FateGrandOrder〜歩みを止めること無かれ〜 作:転輪聖王
小説投稿の難しさを知る。
「いたぞー!」
「ついに見つかってしまいましたか。」
「取り囲め相手は化け物た何をしてくるかわからんぞ。」
「化け物ですか......あなた方からすればそうかもしれませんね。」
「もう駄目の様ですね。
此処まで結構頑張ったんですがね.....
もう少し生きていたかったのですがね....
それももう叶わぬ願いのようです。」
「何を言っているか知らんが、死ね。」
私は振り上げられる刀にぎゅっと目を瞑った。
死がここまで恐ろしいものだとは思いませんでしたよ。
涙が溢れるのがわかる。
だか一向に刀は来ない。
ふと目を開けるとそこには目麗しい青年が男の刀を受け止めていた。
「なっ!何者だ貴様‼︎」
突然現れた青年にあたりは騒然とする。
「そうか、貴様もこの化け物の仲間か!」
「ち、違います。この様な方....」
私は青年に制され
「我は王にして、明日を夢見る者の味方である。彼女を斬り捨てようと言うものもは心して掛かってくるがよい。そこから一歩先は王の御前、地獄であると心得よ。」
すると彼の威光に皆が怯む後
「怯むな‼︎相手は2人王を語る不届き者に罰を!」
先程から指揮を執っていたであろう男が叫ぶ。
「おぉ〜!」
皆同調し雄叫びをあげ抜刀する。
もう無理だこの数に勝とうなど不可能だ、私が絶望しかけた時に
「大丈夫だ君は明日の事を考えていればいいすぐに終わる。」
不思議と安心させられる声にこんな場所で心がやすらぐ
彼の背中は大きく必ず戻ってくると物語っているようで止めることもせず
私は
「はい!私の明日守ってくださいね。」
名も知らぬ青年に自身の未来を委ねてしまったのである。
だが悪い気はしなかった。
そこからは一瞬の出来事であった。
彼は抜刀し
「万象一切灰燼と為せ残火の太刀。」
と唱えると彼の刀が先からどんどん焼け焦げたようになって行く。
「何をするか知らんが無駄だここら一体にいるのは我々だけではない。
ざっと20万人はいる。大人しく死ね。」
私は20万にという数に驚くだが、彼の背後いるだけで何の恐怖も絶望も湧いて来ないそこにあるのはただの安心だけだっだ。
「ならば、貴様らに真の王の力というものを見せてやろう。」
「残火の太刀 東 旭日刃」
すると彼の刀から膨大な熱量の炎が溢れ出し指揮していた男を残し全てを消し飛ばしてしまったのである。
圧倒的それしか頭に浮かんで来なかった。
そして彼は最後の命を消し飛ばそうと歩みだした。
「まっ待て、お、お前はあいつがなんなのかわかっているのか?」
「狐の化け物だぞなぜ庇う!」
男は怒りを露わにした。
「だから私は言ったであろう、明日を夢見る者の味方であると。」
「そして一歩先は地獄であると。」
「黙って逝け。」
そして最後の命がいま消し飛ばされた。
「大丈夫だったかい?」
私は再び声を掛けられた。
「大丈夫ではありますが....貴方何者でいらっしゃいますの?」
私は聞かずにはいられなかった。
「ちょっと昔の大陸の小国で王様をやっていただけさ。」
「それじゃあ、また何処かで。」
「あっ!待ってください‼︎」
私は咄嗟に彼の手を掴んだ。
「また逢えますよね?」
「きっと、君が明日から目を背けなければきっとまた会えるよ。」
と言って彼はスゥ〜と消えていった。
まるで夢のようだった。
「全く、胡蝶の夢も馬鹿に出来ませんね、うふふ。」
さて明日向かって歩き出しましょうか。
彼に会って伝えたい事もありますし、簡単には私折れませんから。
と決意を新たに私はその場を去った。
sideアショーカ
「それでいい、この結んだ縁きっと意味を持つときがくるから。」
「頑張るんだよ、玉藻の前。」
「人に言えたことではないか.....。」
と言って彼はまた何処かを目指すのであった。
インド中央南西のウッジャイン地方の反乱鎮圧の際には彼は自身も負傷してしまい、このときに手当てをしてくれた商人の娘デーヴィーと結婚する。
ビンドゥサーラ王は不予に伏すと第一王子スシーマを後継者に儲けることを決める。
これを知った彼は王都パータリプトラに進軍、王太子スシーマを討ち取った。
その他の対立した異母兄弟達も殺すことで王座を獲得(簒奪)した。
また混乱によって即位の儀を催すことができなかったこと等を理由に
彼を軽視するようになった官吏達を処刑してしまう。
王となった彼は暴君として古代インドに君臨を果たした。
圧倒的な武力で領土を拡大、古代インドで最大の統一国家を築くと同時に、
彼の軍が通った土地は劫火に焼かれ草木一本も残らないと恐れられるまでに至った。
彼の覇王としてのあり方に終焉をもたらしたのはインド東岸部のカリンガ王国との戦争である。
カリンガ王国は彼の祖父チャンドラグプタ王の時代から何度もマウリヤ帝国の侵攻を阻んできた大国であり、
インド亜大陸を統一するにあたっての最大の障壁とみなされていた。
王治世9年頃、彼はマウリヤ帝国軍40万の大軍を率いてカリンガへの南下を決行する。
これに対してカリンガ王国軍は歩兵6万人、戦車1000両、戦象700騎という戦力で果敢に応戦した。
大国同士の全面戦争は凄惨を極め、
カリンガ王国軍は戦士のみならずバラモンや民間人を含めて15万人以上が死亡、
マウリヤ帝国軍も10万人以上の戦死者を出した。
主戦場となったダヤー川流域は血と炎で赤く染まっていた。
この戦いは、数々の戦場や闘争を踏破してきた彼にすら深い後悔と自責の念を刻むことになった。
「勇気」とはいったい何であろうか?
「勇気」とは「怖さ」を知ること「恐怖」を我が物とすることであり
人間讃歌は「勇気」の讃歌、人間のすばらしさは勇気のすばらしさである
いくら強くても私は「勇気」を知らぬノミと同類であった。
〜アショーカの日記〜
「僕は勇気を知れたのだろうか.......。」
それに応えるものはいない。
ジョジョは偉大(確信)
内容の薄さが目立つ。
ご意見ご要望よろしくお願いします。