人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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というわけで2300話記念を挟みます!

マテリアル3回から5回(残業対策)

キャメロット・オークニーアフターエピソード

キャメロット・オークニー改築・召喚

を予定しています!お楽しみに!

それでは第一回、どうぞ!


2300話記念マテリアルその一〜暗躍する魔術師〜

相手:コーンモロコシ

真名:アレイスター・クロウリー

クラス:キャスター

性別:男性

出典:史実

出身:イギリス

身長:192cm

好きなもの:秘匿されている。

嫌いなもの:秘匿されている。

属性:混沌・悪

 

ステータス

筋力:C

耐久:B

敏捷:B ++

魔力:EX

幸運:A +++(自己申告)

宝具:測定不可

イメージCV:子安武人

 

概要

アレイスター・クロウリーとは近代イギリスに実在したとされる神秘主義者あるいは魔術師。近代西洋儀式魔術の秘密結社「黄金の夜明け団」から独立した。

 

史実においては1875年10月12日、イングランドの酒造会社の家に生まれ、エドワード・アレグザンダー・クロウリーと名づけられる。父死亡の後、彼はその遺産で暮らしていくことになる。 

しばらくしてオカルトにかぶれたため、あまり途中の学歴が良くない。ケンブリッジ大学在学中(後に中退)、黄金の夜明け団に入信するものの、2年後に同結社が内紛状態になったことを機に脱退。 (今作ではケンブリッジ大学ではなく、時計塔に在籍していたものとする。)

1900年に世界各国をめぐる旅に出て、日本にも来訪し日本文化に関心も寄せた。この際、ヨガと登山に目覚めたようであり、その後登山家を目指す。ちなみに二つの山へ登攀に挑み、どちらも失敗したものの到達の記録は残している。 
登山に飽きたのか、「銀の星」という名の魔術結社を立ち上げる。この頃から彼自身の派手な活動アピールが始まったと推測される。また、東方聖堂騎士団(O.T.O)に接近する。 

アメリカに夜逃げし、第一次世界大戦が発生し帰れなくなったり、イタリアのシチリアに魔術の学校のようなものを建てたものの、トラブルを起こして追放されたりしているうちに、イギリスにおいて彼の悪名が広まる。 
彼はヨーロッパの植民地であるアフリカを転々とした後、フランスに入る。そして接近していた東方聖堂騎士団の総帥に指名され、その後はフランスも追放され、イギリスに戻る。 

1947年12月1日、死亡。享年72歳。 

両性愛者だったとされる。また、彼の有名なポーズとしては、「三角の帽子をかぶり、両手のこぶしを甲側を見せ、頬のあたりに持っていく」というものがある。

 

生前の彼の功績としては登山家としてカラコルム・k2(当時の)未到達地域に達し、ヒマラヤ・カンチェンジュンガ 初の挑戦したとされる。ただし後者はなだれで失敗しており登山を行った4人が死亡したため、この件により「仲間を捨てて逃げた」といわれることになる。

 

また魔術師としては、トート・タロットの開発、各種魔術書・麻薬に関する書籍の編纂・発行(当時の観点から見ても神秘の秘匿に違反している物多数)を行なっており、特に知性体エイワスに授けられたと称される「法の書」が有名である。

 

更に小説家として主に怪奇幻想文学を中心に執筆している。

 

 

時計塔にも彼の悪名が残されており、眉唾物も含まれているがあるロード曰く「近代において最も神秘の秘匿に違反した魔術師」、「時計塔の歴史上唯一、封印指定の条件を満たして無いのに関わらず封印指定に指定された男」、「封印指定されながらも、執行者達を悉く返り討ちにした怪物」、「魔術協会、聖堂教会全てに政治的に勝利し、治外法権を認めさせた個人」、「私以上の略奪公」、「彼1人に対して伝承科が動いたとも言われている」などその悪評は多岐に渡り、さらにシオンからは「過去にアトラス院への侵入した形跡がある」と言われており、魔術協会とは大きな確執があったと思われる。

 

性格

自らを預言者と称しており、芝居がかったような言い回しが目立つが基本的には冷静沈着で図々しく、言いたいことははっきり口にし、やりたいことは実行するタイプ。また人をくった胡散臭い態度も目立つ。

計略を巡らせ、非常に慎重深く計算高く狡猾な人物。自身の探究心や欲を満たす為ならどんな手段も厭わず、誰を犠牲にする事も全く気にしない極めて非情な人物でもある。

また自身の内心を悟らせないために、無能や馬鹿を演じる事もできる。

 

また自身の想定外の混沌を望んでいる為、型に嵌らないスタイルの相手は素直に評価している。ただし、あくまで自身の計画の結果起こる混沌を見たいのであって、想定外なら何でもいいという訳ではないらしく、自身の計画が想定外の事態や相手に妨害される事には露骨に不快感を示す。

 

更に、自分が関心を示さない相手に対しては極端な程に冷淡であり、「魅力を感じない」、「生きていても何もならない」という理由から敵対者であっても始末しようともせずに見逃すなど、その言動からは傲慢さが滲み出ている。

 

