人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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燕青「忠告を聞かないと死亡フラグ…」


「分かるわ〜」


マテリアル〜人の話はちゃんと聞け〜

 

◎賈詡(かく)

 

「キャスターのサーヴァント・賈 文和(ぶんわ)。

我が策、とくと御覧じろ」

 

真名:賈詡(字は文和)

性別:男性

クラス:キャスター

身長:170cm

体重:52kg

出典:史実

地域:中国

属性:秩序・悪・人

特技:人の心の隙を見抜くこと

好きなもの:遠乗り・軍略談義

嫌いなもの:派閥争い・権力闘争・犠牲を増やす策

 

○ステータス

筋力:D 耐久:D 敏捷:C

魔力:B 幸運:B 宝具:B++

 

○スキル

・陣地作成:B

魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。

「工房」の形成が可能。

 

・軍師の指揮:B+

軍師系サーヴァントに与えられるスキル。

自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。

 

・軍師の忠言:A+

軍師系サーヴァントに与えられるスキル。

状況を把握、分析することでより

味方側に正しい助言を与えることができる。

ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は向上し、

A+ランクであればあらゆる不測の事態を含めても、100%的中する。

赤壁の戦い前の曹操、曹操亡き後の曹丕に対して

的確な献策を行った。

しかし曹操も曹丕もその言葉を聞かず、

共に目的達成に失敗している。

 

・軍師の処世術:A+

時勢と相手の能力を正確に読み取る慧眼と

生き残るための立ち回りと話術。

騎馬民族に囚われたとき、

賈詡は嘘だらけのハッタリをかまして生き残り、

仕えた主君が破滅しても賈詡自身は生き残って

別の主へと仕官している。

張繍に仕えていた賈詡は大勢力の袁紹ではなく

曹操に就くべきだと張繍に説き、

そして曹操の元で存分にその才を発揮した。

また張繍に仕えていた頃に策によって

曹操の長男・曹昂と、懐刀である典韋を討ち取り、

曹操自身をも追い詰めたにも関わらず

賈詡は曹操の元で天寿を全うし、

後継者問題にも忠言をしている。

 

・心理洞察:A

しんりどうさつ。

「人間観察」をさらに狭くした技術。

賈詡は人の心の隙を見抜くことに長け、

それを策に存分に利用する。

 

○宝具

『疑心離間之陣(ぎしんりかんのじん)』

ランク:B++ 対軍宝具

 

「大軍ってのは確かに強い。

数はわかりやすい力だ。

けど、それこそが弱みになることもあるんだよ」

 

「完璧な心なんてもんは無い。

それが人間ってものだからな。

とくと味わえ。『疑心離間之陣』」

 

曹操を油断させて夜襲で追い詰め、

馬超率いる涼州連合の心に疑心を打ち込んで

繋がりをバラバラにする。

心の隙を見抜き、生み出し、利用するのが賈詡の得手。

エネミーの大群などの烏合の衆相手に使うと

疑心が膨れ上がって連携が乱れ、同士討ちを起こさせる。

この効果は『王の軍勢』などの召喚系宝具で

召喚された軍には効果は無い。

しかしこの宝具にはもうひとつの効果があり、

「カリスマ」など軍の能力を上昇させるスキルの効果を打ち消して

以降の発動も無効化し、、

同時に敵全体に強力なデバフを与える。

この効果は敵の数が多ければ多いほど強力になる

 

○能力

知謀と処世術に長けている策謀型の軍師。

特に相手の心の隙を突いたり

疑心暗鬼を起こさせて仲間割れや裏切りを引き起こすなどの

心理戦に長けている。

問題に対しても的確な助言をしてくれる。

策と言動から疑われ、本人も忠義心は持っていないが

仕えると決めた主には自分ができる誠心誠意で仕える。

 

○真名

賈詡。字は文和。

三国時代に活躍した軍師。

出身は涼州。

 

若い頃はほとんどのものに評価されることは無かったが

「張良、陳平(前漢の初代皇帝・劉邦に仕えて重用された謀臣)

