ギル《さて、エアよ。人が溜め込んでおくべきものは何か解るか?》
──人徳、財産、健康です!
《よし。では溜め込んではならないものは解るか?》
──宿題、課題、ストレスです!
《うむ。それを踏まえた上で我々がこなさねばならぬ事務は何だ?》
──はい!改築です!
フォウ(最後にやったのいつだったっけ…)
ギル《フッ、荒波の如く波瀾が迫る楽園の数少ない弊害よな。ちょっと目を離せば見上げるばかりのタスクフォース。この積み上げられた要望書を見よ。壮観だ》
──ワタシがリストにまとめておきました!騎士王の査定も含め、頑張ってこなしましょう!
《すまぬな、苦労をかける。この奮闘の暁にはウルクメンバーを集い慰安にでも出かけようではないか。最早順不同であるのは許すがいい!逃げてはならぬ改築業務!イベント裏方で並行するぞ、エア!》
──どこまでもお供します!楽園の盤石のために!
フォウ(イベントと時間軸は平行だと解釈してね!)
デュエルマスターズ 五文明エリア
ボルシャック『うぉお〜!扉開けたら故郷みてーな場所になってるじゃねぇかおい!!森も海も山も空もあるぜ!どうなってんだ!?』
ボルメテウス『確かに我等の世界の情報を事細かに聞かれていたが、まさかこのように再現する為だったとは…』
バザガジール『五大文明が築き上げた『もしも』。まさかこのように、形となろうとはな…』
ギルガメッシュ「異聞帯はいわゆる、宇宙視点の剪定対象だ。だがその世界には我等の歴史にはない進化と発展は当然発生する。このように広がる景色もそれだ。それは我が手にするに相応しき、財というヤツよ」
──ボルシャックさん達が望んだのは火文明の再現ではなく、五大文明調和のもしもでした。理想を実現させる仕事…やりがい抜群です!
ボルシャック『ありがとうよ王様!!あんたやっぱ最高だ…って、ボルバルザークはどした?』
ボルバルザーク『…………(瞑想中)』
ボルシャック『何やってんだお前?てっきり『ぐはははは!存分に壊し戦えるなぁ!』とか言うかと思ったのによ』
ボルバルザーク『この景色は、キサマが望んだものだろう?』
ボルシャック『お、おう。まさか叶うとは思わなかったがよ…』
ボルバルザーク『なら、オレにとっても望みだ。仲間の安寧、壊すほどオレは愚かではない』
バザガジール『ボルバルザーク…』
ボルバルザーク『失敗は活かさねばならん。改善しなくてはならん。虹の文明の恩赦、有り難く活かすとしよう』
ボルメテウス『…我ら一同、心より感謝する。これより先も、一層の奮闘と忠誠を誓おう』
ボルシャック『頼りにしてくれよな!虹の文明、オレらも護りたいからよ!』
──ありがとうございます!心強いです!
〜ルゥ・アンセス 再現・特級マイルーム
ルゥ「ふわぁ。私にもお部屋を用意してくれたのぉ?」
「御身が雑に高天ヶ原に雑魚寝している様は色々と愉快だが、頂点種の威厳があろう。それなりに居を構えねばな」
ルゥ「むふふ、ありがと〜。部屋も勿論だけど、気遣ってもらえたのがうれしぃなぁ」
──ルゥ様はなんというか、強者の余裕が体現したようなイメージがありますね!
ルゥ「天敵がいないと無駄にピリピリする必要も無いからねぇ。私はこれからもこのカルデアで、汎人類史の在り方と楽園の皆を見つめさせてもらうねぇ」
「フッ。マルドゥークと同格の龍ならばもてなしに気合いを入れねばなるまい。受け取れ!神の肉、モロコシよ!」
ルゥ「ヒィン。食用で許してぇ」
──可愛いです、この祖龍様…
(天衣無縫ってこういうことを言うんだなぁ…)
この後皆で食べた。
アテルイ 故郷の風景
アテルイ「な、なんという事でしょうか…!これはあの日見た、記憶の中の故郷そのもの…!」
ギルガメッシュ「コロニー技術の応用だ。環境は変動を齎すが、不測があらばいつでも述べよ」
──ちなみに故郷の風景は、田村麻呂さんの熱い監修を以て完成致しました!
アテルイ「田村麻呂が…?」
──あなたと、あなたの故郷。そしてあなたと過ごした時間は、征夷大将軍様のかけがえのない至宝と言う事です!
アテルイ「……いけない人。スズカが知ったら大変でしょうに…」
スズカ「あー気にしない気にしない。実際レイシフトで連れ回されたし?」
アテルイ「スズカ!」
スズカ「ルートは別でも、アタシも貴女もどっちもおんなじ男に惚れた女じゃん?争いとか諍いとか気にしないでいいじゃんね?ウチらどっちもアイツの女!ね?」
アテルイ「…お心遣い、誠に感謝いたします。では早速、田村麻呂の愛妻のあなたに知ってほしいオチウやウコチャヌプコロがあるのです!」
スズカ「オチウ?ウコチャヌプコロ?じゅ、呪文?と、とにかくアタシ行くね!ギルっち、エアっち!マジでありがと!」
──あれが、幸せいっぱいの様子!ですね!
