夕暁のユウ   作:早起き三文

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第46話 空の休暇

 

「ミノスフキークラフト、万々歳だな」

 

 改修されたモビルスーツ運用型巡洋艦「ストゥラートⅡ」、その下方銃座ブロックの窓から広がるモンゴルの大平原を見渡しながら、ユウが感嘆の声を上げる。

 

「ユウの大佐昇任のご褒美かもな」

 

「ミリコーゼフ艦長の手回しがよかったんだろ?」

 

「底が知れない人だよ」

 

 隣でハンバーガーを口に入れているフィリップが顔をしかめながら、脇のタラップから覗けるストゥラートⅡの艦内へ視線を向けた。

 

「隠居したレビル将軍の手足となっているって噂があるぜ、あのミリコーゼフの御仁は」

 

「まさか、俺達がレビル将軍、いや元か?」

 

「どっちでもいいじゃねえかよ」

 

「まあ、そうだ」

 

 一つ咳払いをしてから、ユウは再び眼下に広がる大平原へ視線を向ける。

 

「一年戦争の真の英雄に会う事になるなんてな」

 

「そのレビル将軍に会うように、ゴップってお偉方に頼まれたんだったよなぁ?」

 

「報告書の束を俺達へ預けた将軍様だよ、フィリップ」

 

「それをレビルさんへ渡すという任務もあったがね」

 

 モンゴルの平原には遊牧民の物と思わしきゲル(テント式住居)の姿もユウ達の視線に入る。

 

「良い生活をしてやがったな、レビル将軍さんはよ……」

 

「若い女を囲いすぎだ」

 

「でっも、まあ……」

 

 大平原がユウ達から離れていく。ストゥラートⅡの高度が上がり始めているようだ。

 

「アルプスの別荘で隠居生活を楽しんでいながらも、目は宇宙へ光らせているみたいだねぇ」

 

「渡した書類、ジャミトフの連名もしてあったよ」

 

「現役引退とは名ばかりかな、ユウ?」

 

「かもな」

 

 前方へ雨雲が広がっている。艦の高度を上げたのはその雲の上にストゥラートⅡを移動させるつもりなのだろう。

 

 地球の大気圏内では艦への気づかいがいる。宇宙空間での艦の保守とは少し違う、大切ないたわりの技術である。

 

「レビル将軍はスパイの扱いに慣れているという噂は昔から随分あったぜ」

 

「そうか? フィリップ?」

 

「昔の一年戦争、その時の拠点奪回の大作戦だったオデッサの時にもな」

 

 厚い雨雲の中に稲妻だと思われる光がユウ達の目の先に見えた。

 

「宇宙から降りたジオンの増援到達の情報がすぐに将軍の耳へ入ったそうだぜ」

 

「じゃあやはり、裏方でスパイの元締めをやっているか?」

 

 下部銃座の付近に黒い雲がまとわりつく。艦が雲の内側へ入り込んだようである。

 

「スパイはどこにでもいますよ、フィリップさん」

 

「言うねぇ、サマナちゃん?」

 

 ガン・ルームのタラップの上からサマナが声をかけてきた。休憩時間なのだろう。

 

「ちゃん付けはよして下さいと……」

 

「へいへい……」

 

 フィリップがそうサマナへ笑いかけながら、下部銃座からタラップを登る。

 

「ちょっとトイレ」

 

「おう」

 

 艦へ登るフィリップと入れ違いにサマナが降りて来た。

 

「モルモット隊、復活か?」

 

「ブルーさんがいませんけどね」

 

「一年戦争時、その頃の旧モルモット隊は復活だ」

 

「ティターンズからの出戻りになります」

 

 そう言いながら、サマナが軽く頭を掻く。

 

「エリート組織からの格下げに悔しくないか? サマナ?」

 

「全然」

 

「事実上の二階級降格だ」

 

「古い話ですよ」

 

 ストゥラートⅡの周囲にまとわりついている黒い雨雲の中、微かに稲妻が疾る。

 

「ティターンズが特権階級だというのは」

 

「そうか?」

 

「ティターンズ内部が良い方に変革をしていますよ」

 

「そう、かねぇ?」

 

「見えませんか?」

 

「俺たち連邦の兵が気安く話しても、嫌な顔をしなくなったとは思うが……」

 

「でしょう? それが証明です」

 

「そういうもんか……」

 

 ボゥ……!!

