サクラ大戦~散らなき鉄の花~   作:斎藤一馬

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今回は、潜入帰還後の話から戦闘まえまでの話

次回がオリジナルラストかな


第16話 深淵から生まれた銀糸の姫③

浅草十二階下から無事?帰還しそのまま花組メンバー+αに連行

 

医務室で身体検査、それが終わると、支配人室に連行され、大神、マリア、米田、

 

あやめ姉さんから特大の大目玉を喰らい今日一日支配人室近くの廊下で正座の刑になる

 

しかし・・・・なぜ頭に水入りバケツしかも、首から

 

『私は、深夜危ない地域に一人で出かける悪い子です』

 

と達筆な文字でかかれた、プラカードが下げられている、微妙に子供扱いされていてムカツクが

 

 

 

今回は、我慢・・・・・

 

 

 

因みにアイリスは、すみれ、カンナ、紅蘭、サクラからお叱りをうけ自室謹慎とのこと

 

 

「あ~~~~~だる・・・・・」<大あくび

 

「やぁ眠そうだね暁」

 

「ん?オタコンかどうしたの?」

 

「いやね・・・昨日の報告が聞きたくてね、リリィにはコッチから報告しておくよ」

 

「あーありがと・・・そっちは何か言われた?」

 

恐らく、今回の事を米田のおっさんかあやめ姉さんになにか言われたり聴かれたりしているだろうと思い問いかけるしかしオタコンは苦笑しながら答える。

 

「あーうん聞かれたけど、こちらの部隊の機密事項にあたるから教えられないって、詳しい内容は、部隊長に問い合わせをって」

 

あーつまりリリィにブン投げしたんだね、今頃米田のおっさんとリリィは大喧嘩か・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『帝国華撃団司令室』

 

 

 

 

 

「一体なにを考えてやがんだおめぇえええ!!」

 

 

 

 

「通信を繋げてきての第一声がそれですか?おじ様・・・」

 

 

 

 

通信画面には、珍しく陸軍軍服に身にまとったリリィが写っていた。

 

 

「事のあらましは、彼から報告してあるはずですが?なにか問題でも?」

 

 

「問題でも?だぁテメー本気で言ってるのかアイツはまだ子供だ!そんな奴に・・・・」

 

そこで、リリィはふぃ~とため息を就きこう答える。

 

「貴方がたは、彼を子供と言いますが彼を子供と言うのは、止めていただけないかしら?

 

彼は、自分の意思で私達と行動を共にしています、彼の目的のために、

 

私は彼に力を与え手段を与えた、望めば、平穏な暮らしも出来るのに・・・・

 

奪われた物取り返す、奪ったものへの報復を諦めないなら私が・・・・

 

私たちが彼を支えようととね・・・・

だからこの組織(大日本帝国情報統合統制機甲隊)を作った」

 

 

「な・・・・なんだと!」

 

彼女のその言葉にはおかしい点があった、彼が襲撃される前んいはすでに大日本帝国情報統合統制機甲隊は、小さいながらすでに稼働していた時系列が合わないと

 

「私には、ある特殊な力がありますそのことを知っているのは、うちでも団長クラスの人と彼だけ・・・・特別に教えてあげます」

 

「特殊な・・・力?」

 

「えぇ・・・私は、時折予知夢を見ますそれも確定された未来がみえるほどの精度で・・・

最近は、見なくなりましたがたまにみるんですよ」

 

「ならあの惨劇を予知していたらなぜ!!」

 

「何故その前に助けなかったと?勿論助けようとしました・・・・部隊も動ける者を総出にでしがやはり確定された事柄は覆らなかった

 

私たちにできるのは、消えそうになっている小さな火を消さない事だけ」

 

「俺は、あの襲撃に関して詳しい状況を賢人機関に問合わせただが返答は、

一切不明としかこなかった!花小路伯爵にもきいたが彼も同じような説明しかっされなかったと」

 

「それについては、私は何も・・・コチラが作成した報告書は恙無く提出しましたが当時の議長は「国家機密として廃棄抹消せよ」としか必要なら資料はおおくりしますよ?」

 

「・・・・・・頼む」

 

「話を戻しますが今回の事に関しては、元々こちらの不手際が要因なのは認めますが・・・・調査に関しては彼の意思です、今後同じような事があれば彼には必ず報告させます」

 

「やらせないって事は・・・・・」

 

「コチラからは何も・・・・全て彼の意思に委ねます」

 

 

 

ウーウーウー

 

 

『浅草浅草寺に妖力反応!!黒之巣会と考えられます帝国華撃団出撃準備!!』

 

 

「どうやらお仕事の様ですねおじ様・・・・それではまた」

 

「待て!・・・最後に・・・・お前さん暁の事このままじゃ」

 

「死にませんよ・・・・私たちが殺させませんよ」

 

そういいリリィは通信を切る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

警報がなる10分前暁side

 

 

「白の白愛と白銀の羅刹ねー」

 

「あぁ、でもあの白愛ってやつなんか黒之巣会とは、敵対というより眼中にないみたいだった」

 

「眼中に?話からすると彼女は、黒之巣会のコトをしっていたんだよね?」

 

「うんでも仲間って感じじゃないかな?」

 

「(´・ε・`)ムムム仲違いしているのかな・・・」

 

「もしくは、第三勢力かね」

 

「どうだろ?君と会話していた時は普通だったんだよね・・・・」

 

「普通っていうかアイリスの前では、かな・・・アイリスが眠らされた後はもう・・・

目がやばいあれは、リリィが色々突破している時の眼付同じだった」

 