一方で、生前魑魅魍魎、陰謀計略が跋扈する、時計塔をはじめとした魔術世界を生き抜いてきた実力は本物であり、その権謀術数はトップクラスである。咄嗟の状況でのアドリブ等の対応力も非常に高い。

 

能力

生前に世界各国を巡ったことから世界各国の魔術を扱えるが、あくまでそれらはサブであり、メインは知性体エイワスから授けられたとされる異界の魔術であり、これらの魔術(以下、異界魔術と呼称)はかの魔術王ソロモン、北欧の大神オーディン、モルガンと言った高位の魔術師達や領域外の神格たるニャラルトポテプを持ってしても解析不可の代物であり、物理的、伝承的、概念的な魔術に対する守りすら容易く突破する。

 

また召喚術にも長けており、法の書を授けたとされる聖守護天使から地球外の知性体をトート・タロットの名を与えて召喚・使役できる。

 

 

更にどんな手段を使ったかは定かでは無いが聖書の神を始めとした高位の神霊達やご機嫌王、フォウくんにも気づかれることなく、直接エア姫とコンタクトを取ると言った事すら可能とするなどその力には謎が多い。

 

保有スキル

 

陣地作成:B -

キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる能力。

極めて高いレベルで工房や組織を形成できるが、維持する事が非常に苦手。

 

道具作成:A

キャスターのクラススキル。

魔導書をはじめ麻薬と言った薬品の制作に長けている。

 

掲示:A

直感と同等スキル。直感(第六感)とは違い目標を達成するために最適の道を選ぶというもの。一人で行動する場合は支障がないが、集団で行動する場合、「何故そうするのか」という具体的な根拠は無いため他人に信用されにくく、説明しづらいという欠点がある。

 

高速◾️言:EX

魔術の詠唱を高速化するスキル。彼の場合エイワスから授けられた言語で詠唱するため、他者からは言語を認識できない。

 

エイワスの加護:EX

かつて魔術師アレイスター・クロウリーがエジプトのカイロでホルス召喚の儀式を行った際に、「声」により「法の書」を授けた高次元生命体。 
クロウリーはエイワスを自身の「聖守護天使」とみなした。同時に「秘密の首領(シークレットチーフ)」「地球外生命体」「ホール・パアル・クラアト(ホルス)の使者」でもある。 ーーーとされる謎の存在からの加護。

アレイスターの異界魔術の根源とされておるがその詳細は不明。

 

ただこの加護の影響でアレイスターは生前に時計塔の伝承科に追われる事になっていることから地球外の存在からの加護というのは確かだがその真相は…。

 

◾️◾️◾️◾️

詳細不明のスキル。

 

ネガ・◾️◾️◾️◾️

本来ならビーストクラスしか持ち合わせない筈のネガスキル。何故アレイスターが保有しているのかどのような機能を持っているかは現状不明。

 

 

 

宝具

 

法の書(リベル・エル・ヴェル・レギス)

種別:不明

ランク:測定不可

レンジ:不明

最大補足:不明

生前にクロウリーがエイワスから授けられた啓示を記した書にして、クロウリーによる神秘主義であり新興宗教であるセレマの聖典。

 

セレマはクロウリーの思想である、「汝の欲する所を為せ、それが汝の法とならん」「愛は法なり、意志下の愛こそが」

の思想の元全ての人間が人生における欲望・欲求とは異なる「目的」ーーーすなわち「真の意味」を発見し、それに従って生きることで人間は神と化すとされており、この聖典にはこのエゴより解放される真の意志を辿る業である〈大いなる業〉の設計図である。

 

クロウリーはエイワスとの繋がりにより真の意味に到達しており、その目的の為に行動する。

 

六芒星より召されし、守護聖天使(トート・タロット)

種別:召喚宝具

ランク:EX

レンジ:個体により変動

最大補足:個体により変動

クロウリーがエイワスと繋がった際に獲得した異界魔術には地球とは異なる星・異なる次元の知性体を召喚する秘術が存在する。ただその知世体達は通常地球上では何の力も持たないただの霊体に過ぎないのだが、クロウリーは彼らに自らが開発したタロットカードののアテュ(大アルカナの事)の名前、意味、暗示にちなんだ力を与えて召喚・使役できる。

この宝具によって召喚される存在達はEランク相当の単独顕現を有しており召喚にこそ魔力を消費すれども限界の維持に魔力を消費しない。

ただしトート・タロットに因んでしまった為召喚可能な知性体の総数は22体までである。

 

 

シナリオでの動向

いつからかビースト関連の事件に現れるようになった謎のサーヴァント。

時にビーストの配下の様に動きながらも、時にカルデアへの支援を行うと言った第三勢力的な立ち位置にいる。

 

ただ関与したビーストの最後を見届けると言ったことは共通している為彼の目的にビーストが関連していると思われる。

 

そして、ある日を境にエア姫と(ご機嫌王やフォウくんと言った面々に気取られる事なく。)直接コンタクトを取りエア姫に対して「貴女が至るべきはソレでは無いのですよ。」と謎の言動をとるが果たして…?




コーンモロコシさん、ありがとうございました!

自分の知らない勢力とか…たぎります!

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