はじめから自爆(こう)するつもりで、取り引きの場所に選んだに違いない。

〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉1号機のコクピットから、エンビは胡乱げに月面基地を見つめる。メインモニタの向こう側では身に覚えのない時限爆弾が続々と爆ぜては基地を揺るがしている。

 センサーで追えば、老朽化した部分ばかりだ。爆破して、新しくするつもりだったのだろう。いらないものはテロリストに破壊させ、ついでに死人の口も封じて、賠償金という名の改修費用を自作自演で引っ張ってくる――何とも吝嗇(ケチ)なシナリオだ。

 

 そうでもしなければ必要とされない組織なのかと思うと、なんだか寂しくも思えてくる。

 

 月の重力に引きずられて崩れ落ちるドックを一瞥し、スペースデブリの岩場を蹴って飛翔する。反動で蹴り落とされた岩石はカタパルトデッキめがけて落ちていく。

 右腕のヴァルキュリアブレードを高くかざした。

 燦然ときらめく抜き身の刃が、宙域の光という光を集めたように存在を主張する。カメラというカメラ、警戒という警戒の視線が鮮紅色の機体に集中する。これ以上ないパフォーマンスだろう。

 かつて〈ガンダム・バエル〉はこうやって、革命軍の士気を高めた。

 しかし今回エンビたちがいるのはデブリ帯〈ルーナ・ドロップ〉のはずれである。エリオン公が放棄する心算の基地だとしても、この状況で〈ダインスレイヴ〉は使えないだろう。禁断の弓矢を違法に所持し、アリアンロッドの拠点たる月面基地に撃ち込むようなテロリストが存在しただなんて事実は、ギャラルホルンの威光を曇らせてしまう。

 追っ手を差し向けるならば、――ああ、さすがはギャラルホルン最強最大の艦隊アリアンロッドの本拠地、もう月の裏側からMS(モビルスーツ)隊が現れた。

 スクランブルの要領で駆けつけたのだろう。宇宙戦仕様の〈グレイズ〉が六機だ。

 

 EB−06g 〈グレイズエルンテ〉。

 

 モニタが示した名称は、エンビも初めて見るものだった。緑と赤に塗装されたカラーリングが〈グレイズシルト〉に似ているが、よくよく見れば腰部のみならず脚部でもブースターが追加されており、膝下が肥大化して見える。

 主武装は巨大斧――にしては、刃が大部分を占める、ハンマーチョッパーとハルバードの中間を取ったような姿だ。バトルアックスよりよほど凶悪な斧鉞(ブロード・アックス)を携えている。左腕のシールドは丸く、厚い。球体から削ぎ取ってきたようなバックラーは、強いて言えば〈ガンダム・グシオンリベイク〉の手持ち楯に似ている。〈グレイズシルト〉や〈獅電〉の大型シールドと違い、(カド)のない楯は混戦になっても取り回せるのが強みだろう。

 大型の凶器と丸い楯。かつてタービンズのエースパイロットたちに教えを受けた通りなら、接近戦に適した設計(デザイン)のはず。

 楯に仕込まれたバルカンが火を噴く。やはり包囲制圧を主な任務とする〈グレイズシルト〉隊とは違った目的の部隊らしい。

 近接戦闘を想定しているにしろ、混戦ならば阿頼耶識使いにとっても得意分野である。ハンドガンで迎撃しつつエンビは友軍を振り返った。

 

『おれと3号機(チャーリー)で引きつける! 2号機(ベンジャミン)は援護、離脱ルートに近づけさせるな!』

 

 MS隊が囮になって母艦〈セイズ〉を射程外まで逃がす。それまでに。

 

 

『今ここで六機すべて叩き潰せ!!』

 

 

了解(ラジャー)!』

 

 各機から跳ね返ってくる返答がスピーカーの中で集約されてひとつに響く。〈セイズ〉のブリッジも久々の艦隊戦にうずうずしているらしい。負けるものかとトロウがひと吠え、双肩の大型砲塔を迸らせた。

 向かってくる〈グレイズエルンテ〉隊の行く手を阻む軌道である。

 だが届かない。どう加速しても追いつけない距離だ、どうせ鼻先を通過するだけだろう――と高をくくって目もくれない、その油断を殴りつけるようにエンビが二挺拳銃をぶっ放す。

 ハンドガンなどナノラミネートアーマー相手には豆鉄砲だが、撹乱にはこれが一番役に立つのだ。

 このために3号機の重砲に炸薬弾を装填してきた。

 的確な射撃によって撃ち貫かれたHEAT弾が暴発する。爆ぜる、爆ぜる弾薬の火花が〈グレイズエルンテ〉隊の視界を遮り、反射的に足を止められるパイロットもいれば、取り乱して吶喊するパイロットもいるようだった。

