人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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今日の日曜日の夕方から深夜まで、急に仕事が入ってしまったので、今日はマテリアルを挟ませてください…

それと1日、早朝四時まで残業しなければならない日があるので水曜日までの一週間の内今日も含め2回マテリアル回を挟ませていただきますことをご了承ください…!

それではよろしくお願いします…


クソァ!!


緊急退避マテリアル〜その1〜

◎張遼

「張文遠、罷り通る!!」

 

真名:張遼 文遠

性別:男性

クラス:ライダー

身長:185cm

体重:87kg

出典:史実

地域:中国

属性:混沌・善

好きなもの:武の鍛錬・乗馬・馬の世話

苦手なもの:子供の相手

 

◎ステータス

筋力:B+ 耐久:B 敏捷:A

魔力:D 幸運:B 宝具:B++

 

◎スキル

・騎乗:A

乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。

「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、

生物・非生物を問わない。

 

・対魔力:C

魔術に対する抵抗力。

一定ランクまでの魔術は無効化し、

それ以上のランクのものは効果を削減する。

魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。

大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

 

・カリスマ:C+

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。

団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。

 

・五将筆頭:A+

三国時代の魏で活躍した5人の将軍で

筆頭とされることから得ているスキル。

「心眼(真)」「乱戦の心得」「勇猛」「沈着冷静」の複合スキル。

他の五将は楽進・于禁・張郃・徐晃。

 

・泣く子も黙る:A

合肥の戦での活躍から江東では泣く子供に

「張遼が来るぞ」と言うとたちまち泣き止んだという逸話が

『泣く子も黙る』の語源とされることから保持しているスキル。

張遼の武を現すスキルであり、

敵に耐久と敏捷へのデバフを与え、

怯懦の精神異常と付与する。

敵が孫呉所属なら自身に特攻も付与される。

副産物的効果で恒常的に

初対面の子供に怖がられやすくなる。

 

◎宝具

『遼来来(りゃおらいらい)』

 

「我らが武、その心胆で堪能せよ!!」

 

「孫呉の兵の二の舞を望むか。ならば覚悟せよ。

いくぞ皆!!『遼来来』!!」

 

ランク:B++ 対軍宝具

合肥の戦いで孫権率いる呉軍を粉砕し、恐れさせ、

「泣く子も黙る」と言わしめた張遼の逸話の再現。

愛馬に跨った張遼と召喚された精兵800騎が

縦横無尽に敵軍を穿ち、粉砕する。

敵全体に大ダメージを与え、

同時に敵に恐慌など精神にバッドステータスを高確率で与える。

召喚された800騎は極めて少ない魔力消費で

長時間戦い続けることができる。

元々は「遼来遼来」だったが日本の造語である

「遼来来」の響きを気に入って改名した。

 

◎能力

大刀(日本の薙刀と似た形状の武器)を武器として戦う。

その実力は呂布が認めるほど。

騎馬民族の烏丸族討伐で活躍するほど騎乗能力も匠。

どんな状況でも冷静さと大胆さを失わず、

自身が率先して動いて見事に危機的状況を打開する。

 

◎真名

張遼。字は文遠(ぶんえん)。

本名は聶遼なのだが、先祖が匈奴との貿易を利用した騙し討ちに

加担していたので一族全体が単于(遊牧民族の君主号)に

恨まれていたので「張」に改姓している。

 

若い頃から武勇に優れ、丁原に見出されて仕える。

丁原が呂布に殺されると董卓に召抱えられ、

董卓が呂布に殺されると呂布に召抱えられ、

呂布が曹操に討たれると曹操に召抱えられる。

何度も主を変えているが全てなし崩し的で

呂布と違って自分から裏切ったことは一度も無く、

董卓や呂布相手でも誠心誠意仕えている。

ちなみにどの主でも前線指揮官として重用されている。

 