ギル「いずれ我が、セイバーと目指す境地よな…」
フォウ(まだ言ってるよコイツ…)
田村麻呂(後方大将軍面)『ありがとうな、王様…』
──!?
〜カナメ 和風の屋敷
カナメ「ありがとうございます。やっぱり和の雰囲気が一番落ち着くな」
ギル「貴様の故郷は、離れ里であったな?」
カナメ「はい。人の善い部分をぐっと詰め込んだ、たたら火の燃える素敵な場所です」
──カナメさんというハンターを生み出した場所…まちがいなく秘密の里なのでしょうね…!
カナメ「サーヴァントに過ぎないオレ、あぁいや、私に気遣いいただき、本当にありがとうございます。御礼と言ってはなんですが、これを」
ギル「む?リストか?」
カナメ「我が里が広めている、翔蟲の育成とガルクの修行方法です。特異点の走破に絶対に役に立ちますよ!」
──い、いいのですか?こういった技術は本来、秘伝では?
「いいんです。人間は皆仲間であり生き抜く友。今を生きるあなたや皆様の助けになるなら本望。ハンターもまた、そうしてたくさん助けられて来たのですから」
「性善説の権化、か。普段の我なら鼻で笑う甘さだが、生憎今の我の好みは濃厚なワインより爽やかな清涼飲料よ。ありがたく使わせてもらおう」
カナメ「ルゥさんが育成を始めてまずはマスターの皆さんに配布したいと言っていましたので、そちらもぜひ!」
──ルゥ様が一番ハンターをエンジョイしているような…?
〜源頼朝 最高級個人御伝
源頼朝「大変有難いのだが…些か華美かつ豪奢に過ぎるように感じてならない。確かに幕府創始者として気を遣わせてしまったきらいはあるだろうが、メソポタミア王朝の覇者たるそなたがなぜこれ程の日本文化に理解を…」
ギル「侮るな、我は金閣寺をこの世で最高の建築と心得る程度には日本に理解がある。…まぁそれはともかく、貴様の妹に熱い要望を受けてな」
源頼朝「あれに?」
ギル「『兄上のマイルームは何卒豪華絢爛の仕様に!』『間取りや大きさの採寸はぜひ御任せを!』『風水や位置も抜かりはありません!』『むしろ私が手掛けたいです!』と熱烈な説得を受けたのだ。エネミーの首を日替わりで部屋の前に置いてな」
──扉を開けたらデーモンさんの首級とコンニチハした経験は一生忘れられません…主にトラウマ方面で…
頼朝「……………王、それに姫よ」
ギル「うむ」
頼朝「すみませんでした」
ギル「よい。アレはそういう、止まれぬ犬だ。狂犬一歩手前のな」
頼朝「お詫びとして、日本文化を幕府を上げてご披露しよう。舞や芸能、きっとお楽しみいただけるだろう」
──はっ!まさかフジヤマゲイシャ!?
「ほう…ギロッポンでグーフー、ザギンでシースーだな?」
頼朝「シータク帰宅。バブルを味わいましょう」
フォウ(いつの時代だよオマエら!?)
ペンギン 大豪邸
ペンギン「何これ天皇居宅?」
ギル「貴様の居住だ。好きに使え」
ペンギン「なっ!き、気前が良すぎませんか?」
ギル「貴様の事務処理能力は特筆に値する。職員からも感謝の声が届いているぞ。その報酬として受け取っておけ」
──ガス代、電気代はタダです!何故なら自動生成機もセットですから!
ペンギン「…………………」
ギル「何だ、不満か?改善場所を言うがいい。ついでに手を加え…」
ペンギン「ありがとう……」
──え?
ペンギン「ありがとうございます…。これからも、貴方とカルデアの為に頑張らせてください…!」
ギル「フッ、この程度の報奨で大袈裟であろう?」
──こちらこそ!どうか一緒に頑張りましょう!
ペンギン「はい…!」
パンダ&上司&シャチ 特別カプセルホテル個室
パンダ「どーして最高級のカプセルホテルなのさー!!」
上司「俺達も豪邸がほしいー!!」
シャチ「ペンパイは一緒にと言ってくれましたが、一つ屋根の下なんてもう、もう…!」
──ニャル様からご連絡です!
ニャル【不満か?】
「「ありがとうございます!!!」」
ギル「よし、期待しているぞ?」
「「はい!!」」
──フォウと触れ合うことでしか得られないエネルギーがあります…!
フォウ(お腹と肉球を存分にモフっておくれ!)
ギル「改築は始まったばかり。気合いを存分に入れねばな!」
騎士王(一応、フォローの準備はしておきましょう)
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