人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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オーディン「これが…」


「異世界転生というやつか」


マテリアル〜時計塔の鹿〜

相手:コーンモロコシ

真名 エイクシュニル

クラス キャスター

性別 女性

身長 160cm

出典 北欧神話

地域 ユグドラシル

属性 秩序・善

好きなもの 薬品調合 毒

嫌いなもの しつこい人 執行者

イメージCV 福圓美里

ステータス

筋力D 耐久C 敏捷E 魔力A++ 幸運D 宝具EX

 

概要

エイクシュニルとは、ユグドラシルまたはニブルヘイムの泉近くに生えるレーラズの木を食べる牡鹿。角から垂れた雫がニブルヘイムの泉に流れ込んでいるとも言われている。

 

本来ならエイクシュニルは幻霊であり英霊として召喚される事はないのだが、此度の現界においては波長のあったとある女性魔術師を依代に北欧のいくつかの魔獣達と複合される形の擬似サーヴァントとして召喚された。

 

性格

エイクシュニルと依代の魔術師との取り決めにより、『魔術師としての名を名乗らず明かさない』事を条件にエイクシュニルの名を借り受ける形で限界しており、性格は100%依代の物。

 

寡黙で無表情な16歳の少女。

感情がないわけではなく彼女なりの情動があり、極めて不器用で感情表現の下手な性格。

 

時計等に所属する1500年以上続く創造科の名門の家系出身の魔術師であるが本人はいずれの陣営にも所属しているつもりは無く、物事を常にフラットに見る。

 

魔術は好きだが、根源に至る事に興味が無く、魔術師と言う人種が嫌いであり、時計等に席を置きつつも霊薬の販売以外では自宅の工房に引きこもっているが引きこもりと言うわけでなく本来は行動的。

自分より優れている人物には嫉妬する事なく素直に尊敬し、時に教えを被るべきと言う考えを持っている。その為サーヴァントを召喚したとしても使い魔として見下す事はせず、偉大な先人として敬意を表する。(敬意を払うべきと判断した相手のみ)

 

しかしある魔術を開発してしまった事により魔術協会から封印指定をかけられており、現在絶賛逃亡中。

 

そんな中エイクシュニルの依代に選ばれた事によりサーヴァントとして活動する事になる。

 

エイクシュニル以外にユグドラシルの樹皮を糧に生きる牡鹿達にユグドラシルまたはレーラズの木を食べる雌山羊。ヘイズルーンを宿している。

 

能力

時計塔時代の階位は典位。

1500年以上続く錬金術の大家の跡取りであるため、霊薬の調合を得意としており、彼女の家が作る霊薬はあらゆる魔術師の家系秘蔵の霊薬を遥かに超える性能を有しており、時計塔において彼女の家系の霊薬が売りに出されていたら大金を叩いても手に入れるべきとも称されている程。(どれだけ大金であっても金で手に入るのならまだマシな方で希少価値の高い物は金銭以外の物を要求される事もあり、実際一部の魔術師が魔術刻印すら手放してしまった事案も発生している。)

噂では一時期アトラス院からスカウトがあったと言う話もある。

 

同時に伝承保菌者であり神代よりある魔術を受け継いでいる。

 

サーヴァントとしては自身の霊薬を使ってのサポートに長けている。

 

保有スキル

陣地作成(泉):A

魔術師クラスの特典。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる能力。彼女はエイクシュニルの伝承により作成される工房は泉の形をとってしまう。

 

道具作成:EX

魔力を帯びた器具を作成できる。代々受け継がれてきた魔術刻印により神代の魔術師に匹敵する霊薬の制作が可能。更にヘイズルーンを複合させている関係上、密酒の制作も可能としている。

 

高速詠唱B

魔術の詠唱を高速化するスキル。彼女の場合はもちろん薬品の製造で、条件が揃っていれば合図一つで速やかに創り出す。

 

伝承保菌者:EX

詳細不明。

彼女の家系は代々、北欧の神バルドルを死に至らしめたヤドリギ、ミストルティンを受け継いでいる。

 