 とっさに減速し、回避行動に移ろうとした判断力ある〈グレイズエルンテ〉はライフル弾の直撃を喰らう。あたりを確認しようと剥き出したアイセンサーを砕かれて、視界を失ってもがく。

 メインカメラをやられて動きの鈍った〈グレイズエルンテ〉の目前へ、戦乙女(ヴァルキュリア)の剣が迫る。

 一閃――斬撃一刀のもと両断された金属が断面を晒す。上半身と下半身がずるり、スローモーションのように()()た。

 特殊金属のヴァルキュリアブレードが、フレームごと斬り裂いたのだ。オイルが散り、〈グレイズエルンテ〉隊が息を呑む気配が緊張感とともにびりびり伝わってくる。〈ガンダム・バエル〉の剣を模して強化された刃がこうまで鋭利とは、エンビも間近で見て驚くほど。

 一機目を鮮やかに撃破してみせたエンビの背後に、さらに迫る〈グレイズエルンテ〉。すかさずトロウが喰らいつき、至近距離で重砲をお見舞いした。大口径の炸薬弾によってコクピットブロックは完膚なきまでに粉砕され、パイロットは跡形もないだろう。

 さらに追いすがってくる僚機を()()()のドロップキックが突き離す。突き飛ばされた〈グレイズエルンテ〉は、待ち構えたようなエンビのヴァルキュリアブレードに受け止められた。

 切っ先に向かって強制的に落下させられ、避ける余裕もなかったパイロットは機体ごと串刺しにされて絶命する。断末魔が響く一瞬すらなかった。胴部に深々と突き立てられ、突き抜けたブレードを引き抜くため、〈グレイズエルンテ〉を足蹴にする姿はさながら悪魔である。蝙蝠じみた翼に、獣の耳にも似たブレードアンテナ。漏れ出たオイルを払うさまは、ヴァルキュリアフレームの洗練されたシルエットに相反して禍々しい。

 異形のMSが猛り狂うさまにも、しかしアリアンロッドの兵士たちは怯まない。

 我こそ餓狼を仕留めようと巨大斧を振りかざすが――、狙い澄ましたようにヴァルキュリアライフルの一撃がマニピュレーターを貫いた。手首、手のひらを断続的に撃ち砕かれて武器を取り落とし、左腕ラウンドシールドのバルカンで牽制・撤退を図るも、やはり炸薬弾で楯もろとも砕け散る。

 四機もの僚機がまたたく間に撃破され、どうにか連携をとりたいアイコンタクトを、すかさず阻むライフルの一撃。矢継ぎ早に繰り出される攻撃が反撃の隙ひとつ与えない。

 しかし、〈グレイズエルンテ〉もやられっぱなしではない。

 シールドでコクピットブロックを守り、バルカンが火を噴く。メインカメラが無事だったのはヒルメの狙撃の不備ではなく、パイロットの機転だろう。さすがはギャラルホルン最強最大の艦隊アリアンロッドのMS隊だ。

〈グレイズエルンテ〉は増強されたブースターで〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉1号機に突進する。

 加速、疾走、振り上げた斧。突き出すシールドは、動きを止めようというのだろう。エンビはヴァルキュリアブレードを構えて応戦を試みる。だが、どれほど頑丈な剣とはいえ〈グレイズエルンテ〉の斧鉞に比べれば針のように頼りない。

 しかし得物のサイズなど歯牙にもかけず、エンビが繰り出したのは強烈な蹴りであった。

 蹴り飛ばした勢いのままぐるんと宙返りをひとつ、鮮紅色の機体は身軽に滑空する。横転し、吹っ飛んでいく〈グレイズエルンテ〉は大岩に叩き付けられて痙攣する。パイロットは気絶したかもしれない。いくらナノラミネートアーマーで衝撃が吸収されるとはいえ、あの速度で落下させられた人間が意識を保っていられるとも思えない。

 宇宙での接近戦を想定してブースターにすげ替えられた足裏では着地がかなわず、推進力に特化した構造があだになった。

 小惑星に着地すると、ぐったりと動かなくなった〈グレイズエルンテ〉に止めを刺す。飛び立つ。すると最後の一機が〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉3号機の重砲をもらって爆散するところだった。

 ふりあおげば〈セイズ〉は順調に離脱ルートに乗っている。

 追撃が来る前に撤退だ。次のスクランブルは、六機連隊どころではないだろう。

 