官渡の戦で袁紹に勝利した曹操は

華北制圧のために袁紹の息子達と戦う。

張遼は袁紹の息子達の軍勢をたびたび破り、

曹操に反攻する勢力を撃破、

あるいは交渉で説得して帰順させた。

その活躍から曹操は帰還した張遼を自ら出迎えて

自ら手を引いて馬車へと同乗を許すという腹心であり

寝室への出入りも許した夏侯惇と同等とも言える

破格の扱いをした。

烏丸族討伐でも奮戦して敵を粉砕する。

 

そして李典・楽進と共に守備していた合肥に

孫権率いる呉軍が攻めてきた合肥の戦で

その武勇を遺憾無く発揮する。

 

・『10万の呉軍に800騎で突入』

・『そのまま孫権の本陣に切り込んで呉の陳武を討ち取って

徐盛を負傷させて大将旗を奪い取る』

・『何重にも包囲されるがそれを軽々と突破』

・『孤立した兵を助けるために

包囲の中に再突入して再突破して

兵を無事に救出してそのまま半日近く戦い続ける』

・『7000という兵力で曹操到着まで合肥を守りきる』

・『後退して領内に引き返そうとした孫権を追撃して

甘寧・呂蒙・凌統という呉が誇る勇将・名将と戦いながらも

再び孫権にあと一歩というところまで迫る』

などというリアル三國無双と呼べる活躍ぶり。

ちなみにこれは三国志演義ではなく陳寿の纏めた脚色の無い

正史の魏書に記されたことで

呉書にも張遼の活躍が記されている。

孫権と江東の兵は「遼来遼来(張遼が来るぞの意)」と

言われると浮き足だつほどに張遼を恐れた。

 

武勇だけでなく冷静さと大胆さも併せ持っている。

あるとき軍内に反乱を企てたものがいて夜間に騒ぎを起こして

火を放つという情報が入った。

多くのものが動揺したが張遼は冷静に

「軍内部の全員が背いたのでは無いからみだりに動いてはいけない。

反乱を企てたものが皆を動揺させようとしているだけだ」と言って

反乱に関係無いものは落ち着いて座しているように命じる。

そして張遼自身が軍営の真ん中に親衛隊十数人と共に立つことで

軍全体の動揺を落ち着かせ、首謀者を捕らえて殺すことができた。

またある反乱の制圧に夏侯淵と共に向かったときは

数ヶ月かかっても制圧できずに兵糧が尽き、

張遼は「自分が反乱の主導者を説得する」と言う。

夏侯淵の許しを得ると単身で主導者の家を訪問して家族に挨拶。

主導者は感動して張遼の説得に応じ、降伏する。

ただ単身で説得に趣いたことはそれを知った曹操に後日、

「大将がやることではない」と叱責され、謝罪している。

 

かつては曹操と敵対していた董卓と呂布に仕え、

外様であるにも関わらず曹操にその武勇と性根を

信頼され、厚遇された。

曹操の息子で有能さと性格の悪さに定評のある曹丕も張遼を信頼し、

張遼が病気のときには自身の専属医に治療させている。

同僚と仲違いすることもあったが自身に非があればすぐに認めて

心から謝罪し、仲の悪かった李典と楽進とも公私混同はせずに

国の大事には共に力を合わせて戦った。

部下にも好かれており、共に合肥を戦った決死隊の面子が

病の張遼を見舞い、道に溢れかえったという。

 

◎人物

一人称は「私」。

細身ながら鍛え抜かれた肉体をしていて

「面紫玉の如く目は朗らかな星の如く」と評される黒髪のイケメン。

 

清廉で礼儀正しい性格をしており、

意見が対立して揉めることがあっても自身に非があれば

素直に認め、心から相手に謝罪する。

 

愛馬である白星を大切にしていて良く世話をしており、

その経由でドゥン・スタリオンや京極とも親しい。

2頭からも馬の扱いとその人格を信頼されている。

2頭経由でランサー・アルトリアや頼光からも

信頼を得ている。

武に長けたサーヴァントとよく手合わせをしていて

特に中華系サーヴァントとは頻繁にやっている。

熱中するが冷静さを失わず、決してやりすぎない。

ストッパー要員サーヴァントのひとり。

 

