もしも八幡とあーしさんが運命の赤い糸で結ばれていたら   作:しゃけ式

15 / 37
気付けばもうそろそろ大晦日ですね。クソほどどうでも良い話なのですが、『黒のストッキング』と入力しようと思ったら最初『クロノス突起ング』と出て思わず笑ってしまいました。




15話

「今日泊まんのか?」

 

 

「んー。てかもう終電ないし」

 

 

「…おお、もう12時かよ。まだちょっとしか飲んでないだろ」

 

 

「つってもビール2本は飲んだけどね〜。あーしは3本だけどー」

 

 

 3月14日、午前0時。いつものように俺と三浦は家で飲んでいた。最近はほとんど週1ペースで飲んでおり、こいつに会うまでの飲む量と比べると真剣に数倍レベルでアルコールを摂取している。煙草に酒となかなかに酷い生活を営んでいるが、こういうのができるのも若いうちだけだと考え改善しようとはしない。夭折ならそれまでだ。

 

 

 三浦はテーブルの隣でごろごろしている。スカートではないラフな恰好なので下着が見える可能性はない。炬燵をしまってからはその光景が当たり前になっていた。初めは散々文句を言った三浦だが、今となってはそれを普通に受け入れている。何事も慣れであり、それで言うと俺はこの飲酒量にも慣れてしまったのだろう。

 

 

「ねえヒキオ、今日ホワイトデーじゃん」

 

 

「だな」

 

 

「あーしに何か渡すものあるんじゃないの?」

 

 

「……」

 

 

「え?ないの?」

 

 

「まあ…」

 

 

「マジで言ってんの?あーしがあげたの3200円だよ?それのお返しつったら普通5桁のやつとか想像するじゃん?でも蓋を開けてみたら5桁どころか1桁、それも0乗してやっとプラス1される数?」

 

 

「お前いつもより酔ってるだろ…」

 

 

 ビール2本飲んだだろと言ったくだりにもあるが、こいつが酔うと大抵語尾が伸びるか口数が多くなる。今のそれはまさに典型だな。

 

 ……俺もすぐに答えを言わないあたり酔ってるのかもしれないがな。

 

 

「散々ぼかしておいてなんだが、お前の分も一応ある」

 

 

「今出せないの?」

 

 

「チョコレートリキュールって聞いたことないか?あれを買ってみたんだが、今日飲むのはなんか勿体無いだろ」

 

 

「なんだ、あるんじゃん。ビビらせんなし」

 

 

 ふうー、と大きなため息をついた三浦はおもむろに立ち上がってタンスの方へ向かった。中から自分の服を取り出すと、お風呂入ってくると言って風呂場へ向かった。湯をためていないので風呂と言うよりかはシャワーと言った方が的確か。

 

 あいつが上がるまでに後片付けでもしておくか。俺はテーブルの上に置かれた5本のビールを捨てに行った。

 

 

 

 

 

 俺も風呂に入り、いくらか覚めた頭で部屋に戻ると、三浦がいつも寝ている部屋から俺を呼ぶ声が聞こえた。リビングへ来て呼びに来ないあたり、すでに布団の中へ入っているのだろう。

 

 部屋に入ると案の定三浦は布団にくるまっており、しかしやけに壁際の方へ寄っていた。ともすれば人が1人入れるくらいにはスペースが空いていた。

 

 

 ……いやいや、まさかな。

 

 

「ねえヒキオ、ソフレって知ってる?」

 

 

「は?おま、ちょ、え?セフレ?!」

 

 

「セフレじゃなくてソフレだし!!セックスじゃなくて添い寝!!」

 

 

「でかい声でセックスとか言うなよ。壁ドンされたらどうすんだよ」

 

 

 まだ経験はないが、一人暮らししたてはビクビクしながら生活したもんだ。

 

 

「とにかく、ほら」

 

 

 ポンポン、と空いたスペースを叩く三浦。俺はその場で立ちすくんでいると、三浦は不思議そうな顔をして早くと催促した。

 

 

「…電気消してくるわ」

 

 

 一旦部屋を出て、つきっぱなしだったリビングの電気を消す。暗闇の中で再度どうするべきか考えるが、放置するのも面倒だと思い観念して三浦の待つ部屋へ向かう。

 

 若干酔いが覚めたとはいえ、受け入れてしまうあたりマジで酔ってるんだよな。部屋に入った俺に躊躇は既になかった。

 

 

「こっちも電気消すぞ」

 

 

「んー」

 

 

 電気を消し、布団の空いたスペースに入る。既に人肌で暖められた布団の中は寝るには快適で、このまま寝てしまいそうなくらいだった。

 

 

 しかし、不意に背中を小突かれた。

 

 

「なんでずっと反対向いてるし」

 

 