それを聞いたオタコンは(´-д-)-3ー呆れている。

 

「君はあれかい?敵味方全対応メスホイホイかなにかかい?」

 

「失敬な!!」

 

「しかも大体が地雷」

 

「ひっでぃ言い様だなおい・・・・」

 

「まぁまぁ・・・で重要なのが君のお母さんと同じ声と雰囲気・・・ね」

 

「・・・・・気持ち悪いほどにね」

 

「・・・・撃てそう?」

 

「正直・・・自身がない・・・かな、雷電と繋がっていれば行けるかもだけど生身だと」

 

「そっか・・・・確かご遺体って頭部が発見されてないんだよね・・・まさか・・・・・」

 

「母さんの頭部をつかっと?」

 

「解らないけど可能性としてわね・・・」

 

 

ミシ

 

 

廊下の床が軋む

 

誰かが踏んだわけじゃない

 

彼の体から溢れる魔力が床を

 

空間を軋ます

 

 

「暁・・・落ち着いて漏れてる漏れてる」

 

「あ・・・・ごめん」

 

「あくまで可能性だよ」

 

「解ってるでも・・・・・もし可能性が本当なら母さんを辱めた奴らは絶対に皆殺しだ」

 

暁の瞳から光が消えまだ見ぬ目標を射殺す眼光を指す、その時帝劇内にけたたましいサイレンが鳴り響く

 

「出撃みたいだけどどうするの?」

 

「謹慎処分中だし今回は待機じゃね?」

 

「一様期待だけは、準備しておくね・・・なにがあるかわからないし」

 

「了解」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅草雷門

 

 

 

 

 

「はっはっはっ燃えろ燃えろ!!・・・・オンキリキリバ゙サラウンバッタ!オンキリキリバ゙サラウンバッタ!オンキリキリバ゙サラウンバッタ!!」

 

昨夜、暁たちの前に現れた、羅刹が怪しげな呪文を唱えると、地面に空間の穴があき、

ソコに楔のような蒸気機械が沈む。

 

蒸気機械が空間の穴に消えたところで、白愛が空間の裂け目から現れる、黒いレースの日傘をさし昨夜と同じ闇色のナイトドレスに身を包み。

 

「・・・・・ここに居れば彼が来てくれるというのは本当かしらぁ?」

 

「あぁ!間違いない、奴らは我らの邪魔をするのが好きと見える!!」

 

「・・・・嘘だったらその無駄な筋肉ごと細切れにしてワタシのペットのえさにしてあげるわぁ」

 

白愛から黒い殺気が流れ出る、その時、声が響き渡る。

 

 

 

『帝国華撃団参上!!!」

 

 

「ぬ!来たか集まらなければ、何も出来ぬ虫ケラめ」

 

大神たちが現れたことに気がつき不敵な笑みを浮かべながら羅刹は、侮蔑の視線をむける、だが白愛は、彼がいない事にため息を付いている。

 

「貴様らに倒された兄者の無念・・・・この羅刹が晴らしてくれるわ!!

黒之巣会の恐怖とくと味わうがよい!!」

 

 

この時羅刹は、気が付いていなかった、自分の後で汚物を見るかのような視線、ユラユラ空間に漂う銀糸の糸に、

 

「・・・・ところで大神よ・・・・・冥土に送る前に一つ聞きたいことがある・・・・

今貴様にとって大事な隊員は誰だ?」

 

 

 

『は・・・・・・・・?』

 

 

 

今この場にいる者、居ないものも多分は?であろう・・・・こいつこんな時に何いてんだと・・・つうか誰も答えんだろうっと

 

罠丸出しであることなんて火を見るよりも明らかである。

 

 

その時ビチャっという何かの音が響くそれ以降羅刹から何も返信がない・・・大神たちは、不審に思うも

 

浅草寺に向かうため敵が閉ざした雷門の開錠をするため行動を開始、制御装置を守る脇侍を撃破する、

 

しかし何かおかしい・・・脇侍たちの動きが反撃すらせずただ棒立ちなのだ。

 

一切の抵抗がない・・・言いようのない気持ち悪さが花組たちを包むも順調に撃破し雷門を開ける

 

 

だが

 

 

彼らが開けたの

 

浅草寺の門ではなかった。

 

地獄の門であった。

 

羅刹と名乗った巨躯の男が無残にも散乱し、得体の知れない闇の塊が

その散乱したモノを喰らう光景だった。

 

そしてその光景に似つかわしくない、白銀の長髪を靡かせその頭にはキツネ耳、

頬に付いた返り血が何処か頬紅のようで、蠱惑的な美女が立っていた。

 

大神たちはこの凄惨な惨状に吐き気を催す、その時女性のかたわらから

一体の黒の人型蒸気が現れる。

 

それは帝劇の光武とも、黒之巣会の魔装機兵とも似つかわしくなく近いといえば、

暁の雷電のような、シルエットであった。

 

 

 

 

「無駄足だったわね・・・でも彼らと遊んでたら来てくれるかしら・・・ねぇ暁ぃ」

 

 

 

女性はニヤァと口を歪める

 

 




白愛の機体イメージはRF-Ex10 バルチャー改で
カラーリングは全体は黒で統一され頭部の髪の毛に見える部分は白銀
クリアパーツ部分は金

武装は秘密

羅刹、ひっそりと終了

白愛のニヤリのイメージはオーバーロードのアルベドさん
彼女のニヤリというか笑みはツボ

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