人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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見たい!という声がちらほらあったので、リクエストにお応えしてマテリアルです


御姿を遣わせていただき、本当にありがとうございました、将門公

感謝の奉納・・・となるかは分かりませんが、最後まで奉らせていただきます

この身に祟りを落とすことなく見過ごしていただいた寛容さに、感謝を

また、首塚に参拝に行きたいですね


平将門公--感謝奉納--
感謝奉納--平将門公まてりある--


『我が威、閲覧を望む声に応え。この身の委細を此処に記す事を告げり。我が力、我が威、我が君臨、目の当たりにせし事を此処に赦す』

 

 

『無廖の慰めにするが良し』

 

 

 

真名・平将門

 

 

クラス・ルーラー

 

性別 男性 出典 日本

 

 

属性 秩序・善 身長190㎝ 体重 不明

 

 

筋力A+ 耐久A+ 魔力A+ 敏捷D 幸運E 宝具 EX

 

ユニークスキル

 

対魔力(新皇)EX

 

世界の、日ノ本の守護をせんが為に平定者として立ち上がったルーラーとしてのスキル。時の朝廷に反旗を翻した揺るがぬその魂の在り方は、ルーラーとしてのクラス相性も重なり、令呪を含めたあらゆる魔術を無効化する

 

神明睥睨(威厳)A+++

 

ルーラーの名の下、あらゆる英雄に対する絶対行動干渉権を所持する。敵対者の真名を看破し、その威厳にてステータスランクを著しくダウンさせる。特に相手が日本由来の英雄の場合、自らに絶対特効を課す。具体的には、日ノ本の英雄の攻撃を全て無効化し、ルーラー特権と組み合わせ一睨みで霊核を砕くことも可能となる

 

日ノ本を守護せし頂点たる将門公を傷つけられる英霊は、ただ一人を除き存在しない

 

――日ノ本に仇なし逆賊、等しく我が威に照覧され消え去るべし

 

 

新皇 EX

 

 

時の腐敗しきった朝廷の支配に真っ向から立ち向かい、反逆を決意した将門公の名乗りし称号。自らの在る場所を『日ノ本』と定義し、日ノ本そのものからバックアップを得る

 

常に最大の知名度補正を獲得し、魔力を日本そのものから受け取ることが可能となり、土地そのものから無限に等しい魔力を霊基にあてがい、極限まで霊基を補強し鍛え上げる

 

――その偉容、日ノ本の具現也。我が前に立つもの、日ノ本に挑みし事を覚悟すべし

 

 

戦闘続行 A+→なし

 

往生際の悪さ。瀕死の傷を負っても行動を可能とするスキル。本来は平将門公は首のみでも飛び回り、身体を求めたとの逸話を持つが・・・ルーラーでは発揮されない

 

――散華、潔く在るべし。霊魂、世にしがみつくこと能わず

 

怨祟成就 EX→なし

 

将門公のスキルが一つ。傷付けたもの、仇なしたもの、敵対したもの、討ち果たしたもの、魔術回路や座への情報を汚染して【祟る】スキル

 

あらゆる不幸と災厄を巻き起こす怨念を撒き散らし、魂を呪い存在を呪い全てを呪い祟り殺すスキル。人間が呪われし場合魔術刻印に作用し未来永劫祟りを振る舞わせ、英雄を祟った場合座にいる本体に自らの祟りを記録と記憶として残し【宝具の発動を永久に禁じさせる】【スキルの全てを封じる】【精神汚染・狂化をAランククラスで付与する】と言った効果を召喚される度に添加する。この祟りは末代にまで至るものであり、あらゆる治療、鎮魂の概念は無意味である

 

全てを呪う呪詛と怨嗟。ルーラーでは使用不可能となる

 

――我が身、怨念に非ず。その妄念、不要也。

 

 

保有スキル

 

 

勇猛 A+

 

あらゆる精神干渉をはね除けるスキル。全ての精神的デバフを打ち消し、格闘ダメージを増加させる

 

