人理を照らす、開闢の星

ギリシャ魔獣？マテリアル

アイデアを貰った方々とのギリシャ周りの設定すり合わせと、仕事の時間の変動から早期出勤が重なってしまい更新の時間が取れなくなってしまったので、マテリアル紹介にてこの窮地を助けていただきます。最近ちょくちょく起こる労働環境の変動は如何ともしがたき…ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません…。

具体的なアイデアとは

ギリシャの神々とアンゴル族、ゼウスとピアのあれこれが1。機械仕掛けの神のアイデアが2となっております。どうぞご期待いただければ幸いです。

明日にはアイデアをまとめて更新します。暫しお待ちいただければ幸いです！それではどうぞ、項劉さんより2体となります！

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「俺の名はカルキノスだ、よろしく頼むぞ人間！……ところで、ヘラクレスはいるか？」

真名:カルキノス

性別:オス

クラス:ムーンキャンサー

身長:150cm

体重:100kg

属性:混沌・悪

出典:ギリシャ神話

出身地:ギリシャ・アルゴス・レルネーの泉

好きなもの:ヒュドラ、ヒュドラのおこぼれ

嫌いなもの:ヘラクレス

特技:毒沼泳ぎ

天敵:ヘラクレス

ステータス

筋力:B 耐久:C 敏捷:C

魔力:E 幸運:C 宝具:E

クラススキル

対魔力E: 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

陣地作成E:自らに有利な陣地を作り上げる。周囲に毒が漂う程度。

固有スキル

毒沼の怪物A:ヒュドラの作り上げた毒の沼に適応したものが持ちうるスキル。ヒュドラ毒への抗体を持ち、自身も少しは毒を生み出せるようになる。当然、ヒュドラ毒以下の生物毒は皆無効化可能。

友の為の勇猛A:カルキノスがステータス以上のパフォーマンスを発揮するならば、おそらくはこれこそが最大の要因。たとえ相手が誰だろうと、ヒュドラの敵なら、カルキノスの敵だ。

女神の戯れ:女神ヘラによってカルキノスは蟹座となった。少しだけ、しかし確実に自信はついた。精神異常耐性アップ。

宝具

『くたばれヘラクレス(カルキノス・シザーズ)』

ランク:E 対ヘラクレス宝具

やろうと思えば誰に対しても発動するが、一番喰らわせたいのはヘラクレス。ステータスを根性で一時的にアップさせて、渾身の力で鋏でぶっちぎる。ただし、鋏に全力を注ぐ為、防御が疎かになる。

真名

カルキノス。ギリシャ神話に登場する怪物。一説にはヒュドラの腹違いの兄弟とされるらしいが、基本的には親友と称される事が常である。

ヒュドラと同じ毒の沼に住み、ヒュドラのおこぼれを貰って呑気に暮らしていた。

しかしある時、ヒュドラがヘラクレスと戦い危機に陥った時、カルキノスはヒュドラを助けるべくヘラクレスの足を有らん限りの力で挟んだ。…のだが、ヘラクレスは気づかずカルキノスを踏み殺したとされる。

活躍はたったこれだけだが、それを見ていた女神ヘラによって、日本でもポピュラーな星座、蟹座になった。

人物(？)

生前はヒュドラの親友を自称するお調子者であり、積極的にヒュドラに対してコミュニケーションを測っていた。しかし、ヒュドラの助けにはなれず、ヘラクレスのかませ犬ならぬかませ蟹になった事、ヒュドラからは碌に返事が来なかった事から、自分はヒュドラのただの知り合いであり、ヘラクレスに見向きもされない唯の雑魚であると自虐するようになる。

…最も、雑魚で終わるつもりは無い。彼は日々、自らを鍛え続ける。ヒュドラがいなくとも、ヘラクレスに勝つ、その時まで。

尚、ムーンキャンサーになったのは、……多分、唯の駄洒落である(癌＝キャンサー＝蟹)。これにはBBちゃんも思わず真顔。

マスターとの関係

自分を召喚した馬鹿。ただまぁ、怪物を召喚出来る対した奴だとも思う。普通の魔術師なら即ぶっ殺だが、カルデアのマスターは殺すとヤバいので我慢する(ヒュドラを馬鹿にしたら話は別だが)。絆を深めれば、明るいお調子者の自分を取り戻し、マスターの信頼に応えるようになる。但し、(自惚れていいのならば、だが)一番の親友がヒュドラである事は譲らない。

聖杯

叶えたい願いは『成長の上限のアップ』。可能な努力は怠らないが、多分聖杯を使わないとヘラクレスに勝てないとは思っている。つまり聖杯転臨がしたい。

再臨

毒の沼を背景に、

一段階目は赤い色ボディ

二段階目は緑色ボディ

三段階目は紫色ボディ

最終段階では毒の沼に落ちていた骨を拾い上げるホラーな再臨になる。

人物(？)関係

ヒュドラ:「あいつは、きっと俺の事を覚えていないかもしれない。…そりゃそうだよな。俺は何の役にも立たずに死んだ雑魚だし。………まあ、自惚れを止める事が出来たのかと言われたら、そんな事は無いんだけど。……気持ち悪いな、俺」

女神ヘラ:「何故か分からないけど、ヘラ様は俺を星座にして下さったんだ。マジで何でか分からないけど。ヘラクレスの邪魔をしたからかな？いや、邪魔になって無いから違うか…」

ヘラクレス:「ヘラクレス！ここで会ったが100年目！死んでもらうぞ、ヒュドラの仇ー！！」

イアソン:「俺の目的はヘラクレスであっててめーじゃねえ！引っ込んでろ！……ッ！？殺気が……？」

BB:「えーと、そのー……、……なんかすまん。」

セイバー、カービィ、その他食いしん坊サーヴァント:「助けてマスター！あいつら毒ガン無視で俺の事食べようとしてきやがるんだ！！こんなところでこんな死に方したかねー！」

