人理を照らす、開闢の星

情報提示〜とある男神より〜

イザナギ「という訳で紹介に預かった、イザナギだ。近い未来になるが、どうかよろしく頼みたい」


「近づきの名刺代わりに受け取ってくれ。私のマテリアルだ」

---

名前　伊邪那岐尊(イザナギノミコト)

クラス　グランドキャスター(人化時)

性別　男性　出身　古代日本

属性　中立・善

身長　180cm

筋力　A　耐久　A　敏捷　A　魔力　A幸運　E(自己申告)　宝具　EX

スキル　

対魔力(清澄)　EX

黄泉から帰還し、自らの穢を祓った事から得たスキル。自身にかかる呪い、魔術の全てを遮断するスキル。

しかし、イザナミと交わした盟約だけは如何なるものも無効化できない。

神性　EX

創造神の片割れとしての最高の神霊適性を持つ。菩提樹の悟りを無効化する。

ただし、グランドの霊基を有する場合はこのスキルを棄却しなくてはならない。

古代日本武術　EX

スサノオの剛力の原典となった、イザナギが収める古代日本武術。このスキルにより、キャスターでありながら三騎士に勝るほどの攻撃性能を有する。相撲、無手格闘、合気、空手。日本に伝わる武術をイザナギは有しているに等しい。一挙一動が、容易くサーヴァントの霊核を砕き得る力を持つ。

高速神言　EX

高度な魔術、大掛かりな儀式であろうと一言で完遂させることのできる詠唱技術。イザナミと違い冷静沈着なのでトチったりもしない。日本に伝わる大魔術を鼻歌交じりに使いこなす。

ただし、イザナミとの復縁は不可能。

道具作成　EX→E

道具を作成する能力。

神すら退ける桃、櫛、葡萄などを製作できるが、彼は道具を作るつもりがない。彼より上手く作れる女神がいるからである。

彼に頼んでも出てくるのは気休め程度の髪飾りや呪符が関の山である。

宝具

天沼矛

対界宝具　ランクEX　レンジ　日本国分　最大捕捉　八百万

イザナギとイザナミが国を造り、日本を造った際に振るわれた矛。乖離剣と種類と属性を同じくする『世界をかき混ぜた矛』

掌握、手に入れた陣地そのものに作用する矛であり、この矛の所有者は森羅万象の現象を自在に変えることが出来る。無限に作物や水、五大元素に繋がる全てを生成できる、まさに万物創生の矛。

これは本来イザナギが保管しているものなのだが、とある事情から楽園のイザナギはこれを所持していない。キャスター霊基では使用不可能。

「どこかに忘れた」と彼は言ったきり多くを語ろうとしない。

神域・高天ヶ原

対界宝具　ランクEX　最大捕捉　八百万　レンジ　八百万

自身とイザナミが造り上げた神域、高天ヶ原を固有結界あるいは神域、特異点として造り上げる大魔術。神々の召喚に必要な触媒ともなる固有結界。

彼はこの宝具を所持するが、展開するのは極めて小さい禊場の湖のみであり、イザナミのような大展開を自分から行う事はない。神性を捨てた場合、この宝具も使用不可能となる。

『星詠之穹(ほしよみのそら)』

対国宝具　ランクEX　最大捕捉　1〜八百万　レンジ　八百万

自らの娘たる月読尊の権能を使用し、未来予知、平行世界透視、千里眼などの効果を自身にもたらす。

三貴神が一柱、ツクヨミは彼の娘であるため彼女の力を父として振るうことが可能。キャスターとして彼は不得手だが、この宝具によりキャスターとしてのクラスに相応しい振る舞いをしているのである。

攻撃に転用すれば、概念の月を掌握し相手に墜落させる事も可能である。

天照之焔(てんしょうのほむら)

対国宝具　ランクEX　最大捕捉　八百万　レンジ　八百万

天照大御神の御神体である概念太陽を召喚し、辺り一帯を豊穣なる大地へと照らす恵みの宝具。彼がキャスターとして振る舞える宝具その2。

太陽の持つ暖かさ、柔らかさ、穏やかさを彼なりに再現したものであり、陣地作成の上位とも言える宝具。あらゆる闇や負傷を照らし癒やすぽかぽか太陽。自身以外のあらゆる呪い(加護扱いも含む)を打ち消す自己援護も兼ねた宝具。

八雷神に絶大な効果はあるが、冥府神イザナミには一切の効果を齎さない。

『須佐之男牛投(すさのおうしなげ)』

対人宝具　ランクEX　最大捕捉　一人　レンジ　一人

高天原最大の英雄にして最大の問題児、スサノオの有する剛力を再現する宝具。

非発動の状態では筋力、耐久、敏捷をAに補正し、真名開放を行うとEXに向上させる。怪力、勇猛のウルトラスキルと言っていい。これにより、キャスターにあるまじき戦闘能力の高さを有している。自身にかける自己強化魔術の極地。