時の朝廷にすら戦いを挑んだ将門公の勇猛は、まさに最高クラスのものを持つ

 

 

平定者 A+

 

祟り神でありながら、東京を守護せし防人として手厚く奉られている将門公は、ルーラーとして確固たる意志を以て現界している。日ノ本を護るという使命が為に自らを律し、けして私利私欲に落ちぬ平等たる平定者として自らを定義している

 

無窮の武練、陣地作成、単独行動・心眼(偽)を複合せしスキル。怨霊や魔術を使役するバーサーカーやアヴェンジャー状態とは打って変わり、自らが到達した武と、威厳と威光にて自らを示す

 

魔力放出(威厳)A

 

自らの威厳たる覇気を視認せし魔力にて放つ。並みの魔術師やサーヴァントならばそれのみで心胆を砕き、抵抗に成功したサーヴァントのステータスを二ランク下げる。日ノ本のサーヴァントは更に下がる。強き重圧は形在る威厳となりて敵対者に罰を告げる

 

――日ノ本へ仇なす狼藉者、滅ぶべし

 

神魂奉納 A+

 

死してなおその魂の強靭さにて天変地異を起こし続けた将門公は、その魂を神田明神へ畏敬と共に奉られた

 

日本の霊脈と土地が残る限り、自らの絶対性を確保するスキル。将門公を打倒するには、日ノ本に在りし神田明神(神田神社)を破壊しなくてはならない

 

その神田明神ある限り、平将門公は神性Aを獲得し、日ノ本への知名度補正を力とし、魔力を受け現界を保ち続ける

 

マスターがいなくなろうとも、将門公は召喚された役割を果たすために存在し続けるのだ

 

――総て、日ノ本を生きる子らを守護せんが為に

 

 

宝具

 

平影武者(たいらのかげむしゃ)剛身七人絵巻(ごうしんしちにんえまき)

 

 

ランクA 種別 対人宝具 レンジ 一人 最大補足 一人

 

生前得ていた加護にして力。鋼鉄の肉体と七人の影武者を魔力にて再現せし自らへと課す対人宝具

 

眉間を除く鋼鉄の身体を自らに付与させ、あらゆる攻撃ダメージを5割カットする。同時に、七人の自らと同じ影武者を召喚し使役する。最大七人による平将門公の大蹂躙が戦場を襲い駆け抜ける

 

影武者も能力が落ちぬゆえ驚異そのものだが、弱点として『影武者には影がなく、本物は影を晒す』といった穴、弱点を持つ

 

 

日ノ本天変地異絵巻 驚天動地=天地神明

 

ランクA+ ランク1000~ 種別 対軍宝具 最大補足 1000

 

日ノ本の天候と空間を操作し、天変地異を巻き起こす。雷雨、竜巻、噴火、地震、地割れなどを再現せし将門公の驚異の宝具

 

日ノ本のバックアップを受けている場合のみこの宝具を発動が可能となる。新皇の威厳が天地を震わし、その驚天動地の天候事象操作を巻き起こす対軍宝具

 

この宝具の開帳即ち日ノ本の怒りとの対峙。人の形をしたものはおおよそ無力であり、しかし尚、将門公は手を緩めぬであろう

 

日ノ本の敵対者に、慈悲は無く牙は剥かれるだろう。自らの愛する者らの為に、将門公は微塵も慢心は懐かない

 

――気運、風水、天候、千変万化にして我が意の決議にて自由自在なり

 

 

新皇座臨総鎮守(しんのうざりんそうちんじゅ)=旭光顕現(きょっこうけんげん)神田明神(かんだみょうじん)

 

対国宝具 ランクEX

 

自らの魂が鎮座する神田明神、神田神社を自らの傍に展開し顕現させる。先の歴史にて神田明神にて魂が奉られた事を再現し逸話として昇華したもの

 