真名:ヒュドラ

性別:オス

クラス:アーチャー

全長:100m

体重:1万t

属性:混沌・悪

出典:ギリシャ神話

出身地:ギリシャ・アルゴス・レルネーの泉

好きなもの:カルキノス、肉

嫌いなもの:ヘラクレス、火

特技:毒沼泳ぎ、毒攻撃

天敵:ヘラクレス

ステータス

筋力:A 耐久:A 敏捷:B

魔力:D 幸運: C 宝具:A

クラススキル

対魔力A: A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではヒュドラに傷をつけられない。

単独行動E:マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。

固有スキル

毒沼の怪物A+:その辺一帯を毒の沼にしてしまう恐ろしいスキル。毒耐性の無いものはこのスキルを発動しただけで死ぬ。なんだったらヒュドラが歩み寄るだけで死ぬ。

不死身の多頭B:9つの内１つは不死とされており、半端な方法ではまず死なない。ヘラクレスには敵わなかったが。

女神の慈悲D:女神ヘラによってヒュドラは星座になった。知名度補正はかかるが、ヒュドラにとってはどうでもいい。

宝具

『永遠に続く苦痛の毒(ヒュドラ・ポイズン)』

ランク:A レンジ:計測不可

悪名高いヒュドラ毒。効果は古今東西の生物毒の中でもトップクラスであり、不死身のケイローンが死を望み、ヘラクレスが焼身自殺した程。ヒュドラ毒のある所はありとあらゆる生命を殺し尽くす。普通に吐息にしても大抵の相手は死ぬ。寝床にもしばらく毒が残る。余程のことでも無い限り解毒不可。

真名

ヒュドラ。ギリシャ神話に登場する怪物。テューポーンとエキドナの子で、オルトロス、ケルベロス、キマイラの兄弟。

9つの首を持ち、１つは不死身、残りは切り落とすと倍に増える恐ろしい首である。

女神ヘラによって育てられ、アルゴスの街の近郊にあるレルネーの泉に陣取って周辺の土地を荒らし回っていた。

しかし、ヘラクレスとの戦いで、8つの首は傷口を火で焼かれ再生不可能となり、不死の首は切り落とされ、大岩に潰されて封印されて、ヒュドラは死ぬ事になった。

その後ヒュドラは星座になったが、ヒュドラの毒はその後、ケイローンやヘラクレスを含めた数多の命を奪う事になった。

人物(？)

思うがままに暴れ、思うがままに命を貪り、奪う怪物。

首にはそれぞれ差は小さくとも個性があり、不死の首がその他の首をコントロールする。

生前は語彙を知らず、言葉が少なかったらしいが、今は聖杯の知識のおかげでコミュニケーションが容易になり、色々愉快なことになっている。しかし、生前の振る舞いと、元来備わる強者としてのプレッシャーが災いし、カルキノスに誤解を与えてしまっている。

……ヒュドラにとってカルキノスは、掛け替えの無い親友である。カルキノスが自分達を親友と言ってくれたことは全てに勝る救いであり、ヘラクレスは憎んでも憎み足りない仇敵である。

マスターとの関係

命知らずの愚者という認識。カルデアのマスターであろうとも、場合によっては躊躇い無く殺すつもりである。ヘラクレスがいるなら尚更言うことを聞かない。絆を凄く深めれば、もしかするかもしれないが、難業である事は間違い無い。但し、カルキノスの言うことであれば必ず耳を傾ける為、カルキノスの頼みで有れば大人しくする事もやぶさかでは無い。……ヘラクレスがいると知ればカルキノスも一緒になって即座にリベンジしに行く為手に負えないが。

聖杯

叶えたい願いは『ヘラクレスの永遠の苦しみ』。ヘラクレスのカルキノスに対する仕打ちは、万死に値するどころでは無いと、ヒュドラは信じて疑わない。

再臨

毒の沼を背景に

一段階目は首が9本

二段階目は首が17本

三段階目は首が100本近く

最終段階ではアルゴスで暴れ回るダイナミックな再臨になる。

人物(？)関係

カルキノス:「「「「「「「「「俺達の親友、掛け替え無き親友。あいつさえいればそれでいい。何もかも、永遠に。」」」」」」」」」

ヘラクレス:「「「「「「「「「俺達の毒による悲劇？それがどうした。俺達にとってはカルキノスの最期こそ最悪の悲劇。それ以外の悲劇なぞ知った事か」」」」」」」」

「「「「「「死ね、へラクレス！！」」」」」」」」

女神ヘラ:「育ての親だ。」「それだけだ。」「いや、一応。」「星座にしてくれたのは。」「感謝しよう。」

エキドナ:「…どちら様です？」「俺達の知っている。」「エキドナじゃねえ…。」「…再婚？」「旦那は邪神？」「娘もいる！？」「…わけわからん。」「What's Michael？」「ちくわ大明神」「どうしてこうなった。」「誰だ今の。」

黒髭:「才能があるって言って。」「何か色々と教えてきた。」「草。」「以外と侮れん。」「かもしれない。」「らしい。」「やばたにえん？」「大草原。」「早速毒されているぞお前ら！」「「「「「「「「毒蛇だけに？」」」」」」」」「喧しい！」

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ヘラ(懐かしい顔たちだ…)

ヘラクレス(あぁ、蟹座の由来ってそういう…？)


確か自分が読んだギリシャ神話の解説本では可哀想だからという理由だった気がします。いやそれもどうかと思いますが…

いつも自分のプライベートに皆様を振り回してしまい申し訳ありません…！でも、アイデアやマテリアルは本当に嬉しいです！これからもよろしくお願いします！