――「熱出したの!?」
廊下に漏れそうな勢いの声を張り上げる海城。
不知火の顔はそれとは関係なく赤くなっている。
「申し訳ありません。 秘書艦ともあろう者が、自らの体調管理もできず……」
申し訳なく、顔を俯く。
「いや人間なんだから仕方ないって。 でも……」
「執務のことですか? それに関してはご心配なく。 代役をご用意いたしました」
「代役……?」
「入ってください、お二人とも」
不知火が呼ぶと、開かれるドアから二人の艦娘が入ってくる。
「二人……って初霜と浜風じゃないか!」
「はい、熱を出してしまった私に代わって、しばらくはこの二人が執務を行っていきます」
「初春型四番艦、初霜です! 執務業務は久しぶりになりますが、精一杯頑張る所存です!」
「陽炎型十三番艦浜風です。 不知火姉さんの代役として、少しでも戦力になれるよう、頑張ります」
入ってきて早々、小さく敬礼を行う二人。
真面目な二人らしい、ビシッとした敬礼だ。
「うん、よろしく……にしても不知火、この二人にした理由は?」
「二人とも、前の司令の時に執務業務を経験したことがあります。 海城司令が着任してしばらくやっていませんが……二人もいれば仕事は回ると思います」
不知火の最もらしい回答に納得した様子の海城。
「納得していただけたのであれば、私はこれで。 今日は薬飲んで寝ます」
「おう、お大事になー」
そうして、不知火は秘書艦室へとぼとぼ歩いていった。
「んで、二人は……」
「まずは分担を決めるべきだと思います。 三人でそれぞれ何をやるべきかを」
一番に進言したのは浜風。
「確かにそうだな。 じゃああそこにある――」
海城が向いた先には、タワーとなった書類が。
「あれを崩していけばいいんですね? 分かりました、上手く三分割しましょう!」
表情豊かに発言したのは初霜。
「待ってください初霜。 三分割と言っても書類によっては時間のかかる物やかからない物もあります。 単純に三分割したからと言って、皆が皆平等というわけでもありませんよ」
「確かにそうですね……ですがどうやってそれを仕分けるんですか?」
「うっ、それは……」
普段から冷静な浜風が、珍しく焦った表情を見せる。
やり方を思いつかないまま見切り発車で発言してしまった、浜風の失態ではあるが。
「まあまあ二人とも。 俺は普段そういうの気にせず分担してるし、そこまで考える必要はないんじゃないかな。 時間は刻一刻と迫ってるしね」
「それもそうですね……了解です提督」
渋々ながら、初霜が納得してくれた。
「――そういえば、提督はいつもどれぐらいの割合で、姉さんと分担しているんですか?」
「わざわざ聞く必要あるかいそれ? まあ、いつもは……」
彼の脳裏に、いつもの情景が映し出される。
『司令は、書類タワーの三割片付けてください。 私が残りの七割やりますので』
「七三、かな……?」
「七、三……ですか?」
浜風は驚くような表情で海城を見る。
それを見た海城は、やや焦りを感じるが――それは全く違うものであった。
「さすが私達の提督です! 男らしく、仕事を代わりに多く受け持つなんて! しかも姉さんの二倍以上……」
「え? あ、えーと……」
(完全に勘違いしてんなこれ……だが本当のことを言うとそれはそれで問題があるわけであってなぁ……)
少し悩んだ末――
「ま、まあな! それぐらい」
彼は突き通すことを選んだ。
「私達の誇りですね……提督」
(誇りって……恥ずいからそんなこと言うなって……)
彼自身も自覚する程、海城の顔は赤くなっていた。
ただ原因は恐らく――浜風から女性としての色っぽさなりなんなりを溢れ出しているからだろう。
彼の秘書艦様では、なかなか起きない珍しい事象だ。
「ん、提督風邪が移りましたか!? 顔が赤いですが……」
「え? あー、これは……」
「これは……?」
「えーと……そうだな、これは……」
「……提督?」
「これはな、えっと……そうだねぇ……うーんと……」
――あの後、初霜に窘められたことでその場は切り抜けられた海城。
(危なかったが、グッジョブ初霜!)