身に受ける日ノ本のバックアップを最大展開し、仮初めの不死を得る。同時に辺りを自らの空間にて塗り潰し、自らの神威を示す場へと変化させる。魔力は正真正銘の無尽蔵となり、自らの攻撃に『現代の日ノ本の総人口分の追加ダメージ』を加算する効果を付与する

 

更に転じ、自らの境内を使い『御前試合』として何者にも阻まれぬ空間に招き入れ、妨害叶わぬ一騎討ちをも果たさせることも可能。勝者はその傷を総て癒されつつ世界へと帰還が果たされることとなる

 

平将門公という存在そのものが懐く心象の風景、自らの陣地作成を世界に押し付けるある意味にして魔術師が追い求める究極

 

自らの存在そのものを威として示す・・・平将門公の覚悟と決意の具現である。この神社をなんらかの理由で破壊した場合、消滅が始まることとなる

 

『我が身、日ノ本を背負う守護者なれば。我が威、我が旭光を以て衆生照らすことに迷いなし』

 

 

日ノ本軍勢絵巻(ひのもとぐんぜいえまき)=無尽守護無辺覇陣(むじんしゅごむへんはじん)

 

対国宝具 EX

 

 

日ノ本そのものを固有結界と見立てし将門公が行う日ノ本の歴史上の英雄の連続召喚。実在問わず、出典問わず。日ノ本を守護せんと決意せし英雄達を自らを楔として呼び出す連続召喚。中には人間となりし経験もある神すらも姿を見せる

 

これは将門公の配下ではなく、共に日ノ本を守護すべしと座にかけられた号令にて集った言わば同士。将門公の為ではなく、日ノ本そのものを守護するために現れし英雄達である

 

全ての垣根を越え、ありとあらゆる日ノ本由来の英雄が戦いに現れる。平氏に源氏、アイヌや征夷大将軍、戦国武将に物語の人物に、古きは人となりし神もまた在る

 

それら総ては、平将門公が倒れるか要である神田明神が崩壊するかによって解除される。ただし、平将門公は常に本殿に仁王立ちしているため、日ノ本由来の英雄を乗りきるか対界宝具を所持していなければ突破は容易ではない

 

・・・呼び出されたサーヴァントは皆、真名解放が可能である。これは神に到達せし将門公の能力の発露故であるが故に

 

『我等、日ノ本に生きる子らの未来を案じ切り拓く者也』

 

 

将門司刀(まさかどしとう)新皇顕現(しんのうけんげん)

 

対怨霊・悪霊宝具 A+++

 

自らの神威と霊威を総結集させ、天に届く旭光と共に放つ空前絶後にして万物調伏の一刀。その威力は日ノ本の魔力と現在人口総数となり、怨霊悪霊には威力が跳ね上がる

 

この一撃を受けた霊は強制的に調伏され、怨みと祟りを残さず消え去る。迷える霊への最後の救いにして慈悲。例えそれは、自らの怨霊であろうとも変わらない

 

刀身の長さと距離は・・・日本列島の最北端から最南端までと同じである

 

平将門(たいらのまさかど)

 

対人宝具 A

 

平将門公はその真名こそが宝具であり、その性質は三つに分かたれる

 

日本の未来を願い、平定し守護せんと立ち上がるルーラー

 

新皇を名乗り、召喚された時代の政府の転覆と支配を企むバーサーカー

 

自らの無念の上に繁栄する人類全てを憎むアヴェンジャー

 

これら三つの在り方にて、属性が変化する。それぞれ秩序・善、狂化・狂、混沌・悪である

 

『我が望むもの、日ノ本の未来、そして其処に生きる者の安寧なり』

 

ルーラーで召喚されし将門公は平穏と繁栄を守護する守護神、和魂としての側面を顕す。思慮深く、冷静沈着にて泰然不動を貫く日ノ本の守護神として、日ノ本に巣くう怨霊や怪異を討ち果たすためにマスターに力を貸す

 