のような知謀の持ち主」と高く評価するものもいた

この頃、漢の支配に従わない氐族の集団に捕らえられるも

「自分は異民族征伐で有名な将軍の親戚」という

嘘とハッタリで危機を脱している。

ちなみにこのとき生き残ったのは賈詡だけで

同行していた数十人は殺されている。

 

後に董卓に仕えてその部下である牛輔の元で働き、

董卓が呂布と王允によって殺され牛輔も死ぬと

同僚である李傕に策を授け、長安を攻めさせて

呂布を追い出し、王允も討たせて長安を奪還させる。

李傕達は賈詡を出世させようとするが辞退し、

人事を担当する官位に就くことで

李傕達の暴挙から人々を守る道を選ぶ。

頻繁に仲間割れを起こそうとする李傕始め董卓の元部下達を

賈詡はその都度止めていたが

母の喪のために官を辞すと途端に李傕達は争い、

長安は破壊されてしまう。

賈詡は官に復帰し李傕達を仲直りさせ、

同時に裏で手を回して当時の皇帝である献帝と

賈詡の尽力で李傕達に殺されずに済んだ大臣達を

長安から脱出させる。

 

賈詡は献帝が無事に脱出したのを見届けると

自分に親しみながらも恐れている李傕達の元を去り、

同郷である段煨の元に赴いた。

しかし段煨が才ある賈詡に駐屯地での実権を

奪われるのではと恐れているのを察し、

張繡の招きに応じて彼に仕える。

賈詡の家族は段煨の元に残ったが、

「段煨は自分の主である張繍との関係を気にして

粗末には扱わない」と賈詡は予想し、

実際に段煨は賈詡の家族を厚遇した。

賈詡は張繍に荊州を治める劉表との同盟を進言し、

自ら劉表と会って同盟を締結した。

 

後に曹操に攻められて張繍は降伏。

しかし曹操が張繍の叔父・張済の妾を側室とし、

さらには張繍を信用しきれずに暗殺しようとしたので

反乱を決意。

賈詡は張繍の思いに応えて策を考え出し、

曹操を油断させての奇襲によって曹操軍を大敗させ、

長男の曹昂、甥の曹安民、重臣である典韋を討ち取る。

合わせて二度も張繍の元で賈詡は曹操軍を撃ち破っている。

2年後、曹操と対立する袁紹から張繍へ

自分に味方するよう誘いが来る。

曹操の才と器の大きさを見抜き、

曹操が勝つと確信していた賈詡は

袁紹に応じようとする張繍を止め、

「大勢力の袁紹よりも小勢力の曹操のほうが厚遇される」

「曹操は天子(皇帝)を擁し、天下への大義名分を得ている」

「曹操は器が大きく、個人的な怨恨は水に流す」と進言し、

渋る張繍を説得して曹操に降らせる。

賈詡の予想通り、曹操は張繍の降伏を歓迎して厚遇。

賈詡も曹操の謀臣となる。

 