悩みはスキル『泣く子も黙る』の影響で

初対面の子供には怖がられやすいこと。

スキルのため張遼自身にはどうしようもなく、

最初は子供を怖がらせたとアタランテやメディアが怒ったが

理由を知ると同情されている。

親しくしていくと怖さが無くなって懐かれる。

 

◎人間関係・サーヴァント関係

・曹操

呂布の後に仕えた主君。

張遼は「殿」と呼び、曹操は「張遼」と呼ぶ。

曹操は張遼の武勇と性根を信頼して厚遇し、

張遼も信頼に存分に応えた。

今でも大切な主君として想っている。

 

「殿は董卓殿、呂布殿に仕えて敵対したことを気にせず、

私を信頼してくれた。

殿があってこそ私の武は輝くことができたというもの。

殿に仕えられた私は本当に幸運だった」

 

・関羽

敵同士の垣根を越え、互いを認めて尊敬し合う親友。

張遼は「関羽殿」と呼び、関羽は「張遼」と呼ぶ。

一時、曹操の元に身を寄せていた関羽は張遼にだけ

曹操の元を去ることを伝えている。

死後に関羽が神として祀られ、信仰されていることを

友人として心から喜んでいる。

 

「神になられたか。

あれほどの武勇と忠義を持つ関羽殿ならさもあらん。

友の活躍が今を生きる民にも伝えられているというのも

嬉しいものだ」

 

・孫権

合肥の戦で散々に打ち破った呉の君主。

孫権は張遼がトラウマになっており張遼が病に伏しているときでも

「奴なら病でも戦に出てくる」と恐れ、張遼が存命の間は

決して合肥に手を出さなかった。

ちなみに合肥の戦の様子を記した資料に呉の降兵が語った

『長身で胴長短足』という孫権の容姿が

後世にまで残されることになった。

 

「あそこで孫権に届かなんだのは

偏に私が未熟だったからこそ。

今ひとたび戦場で敵同士で見えたならば今度こそ、

その首を頂戴しよう」

 

・呂布

かつての主君のひとり。

張遼は「呂布殿」と呼び、呂布は「張遼」と呼ぶ。

今は主君とは思っていないが

武人としての強さを認めている。

呂布も張遼の忠言に耳を貸さなかったが

その武を今も認めている。

なお呂布は張遼が幾度も主を変えた元凶でもある。

 

「呂布殿の強さ、やはり見事。

いつかその武に私も届くよう精進せねば」

 

・白星(はくせい)

張遼が宝具発動時に騎乗する愛馬である牡の白馬。

張遼は「白星」と呼び、白星は「主(あるじ)」と呼んでいる。

普段は穏やかだが戦だと張遼と共にどんな相手でも

ひるまずに駆けるほど勇猛。

張遼を乗せて遠乗りするのが一番のお気に入り。

ドゥン・スタリオンと京極からも張遼が信頼されているのを

密かに自慢に思っている。

(*名前はオリジナル)

 

「死してなおこうしてお前と過ごせるとは。

本当に私は幸せものだ。

苦労をかけるが、これからもともに戦場を駆けよう。

よろしく頼むぞ白星」

 

・子供系サーヴァント

スキルの影響で初対面では怯えられ、怖がれることが多い。

張遼自身も気にしていて、できるだけ近づかないようにしている。

しかし怖がられるのは初対面だけなので

その性格からすぐに懐かれる。

 

「怖がらせてすまぬな子供ら。

私にもこのスキルはどうにもできぬのだ・・・・」




雷電タメエモンさん、ありがとうございました!

マテリアル大量公開も控えているのに…ワンピコラボもあるのに…

山田ァァァァァァァァァ!!(三國無双ネタ)

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