人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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活動報告の通り、本編更新は水曜日からとさせていただきます!2500話までもうすぐなので、最後のお休みとします!どうぞ、よろしくお願い致します!


最終準備マテリアル その1

◎鬼若丸(おにわかまる)

 

「俺は鬼若丸ってんだ!!

は?武蔵坊??牛若丸???誰だそれ」

 

真名:鬼若丸

性別:男性

クラス:ランサー

身長:163cm

体重:75kg

出典:『義経記』『弁慶物語』『平家物語』など

地域:日本

属性:混沌・善・人

好きなもの:武術の鍛錬

嫌いなもの:座禅などのじっとしていること・学問

 

○ステータス

筋力:A++ 耐久:B+ 敏捷:C+ 

魔力:C  幸運:C  宝具:B

 

○スキル

・天性の肉体:B+

生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。

このスキルの所有者は、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。

ランクアップさせることが出来る。

さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、

どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。

 

・戦闘続行:A

名称通り戦闘を続行する為の能力。

決定的な致命傷を受けない限り生き延び、

瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。

「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。

 

・対魔力:C

魔術に対する抵抗力。

一定ランクまでの魔術は無効化し、

それ以上のランクのものは効果を削減する。

Cランクだと魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。

大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

 

・化け鯉退治:A+

鬼若丸の武勇を象徴するスキル。

幼子の頃に身の丈八尺もあり女子供を喰らった化け鯉をたったひとりで退治した。

たったひとりで退治した。

「勇猛」「怪力」「心眼(偽)」の複合スキル。

 

・山駆け:B

比叡山で(勉学せずに)駆け回って鍛えられた足腰及び足さばき。

どんな地形でも体幹を崩さずに駆け、闘うことができる。

敏捷も強化される。

 

○宝具

・『岩融(いわどおし)』

対人宝具 ランク:B+

鬼若丸が操る薙刀。刃の部分だけでも1m以上ある。

筋力に比例して威力と頑丈さが上昇する。

元々比叡山で保管されていたがあまりの大きさと重さに誰も持ち上げることすらできるものがいなかったが鬼若丸は容易く持ち上げてしまい、そのまま自分のものとした。

誰も持ち上げることすらできるものがいなかったが

鬼若丸は容易く持ち上げてしまい、そのまま自分のものとした。

鬼若丸の身長に対して大きすぎるように感じるが、軽々と自由自在に操り、振り回す。

軽々と自由自在に操り、振り回す。

 

・『嵐武・岩融(らんぶ・いわどおし)』

対軍宝具 ランク:B++

 

「ふっ飛びやがれぇ!!『嵐武・岩融』!!!」

 

鬼若丸が剛力を存分に振るって岩融を振り回して起こす斬撃を纏った凄まじい大嵐。

斬撃を纏った凄まじい大嵐。

筋力に応じて威力と規模が増していく。

 

・『■■■仁王立ち(■■■におうだち)』

結界宝具 ランク:A++

 

「なんでかわからねぇ!!どうしてだかわからねぇ!!

俺のなにかが叫んでんだよ!!

ここは絶対に通さねぇってな!!」

 

「強さもなにもかも俺はあんたに及ばねぇ。

けど!!それでも!!護りたいって気持ちは負けねぇ!!

今の俺の全てを賭ける。

ただ一度!!今この時だけ!!力を貸してくれ『未来の俺』!!

『■■■仁王立ち』!!!」

 

鬼若丸の未来である『■■■■■』の逸話の再現。

発動すると鬼若丸が消滅しないかぎり

どんな範囲や効果のEXランク宝具による攻撃だろうと

すべて鬼若丸に向かい、決して攻撃は後ろに通らず、

進むこともできない。

この宝具は■■■■■と源義経のような強い絆を

鬼若丸と結ぶことで鬼若丸が発動できるようになる。

未来の自分の逸話の再現という無理を行うために

例え攻撃に耐えきっても

発動を解けば鬼若丸の霊核が崩壊して消滅する。

 

◎能力

幼い体躯ながらも凄まじい膂力と頑強さを誇り、

長大な薙刀『岩融』を軽々と自在に操って闘う。

一撃一撃が荒々しくも速く重く鋭い。

山を駆け回っていたので機敏。

化け鯉を退治したこともあり水連も得意。

その実力は幼いながらも日ノ本一有名な

僧兵の武の片鱗を確かに感じさせる。

 