心の中で親指を立て、その最中にもペンを動かしてゆく。
すると、次は初霜が彼に近づいてきた。
「提督。 これについて、如何いたしますか……?」
「うーん? なんだこれ……」
手渡された紙には、とある場所からの依頼であることが書かれていた。
「保育園? なんでまた」
「よくは分かりませんが……ここには駆逐艦だけしかいないということと、鎮守府の名前が付いてるくせに全くと言っていい程最前線に立っていない平和な鎮守府だからかと思います」
「最後のとこめっちゃ皮肉ってるなお前……ま、平和かつ幼いやつらしかいないからってのはよく分かるけど……」
最後のところだけ気に食わなかった様子の海城だが、一応納得はしたようだ。
問題はそれを受けるかどうか。
「やってほしいことは……"保育園児に艦娘というものを教えてほしい"つまるところ幼児にも分かるように講演しろってことですね」
「言葉遣いは荒いがまあそんなとこだな。 それなら基本どんなやつでもできるだろうが……やっぱり上手いやつにやらせたいな」
「吹雪ちゃんとかはどうでしょう。 普段から子供達と戯れてますし、扱いには慣れているでしょう」
「緊張しないしいつもハキハキしてるし、説明するのも俺より上手いし……まさに適任だな」
「じゃあ吹雪ちゃんは確定ですね。 ではもう一人は……」
「そうだなぁ……」
適任者はいないかと、頭をフル回転させる海城。
するとそこに、一人の人物が思い浮かんだ。
『子供は嫌いです。 何をしでかすか分かったもんじゃない。 陽炎や黒潮がなんで好きなのか、全く分かりません――』
「不知火!」
「却下!」
コンマ0秒の決着に、聞いてただけの浜風は笑い声を抑えることができなかった。
「いえ、くしゃみしただけですから、お二人は――」
なんとか誤魔化そうとした浜風だが、言葉すら全て発せないままツボにハマって笑ってしまう。
一方の初霜と言うと――
「不知火さんは天地がひっくり返ってもやってはいけません。 絶対にです」
「えぇ! そんな頑なになんなくても……」
「そもそも、何故不知火さんを選んだんですか? まさか子供の扱いに苦しむ不知火が見たいとかいう子供みたいな考えじゃあないですよね?」
「そりゃもちろん――」
恐る恐る初霜の顔を見る――笑ってなかった。
「そうに決まってるさ! そんなの決まって――」
恐怖に打たれながら初霜の顔を見る――どうやら一周回ったようで、満面の笑みに包まれていた。
――結局初霜に大説教を喰らった海城。
やっとお昼の時間だ。
「一生分のお叱り喰らった気分だ……これでまだ午前なんだからまずいって……」
ほとんどの原因は彼にあるが、それにしてもちょっとだけ不運だ。
「なんか昼間も事件がありそうだぞ……心してかからなきゃな……」
――その頃、不知火の部屋では。
「入るで不知火はん」
「どうぞ」
緩くドアを開け、緩く部屋に入ってゆく。
「あら、黒潮ではないですか。 今日は第二鎮守府のとこに行くのではなかったですか?」
「あーそれな、あっち側から断りが入ってきたんよ。 なんか準備に時間掛かっとるらしくて。 せやから出撃は明日やね」
「成程そういうことですか……浜風も、少しぐらい言ってくれても良いはずなのに……」
「まあまあ。 今日のあんたは恐怖の秘書艦でも駆逐艦を目で黙らせる女でもなく単なる病人なんやから、それくらいしゃあないやろ」
「……黒潮」
「あっ、さっきの称号全て漣と秋雲が考えたんやで。 うちはそれを聞いたってだけや」
「……」
「治ったら……そないなこと考えとるから、そう言われるんやで」
「ちょっ、そんなこと考えて……」
「いや、絶対考えとるわ。 うちには分かる。 だって――」
すると黒潮は、顔を近づけて、ニッコリ笑いながら不知火に言う。
「うちとあんたは、姉妹やからな!」
「……よくもまあそんな恥ずかしいセリフを次々と……」
「ん? うちはなーんも恥ずかしいとは思ってへんし……はい、おかゆ」
「ありがとうございます……」
不知火が触れた器に、熱さはたっぷり含まれていた。