官渡の戦いで袁紹を裏切って投降してきた許攸の

「袁紹軍の兵糧部隊は烏巣にいてその守備は手薄」という情報を

ほとんどの者は疑ったが賈詡と曹操の重臣である

荀攸だけが信じて良いと判断。

曹操は賈詡と荀攸の意見を採用して

自ら兵を率いて烏巣を奇襲して袁紹軍を大いに撃ち破る。

涼州の馬超・韓遂が率いる涼州連合軍と戦った潼関の戦いで

賈詡は敵勢力の仲を裂いて内部分裂を起こさせる

離間の計を仕掛けて馬超と韓遂を仲違いさせ、

連合軍を瓦解させて撃破する。

嫡子である曹丕派と文才に優れた曹植派による

曹操の後継者争いのとき、曹操は賈詡に意見を求めた。

即答しない賈詡に曹操が再度詰問すると

「袁紹と劉表の事を考えておりました」と答えた。

儒教が浸透している中国では年長者が家督を継ぐ

(『長幼の序』)のが常識であり、

それを破れば家が乱れると言われていた。

しかし袁紹は嫡男の袁譚ではなく

末子の袁尚を可愛がって後継にしようとし、

劉表も長男の劉琦ではなく後妻との子である劉琮を

後継とした。

どちらの家も袁紹・劉表の死後に

跡目争い・派閥争いによって分裂・混乱して勢力を弱めた。

その隙を突いて両家を滅ぼしたのが曹操自身であり、

賈詡の言いたいことを理解した曹操は大笑いして

後継を曹丕に決定した。

曹操が賈詡に意見を求めたのは

その知謀と人物を見抜く慧眼に加えて

賈詡自身が曹操の古参の臣でもない降将でありながら

策謀に長けていることで周囲に疑われることを防ぐために

同じ曹操に仕える者同士であろうと私的な付き合いをせず、

結果的にどの派閥にも属さない立場だったから。

賈詡は派閥争いや権力闘争に巻き込まれるのを防ぐために

息子や嫁の結婚相手に貴族を選ばなかった。

 

曹操が死に、後を継いだ曹丕にも賈詡は重用され、

自分が後継となる後押しをしてくれた感謝から

官位の最高位のひとつである太尉に任命された。

なおこれを孫呉の君主・孫権は不適任だと笑ったという。

77歳のときに病にかかりそのまま病死。

曹操の一族と重臣を死に追いやった

降将でありながら太尉にまで昇進し、天寿を全うした。

 

降将という立場をわきまえて常に謙虚な姿勢を崩さず、

曹操、曹丕に信頼された賈詡だが

曹操の一族である曹昂と曹安民、重臣の典韋を

死に追いやったためか蛇蝎のごとく嫌うものも存在した。

曹丕の治世の頃、日食が起きたときに

「これは賈詡のせいだから罷免し、処刑すべきだ」と

上奏する役人が居た。

曹丕は「天変地異と官位は関係ない。

そんな妄言を言うな」と詔勅まで出している。

死後も多くのものが功臣として曹操の廟園に祭られたが、

賈詡は祭られることはなかった。

 

知謀に長けた賈詡の進言は的確で現代の三国志ファンの間では

『賈詡の進言無視は敗北フラグ』とも言われている。

荊州を制圧し、その勢いのままに孫権を攻めようとする曹操には

「殿が速戦を尊ぶことは理解しています。

しかし今は占領したばかりの荊州の支配を磐石にし、

降伏した荊州兵を鍛え上げ、

船や南の気候・風土に不慣れな北方の兵を慣れさせるなどして

万全の体制を築いてから孫権に降伏を勧めるべきです」。

曹操の跡目を継いだ曹丕に蜀漢・呉に対しての戦略を

問われたときは

「蜀漢も呉も魏に比べたら勢力は小さいですが

蜀漢には劉備と孔明、呉には孫権と陸遜が

健在でどちらも容易くは打ち破れません。

今は蜀漢・呉を攻めるよりも

魏をしっかりと治めて力を蓄えるべきです」

と進言したが曹操も曹丕も聞き入れなかった。

結果、船や南の気候・風土に不慣れで船酔いや病に

かかるものが増えていく実戦豊富な北方の兵ではなく

水戦に慣れているが劉表に治められて以降、

実戦から遠のき、さらに降伏したばかりで練度も士気も低い

荊州兵を主力とした曹操は赤壁で大敗。

曹丕は幾度となく呉を攻めるが

陸遜、孫権率いる呉軍に勝利を得ることはなかった。

 

