人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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今週は夜勤なので、十二日から本編を進めていきたいと思います!というより、恒例となったマテリアル紹介を連続でこなしていきます!


次は大抵ロキのせい!被害者な神です!


マテリアル〜盲目の引き金〜

「盲目の神ヘズ。 こんな私を呼ぶだなんて物好きなお方だ…。もしや神々の黄昏の再演をお望みで?」

 

名前・真名:ヘズ

クラス:アーチャー

出身:北欧

性別:男

出典:北欧神話『エッダ』

属性:中立・中庸・天

身長:172㎝

好きなもの:バルドル、ロキ

苦手なもの・嫌いなもの:ロキ(苦手だが嫌いではない)、ヴァーリ、大きな音

CV:梅原裕一郎

ステータス:

筋力:C 耐久:C 俊敏:B 魔力:B++ 幸運:D 宝具:C+~EX

概要

北欧神話における盲目の神にして世界の終末であるラグナロクの引き金を引いたといっていい神である。しかし、彼はただの盲目の神では収まらない。

ロキの指示があったからとはいえ、ヤドリギの矢の一発で神を死に至らしめたその弓の腕は本物と言える。そして彼は盲目なため他の感覚がとても鋭い。聴覚や嗅覚から相手の心情を読み取ることができる…できてしまうのだ。

そのため他の神々が自身をどう思っているかがわかってしまうのである。

「盲目の出来損ない」「欠陥を抱える愚神」などと疎ましく思われていることを彼は知っている。

そんな中で自身を迫害しないものもいた。その中でも特に自身にかかわってくるものは兄であるバルドルとロキである。

バルドルは自身を弟として、ロキは悪戯の対象としてではあったが、盲目であることを個性として見ていた。

 

 

能力

クラススキル

*【男神の神核C+】

生まれながらにして完成した男神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。

しかし、盲目という欠陥を抱えているためランクが低い。

 

*【対魔力A】

魔術への耐性を得る能力。現代の魔術師では、魔術で傷をつけることはできない。

 

保有スキル

*【心眼(神)EX】

通常サーヴァントの持つ【心眼(真)】と【心眼(偽)】の両方の性質を持つスキル。

盲目であるヘズは他の感覚が敏感であるため、聴覚や嗅覚から相手の心情を読み取ることができる。

 

〇自身に回避(3T)&クリティカル威力・防御力アップを付与(3T)

 

*【直感A】

戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に等しい。

 

〇スターを大量獲得。

 

*【宿り木を射る者EX】

ヘズを現したスキル。彼はヤドリギによってバルドルを射ったことで、神殺しとして昇華された。

 

〇自身に[神性]に対しての超特攻を付与(3T)

 

宝具

*【黄昏を告げる若木の矢《ミストルティン》】

ランク:EX 種別:対人~対神宝具

レンジ:1~100 最大捕捉:1

兄であるバルドルを貫いたヤドリギの矢。バルドルの不傷の誓いを唯一交わさなかったことから、神の加護、障壁、権能をすり抜けるものへと昇華された宝具。

その一矢は神殺しの一矢。どんなに偉大な権能を持つ神でも、神であるならば必ず当たる。

 

〇自身の宝具威力アップを付与(1T)&敵単体に強化解除を付与+超強力な神性特攻攻撃。

 [神性]持ちに対して中確率で即死を付与。

 

容姿

バルドルと瓜二つの整った顔立ちであるが、髪や睫毛は黒く、瞳はバルドルは金色に対し、ヘズは白い瞳である。

 

性格

自己主張が薄く内向的。兄以外には基本壁を作っている。

 

持ち物

ミストルティン(矢と杖)、弓、目元を覆う布(仲良くなれば外してくれるかも)。

 

他人関係

*【バルドル】

親愛なる兄。自身が兄を殺してしまったことについてはラグナロク後の復活の時に和解したが、いまだに後悔があるのか、夜中にうなされることがある。

 

オーディン「案ずるな。ラグナロクに収束するように運命は我々を運んでいた…バルドルはあそこで死ぬべきだったのだ。殺した事を気に病むものではないぞ」

 

ロキ『心はそういうものじゃ割り切れないんだってば!僕がいうのもなんだけど、そんな無機質にはなれないし複雑なものなんだってば!』

 

オーディン「…心。なぜこうも不可解なのか…いつか、解き明かしてやらなくてはならんな」

 

ロキ『あっ、多分コレ一週間コースだ。首吊り…』

 

*【ロキ】

彼が自身を利用し兄を殺すことでラグナロクを起こしたことに対しては怒ってはいない。

あの時のロキの感情は何か企んでいることはわかっていたが、自身を受け入れてくれる存在でもあるため嫌いにはなれない。苦手ではあるが…。

しかし、大きな音のドッキリは止めてほしい…。

 

ロキ「あのときは盲目の君を利用してごめんねヘズ君。

停滞と退屈しか感じられなくなった北欧の神代を終わらせるために

バルドルを殺すには君が一番都合が良かったんだよね♪」

 

 

 

ヘズ「…なるほど…あの時の何か企んでいるとは感じていましたがそういうことですか。

えぇ、もはや過去のことをこれ以上掘り返すのも無粋でしょう。

…それにあの時、私を利用するとはいえ手を差し伸べてくれたのは…嬉しかった…」

 

オーディン「うむ。どうせ遅かれ早かれ黄昏に沈んだのだ。気に病むな。私も死んだのだ、寂しくなかろう」

 

「『……………………』」

 

*【オーディン】

自身の父であり偉大なる主神。だが、いつも首を吊っているのを見るとドキッとするから控えてほしい。

 

オーディン「皆私を驚くような目で見るのだが…知恵や未知を知るためならば何をおいても惜しくはならないのではないのだろうか。義兄弟はどう思う?」

 

ロキ『君だけじゃないかなぁ…大抵の存在は、知らないことの中にも楽しみやロマンを見出し、感じるものなんだよ』

 

オーディン「そういうものか。…そういうものなのか…」

 

*【トール&シヴ】

相変わらず仲が良いようで安心した。

 

オーディン「ロキ…シヴの丸刈りは悪戯の範疇ではない。殺されては文句は言えんぞ」

 

ロキ『反省してまーす!いや、ほんとに反省してるんだってば!』

 

オーディン「許そう。しかしミョルニルが許すかな」

 

(飛んでくるミョルニル)

 

*【フレイ】

ラグナロクでのあの失態はどうかと思っている。

 

シンモラ「お話はお聞きいたしました。我が夫が最も御しやすかった相手だと聞いております。本当に、ありがとうございました」

 

スルト『クク 見習ってやるぞ 反面教師 としてな』

 

 




オーディンのセリフを追加させていただきました!


ゲーム大好きあっきーさん、雷電タメエモンさん、ありがとうございました!

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