刻印複製:EX

彼女が封印指定をかけられた原因となった魔術。

魔術師の家系が歴史とともに受け継いできた、ある意味で最大の家宝であり、最大の呪いでもある一子相伝の固定化された神秘である魔術刻印。

詳細な説明は省くが本来なら複製は不可能であるとされていた...彼女が現れるまでは。

なんと彼女は魔術刻印の完全な複製を可能としてしまった。

その魔術の恩恵と危険性により彼女は封印指定にかけられてしまった。

 

召喚魔術:A

サーヴァントエイクシュニルとして形成された彼女のスキル。エイクシュニル以外の彼女を構成する魔獣である牡鹿達、ダーイン、ドヴァリン、ドゥネイル、ドゥラスロール達を召喚し使役する。

 

 

宝具

黄昏を告げる木(ミストルティン)

ランク:EX

種別:対神宝具

レンジ:不明

最大補足:1人

北欧の神、バルドルを死に至らしめたヤドリギ。殆どの実在宝具が時代と共に失われる中、この神秘は彼女の一族が伝承保菌者(ゴッズホルダー)として代々まで受け継いでおり、現代の当主である彼女が運用している。

 

槍にも杖にも見えるヤドリギであり、ヤドリギそのものが神のみを殺す呪い。

更にバルドルを傷つけない誓いを唯一交わさなかったことから逆説的に常に神の加護、裁き、呪詛などの対象外になり続ける。

 

運命の泉、知恵の泉、毒蛇の泉(ウルド・ミーミル・フヴェルゲルミル)

ランク:A

種別:源泉宝具

レンジ:1〜100

最大補足:20人

エイクシュニルの角から垂れた雫がニブルヘイムの泉に流れ込んでいるとも言われている。(今作ではユグドラシルの泉は全て水底で繋がっているものとする)

擬似サーヴァントとなった事で頭に生えた鹿の角から垂れる雫を使って擬似的な泉を作り出し、その中心で瞑想を行う事でレンジ内の味方のステータスを強化し、敵を弱体化させる。

更にこの宝具は擬似的に根源と繋がる為ありあらゆるの情報の閲覧を可能とし、多種多様の魔術の行使を可能とする。

ただしこの宝具で獲得した情報は宝具解除後に忘却され、宝具仕様中は支援以外の一切の行動を行えない。

 

関連人物

 

オルガマリー・アニムスフィア

カルデアの所長。エイクシュニルとして匿わせてもらっている。

「なんか聞いていた性格とちょっと違ったね。あれは良い師と出会えたと見える。」

 

キリシュタリア・ヴォーダイム

以前彼の家から霊薬の制作を依頼された事がある。(キリシュタリアは知らない)が完成する前にキリシュタリアがカルデアに行ってしまった為渡せずじまいでいた。カルデアに召喚された際に渡す予定だったのだが、、、

「あれ?なんか身体が治ってるみたいじゃないか。どうしようこの薬無駄になっちゃったかな?」

 

諸葛孔明、司馬懿、グレイ

「おやおや、あれは名高いエルメロイのロード達御一行ではないか。

 

なんでいるの?」

 

メディア

「サーヴァントになった事で聖杯から色んな情報を得たんだけどね。彼女に嫉妬して変な命令したバカがいるって。

そいつ本当無能じゃないか、神代の魔術師なんだから私達より魔術師として上なのは当たり前なのに。そいつはせっかくの向上の機会を棒に降ったんだよ。

しかし何故魔術師と言う人種はこうもサーヴァントという物を下に見るのかねぇ。私には理解できないよ。」

 

魔術師に対して

「私が16年の経験で学んだ事は魔術師はクズである!と言う事だ。

マジでアイツら滅びないかな。」

 

アスクレピオス

「あれは!かの医神アスクレピオス!先生、是非私の霊薬に関して何か意見を!」

 

マナナン・マク・リール

「げぇ!アイツは、執行者の!なんでそんな奴も擬似サーヴァントになってんのよ!まずいまずい!下手したら殺される。ホルマリン漬けなんかにされてたまるか!私は逃げる!」

 

刑部姫

なにか気に入らない。あのお姫様。

 

聖杯について

「万能の願望器ね。正直興味ないかな。調合用の容器としてなら使えそうだけど。

あ、強いて願うなら時計塔の連中の魔術刻印と魔術回路の抹消とかかな?アイツら百害あっても一利無いし」




コーンモロコシさん、ありがとうございました!

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