『三国志』の著者である陳寿は

「打つ手に失策が無く、事態の変化に通暁していたと言ってよい。

前漢の張良や陳平に次ぐ」と賈詡を高く評価している。

しかし後の世で『三国志』に注釈をした

裴松之(はい しょうし)は

「董卓が死んで中原が平和になろうとしていたのに

李傕など董卓の残党達に長安を攻めさせるなどして

人民の苦難を長引かせたのは賈詡が元凶だ」と酷評。

『三国志』で賈詡の列伝が荀彧や荀攸と

並列されていることに対しても

「賈詡のような人物がなぜ荀彧・荀攸のような

功臣と同列に並べられているのか。

程昱・郭嘉らをこそ並べるべき」と厳しい評価を下している。

曹操や曹丕への進言も

「戦略的に曹操・曹丕のほうが正しく

賈詡のは間違いだ」とも批判している。

しかし結果的に曹操も曹丕も失敗している。

裴松之は魏を正当な王朝として扱い、

荀彧など国家や主君に忠義を尽くした人物をとても好んで

注釈でも高く評価しているため、

曹操の一族(曹昂、曹安民)と忠臣(典韋)を死に追いやり、

主を幾度も変えた賈詡を嫌悪しての

私情混じりの評価である可能性は否めない。

 

○人物

一人称は「俺」。

ボサボサとした黒髪の物静かな雰囲気の細身の青年。

性格は飄々としていて掴み所が無く、

しかし心にしっかりとした誠意を持っている。

会ったばかりの頃は丁寧で礼儀正しく接してくるが

親しくなるとからかったりしてくるなど結構気さく。

ただし生前からも分かるように

親しくなるまでに時間がかかる。

自身が生き残ることと戦の被害を最小限に止めることを

優先して立ち回る。

仕えると決めた主君には

忠義は抱かずとも誠心誠意で仕え、全力を尽くす。

争いを招く、あるいは巻き込まれる原因になるような

自分の評価は気にするが死後の評価は気にしておらず、

酷評されたり曹操の廟園に祭られていないことは

全く気にしていない。

 

知謀に長け、視野が広く頭の回転が速い。

敵や自軍の実力・状況・情勢を

立場も能力も関係無く正確かつ冷静に見通し、

主や味方に的確な助言をする。

曹操に仕えていた頃は降将という立場から

古参の臣との諍いを懸念して

自分の意見を強く押すことはあまり無かった。

サーヴァントとなった今も謙虚さから無理強いはせず、

それでもしっかりと意見を言い、

それでいて自身と異なる意見にも素直に耳を傾け、

冷静に考え、そちらの意見が良いと判断すれば

自分の意見は素直に引っ込め、

あるいはそこから新たな策を考える。

人の心の隙を見抜いてそれを広げる、

あるいは隙を作るのが得意で

そのためなら自らが汚れ役や憎まれ役、

囮になることも平気でやり、

実行するのにも躊躇はしない。

ただしこの能力を私的なことに悪用はせず、

あくまでも自軍のための策にのみ使う。

 

軍略に長ける曹操を二度も破った賈詡だが

奇襲によって曹昂、曹安民、典韋を討ち取って

曹操を今一歩まで追い詰めた策は失敗と思っている。

理由は「曹操を討ち取るのを目的とした策」だからで

曹操が生き延びた時点で策が破れたと考えていて、

だからこそ己の武と忠義で曹操を逃がし、

自分の策を破った典韋をとても尊敬している。

 

○人間関係・サーヴァント関係

・曹操

生前に仕えた乱世の奸雄と呼ばれる英傑。

賈詡は「殿」と呼び、曹操は「賈詡」と呼ぶ。

その豊かな才も清濁併せ呑む器にも

合理主義でありながら詩を詠み、酒を好み、

忠義の士を愛する人間くさいところにも感嘆し、

誠意と才全てを尽くして仕えた。

曹操も自分の息子と甥、

なにより忠臣・典韋を死に追いやった賈詡に

思うところが無いわけではなかったが

それらを水に流し、その才を信頼。

赤壁で賈詡の進言を聞き入れずに大敗してからは

さらに知謀を信じるようになり、

自身の後継問題への助言すら求めた。

 

「自分の御子息や甥っ子、寵愛する典韋殿を

死なせた俺を信頼するってんだから、

殿には本当に敵わないな」

 