「食べ終わったら熱測るで。 明日には復帰したいやろうし」
「はい。 じゃあ急いで食べます」
「そないなことせんでええわ……ゆっくり食べんと、明日復帰できへんで」
「……それもそうですね。 じゃあ失礼ながらゆっくり食べさせていただきます」
「はいよ……そういや、海城ってもう見舞いに来よった?」
食べる手を休めて、思い出す作業に入る。
「そういえば、まだ来てませんね……全く、仕事のパートナーが床に伏してるというのに……」
「しゃあないって。 あちらもあちらで、結構忙しそうやしな。 なんか初霜に相当怒られとったで」
「は、はあ。 それはまた何故……」
「ようは分からんけど……初霜の怒りっぷりから、かなりのことしたんやと思うで」
大きく溜息をつく不知火。
「全く、何をしでかしたんでしょうね私の司令は」
「まあ、あの司令はんらしいっちゃらしいけどな……」
「そんな"らしさ"は早急に消してほしいものです。 困ってるのはこちらだと言うのに……」
「ほんなら、直接言うたら? ちょうどドアの外におるらしいし」
黒潮の言葉に驚いて、ドア窓を見る。
見慣れた髪、身長――彼女のパートナーそのものだった。
「うちは帰させてもらうで。 っていうわけで、あとはよろしく頼むで、不知火の司令はん」
押し付けられるように、その後を頼まれた海城。
外で待機していたが、仕方なく部屋に入ろうとする。
「あっ、せや……」
すると、黒潮から耳を貸してとのジェスチャーが。
耳を貸し、黒潮が囁いた。
「今不知火はん、機嫌悪いからな。 ちゃんと制御せなあかんで、未来の夫さん」
「……!?」
狼狽える海城、したり顔の黒潮。
そのまま黒潮はその場から立ち去る。
(……なんてこと言うんだよ黒潮は……)
だがこれも仕方ないと割り切り、不知火の元へ向かう。
「熱は下がったか?」
「はい。 明日には間に合いそうです」
「そうか……だが、無理すんなよ。 あくまで健康第一だ」
「そんなの、言われなくても分かってます」
少し棘のある言葉遣い。
(やっぱりいつもより機嫌悪いか……いや、いつもこんな感じだったような……でも黒潮が言うんじゃなぁ……少し丁寧に話すか)
「……司令、初霜と浜風の仕事ぶりはどうでしょうか」
「凄い真面目だよ。 まだ不知火みたいにぱぱっとはやれないけどね」
「そうですか……じゃあ私の分はしっかりと?」
「うん。 ちょっとおぼつかない部分があるっちゃあるけど、いつもやってきてる不知火と比べるのはよくないよね」
「そんな……お褒めの言葉を頂くなんて……」
少し顔を紅くする不知火。
幸いにも、彼にはそれを覚られずには済んだ。
「俺はさ、早く不知火には戻ってきてほしいなぁって思ってるんだよ。 浜風も初霜も、凄い真面目に頑張ってくれてるから助かるんだけど、やっぱりいつもと雰囲気違うから、なんかこう……やりにくいんだよね。 仕事が」
「そうですか……」
不知火の表情が、途端に表情を暗くなる。
先程までの明るさとは、完全に一線を画している。
「慣れないって……そりゃ初めてですもの。 何日も経てば、いずれ立場は逆転します。 そういう理由で戻ってきてほしいのであれば、私はずっと風邪を引き続けますが」
「あ、いや、そういうことじゃ……」
「何より、私なんかよりもあの二人の方がしっかりしてますし、司令に対しても厳しい。 ちゃんと叱る時は叱りますからね」
「何もそんなに自虐的にならなくても……」
「司令もそう思うでしょう? ならばそちらの方がこの鎮守府にとって良い選択です」
「そんなわけ……ないだろうが……」
「……それは何故」
「それは……えっと……」
言葉が詰まり、ひたすら考え込む海城。
その姿をだらしなく感じたか、不知火は呆れた顔で彼を見続ける。
「何故?」
「……お前のことが好き、だから……?」
間を置いてようやく出せた答え、それは双方にとって予想だにしない言葉であった。
それを言われた彼女は、限界まで目を開き、顔は真っ赤に染まってしまっていた。