なお、黄泉比良坂の岩だけは動かすことができない

十拳剣

対人宝具　ランクE　最大補足　一人　レンジ　一人

イザナギがヒノカグツチを斬り殺した剣。彼はこれを所有するが、血と錆にまみれておりまともな刀剣の体を成していない。

本来ならばセイバーの資格すら持つが、彼は頑としてセイバークラスの召喚に応じる事はない。前線に立つことすら稀で、もっぱら人を支援する役割に徹するのみである。

『誘(いざなみ)』

対人宝具　EX　レンジ　一人　最大捕捉　一人

彼の末路、伝承が形となったもの。イザナギとイザナミの原初の離婚調停の具現。

この宝具を有している限り、彼はイザナミに愛を囁く事ができず、子を成せず、夫婦となることができない。彼に対するあらゆるイザナミとの復縁に関わる事象を問答無用で無力化する。

どれほどの力を持っていようと、どれほど強大な霊基を持っていようと、彼は二度と、かつての妻を腕に抱くことが叶わないのだ。

それが、彼女を裏切った自身の罰としてイザナギは捉えている。

性格

冷静沈着にして泰然自若、基地の最奥でどっしり構えている指揮官タイプの重鎮。当時の男髪の髪型は現世ではダサすぎるので下ろしている。絶世の美男子でもあり、出逢う女神は皆頬を染め、あらゆる神は道を譲る程の美貌を持つ原初の男神。

あらゆる事を眉一つ動かさず対処する鉄面皮であり、喜怒哀楽が表情に出ることがない…ともすれば不気味なまでの能面ぶりがデフォルトである。これはかつての彼を知る者からしてみれば決してあり得ないような変貌ぶりであり、その変容ぶりを憂い、嘆かれている。

しかし子への愛は微塵も変わることなく有しており、イザナミの子らが世界を揺るがす危険の際に自身の格を落としてまで参加していたり、リッカの故郷、夏草を人知れず見守ったりもしていた。

イザナミと多くの子を成したが、ヒノカグツチがイザナミを焼いたことに激怒し十拳剣で殺害、よみにまで会いにいくも彼女の姿を見てしまい逃走。黄泉比良坂にて離婚調停を交わし、自らは高天原へと帰還する。

その後は三貴神を生み出し、自らは天津神の一柱として表舞台から消え去っている。

ヒルコを捨てたこと。

イザナミが千人を殺し、イザナギが万の産屋を立てると言った契り。

ヒノカグツチを斬り殺した際の自身の短慮。

そして何より、イザナミを信じきれずに裏切った事。

彼は自身の事を、欠片も評価していない。かつての優しき父の姿は影も形もなく、ひたすらに厳粛で、淡白で、論理的であり自虐的である。

イザナミ

かつての妻。何も変わっていない彼女を、時折泣きそうな眼差しで眺めている。

アマテラス　ツクヨミ　スサノオ

自慢の子供達。しかしアマテラス、お前は数が増えたな。

ヒルコ

イザナミを恨まないでくれ。お前を流したのは私なのだ。

カグツチ

どう詫び、どう接していいのかすらもう解らない。彼は自らの愚行に永遠に苛まれ続ける。

イザナミ（異聞帯）

汎人類史はいいところだ。ようこそ、イザナミノミコト。

温羅（異聞帯）

君も娘だ。ようこそ、汎人類史へ。

汎人類史の全て

健やかに育ってくれ。君達はイザナミの子どもたちなのだから。

異聞帯の全て

先行きの無いものが、未来ある営みの邪魔をするな。

八雷神達

彼が召喚された理由。とある理由から、彼女らを殺す役割を担う覚悟で召喚されたのが彼が楽園に来た理由。

彼は今一度、子殺しの業を背負うつもりでいる。

リッカ、エア

心からの祝福を。君達は子らの最先端にいる生命だ。

サーヴァント達

二度目の生は奇跡だ。悔いのないように過ごしなさい。

タケちゃん

私を見て学べ。反面教師として。

将門公

守護神として、どうか未来の守護を。

アマノザコ

かつての妻によくぞ付き合ってくれた。感謝する。

田村麻呂＆鈴鹿

彼等を見ると、昔を思い出さずにはいられない。ただ自身には、傍らにいる誰かだけで良かったのだ。

---

イザナギ「感想返信、メッセージはこれからになるらしい。待っていてほしい」


「ではまた、いずれ会おう」