・典韋

曹操に仕え、悪来と呼ばれて信頼される勇士。

賈詡の策によって奇襲されたとき、

殿となって命を捨てて曹操を逃がした。

曹操を確実に討取れると考えて策を練った賈詡は

それを破ってみせた典韋のことを純粋に尊敬している。

典韋も自身が好まない裏切りをしたことには怒りを抱くが、

自分や曹操すら油断させて奇襲を成功させた

賈詡の知謀は純粋に凄いと思っている。

 

「俺は確実に殿を討取れる策を練ったつもりだった。

それを典韋殿は武勇と忠義で破ってみせた。

本当に参るよ典韋殿には」

 

・荀彧

曹操に仕えた名軍師。

賈詡は策謀、荀彧は行政が主体だったが

共に曹操の覇業を支え続けた。

私的な付き合いは無かったが

互いにその知謀と手腕を尊敬している。

荀彧が自死したときはそのを死を悼みつつ、

最後まで信念を曲げなかったことに感嘆した。

 

「己の信念に殉ずる。

言葉にするのは簡単だがそうできることじゃない。

本当にあんたは凄い人だよ荀彧殿」

 

・司馬懿仲達

魏に仕え、後に晋を起こした名軍師。

共に曹操、曹丕に仕えた。

仲達は賈詡の曹丕への「今は蜀漢も呉も攻めないほうがいい」という

進言を知り、その確かな目と知謀を尊敬している。

賈詡は仲達の才と同時に器の大きさも見抜き、

「曹丕様ぐらいの主君じゃないと治められない」と見抜いていた。

サーヴァントとなってから国を起こしたことを知り、

やはりという思いと同時に感嘆した。

 

「一国の王となるとは、やはり凄いなぁ司馬懿殿は。

ところでその依代はあんたの趣味かな?」

 

・諸葛孔明

魏に立ちはだかった蜀漢の名軍師。

孔明は天下三分の計のために

曹操が荊州制圧から間を置かずに

孫権を攻めるよう様々に策を仕込んだが

それが破綻しかねない「荊州の支配を磐石にする」という

進言をした賈詡の知謀を純粋に尊敬し、

依代であるエルメロイ二世にもそれが伝わっている。

賈詡も劉備を天下三分の一角を担うまでに

押し上げた孔明の知謀と手腕に感嘆している。

同時に蜀漢は魏と違って謀臣があまりおらず、

それが関羽の死と荊州の失陥という

天下三分の計の瓦解を招く要因のひとつだと見抜き、

孔明が担わなければならなかった重責を思って同情した。

また眉間に皺を寄せるエルメロイ二世を見て

曹操の無茶ぶりに振り回される荀彧達を思い出すなぁと思っている。

 

「あぁすまない諸葛亮殿。

あんたの顔を見て殿に振り回されていた

荀彧殿達文官や軍師達を思い出してね。

大変さも思い出していたところさ・・・・はぁ・・・・」

 

・法正

劉備を蜀漢の主へと押し上げた立役者である軍師。

共に策謀を得意とし、

どちらも曹操を撃ち破っている者同士。

そのため結構気が合い、

「孝直殿」「文和殿」と呼び合って

よく軍略や策について談義をしている。

相手の心の隙を見抜くのに長けた賈詡と

孔明以上に軍略に長けた法正が組むと

孔明や司馬懿すら「相手にしたくない」と嫌がる。

 

「いやはや あんたの軍略は大したもんだ孝直殿

殿がなぜ手に入れられなかったと嘆くのも納得だ」

 

・陳宮

呂布に仕えた軍師。

陳宮は賈詡の才と知謀に感嘆しながらも、

呂布と同僚でありながら董卓の死後に

呂布に仕えなかったことを疑問に思っている。

賈詡は陳宮の呂布を上手く操縦する手腕と

発明の才には感嘆しているが

軍師がみずから犠牲を広げるようなやり方を好んでいない。

賈詡が呂布に付かなかったのは会ってすぐに

「自分の手に負えるような奴じゃない」と見抜いたから。

 

「・・・・あんたは呂布殿の操縦をしてくれ

頼むから犠牲を広げる行動をやめてくれよ陳宮殿」




雷電タメエモンさん、ありがとうございました!

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