ルーラーな理由はただ一つ。『日ノ本に生きる子、只の一人も差別なく、等しく宝なり』といった深い肯定によるもの。平穏をもたらす願いは自らが行うものなため聖杯に願うつもりなど毛頭なく、自らを呼び寄せていたとしても躊躇いなく破壊するだろう

 

『人が強く在るこの世に、世を乱す怪しき杯、無用なり』と

 

サーヴァントとしては理想だが、けしてこの状態の将門公は召喚に応じない

 

神が、人の道筋に関わりすぎてはならぬ為だ。人のいさかいは人が乗り越えるべきもの。自らの怨霊が現れるか余程のマスターが自らを求め助力を乞わぬ限り、将門公は平定者としては君臨を果たさないだろう

 

故に、彼が呼ばれるはバーサーカーかアヴェンジャーのみである

 

「我が名は新皇!!腐敗なりし世を抹殺し新しき世を担いし者なりぃ!!」

 

野心溢れるバーサーカーとして呼ばれし平将門公は、新皇即位後の激しい気性で召喚される。新たな二度目の生を使い『召喚された世界の政府や文化を徹底的に破壊するために行動する』

 

彼にとって、自らが治めぬ世界など偽りに過ぎぬからだ。自らが世界を泰平に導くため、目の前につくもの全てを破壊する。文化も、社会も、女子供分け隔てなく

 

髪はざんばらで黒鎧。眼は血走り口からは気炎吐く恐ろしき魔人とし、マスターを即座に贄とし暴れまわる現代の神。それが、バーサーカー・平将門公なのである

 

聖杯への願いは『新皇たる我が治めし世界の到来』。それら全てが、自らに終始する荒魂なのだ

 

 

【我が胴体は何処に在るのか!!此処へ来い!!首と繋いでもう一戦しよう!!】

 

アヴェンジャー・平将門は【首】のみで招かれる。在るは怨念、無念、探し求める胴体への欲求のみ

 

死後にて打ち首獄門とされた無念と屈辱。我が屍の上に築かれし歴史、それら全てを恨み、憎み、アヴェンジャー・平将門公は全てを呪う、全てを祟る

 

【滅べ、滅べ、滅べ、滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ滅べ滅ぶべし!!世界の全て、我が祟りにて奉ろうぞ!!憎し、あな憎し、あなうらめしや日ノ本、この怨みぃいいぃいィイ・・・!!】

 

召喚された瞬間から世界を呪う祟りの化身となり、ある限り世界を呪い続ける。胴体を求め、破滅を求め、大怨霊として祟り続ける

 

【⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛!!!!!!!】

 

・・・その憎しみ、治める手段は何処にもなく

 

アヴェンジャーの彼を呼んでしまった時は・・・日ノ本が、祟りによって破滅の果てへと沈む時である

 

 

・・・残念なことに、彼は二つのクラスで呼ばれることがほぼ確定である

 

ルーラーの彼を垣間見る事は・・・余程の強き宿命を背負う何者かか

 

『自らを調伏せし抑止の依頼』によって招かれる事の他に、手段は唯一つとして無いであろう

 

それを。彼は受け入れながらも、何処かで思いを馳せている

 

サーヴァントとして在るならば、いつか、ただの一度は、子と肩を並べて何かを成し遂げてみたいと考えている

 

怨霊でなく、荒御霊でなく。・・・確かな善と正義を掲げる、善きマスターのサーヴァントとして

 

それが、夢物語と分かっていても。思わずにいられない

 

いつか、怨霊と名高き自らが・・・何かを護る事が出来るのかと

 

そんな奇跡を、彼は静かに望み、期待しているのかもしれない

 

祟り神でない自分を求める、強きマスターたる何者かを・・・




『--以上なり』


『・・・』

『--退屈であったならば、赦すが良し。我が忌憚なき仔細、どう感じ入るかは自由なり』

『・・・何れまた、出逢う日を。我は望む者也。さらば、我が宝なる子らよ』

『--健やかに、生きるが良し』

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