 

 ストゥラートⅡが雨雲を突き抜ける、一気に清冽な青空がユウ達の目の前に広がった。

 

「降格ならば」

 

「うん?」

 

「ユウさんも同じでしょう?」

 

「大佐昇任はしたぞ?」

 

「艦内での立場ですよ」

 

 天から降り注ぐ太陽の眩しさに目を細めながら、サマナが対空機銃のコンソールを軽く叩く。

 

「サラさんがモビルスーツ隊隊長、フィリップさんが副艦長兼モビルスーツ隊の副長」

 

「良い配置転換だよ、サマナ」

 

 そう言いながら、ユウはどこまでも広がる、光輝く青い大気の海を見つめる。

 

「俺を宙ぶらりんにして、れっきとした遊軍にしてくれた」

 

「艦長の案配ですか」

 

「部隊が俺に頼り過ぎている、そうミリコーゼフ艦長は言ってくれたよ」

 

「よく見ている艦長だ……」

 

「んぅん?」

 

 ユウが首を傾げるを二乗したかのように思いっきり自分の肩スレスレヘ顔を密着させた。

 

「どうしました、ユウさん?」

 

「あ、いや」

 

 ストゥラートⅡが雷雲の上を渡り、再び高度を下降させていく。遥か遠くにはチャイナ地方、その地方の古びた家屋と畑の姿がユウ達の視界に映る。

 

「首のもげたゾンビのような姿勢で人の顔をジロジロと見て」

 

「いや、なに……」

 

 広大な中国、チャイナ地方の農村を乗り越えた先に見える高層ビルの姿に目をやりながら、ユウが首をもげさせたまま軽く口を歪めた。

 

「さすがにもう一年戦争の時のサマナじゃないなあ、と思ってな」

 

「ユウさんの少し下くらいの歳の男に何を……」

 

「若いってのは良いねぇ、うん」

 

 そう言いながらグキッと頭を正位置へ戻したユウはサマナの顔から太陽の恩恵が満ちている蒼天へ再び視線を向ける。

 

「今の俺はこの前の健康診断の結果が気になる、の年齢身分だよ」

 

「体調が悪いので?」

 

「胃の痛みが無くなったのが、かえって気になってなぁ」

 

「いいじゃないですか?」

 

「最愛の胃痛の友がいなくなり、寂しいもんだよ……」

 

「ハア……?」

 

 不可解な友との別れを寂しがるように何度も頷くユウを、サマナは口を半開きにしながら怪訝そうな目で見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 消灯時間が過ぎたストゥラートⅡのメインブリッジ、そこにいる複数の人影を淡い常夜灯が照らす。

 

「最後のバカンスになるか?」

 

「ネオ・ジオンとの戦いが終わるまでは、おそらく……」

 

 薄暗いブリッジから広がる夜の空を眺めながら、ユウが顔を向けずにフィリップへ返事を返す。

 

「もう、地球へはこれないかもしれないかもな」

 

「それは困るぜ……」

 

「何が起こるか分からんって意味だよ、フィリップ」

 

「フン……」

 

 鼻を鳴らしたフィリップは無言でユウの隣に立った。広がる漆黒の夜空、その空のはるか下にはニホンと呼ばれる島々、そしてそれを囲む海原が広がる。

 

「昨日のニホンのフジヤマ、良い所だったよな、フィリップ」

 

「ああ」

 

 ニホンの誇る山はすでに暗闇に隠れて、その美しい姿は見えない。

 

「久しぶりにアムロ・レイの旦那とも会えたしな、ユウ」

 

「あのアムロ、そして彼の親父さんのテム博士、二人とも居心地の良いニホン島でのんびりと過ごせたら幸せだろうに」

 

「時代が許さねぇよ……」

 

 ストゥラートⅡのメインブリッジにはまだ数人のクルーが働いている。

 

「ミーリにアフラー、それにフェイブ」

 

「仕事中ですよ、俺たちは」

 

 通信士のアフラーがクルー達へ呼び掛けたユウへ返事をする。

 

「少しは休め」

 

「遊び半分でやってますよ、ユウ大佐」

 

「そうか?」

 

「キャルフォルニアについたら、存分に女を楽しみますって」

 

「さすがに色男」

 

 そう言いながら、端整な顔の片目をつむってみせたアフラーへ近くのミーリが嫌な顔をした。

 

「身を固めなさいよ、アフラー」

 

「こっちの台詞だ、ミーリ」

 

 アフラーは同僚のミーリへ顔を向けずに、艦内の通信設備の点検を行っている。

 

「もうとっくにオールドミスちゃん」

 

「セクハラよ、それは」

 

「だったら、艦長にでも言うんだな」

 

「あの人に言っても、どうにもならないでしょうに……」

 

 ブツブツ言いながら、ミーリは空の艦長席に目を向ける。とっくにミリコーゼフ艦長は就寝をしてしまったようだ。

 

「ニホンを通り過ぎたか」

 

少し名残惜しげにユウは街の明かりで輝く島を見送る。艦の進行方向には光の無い空と海がどこまでも続く。

 

 光と音の無いストゥラートⅡを囲む暗闇。ブリッジを照らすぼんやりとした常夜灯。

 

