人理を照らす、開闢の星

初夢〜藤丸リッカ（♂）〜

リッカのマスタースキル（礼装スキルと付け替え可能）

雷位開帳
相手の強化を全て解除
スターを大量獲得
クリティカル威力アップ
無敵貫通
体力マイナス3000（デメリット）

邪龍の胎動
強化解除耐性を付与
無敵３回付与

悪神の祝福
NPをものすごく増やす
攻撃力アップ
宝具威力アップ
バスターアップ
宝具威力ブースト
オーダーチェンジ不可（デメリット）


マルドゥークのスキル（ボス限定）

英雄神の神威

相手のブレイクゲージを全て破壊する
相手の強化解除不可能な特殊耐性を解除する

呪術神の呪詛

令呪全回復
NPフルチャージ
体力全回復

太陽神の威光

宝具威力ブースト
宝具カードの色を変更
コマンドガードを選択し選抜
スター大量獲得

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「え、えっと…あなたは？」

「藤丸リッカです。立香ではなくリッカと呼んでください」

黒髪、ギリシャ彫刻のような筋肉にてカルデア一般制服がピッチピチな一般枠にてカルデアにやってきたマスター、藤丸リッカ。可愛らしい名前に似合わず、その筋骨隆々威風堂々とした振る舞いに所長、オルガマリーは完全にドン引きしている。