『ブリッジ!』

 

 呼ぶ。叫びに応答するより早く、デブリ帯へと加速していた〈セイズ〉が、おもむろに艦首を下げた。そのままぐるり、でんぐり返しに回転する。

 そして天地を逆にしたまま主砲が火を噴いた。エンビ、ヒルメ、トロウの連携によってすべて撃ち落とされれば、ナノミラーチャフが弾ける。

〈セイズ〉はミサイル発射を推力に加え、加速とともに半回転して元の起動に戻っていく。――操艦、火器管制の見事な連携だ。

 

曲芸射撃(サーカス・ショット)が阿頼耶識の特権だと思うなよなッ!』

 

 離脱していく〈セイズ〉のブリッジから吠えたのはイーサンである。

『負けず嫌いか』とエンビが苦笑し、気安いハンドサインで母艦を見送る。ビスコー級巡航船(クルーザー)である〈セイズ〉に阿頼耶識はついていないが、だからといって戦力にならないわけではない。

 だがMS隊ほど自由に動けるわけでもない。ナノミラーチャフでLCSは遮断されているといっても、アリアンロッドならばチャフなど歯牙にもかけない高精度のセンサーを持っているはずだ。

 焼き払われる前に散開して合流ポイントへ向かう。

 四本脚で小惑星を蹴った〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉3号機を2号機がつかまえ、そのまま〈セイズ〉とは逆のデブリ帯へと加速した。大型ブースターを持つヒルメの2号機は、飛行ポテンシャルのない3号機のキャリアとしての役割がある。青白い炎を噴き上げ、宙域を離れていく。

 援軍を警戒しつつヒルメがトロウを拾って離脱するまで見届けると、エンビはナノミラーチャフの中に一機だけ残って、ゆるやかにバーニアをふかした。

 ため息のような挙動に相反して、コクピットの中で獰猛にくちびるを舐める。

 

 さて、もう一仕事。

 次なる作戦へと、〈グリムゲルデ・ヴァンプ〉1号機が飛翔する。

 

 

 

 

 ▼

 

 

 

 

〈ルーナ・ドロップ〉にまで逃げ込んで、追っ手は撒いたようだった。

 ブリッジにはやりきった感が満ちていたが、まさかビスコー級クルーザーで宙返りをするだなんて聞いていなかったライドには、まったくいい迷惑である。〈ハーティ小隊〉が好戦的な性質であることは知っていたにしても、〈セイズ〉は強襲装甲艦ではないのだ。

 廊下であちこちぶつけながら、ようやくたどり着いたブリッジで、疲れ切ったため息をつく。

「おかえりライド!」と誇らしげに振り向くウタの毒気のなさが憎たらしい。

 この船にはアルミリア姫のお小姓たちも乗っているのだから、今の揺れで確実に何人か酔っただろう。『逸って飛び出さないように』と釘を刺しておくべきだったのは、MS(モビルスーツ)隊だけではなかったらしい。

 阿頼耶識もついていないクルーザーが〈イサリビ〉基準で跳ね回るとはさすがのライドも想定外だったにしろ、〈セイズ〉は予定通りの航路を進んでいる。

 

 イレギュラーは、リタを失ったことと、アルミリアとはぐれてしまったことだ。

 

 ひとまず予定ポイントでヒルメとトロウ、それからエンビを拾うとして、アルミリア救出作戦の立案を急がねばならない。このまま非正規航路を縫って火星方面へ向かい、拠点防衛組にもこちらへ向かわせる必要がありそうだ。エリオン公がモンターク商会ごと切り捨てるつもりなら、〈方舟〉で待つギリアムたちが危ない。

 総戦力が合流すれば、こちらも打てる手は増える。

 実働1番組〈ハーティ小隊〉の隊長兼頭脳であるエンビ、実働2番組〈ガルム小隊〉のみならずヒューマンデブリをまとめるギリアムが揃えば、実働3・4・5組の〈ウルヴヘズナル混成小隊〉も動きやすくなるはずだ。

 そのときだった。

 ビィ――!! と突然、ウタの手許で緊急暗号通信のアラートが叫びだした。

 

「えっ……通信って、どこからっ?」

 

 ウタが慌てるのも無理はない。アリアドネの監視網にはひっかかっていないはずの非正規航路のはずれだ。宙域に機影は見当たらない。エイハブ・ウェーブも検知できない。

 しかし、QCCSで投げ込まれたメッセージの発信元は。

 

「MSから……?」

 

「レギン――って、アリアンロッドの女騎士様の機体じゃねえか!」

 