「うるせえ」

 

 

 断じて照れ隠しではない。いつもの俺の寝る向きがこっち側なだけだ。ただ落ちそうなくらい端へ寄っているため、掛け布団は半分ほど被れていない。半身の温もりと半身の冷気が俺の正気を保たせていた。

 

 あれか、半冷半燃ってこんな感じなのかもしれんな。

 

 

「別にいいじゃん。ほら、こっち向いてごらん?」

 

 

「たまに出てくるオカンキャラやめろ」

 

 

 なおも反対を向き続ける俺に口では無理だと悟ったのか、三浦は身体ごとこちらへ向かせようと両手で引っ張り出した。もろに人肌に触れる。冷やされていた半身は気付けば正気を保つ機能を失っていた。

 

 

「ほら、これでいいだろ」

 

 

 諦めて三浦の方へ向く。顔の距離はおよそ10cm弱で、鼻息はかからないがあまりの近さに狼狽するほどだ。少し足を動かすと三浦の膝に当たり、そこで気付いたが三浦はまるで胎児のような格好で寝転んでいた。イメージに似合わず可愛らしい寝方である。からかってやろうと思ったが、蹴り落とされては困るので自重する。というかやはりシングルに2人は、それも男女が入るのは無謀すぎるだろう。

 

 

「やっぱ2人って無理じゃね?これシングルだしよ」

 

 

「入れてるからいいっしょ。んじゃあーし寝るし。おやすみ」

 

 

 適当な返事をし、目を閉じる。酔いのためか赤みを帯びた顔は暑そうに見えた。実際俺も半分ほどは体が外に出ているが、もう半分は暑くて仕方がない。

 

 

 ……こいつの顔、やっぱ整ってるんだよな。寝る直前、そんなことを考えていた。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 早朝を過ぎた頃、私は冬にしては異様な暑さにより目を覚ました。暖房つけてくれてるのかな、と確認するがエアコンは動いていなかった。遅れてやってくる頭痛に、そういえば昨日はなかなか飲んでいたなと記憶を思い出す。確か3本くらい飲んだはずだが、生憎そこまで鮮明な記憶は存在しておらず、沢山飲んだこととヒキオの家に泊まったこと、それにホワイトデーのお返しはチョコレートリキュールということだけしかはっきりとは覚えていない。

 

 

 がさ、と目の前の布団が動く。そこで私は初めてあることに気付いた。

 

 

「……え、ヒキオ?嘘」

 

 

 目の前の7、8cm位先にヒキオは寝ていた。たまに見る寝顔と同じ表情で、ぐっすり眠っている。

 

 

(………マジで?いやでもあーし服は乱れてないし、ヒキオも服は着てるし…。寒いから迷い込んだって言っても、1月とか2月はそんなこと全くなかったし、てかむしろ今日は別段寒くもないし)

 

 

 朝の回らない頭で色々思考を巡らせていると、唐突にヒキオは目を覚ました。私の顔を見るなりおはようと言い、ベッドを出ようとした。

 

 

「いやいやいや、ちょっと待つし」

 

 

「あ?なんだよ」

 

 

 少し機嫌の悪そうな声で返す。あんま気にしたことなかったけど、もしかしたらヒキオって朝弱いのかもね。

 

 

「なんであーしとヒキオ同じベッドで寝てんの?もしかしてヤったの?」

 

 

「変なこと朝っぱらから聞くなよ…」

 

 

 それだけ言うとヒキオは今度こそベッドを出て、洗面所へ向かった。取り残された私はまだベッドで寝ている。

 

 

「…結局どっち?いやヒキオとヤるとかマジでありえないんですけど」

 

 

 初めてが記憶無いとかもっとありえないけどね。遅れて私は洗面所へ顔を洗いに行った。

 

 

 

 

 

 静かな朝食の風景。私とヒキオは机を隔てて食パンをかじっていた。ヒキオは多少寝癖が残っているが、私はいつでも外に出られるようなレベルで整っている。見た目によらずメイクはすぐ終わるため、そちらも終えている。

 

 

「ねえ、ヤってないよねあーしら?流石に情緒なさすぎじゃない?」

 

 

「ヤってねえから安心しろ。てか昨日のこと覚えてねえのかよ…」

 

 

 大きな溜息をつき、食パンをかじる。起きがけの心底だるそうな雰囲気はなくなっており、いつもの様子で座っていた。

 

 

「そういえばあんた今日どうすんの?サンタ的な感じで回ってくの?」

 

 

 無論配るのはチョコであり、説明せずとも理解したヒキオはそのまま会話を続けた。

 

 

「おう。ちょうど授業もないしな」

 

 

「あーしは午前中はあるから合流は午後からかな」

 

 

「…え、お前も一緒に回んのかよ」

 

