異世界転生!?どこの世界だよ・・・   作:クッペ

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最初のうちはポンポン出せるんだけど絶対途中で詰まるんで

完全見切り発車なんで


一話

 俺は一体この二か月間何をしていたのだろうか・・・

 

 異世界に転生してきて早二ヶ月が経過してしまった。いまだに俺は冒険者登録申請を済ましていなかったりする。今まで何をしていたかって?ずっと土木業のバイトしてたんだよ畜生!

 

 それもこれもラグネルが悪い。ラグネルの公式での重さはt単位。異世界転生によって軽くはなっているものの、両手剣ということもありやはりそれでも重すぎる。前世で全く鍛えていなかったのがあだになった・・・これをエタルドとの二刀流で振り回していたオルティナさんはどれだけ脳筋だったのだろうか。まぁこんな異世界転生なんて予期できるわけじゃないから仕方がないんだけどね・・・

 

 この二か月間はずっと土木業のバイトで金を稼ぎつつ、体を鍛えていた。おかげで少しお金には余裕があるし、ラグネルに振り回されるということもなくなっていはいる。それでもラグネルを地面に叩きつけようものなら、ラグネルから衝撃波が出てきて大惨事になるであろうことを予期して、いまだに剣の素振りは武器屋で格安で手に入れた失敗作の両手剣なのだが・・・そうしてお金と防具が揃ったところでいよいよ冒険者登録をしようということにしたのだ!いやホント、今まで何してたんだろうね・・・

 

 冒険者手数料の千エリスを持ってギルドにやってきた。二か月前は冒険者手数料千エリスが無いからって門前払いされてしまったが今回は違う。そりゃあ千エリス程度、土木業のバイトですぐに稼げる金額だ。

 

「すいません、冒険者になりたいんですけど」

 

「ようこそギルドへ、ではここに必要事項を記入して水晶へ手をかざしてください」

 

「分かりました」

 

 きっと冒険者カードだろう。そこに名前、性別、特徴などを記入していくのだがここでは割愛。俺の特徴なんてここで書いても誰得だよって話だ・・・自分で言ってて悲しくなってきた。そうして記入した後に水晶へと手をかざす

 

「ええっと・・・このパラメーターは一体・・・?」

 

「あれ?なんかやらかしましたか?」

 

「い、いえ!体力、力、器用さ、耐久力はかなり高いですね。特に耐久力には目を見張るものがあるのですが、魔力、幸運、魔法耐久力は低めですね。ここまで耐久力と魔法耐久に差が有るのは珍しいんですが・・・知力は平均位ですね。かなり強い部類には入ると思います!」

 

「はぁ・・・」

 

 なんか暁の女神のアイクみたいなパラメーターになってますな。幸運が低いのは自前だからどうしようもないが魔防低いのはやっぱり暁の女神のアイクっぽいな。別に転生特典でアイクのパラメーターは求めてなかったんだが、まぁ偶然だろう。

 

「このパラメーターだと魔法職は無理ですが前衛職のソードマスター、クルセイダーなどがお勧めですが・・・あれ?」

 

「あの、今度は何なんですか?」

 

「いや、見たことのない兵種がありまして・・・ヴァンガード?」

 

「・・・はい?」

 

* * * * * * * * * * 

 

 とりあえず職業はヴァンガードにしてもらったが、一体何なんだろうか?ヴァンガードは暁の女神のアイクの最上級職、奥義は天空で斧も装備できる。まぁ斧なんて漆黒戦の時のハンマーを使うか使わないか程度なのだが、今はそんなことは置いておこう。

 

 なぜヴァンガードの兵種があるのだろうか?しかもヴァンガードにした時点でスキルの欄に天空と見切りが現れてしまってる。これは本格的にアイクそのもののパラメーターになりつつあるのだが、一体どういうことだ?俺が特典としてもらったものは確かにラグネル、アイクの専用武器だがアイクそのもののパラメーターなんて特典としては求めていない。

 

 まぁ別に弱い兵種ではない。寧ろ歴代最強主人公の兵種なのだからここは素直に喜べるところだ。なんかスキルの取り方も他の冒険者とは異なるみたいなのだが、そこもやはり暁の女神の仕様なのだろうか?スキルキャパシティせめて80は欲しいところだが、それは今後考えていけばいいだろう。

 

 それよりもやっと冒険者になれたんだから、念願のクエストを受けてみよう!最初は試し切りも兼ねて、ジャイアントトードとやらに行ってみることにする。他の冒険者の話を盗み聞ぎしたところ、これは初心者冒険者が最初に狩る美味しいクエストというやつらしい。とりあえず受注して一人で行ってみるか・・・別に友達とかがいないわけじゃない。ボッチ最高とか言うつもりもないのだが、転生者がいきなり強い奴にジャイアントトードという初心者モンスターを一緒に買ってもらうのはどうかと思っただけで、別に友達がいないわけじゃないんだからな!!

 

* * * * * * * * * *

 

 アクセルの町を出て平原を歩いていると、ギルドで聞いていたジャイアントトードらしきモンスターが現れた・・・いやいやいや、デカすぎやしませんかね?これ本当に初心者モンスター?最初はド〇クエのスライムとか想像してたんだが、一体この世界は何なのだろうか・・・世知辛すぎやしませんかね?

 

 とりあえずラグネルを抜いて構える。二か月普通の両手剣で素振りをしていたから少しはまともに構えられる、と思っていたがそこはやはり原作ではt単位の剣だ。やっぱり重いな。まぁ剣に振り回されたりはしない程度には鍛えられている筈なので、そこは自分を信用するしかない。

 

 飲み込まれないように距離を取りつつ、ラグネルを上段から一気に地面へと叩きつける。すると剣からは衝撃波が出てきてカエルを真っ二つに切り裂いた。

 

 ・・・ラグネルつええーーーーーーー!!!!えッ!?こんなに強いのこの武器!?確かに初心者モンスターとはいえいきなり真っ二つにできる程なのか!?こんなことならもっと早く冒険者になって手っ取り早く稼げばよかったよ!

 

 そんなことを考えていたらそれなりに近くで大爆発が起きた。いったい何なんだとその爆発がした方向へ向かってみると、そこには巨大なクレーターが出来上がっており、カエルの口からは誰かの足がはみ出していた。




駄文ですね言うまでもありません

最初のうちは調子に乗って投稿できるのですがいずれ詰むかと思います

もう一つの作品に関してはもう少しお待ちください。二話に関してはほとんど書き直しのレベルなので時間がかかるのです・・・

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