「通夜じゃねぇんだからよ……」

 

 フィリップのぼやきにも誰も答えない。艦の動力音、そしてたまに鳴る機器の電子音だけがブリッジを廻る。

 

「しんみりとしちまって、もう……」

 

 操舵士フェイブが妙に静かなブリッジを見渡しながら呟く。とうの本人の言葉にもどこか力が無い。

 

「パンを焼いてくる」

 

「シロッコから教えてもらったらしいな、あの旨いパンケーキの作り方」

 

「見込まれた、らしい」

 

 軽く笑いながら、フィリップがブリッジ前方の窓から離れる。

 

「あとで私にも教えて、フィリップ」

 

「わかったよ、ミーリ」

 

 そう言いながら、フィリップがブリッジから立ち去ろうとアクセスドアの前に立つ。

 

「俺にもその旨いパンケーキとやらをくだせぇよ、フィリップ副艦長殿」

 

「特上のを作ってやる」

 

 操縦士のフェイブの声にフィリップが親指を立てながら、軽く音を立てて開いた自動ドアから出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

「そのクソアニメ、そんなに面白いの?」

 

「癖になるよ、サラ」

 

 そうニヤリとサラへ笑いかけながら、カツは局地的な人気のアニメ「ジオテクニック」を眺めていた。

 

「ジオニック社ー!!」

 

 主人公のづだ子と言う女の子がデフォルメされたライバル社のビルを殴り潰している。

 

「どうせなら、海でも眺めてなさいよ……」

 

「さっき、充分に目に焼き付けたさ」

 

「もうこれないかもしれないのよ?」

 

「僕は死なないよ、サラ」

 

 ジュースを飲みながら、飽きずにテレビに視線をやるカツ。

 

「親が悲しむからね」

 

「フーン……」

 

「サラの親父さんとかはどんな人だ?」

 

「知らない」

 

 チョコレートを食べながら、サラがぶっきらぼうにカツへ言い放つ。

 

「私もシドレも親はいない」

 

 その言葉にカツはすぐには答えない。アニメへ視線を向けたままでいる。

 

「ごめん」

 

 しばらく時間が経ってから、カツがそうポツリと言う。

 

「気にしてない」

 

 テレビを見つめたまま、後ろで菓子を食べている二人へそう言ったカツに対してサラが笑ってみせた。

 

「カツさんは優しいからね」

 

「あいつは甘いだけだろ? シドレ?」

 

「そうかな、サラ……」

 

 意味深に笑みを浮かべるシドレへサラは不機嫌そうな顔をする。

 

「サラ、君たちが死んでも」

 

「だれも哀しまない?」

 

「モルモット隊の人間はおろか」

 

 アニメがコマーシャルへ切り替わった。最近、清涼飲料水業界へ手を伸ばし始めたムラサメ研究所のドリンクが派手な演出と共に画面へデカデカと浮かぶ。

 

「ティターンズや連邦、そしてあのシロッコさんも哀しむ」

 

「そうかな?」

 

「ユウ隊長、そしてシロッコさん自体が孤児だ」

 

「……」

 

 ジオテクニックが再度同じ内容で放送をされる。どういう趣向なのか。

 

「死にたくないし、死んじゃいけない」

 

「敵は撃ち殺してもいいの? カツ?」

 

「それも実はもうやりたくなくなってきた」

 

「カツ、死ぬわよ」

 

 少しサラが怒ったような声を出す。

 

「その考え」

 

「死なない、適当にやって生き延びる」

 

「給料はもらってるでしょ?」

 

「戦争が終わったら、親父達の元へ帰るよ」

 

 その言葉にサラとシドレが無言でいる。少し気まずい空気がその部屋に漂う。

 

「気楽にやるさ、サラ」

 

 再びジオニック社のビルを破壊する女の子の声が違う人間の声で響く。

 

「少し」

 

「ん?」

 

「シロッコ様に似てきた気がする、カツ」

 

「まさか」

 

 サラがポツリと言った台詞にカツが肩を竦める。

 

「違うよ、サラ」

 

 シドレが二人の会話に口を挟む。

 

「違う?」

 

「シロッコさんがユウ隊長に似てきているんだ」

 

「そうかなぁ?」

 

「私には解る」

 

「シドレの考えは昔からあたしにはわからないよ……」

 

「フフ……」

 

 サラのぼやきにシドレは微笑をしてみせる。

 

 アニメを映すテレビからは主人公の女の子がジオニック社の看板に「指定テロ支援会社」とラクガキをするシーンが流れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネオ・ジオンの艦……?」

 

「旧ジオンの頃にあった艦みたいだが?」

 

「そこのジオン艦」

 

 ベテランの通信士、アフラーが黒い塗装をされた未確認の艦へ通信を入れる。

 

「所属を告げよ」

 