 

 眉を寄せて私の方を見る。食べていた手を止め、私の答えを待っていた。

 

 

「あーし1人家に置いとくのはまずいっしょ」

 

 

「いや別に構わんけど」

 

 

「…あ、マジ?んじゃ合鍵渡してよ」

 

 

「小町に渡してるからもうない………、こともないか。玄関の小物入れみたいなとこに予備が入ってる」

 

 

「おっけ。大学の行きしなに取ってから行く。あーしのもいる?」

 

 

 横に置いてあったカバンを持ち上げて示す。食パンを食べ終わったヒキオはお皿の上で手を払った。

 

 

「あっても意味無いだろ。てか男に合鍵を渡すってどうなんだよ」

 

 

「別に気にしなきゃいいだけだし。ほら、あっても損は無いし」

 

 

 そう言って雑に放り投げる。机の上を山なりに飛んだ鍵をヒキオは慌てることなくキャッチした。左手で取る様はまるで捕球するようで、なぜか高2の頃のテニス勝負を思い出した。あの時はヒキオとこれだけ仲良くなるとは全く思っていなかったな。恐らく今それを昔の私に伝えても十中八九信じないだろう。

 

 

「…まあお前を運ぶ時なら使えるか。お前ん家のが近い時だけだけどな」

 

 

「そういやヒキオってあーしん家泊まったことないよね。今度泊まりに来なよ」

 

 

「女がホイホイと……、って思ったが今更感が凄いな」

 

 

 ヒキオは食パンを運んだ皿の隣にあるお茶を飲み干し、それから5分ほど話していた。

 

 

 

 

 

 ヒキオの合鍵をカバンに入れ、家を出ようとする。しかしそこで1つ言い忘れていたことを思い出した。

 

 

「ヒキオー!お返し渡すんなら先に結衣からにしときなよー!」

 

 

 大きな声で居間のヒキオに伝える。そこから返ってきた声もまた大きなものだった。

 

 

「あいよー」

 

 

「あと1個だけ!あーし送る時に鍵使うって言ったけど、それあーしが持ってるの使えば良いんじゃないー?」

 

 

 遠くでそういえばそうか、と声が聞こえたのは玄関のドアを出てから閉める直前だった。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 朝の冷気も落ち着き、陽気が全身を包む。平日の午前ということで人通りや車の往来は少なく、気分良く歩いていた。

 

 現在は由比ヶ浜の家へ向かっており、出る前に連絡してみると5分とたたないうちに返信が返ってきた。内容は家にいるんだけどどこで落ち合う?というものだった。しかし何件も回らなければいけないためどこかで長居するわけにはいかなく、家で待っていてくれとだけ送った。意味深な三点リーダが2つとわかった、待ってるね。との言葉に少々ドキッとしたがそれを文面で返すほど愚かではない。返す言葉も思いつかず、結局はそのまま無視の形で向かうことになった。

 

 

 先程も言ったようにこの時間は本当に静かで、由比ヶ浜の家がある住宅街も閑静と言うに相応しい雰囲気だった。

 

 由比ヶ浜と書かれた表札を見つけ、その家のインターホンを鳴らす。オーソドックスな音が鳴り響き、応答もないままぱたぱたと家の中から聞こえてきた。

 

 

「ごめん、待った!?」

 

 

 出てきた由比ヶ浜はなぜか息を切らしていた。服装はピンクのモコモコしたパーカーにショートパンツ、黒のストッキングとラフな格好をしていた。

 

 

「待ちようがないだろ。強いて言うならそれ俺が言うべきだし」

 

 

「だし、ってヒッキーが使うと違和感あるね」

 

 

 指摘されて初めてそう口にしたことに気付く。別に日本語としてはおかしくないが、あいつの影響を受けてだとか考えるとなぜか軽い羞恥心を覚えた。

 

 

「ホワイトデーだから、だよね?」

 

 

 恐る恐ると言った表現が最も的確だろう、由比ヶ浜は探るような目付きで俺に問いかけた。

 

 

「ああ。これなんだが…」

 

 

「待って!…それさ、あたしの家に入ってからでいい?」

 

 

 今度は懇願するような眼差しで首を軽くかしげた。それにNOと言えるほど俺は図太くなく、お邪魔しますとだけ言って由比ヶ浜の家に上がらせてもらった。

 

 

 

 

 

 中ではなぜか由比ヶ浜お手製のクッキーを食べさせられました(白目) ちなみに俺の渡した市販のクッキーは喜んでもらえた。知らずに買ったが有名なところのやつらしい。良い偶然だな。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 由比ヶ浜の家を出た時間はすでに昼飯時だったので、雪ノ下の家へ向かっていたところを急遽自分の家へ行き先を変えた。腹をすかしながら向かうのも馬鹿らしく、またどこかで食べるのも金がもったいないため定期圏内の俺の家へ戻るという算段である。まあ算段と言えるほど高尚なものでもないが。

