サクラ大戦~散らなき鉄の花~   作:斎藤一馬

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第24話 優しい機械と壊す機械(暁)④

「「アカツキ!!」さん!!」

 

変態を外に叩き出したと同時に、

すみれとアイリスが部屋に

なだれ込んできた。

 

「えっ…と?どうしたの二人共、

それになんで武蔵がかこに?」

 

「お久しぶりです暁様、以上」

 

どうやら武蔵は平常運転のよつだ……。

 どうやら昨日の戦闘終了後に

ぶっ倒れ、今に至るらしい……。

 

「イテテェ……アカツキいきなり

ぶん投げるなんて酷くないかしら?」

 

「チッ!生きてたか」

(ゴメン、いきなりでビックリしてつい)

 

「本音と建前逆よ?」

 

人の心読むなし………

 

「あ、アカツキ起きたわね?……

なんでリリィが廊下で寝てるの?」

 

「了子……ソレは、気にしない方向で」

 

「まぁ何時もの事ね、さてと3人共今から

暁の検査するから退出して頂戴

リリィは、帰って仕事する事!」

 

了子が手を叩きながら3人に言うが、

アレコレいって残ろうとしたので

(特にリリィが)武蔵に無理矢理

外に放り出しリリィを本部に連行する。

 

「さてと……暁、

今の身体の状況は解ってる?」

 

「あーうん、なとなく…」

 

「アナタの中のオロチの血が帝都に

蔓延してる妖力の影響で活性化してるの」

 

「あーもしかして最近イライラも?」

 

「そうね〜だも今は、イライラや不快感は

ないでしょ?さっき、リリィが貴方に

纏わりつく憑いてる妖力を祓ったから」

 

それでも人が寝てる時にセクハラはやめれ

 

「それより紅蘭に謝っておきなさいよ?

血の影響だったとはいえあんな物言い……

見る?盗撮してたから全部撮れてるわよ?」

 

そう言い端末に今までの事が流れ………

死にたくなる。

 

なんやねん完全にミカーモードやんこれは

 

「DOGEZA案件よね?

今、格納庫で大神君が紅蘭を説得&口説いてる

から後で行きなさいね」

 

「わかった………」

 

「後、米田司令に阿頼耶識の説明をしなきゃ

ならなくなったから全部話したわよ、

詳しく復讐の事は、言わなかったけどね」

 

「そっか……うん」

 

「今日は、一日謹慎ね、雷電の妖力遮断措置の

としないと駄目だからそのつもりでね

さぁ今はゆっくり眠りなさい」

 

了子がそう言いながら頭を撫でる

暫くして暁の規則正しい寝息が聞こえてくる。

それと同時に警報が鳴り響いた。

 

 

後日談というか今回のオチ

 

あの後、格納庫にて紅蘭の目の前で

DOGEZAを敢行し今までの琴を謝罪した

 

紅蘭もこの謝罪を快く受けてくれて

逆に謝られてしまった。

 

この後、すみれが徹夜までして作った

新しい舞台装置の設計図を元に、

俺と紅蘭、オタコンとで装置を作製、

 

吊り下げ装置『金斗くん』

 

最初は順調に作動し舞台『西遊記』盛り上げた

 

まぁ最後は、紅蘭のお家芸で爆発四散したが

でもそこには観客、や紅蘭たちの笑顔があった

 

勿論俺もだが………

 

 

????

 

 

「天海様…帝国華撃団、壊滅の準備、

整いましてございます」

 

「そうか……ご苦労じゃったな

六破星降魔陣、成就の為にはあ奴らは

目障りだからな……一時の勝利に浮かれておれ」

 

「天海様、極みの魔装機兵『天照』の最終調整

も完了致しました」

 

「コレでコマは、全て揃ったというわけじゃな

我が大望成就の時は近いぞぉ!!

ふぁっはっはっはっ!!!!」

 

 

闇の総攻撃が近い……




難産やった次の回は書きやすかも
新サクラまでには無印終わらしたいな

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