人理を照らす、開闢の星

マテリアル〜陰陽の母〜

今回のマテリアルとなります！存分に、お楽しみください！

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サーヴァント概要　クラス　キャスター

| 真名 = 葛葉狐（又は信太妻とも呼ばれる）

| 読み = くずのはぎつね、しのだづま

マテリアル 現代日本に今も尚その名を轟かせる陰陽師“安倍晴明”その母親こそ彼女、葛葉狐である。

時代は平安、河内国（現在の大阪府東部）にて石川悪右衛門と言う男の妻が病気に罹った際、兄たる蘆屋道満からの「和泉国信太の森に住まう妖狐の生き肝を得よ」と言う助言を頼りに男は森に向かい、狐狩りを行った。だがそこに自身の家名再興の為に参拝していた安倍保名と言う男が現れ、罠によって怪我をしていた狐を助けるもその時自分も石川悪右衛門と討った為に怪我を負ってしまった。

そこから彼女は助けてもらった恩を返そうと人間に化け、保名を介抱する。しかし、いつしか彼らは互いに想い合うようになり、ついには結婚し童子丸と言う子供を授かる。（その子供こそ後の安倍晴明その人である。）

だが、童子丸が5歳になった頃に自身の正体が保名が助けた狐である事がバレてしまい、人と妖怪とではもう一緒には暮らせないと書き置きと“ある”一首を残して去ってしまう。『恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉』と。後に自身の元を訪れた保名と童子丸には自分が稲荷神社の神使である事と稲荷大明神から仰せ遣っていた水晶の玉と黄金の箱等の宝を渡しその後、もう二度と会う事は無かった。

因みに後の息子の活躍と性格の事は大体知っており、自分がしっかり大人になるまで面倒を見切れなかった事を激しく悔やんでいる。『もし私がもっとあの子を夫と共に愛してあげられたのならあの子の心は孤独にならずに済んだはずだ』、『彼には人を愛し共に歩む友も、何より人並みの心も持てずに育ってしまった』などなど親としてもっと様々な事を教え、一緒に暮らしたかった。愛する夫と子と共に生きたかった。とは言え母たる自分が居なくても立派（？）に育ってくれたこと自体は嬉しく思っており、尚且つ気軽に話せるお友達（蘆屋道満）や面倒見の良い上司（玉藻前）も居ると知り安堵している。「よかったですね。かいど、いえ清明。お友達は大事にするのですよ。そして玉藻様に御迷惑を掛けてはいけませんからね」

性別 = 女性

| 年齢 = 不明

| 身長 = 162cm

| 体重 = 51kg

| スリーサイズ = 88 53 81

| 特技 = 変化、育児（今度は絶対に最後まで育てる的な意気込みもある）

| 好きな物 = 困っている女性を見返りを求めず助けてくれるような優しい人、怪童丸（安倍晴明）、安部保名

| 苦手な物 = 動物を狩る事を生業とする人

| 天敵 = 暴く事を得意とする者

| 弱点 = 神秘殺し

| 出典 = 『蘆屋道満大内鑑』

| 地域 = 日本

| 属性 = 秩序　善（極稀に悪に変化する）

| 隠し属性 = 天

| 一人称 = 私（わたくし）

| 二人称 = 貴方、貴女（あなた）

| 三人称 = 〜様

| イメージCV = 能登麻美子

| ステータス= 筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具A

|保有スキル＝変化B 呪術D 神のお告げB 離別の運命B単独行動（？）B

|クラススキル＝陣地作成A（E） 道具作成A（E）　

保有スキル説明 単独行動（？）B 稲荷神社の神使である事から由来するスキル。主と定めた人とパスが繋がっていればある程度別行動出来る。また、魔力源を失っても2～3日は限界可能。しかし、ある条件下ではこのスキルが変化する。その変化した際のスキル名は単独■■になる。

神のお告げB これは葛葉狐が稲荷神社の使いである事から由来し、自身が行動する際に天から次にどう動いたら良いかを教えてくれる。しかし、自在にコントロール出来る訳では無くもしくは自分の意思に関わらずお告げをされる可能性もある。破っても罰則がある訳では無いが「何でこんな時にそんな事言うのよ」的な残念さはある。

離別の運命B 妖狐である自身の正体がバレ、愛する夫と子供のもとを去ってしまった事を昇華したスキル。このスキルは自身が愛する人、子が居て正体を暴かれた際に発動出来るスキルでこれが発動したら対象から離れた場所に転移すると言うもの。しかし、類似スキルである離別の呪いとは違い任意で発動出来る為保有スキルの一つである単独行動と合わせて別行動を取りつつ戦う事も出来る。