◎真名

『武蔵坊弁慶』は得難き存在であり、英雄であり、物語である。

では彼は生まれながらに『武蔵坊弁慶』であったのか。

否である。

 

父は熊野三山別当の弁心。

母は貴族の二位大納言の娘。

弁心は娘を大納言から強奪して孕ませた。

母の胎内に3年もいて生まれたときにはすでに

2、3歳児の体躯をしており髪は肩を隠すほど伸び、

歯は奥歯も前歯も生え揃っていた。

これが武蔵坊弁慶の出生である。

母はこのときに死去している。

 

弁心は「鬼の子」だとして殺そうとするが

叔母に引き取られ、「鬼若丸」と名付けられた。

比叡山に入れられるが生来の暴れん坊の鬼若丸は

勉学などせずに武芸の修行と山を駆け回ることばかりに励む。

屈強な僧兵が揃う比叡山でも鬼若丸を抑えられるものがおらず、

女子供を食らう大きな化け鯉をひとりで退治するほどの武勇を誇り、

その有り余る力で乱暴を繰り返した。

そしてついに比叡山を追い出されてしまう。

 

鬼若丸が「武蔵坊弁慶」を名乗ったのは

比叡山を追い出されてからで

この後四国から播磨へ渡って放火騒ぎを起こし、

やがて京へたどり着いて刀狩りを行っているところで

運命の主君・牛若丸と出会う。

 

◎人物

一人称は「俺」。

ぼさぼさの黒い総髪で精悍な顔立ちの少年。

細身に見えるが日に焼けた鍛えられた肉体をしている。

裾や裾がボロボロの黒い僧服を身につけている。

なお裸足で足の裏はめっちゃ硬い。

この体躯だが年齢としては13~4歳らしい。

存在としては『本来の武蔵坊弁慶リリィ』。

 

粗野でじっとしていることが嫌いな生粋の暴れん坊。

しかし子供や女性、弱いものには決して手を出さず、

不器用ながらも気遣い、守ろうとする。

子供系サーヴァントともよく一緒に行動し、

アステリオスすらも護る対象にしている。

仲睦まじい親子を傷つけ、

苦しめるものには怒りを爆発させて絶体に許さない。

頼光初め『母性』を感じさせる女性には

普段の暴れん坊が鳴りを潜め、素直に言うことを聞くことが多い。

 

リリィであるため未来の自分の記憶は一切持っていない。

しかしなにか感じるものはあるようで

牛若丸や弁慶に構われることや

一緒に行動することが多い。

 

勉学は嫌いだが頭は決して悪くはなく、

本能で人の本質や本音を見抜く。

悪意には特に敏感。

礼儀も一応は知っていて武勇に優れるサーヴァント達に鍛錬を願い、

全身全霊で挑みかかり、終わるときちんとお礼を言う。

そのためけっこう可愛がられている。

 

◎人間関係・サーヴァント関係

・牛若丸

未来の主君。

鬼若丸は「牛若」と呼び、牛若丸は「鬼若丸」と呼ぶ。

牛若丸のほうは面影のある顔立ちや雰囲気、

鬼若丸の持つ岩融で「幼い頃の弁慶」だと理解して

嬉々として駆け寄ったが

当然鬼若丸は誰か知らないので「誰だあんた」と言われて

ショックを受けてその場に崩れ落ち、しばらく落ち込んでいた。

持ち直すとときおり弁慶と言いそうになるが

「鬼若丸」と呼んで嬉々として構いに行き、

鬼若丸のほうもなぜだかわからないが放っておけず、

「牛若丸」と呼んで相手しており、

ズレた牛若丸の行動に鋭いツッコミを入れ、

ときに引きずって止めたりしている。

傍から見ると「かまってちゃんの姉と相手してる弟」。

ストッパーをしてくれているので

頼朝からは密かに感謝されている。

 

牛「手伝ってくれべっごほん!鬼若丸!!