 

 

 家に戻り鍵を開けると、玄関には見慣れた女物の靴が置いてあった。三足くらいのローテーションの中のひとつであり、朝合鍵を渡した途端入る三浦に微妙に笑いが込み上げる。居間へ行くと炒飯の匂いがし、キッチンを見ると三浦がフライパンをせわしなく動かしていた。

 

 

「ヒキオおかえりー。どう、渡せた?てか何人に渡した?」

 

 

「ただいま。色々あってまだ由比ヶ浜1人だ。その炒飯俺の分もあるか?」

 

 

「あるからあんま焦んなし。んじゃ午後からのサンタ業務はあーしもついてくからね」

 

 

「…それ割と怖えのはおれだけか?」

 

 

「刺されて死んだら残りはあーしが配るから安心しな。っと、もうそろそろいっか。ヒキオ、食器持ってくの手伝って」

 

 

 三浦はそう言って大皿を2つ食器棚から取り出す。向かった俺はそのどちらもを手に持ち、三浦はスプーン2つとお茶の入ったコップ2杯を持っていった。意外と三浦の持ち方は技術がいるよな。そんなことを考えていた。

 

 

 

 

 

「ああ、食べれる美味いもんっていいよな……」

 

 

「あんがと。てかそれ結衣に失礼だし」

 

 

「状況把握早えな」

 

 

 

 

 

 場所は移り雪ノ下のマンションのエントランス。俺と三浦は番号を押すところの前で立ち止まっていた。

 

 

「…なあ、やっぱ俺1人で行くべきだと思うんだが」

 

 

 文字通り手に汗を握り、ゴクリと喉を鳴らす。心做しか手も震えてきた。怖えよ。あと怖い。

 

 

「あんた雪ノ下さんにビビリすぎだし…。いいよ、あーしが呼び出したげる」

 

 

 事前に教えていた番号を入力し、呼び出しと書かれたところを押す。俺の家のインターホンよりかは幾分上品な音が流れ、鳴ってから3秒ほど経つと応答が返ってきた。

 

 

『……なぜ三浦さんがここにいるのかしら、ガキ谷君』

 

 

「確かに三浦はオカン属性持ちだし、言い得て妙だな…」

 

 

 上手いことを言うもんだ。今の状況もまるっきりガキだしな。

 

 

「あーしらホワイトデーのお返しに来たんだけど」

 

 

『随分と仲が良いようね』

 

 

「まあ合鍵も持ってるし」

 

 

 今朝のことをこれみよがしに振るう三浦。こいつの雪ノ下嫌いは筋金入りだな。

 

 

『……生憎私の家は2人までしか入らないわ。つまり入れるのは比企谷君だけよ』

 

 

 突然意味のわからないことを言い出す雪ノ下。どうやら三浦の合鍵発言に少なからず動揺しているようだ。

 

 てか俺は当事者なのになんで傍観してるんだろうな。不思議なことだ(他人事)

 

 

「あっそ。じゃあ早く開けるし」

 

 

『言われなくともわかってるわ』

 

 

 正面の自動ドアはそれから音もなく開いた。繋いでいた通話(と呼べるのかはわからないが)も切れ、後は進むのみとなった。

 

 

「…んじゃ行ってくるわ。悪いが適当に待っててくれ」

 

 

「いや、ちょっとストップ」

 

 

「なんだよ」

 

 

 三浦は腕を組みながら仁王立ちしている。その貫禄ある佇まいに思わずたじろぐほどだ。閉まりかけた自動ドアに足を挟み、それをセンサーが感知して再度ドアを開く。

 

 

「あーしが雪ノ下さんの家に行ったら面白くない?」

 

 

「お前こういう時心底性格悪いな……」

 

 

 確かに雪ノ下は2人しか入れないとは言っていたが。そのあたりは雪ノ下の落ち度だったのかもしれない。三浦は俺の返事も待たず俺が手に持っていたクッキーの袋を奪い、自動ドアの向こうへと消えていった。取り残された俺は軽く溜息をつき、外へ煙草を吸いに出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




長くなったのでここで切ります。まさかホワイトデー回が2話続くとは思わなんだ…。





ここから下、下ネタにつき注意。苦手な方はブラウザバック推奨です。


最近英文を読む機会があったのですが、その中に『the intimacies of womb』というのがありました。直訳すると子宮との親密性です。恐らく皆さんも感じたことでしょう。


こ れ ち 〇 〇 じ ゃ ね ?


結果は違いました。ですが壁をノックだなんだと思ったそこのあなたは間違いなく自分と同類です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。