彼は献血と聞きつけやってきた。注射の針が腕に刺さらなかった為遥々とカルデアへとやってきたのである。そして親友グドーシの紹介もあってのこのポジションである。

「そ、そう。そうなの。その筋肉は…」

「鍛えました。夏草はこれくらいじゃやっていけません」

「そうなの…そうなの…？あの、ではその、ドクターを呼んできてもらえますか…？」

オルガマリーの頼みを聞きつけ、藤丸リッカはドクター、ロマニ・アーキマンを探し当てる。自分の部屋にいるロマニと、自慢の対話術で打ち解ける。

「私の部屋で何してるんだい？へいへーいヘッドロックヘッドロック」

「あばばばばばば落ちる、落ちてしまう〜！」

「ちょっとロマニ！あなたねぇ、一体何をやっているの！？なんだか殺されそうになってそうかもと様子を見に来て見れ、ばぁあぁあぁあぁ！？」

レフボンバー発動。リッカの筋骨隆々にてオルガマリーの運命は変わる。ペペロンチーノはあえなく冷凍パスタに。

「爆発か。どうやら獅子身中の虫がいたようだな」

「え、うそ、なんで、どうして…！マスターは！？Aチームの皆は！？」

「助けに行かないと。こっちが管制室だ、行けばわかる」

「どうやって！？マップを把握してるとでも！？」

「あぁ、そうだ」

リッカ、管制室に来訪。火の海となった惨状を把握。

「いやあぁあぁあぁっ！！カルデアが、私のカルデアが…！！」

「当身っ」

「ｳｯ」

「誰か生き残りはいないのか…むっ」

「せ、んぱい…」

「ふんっ！！！」

オルガマリー昏倒。マシュ救出。

「下半身が潰れているだけだ、心配ない（？）」

「ありがとう、ございます…」

「大丈夫なもんか！？一体君は…えっ！？」

『レイシフト開始します。適合者、藤丸リッカ』

「これが噂のレイシフトか。テンション上がるなー」

「せんぱい…」

無事レイシフト。マシュは破廉恥になる。

「私が先輩のサーヴァントとなります！」

「よし、行くぞっ」

『シャドウサーヴァント・エミヤ』

『シャドウサーヴァント・メドゥーサ』

「ぬぅん！！！」

『『ぐぇー！！』』

「私はアルトリアオルタ。ほう。あえて案山子に徹していたが」

「ぬぅん！！」

「ぐぇー！」

「かの王は仰った！もはや人類に意味はないと！」

「ゲーティアか…（独得の超速理解）」

「え、あの、かの王…かの王ですので…」

「バビロニアの聖杯手に入れるまで待ってろ」

藤丸リッカ、無事人類最後のマスターに。

「夏草の皆の未来をよくも…！！ゆ　る　ざ　ん　ッ　！　！　！」

「ぐ、グランドオーダー発令よ！！」

「頑張りましょう、先輩」

「マシュはかよわい私を護ってくれ。敵は全て私が殺る」

「？？？？？？」

特異点攻略開始！

〜オルレアン

「ふん！！」

「私はジャンヌ・ダルク・オルタぐぇー！！」

「私はジル・ド・レェぐぇー！！」

オルレアン修復完了。

〜セプテム

「ふん！！」

【ぐぇー！！】

セプテム修復完了。

〜オケアノス

「ヘラクレス！？お前どう見てもヘラクレスぐぇー！！」

「人違いです。私は藤丸リッカだ」

オケアノス攻略完了。

〜ロンドン

【ぐぇー！！】

「ソロモン、手強かった」

ロンドン攻略完了。

〜イ・プルーリバス・ウナム

「私の知ってるリッカじゃなぐぇー！！」

「けっ、アバズレが」

イ・プルーリバス・ウナム攻略完了。

〜

「ぐぇー」

「残念だったな。わたしゃアジ・ダハーカだよ」

キャメロット攻略完了。

〜

『ぐぇ〜』

「少し寝ていてください」

バビロニア攻略完了。

〜

「長く苦しい戦いだったが、皆の力を合わせる事によりなんとかなった…もうすぐこの旅も終わりますね、皆」

「もう全部あなた一人でいいんじゃないのかしら…」

「人類最後のマスターに相応しい大活躍なんだけどね？君一般枠だったよね？君一般枠だったよね？」

「マシュ。世界を取り戻したら私の子供を産んでくれ。夏草に君を招くからそこでいつまでも幸せな家庭を築いていこう（忘れてはならないマシュとの絆描写）」

「はいっ！私で良ければ喜んで…！♡♡♡」

「なんだか突然凄い事言ってるー！！？」

「よし、憂いはなくなった。行くぞ…時間神殿へ！！」

時間神殿突入。レフ・ライノール改め魔神柱フラウロスへと変身。

「フンッ！！！殺すが死ぬな、素材が足りん！」

【ぐぇー！！】

倒したことにより増えるが、英霊達の頑張りにより無事中枢へと殴り込む事が可能に。

「このアルトリア・ペンドラゴンが告げる！聖剣の輝きを導として、英霊よ集え！」

「誰だアレ」

魔術王ソロモンの遺体に巣食っていたゲーティア顕現。またね名を魔神王ゲーティア、ビーストⅠ。

【芥の様に燃え尽きよ。第三宝具展か】

「遅い！！！」

【ぐぇー！！！】

ビーストⅠが宝具発動する前に懐に潜り込み夏草流格闘術により鎮圧。彼は生きている人間なので別にネガサモンは効かない。全能を解除する必要もないのでロマニも消えない。

「二度と面見せんな。マシュ、帰ろう」

「お疲れ様でした！せんぱ」

「あっ」

「せんぱーーーーい！！！？」

床が崩れ大崩落。リッカ始めて命の危機に。

『なんでこんな力任せのガバガバチャートなのに犠牲者こんなに少ないの？というかゼロなの？』

「藤丸リッカとはそういう、スペシャルチューンされた劇物なのだ。私以外は無事ならそれでいい、フォウ君あとはよろしく」

『いやぁ…生き返らせるけどさぁ……僕の至尊がさぁ…』

なんやかんやで藤丸リッカ復活。無事カルデアに帰還。

「先輩！先輩…！！」

「なぜ私は生きている…？」

「殺したって死なないでしょ、あなたは…まぁとりあえず、時間神殿攻略を完遂と致します！」

「お、お疲れ様！この度はウチのゲーティアが大変申し訳ありませんでした、本当に…」

「申し訳と思うなら幸せになれ。マシュ、青空を見に行こう」

「はい！先輩！」

リッカ、マシュと共に空を見上げる。人理焼却を脱却した証を見やる。

「素晴らしい空の色だ。私はこの空を見上げるために頑張ってきたのかもしれない（？）」

「先輩…」　

「マシュ。君の人生はこれからだ。そして君の人生に私は寄り添っていきたい」

「はいっ！末永く…よろしくお願い致します！先輩！」

「マシュ…」

「先輩…」

…二人は幸せなキスをして終了。

人理再編だの漂白だのは起きず、二人は夏草で末永く仲睦まじく暮らしましたとさ。

────────HAPPY　END───────

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リッカ「ハッピーではあるんだけどぉーーーっ！！！」

アジーカ【ふがっ、うげぇ】←ベッドから落ちた

リッカ「！？…！？あ、あれ…？ヘラクレスな私は…何処に？」

アジーカ【天地が逆さまになるー（ジタバタ）】

アンリマユ【初夢見たのかよ？その様子じゃ面白い内容だったのか？聞かせろ聞かせろ〜】

リッカ「いや、その…」

アンリマユ【？】

「女ヘラクレスの逆だからって！ヘラクレスを一般枠マスターは無理があるよねぇ！？」

アンリマユ【？？？】


〜ヘラクレス宅

リッカ「大英雄たる貴方を玩具にして大変申し訳ありませんでした…！！」

ヘラクレス「一ヘラニヘラ三なすびだったか。シチューを食べて落ち着こう」


リッカ「一番納得できないのは…！」

ヘラクレス「？」

リッカ「ギルも姫様も参加していない事だよぉっ！！」

ヘラクレス「リッカ…」

あまりにカオスな初夢を見たことによりリッカの精神は大ダメージを負い…

アルク「アルクねぇのお胸に〜、飛び込んでおいで〜！」

リッカ「あぁ〜」

無事メンタルを回復する事に成功した。