  この敵の首の山を兄上に献上せねば!!」

鬼「そんなもんもらってもお前の兄貴も

  困るだけだからやめてやれ。さっとと帰るぞ」

牛「なにを言う!!兄上なら」

鬼(無視して引きずっていく)

牛「こら離せべっ鬼若丸!!首を置いていくな!!」

頼「(ありがとう鬼若丸君)」

 

・武蔵坊弁慶

未来の自分の名を名乗る同じ主君に仕えた同僚。

鬼若丸は「武蔵坊のおっさん」と呼び、

弁慶は「鬼若丸」と呼ぶ。

鬼若丸を幼い頃の弁慶だと理解するとショックを受けて

しばらく落ち込むが「己が鬼若丸を立派な弁慶に育てる!!」と

叫んで立ち上がり、牛若丸にどつかれた。

経文や勧進帳を覚えさせようとよく鬼若丸を構いに行き、

勉学を嫌う鬼若丸と追いかけっこをしている。

鬼若丸は当然誰か知らないが

弁慶が「武蔵坊弁慶」を名乗ることに

違和感を感じている。

しかしなにかの覚悟を感じてもいるのでなにも言わない。

嫌ってはいないが勉強させようとするのは

勘弁してほしいと思っている。

 

弁「さぁ鬼若丸!!今日はこの勧進帳を覚えるぞ!!」

鬼「げぇ~。勘弁してくれよ武蔵坊のおっさん。

  俺そういうの嫌いなんだよ」

弁「なにを言う!!これを覚えて諳んじるようになってこそ

  お前は立派なべんけ」

牛「そんなやつ放っておいて私と遊ぼう鬼若丸!!

  (思いっきり弁慶をど突く)」

 

・鬼一法眼

牛若丸の師匠。

鬼若丸は「法眼」と呼び、法眼は「鬼若の坊」と呼ぶ、

鬼若丸を一目見て幼い頃の弁慶だと理解して大笑いした。

「育てがいがあるな」といろいろ仕込もうと考えている。

鬼若丸は法眼の強さを理解しているが本能的にか

少し避けている。

 

法「ほうほう~あの偉丈夫の幼い頃はこんなだったのか・・・

  うんお前より可愛げがあって素直そうだな!!

  いろいろ教え込んであげよう!!」

鬼「・・・・なぁ牛若丸。なんかこの人・・・・人?怖いんだけど」

牛「鬼若丸にも見抜かれてますよ師匠」

 

・坂田金時

平安の豪傑にして金色の正義の味方(ゴールデンヒーロー)。

鬼若丸は「金時の兄貴」と呼び、金時は「鬼若丸」と呼ぶ。

金時は鬼若丸が足柄山にいた頃の自分を彷彿とさせるので

放っておけず、弟分のように感じて可愛がっている。

鬼若丸も金時の強さを感じ取って慕っている。

 

鬼「金時の兄貴は強いんだな!!

  どうしたらそんな強くなれるんだ!!!」

金「そうだなぁ。たくさんの経験していきゃいい。

  それがお前の強さってやつになるのさ

  (鬼若丸の頭を撫でる)」

 

・源頼光

平安を代表する神秘殺し。

鬼若丸は最初は金時を真似て「頼光さん」だったが

やがて照れながら「母上」と呼ぶようになり、頼光は「鬼若丸」と呼ぶ。

幼い頃の金時を思い出し、金時、リッカ、モモの弟として扱い、

子供認定して可愛がりつつも厳しく行儀作法を教えている。

鬼若丸は頼光の強さもあるが、なにより『母』を感じているので

強く出られず、おとなしく教わっている。

 

頼「さぁ鬼若丸。母と呼んでください!!」

鬼「えっと、どうしても呼ばなきゃ駄目か頼光さん」

頼「よ、呼んではくれないのですか!?(涙目)」

鬼「うぅ・・・・は、母上////////////」

頼「はい!!母ですよ♪(鬼若丸を抱きしめる)」

 

・藤丸龍華、桃子

人類愛の黒龍の少女と日ノ本を代表する鬼退治の大英雄。

鬼若丸は「リッカ」「モモ」と呼び、

リッカとモモは「鬼若丸」と呼ぶ。

『弟ができた』と二人して大喜びして可愛がっている。

鬼若丸も二人の強さを理解して慕い、

しかし危ないときは全力で自分が守る覚悟をしている。

なお三人でわちゃわちゃしてると「鬼若丸を返して」と

牛若丸が乱入してくることがある。

 

鬼「リッカもモモも強いけど、危ないときは俺が護るからな」

龍「いやぁ頼りになる弟だねぇモモ」

桃「そうですね。おまけに可愛いですし」

鬼「俺可愛いのか?」

牛「リッカ殿も桃子殿もずるい!!

  べっ、ごほん!!鬼若丸は私のですから!!」

鬼「いや俺誰のものでもないし」

牛「鬼若丸っ!?」




雷電タメエモンさん、ありがとうございました!

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