性格 玉藻を白髪化し、和服の着崩し一切無しにてめっちゃお淑やかかつ母性的にした感じ。尾は1本だけ。（本気で怒ると性格や言動が白面金毛九尾モードの玉藻に近くなる）いつだって、お母さんを怒らせば雷が降ってくるものである。また、その母性や夫、子を思う心は頼光やイザナミにも匹敵するが子供ののびのびとした自由な成長を第一にしており、過度な干渉はしない。だが、夫と子供のピンチとあらば持ち前の単独行動（？）を全開放して即座に駆けつけ、敵を後述の第２宝具で殲滅する。「家庭を守るのは母の務めですもの。これくらいチョチョイのチョイです。母親、舐めないで下さいね？」

聖杯への願い

特になし。強いて言うなら家庭、家族が心身共に健康と安全である事。

| 宝具＝宇迦之御魂神の神使（うかのみたまのつかい）

ランク：A

種別：対人宝具

最大捕捉：1～4人

穀物、食物を司り、今も日本各地にて信仰が深い稲荷神社の御神体からの加護と祝福を味方に付与する宝具。体力、魔力を全快させる。例えるならば、瀕死寸前のマスターやサーヴァントが居たとして、この宝具を使用したら即座に対人～対城、Aランク相当宝具を全力で1発（場合によっては更に）は放てるくらいにはなる。

陰陽五行・晴明天星（おんみょうごぎょう・せいめいてんせい）

ランク:EX

種別:対人妖宝具

最大補足:0～10人程度

陰陽師の代名詞である安倍晴明。彼の母と言う因果から彼が使った陰陽術、それに加え妖狐としての神通力を合わせた術を行使する宝具。式神、結界、星占術等々を思いのままに使用、アレンジ出来る。これによって、本来Eランク相当でしかなかった陣地作成と道具作成の低さを補っている。また、術者の経歴上魔性特攻も付与されており、対人妖宝具と言う特殊な種別になっている。（また、天体魔術の真似事も少しは出来る。元々陰陽術は天体観測や星占い等が主な内容だった為）

しかし、これは自分の功績では無くあくまで息子たる晴明のものである為、少なくとも息子や愛する人が危機に陥ると言ったよっぽどの事が無い限り本人は使用したがらない。子供が頑張った成果を我が物顔で使うなど言語道断、親はあくまで子の一番身近な道標であり支え。それ以上は過保護、出過ぎた真似であり我が子の成長の邪魔に他ならない。本当はとても心配だけれど、もう息子に私は必要ない。過程や結末がどうあれ、彼はもう立派に成長した。母親が力を振るうのは、夫と子供が危機の時だけで良いのです。

人間関係

安倍晴明 愛する我が子。私が居なくてもちゃんとお友達が出来てお母さん嬉しいです！

玉藻前　人間感覚で言う上司。厳密には本体の事なのだが息子が迷惑をかけた事で気まずく思っているのでいつか息子と一緒にしっかり謝らせていただきます。

あまこー 貴女様は、もしや本体ですか！？と言う事は貴女様が和魂で玉藻様が荒魂、と言う事ですね。うぅん、我が上司ながら何故あの様になってしまったのでしょう？

蘆屋道満　晴明のお友達。いつもうちの晴明がお世話になっております。所で、うちの息子が何か粗相をしてませんか？人の身でありながら半妖である晴明に挑んだ陰陽師の心境、是非その時のお話をお聞かせ下さい！あと、晴明とどんな交流があったのですか？（こんな質問攻めが3時間続く）

タマモキャット　上司の姉妹的な認識。猫？犬？狐？一体どの種族なのですか？もし狐でなかったら信仰の派生である私も色々危うくなるのですが・・・

ティアマト、ブーディカ、イザナミ、モルガン（異聞帯） ママ友の皆様。これはもう楽園カルデア保護者会を結成すべきなのでは？と思っている。

召喚台詞

葛葉狐「サーヴァントキャスター、真名を葛葉狐と申します。皆さまのお役に立てるよう、精一杯務めさせていただく所存ですのでよろしくお願いいたしますね」

スキル使用時

「かしこまりました、」　「宇迦之御魂神様、お答えください」　「私は、母親なのです！」

宝具選択時　

「お狐様を怒らせると、怖いですよ～？」　「・・・これは、キツイお仕置きが必要ですね？」

宝具ボイス　

「皆さん、もうひと頑張りですよ。私も頑張りますので！行きます！宝具祈祷・・・宇迦之御魂神様、そのお力を我が愛する者にお恵み下さい。“宇迦之御魂神の神使”」

「もう怒りました！そんな事をする悪い子には私渾身のお説教のお時間です！さあ、この思いをこの拳骨に込め、いざ放たん！陰陽五行・晴明天星ぇぇぇえ！！！ ふぅ、もうこんな事、しちゃいけませんよ！」

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マサル様、本当にありがとうございました！