 月外縁軌道統合艦隊の指揮官機〈レギンレイズ・ジュリア〉。敵の大将からの連絡など、物騒極まりない。一体どこに潜んでいるのかと、クルーたちが暗礁に目を凝らす。

 ライドだけが神妙な面持ちで操舵席まで歩み寄ると、ウタの肩を通り越してパネルに触れた。暗号によって(シール)されたメッセージを開く。

 

 

 

「『アルミリア・ボードウィンの身柄を引き渡したい。ガンダムのパイロットがひとりで指定ポイントへ来るように』――か」

 

 

 

 身柄の引き渡しとは、一体どういうつもりなのか。意図は読めない。……試されているのか? わかるのはただ、発信元が暗号化されておらず、確実に〈レギンレイズ・ジュリア〉からの通信だということだけだ。

 火器管制席から身を乗り出したイーサンが露骨に眉根を寄せた。

 

「……罠にしか見えねえよ、ライド」

 

「でも、腹芸のできそうな女にも見えなくない?」

 

「そう作ってるだけかもしれないだろ。バカじゃない頭は叩かれる」

 

 学校がそうだったろ、とイーサンが吐き捨てる。同じ学校に収監されていたウタは形のいい眉を困ったように落とした。

 モグラ叩き場のような言いざまは、ウタにも覚えのあるものだ。鉄華団がなくなり、地球へ亡命してIDを書き換え、文字が読めるからと十把一絡げに中学校へ入れられたからよくわかる。たった半年の年齢差で小学校へ入れられていたエンビたちに比べればいくぶんマシな環境ではあったにしても、『学校』という名の檻には嫌悪感しか抱けない。

 あそこでは、子供とは大人の言うことをよく聞くべき存在で、口答えをしてはならないと決まっていた。思想を持ってはならず、思考力も歓迎されない。将来的には安価な労働力になるべく育てられているのだから、言われたまま、教えられたまま復唱するのが『正しさ』なのだろう。反知性(アンチ・インテリジェンス)を演じなければ()()される日々にはどれほど閉口させられたか知れない。

 IDの次は思考まで白紙に戻して、支配者どもに都合のいい木偶に作りなおされるなんてごめんだ――と、アイデンティティの屠殺場から逃げ出し、ライド率いる『強硬派』についた。

 唯一の故郷であった鉄華団がなくなってもなお『本当の居場所』の実在を信じ、オルガ・イツカを信奉する強硬派の一団こそ、この〈ハーティ小隊〉である。

 たどり着く場所など幻想だ、方便にすぎなかったのだとクーデリア・藍那・バーンスタインによる救済を受け入れた『穏健派』の軍門に下るくらいなら、戦死したほうがマシだという過激思想の塊でもある。

 だってそうだろう、連れ戻されたらまたギャラルホルンの権力の下におさまるように説得される。YESと言うまで解放されない。

 平和になったとか、戦っても何も変わらないとか、前向きに生きろとか。復讐は何も生まないとか。過去に囚われるなとか。要約すれば「お前は間違っていて俺は正しい、だから俺に従え」で済む内容を、手を替え品を替え聞かされ続けるのである。鉄華団が潰えて七年という時間が経過し、年齢相応に成長だってしているのだから、いつまでも無知蒙昧な『子供』のままではないのに。

 何もかも捨てるしか生きる術はないのかと打ち拉がれていた餓狼(ハーティ)に、希望を与えてくれたのがアルミリア・ボードウィンだった。彼女を失っては兵站どころか生活資金もいずれ底をつく。

 

「……お姫さんの身柄がかかってるなら行くしかねえ」

 

 アルミリアを救出することは、元少年兵や元少年男娼の生活(シェルター)を守ることでもある。たとえ作戦の中で誰かが死んでしまっても、ひとりでも多くが生き残るには彼女の力が必要だ。

 スーツのジャケットを翻して肩にかけるとライドは鋭く踵を返す。

 

「ブランカを出してくれ」

 

 指定ポイントへ、ひとりで向かう。……居場所を守るにはそれしかない。どんな罠が待っていても、罠ごと噛み砕いてやれなければ、生きる道は残っていない。

 

(それでいいんだろう、ラスタル・エリオン!)




【登場メカニック】

■EB-06g グレイズエルンテ
所属: 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド
動力源: エイハブ・リアクター
使用フレーム: グレイズフレーム
武装:
 ブロードアックス
 ラウンドシールド(+バルカン)
 ナイトブレード
備考: エルンテはドイツ語で『収穫』。対ガンダム戦を想定し、首狩り用として発案。

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