「こちら、ネオ・ジオン所属の艦でる?」

 

「ん?」

 

 ユウはそのネオ・ジオンからの男の声に聞き覚えがある。

 

「私はこの艦のモビルスーツ援護隊の隊長であるユウ・カジマ」

 

 一応として付けられた艦内の役職を名乗りながら、ユウは男へ返事を返す。

 

「ユウ・カジマ、久しい名だ」

 

 その言葉と共に、ネオ・ジオンの艦からの通信に笑い声が混じった。

 

「ブレニフ・オグス、私を覚えているか?」

 

「懐かしいな」

 

 そう通信相手へ言葉をこぼしながら、ユウが軽く手を頭へそえる。

 

「どうにか覚えているよ、旧ジオンからのエース」

 

「今ではすっかり使い走りだよ」

 

「そうかな?」

 

「私も歳だし、一年戦争時の戦いと今の戦争のやり方は全く違う」

 

「確かにな」

 

 ユウは軽く通信機へ向かって笑いかけた後、口調を正して再び先程の言葉を繰り返す。

 

「そちらの艦の目的は?」

 

「極秘、ではある」

 

「針路だけでも聞く義務がある、俺たち連邦の軍人には」

 

「単なるオーガスタとの取り引きだよ」

 

「フム……」

 

 オグスの返事にユウは自分の首をメトロノームのように何回か振る。

 

「極秘の割りにはあっさりと言ってくれたな……」

 

「連邦には話を通してあるからな」

 

「それを先に言えばいいだろ、オグス殿」

 

「フフ……」

 

 そのオグスの笑い声を聞きながら、ユウはそのネオ・ジオン艦の目的地に少し引っ掛かる物を感じた。

 

「その艦にはもしかしてニムバスと言う男がいないか? オグス殿?」

 

「この艦にニムバス君と言う男がいるよ、ユウ殿」

 

 同時に元オーガスタ研究所所属の強化人間の名前を言ってしまった二人の男達が微かに笑い合う。

 

「用事が終わったら、君と会いたいそうだ」

 

「今、ニムバスと話せないか?」

 

「後にして欲しいそうだな」

 

「何故?」

 

「果たし合いの状を書いているみたいだな……」

 

 オグスのその言葉にユウは黙りこんだ。

 

「それを受けとる相手は分かるか?」

 

「ユウ・カジマ殿に御中」

 

「ウォンチューは間違いだぞ?」

 

「彼、ニムバスの時代錯誤自体が間違いだと思わんか?」

 

「フン……」

 

 その言葉にユウは一つ鼻を鳴らす。

 

「わかった」

 

「悪いな、勝手なミスターキシドーで」

 

「そのキシドーと会う場所は?」

 

「蒼の墓標があった基地とやらを言っている」

 

「なるほど……」

 

「詩的な隠語らしいねぇ」

 

 オグスの含み笑いにユウは答えない。

 

「オーガスタに比較的には近い、キャルフォルニア基地の近くにある基地だよ、オグス殿」

 

「そこにしばらく居てくれるか?」

 

「休暇中だ、適当にそこらで遊んでる」

 

「悪いな」

 

「本当に悪いよ、ネオ・ジオン」

 

「ではな、連邦のエース君」

 

 そう言って、オグスは通信を切った。

 

「そこの基地、場所を言ってくれ」

 

 ミリコーゼフ艦長が薄目を開けながら、ユウの顔を見る。

 

「申し訳ありません、艦長……」

 

「面白い物が見れそうだ……」

 

 そう言ったきり、ストゥラートの置物と呼ばれているミリコーゼフ艦長は再び目をつむって居眠りを始めた。

 

「Gマリオン、あれは宇宙専用ではありませんか?」

 

「無理矢理ならグレイス・コンバーターは噴かせられるみたいだがな」

 

「ニムバスさんか……」

 

 そう言ったきり、サマナが押し黙る。

 

「ついに来るべき時がきましたね」

 

「クルスト博士、マリオン・ウェルチと同じEXAMに取り憑いた精霊、いや怨霊……」

 

 ユウのため息混じりのその言葉に、サマナは何も答えない。

 

「あの世とやらで、博士があれまで嫌っていたニュータイプ、それに自分がなっちまったみたいだな」

 

「たまに噂で聴く、ニュータイプが見るらしい心霊世界現象」

 

「そう、マリオンと同じニュータイプの霊魂をやっているよ、クルスト博士はね」

 

「十年近くもEXAMを成仏できないとは……」

 

「もっと長いかもしれない」

 

「ジオン・ズム・ダイクンがニュータイプを唱えた時から?」

 

「かもな」

 

 そう言い残して、ユウはGマリオンの総合チェックをしようとハンガーへ降りていく。

 

「イテテ……」

 

 ユウの胃に再び友が戻ってきた。


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