対する、言ってしまった彼も事態を飲み込んだ時には開いた口が塞がらない状態と化していた。
両者共に固まった中、最初に口をあけたのは不知火の方であった。
「か、艦娘との色恋についての艦娘法第五十六条では、艦娘に異性としての好意を示した時は、5年以下の懲役若しくは禁錮、又は罰金50万円以下が処され、艦娘に対する性的行為は10以下の――」
「ち、違う! その好きってのは……その……」
「憲兵に報告させていただきます! 司令、今日までありがとうございました! 牢屋に入って己の為した行動をたらたらと反省してください!」
「ちょっと! 待ってくれ! 許してくれ!」
「違法行為をあなたはしでかしたのですよ? その罪の重さを理解しなさいこのクズ!」
「く、クズぅ!? お前霞になってんじゃねえか!?」
「だってクズでしょう? 当然の報いです!」
「そんなに言うこともないだろう!?」
「言われて当然なのですよ。 それとも別の呼び名が良いと? では今度からクソ提督とでもお呼びしましょうか」
「なんも変わってねえだろうがぁぁぁ!?」
――「……なんか、騒がしいなぁ。 陽炎はん」
ドアの前で待機する不知火の姉妹達。
「そうね……まるで夫婦喧嘩だわ」
「そやねぇ……これで仲違いしてくれなきゃええんやけど……」
「大丈夫よ。 私の妹はあいつのこと大切に思ってるし」
「それは――ってことやないの?」
「……それはあの子に聞いてみないとね……さて、私達は戻りましょ。 ここにいたらいつかバレるし」
《だいたいお前はな――!》
《司令だって――!》
「……確かにな」
――結局、海城の行動は憲兵には連絡されずに済んだ。
それが不知火の慈悲かどうかは定かではないが――不知火が彼に持つ感情は他人それとは違うことは明らかであった。
「提督、姉さんが起こした非礼、誠に申し訳ありません……」
ベテラン店員の如く、綺麗な角を描き謝る浜風。
その姿から彼女なりの責任感を受け取ってしまう。
「浜風が謝る必要はないよ。 どっちも悪いようなもんだし」
「ですが……」
食い下がろうとする浜風だが、彼はそれを良しとはしなかった。
「これは俺と不知火の問題だ。 二人で解決させてくれないか?」
「……了解しました」
渋々持ち場についた浜風。
致し方ないとは言え、本人は少し気分が暗くなっている。
(……責任感持ちすぎだよ浜風。 もっと気楽にやってくれてもいいのに……あとで言っておくか)
一方、初霜はただ黙々と仕事をこなしている。
いつも通りと言えるか。
「提督。 ここ署名よろしくお願いします」
「はいよ……なぁ、初霜」
「先んじて申し上げますが、制御することができなかった提督が悪いかと」
直言を申す初霜。
「……そうだよな。 うん、分かってる」
「……不知火さんの気持ちにも、寄り添ってください。 今回は私達が不知火に話してきますが、今度からは提督自身が不知火さんのこと考えてあげてくださいね……あの人、ほんとはいつも寂しがってて……一人世界を作ってるような……」
「初霜……?」
我に帰った初霜は、慌てて気を取り直す。
「すいません提督……でも、それが私の本音です。 不知火さんのことを、なんとかしてあげたい……」
「分かってる。 あいつを一人になんかさせない。 させるもんか……」
「……提督。 今すっごく恥ずかしいこと言ってません?」
「……気にしないでくれ」
毅然と立ち向かう――ように見えたが、動揺していることはバレバレであった。
――ほぼ全ての仕事を終え、時刻は夕方。
一部の艦娘を除き、ほとんどがこの鎮守府に帰投する。
提督らの一日はそんな彼女達からの報告を受けることで終わる。
「第六駆逐隊、戻ったわ! 今日は沢山戦果挙げたんだから!」
「うん……いつもより頑張ってる。 偉いぞ」
「あの……!」
恥ずかしいがり屋の電が、珍しくこの場で声を出す。
手は前で組んでモジモジしているが、目線だけは一直線彼だけを見ていた。
「どうした電?」
「あの、今日はいつもより頑張ったので、その……頭、撫でてくれたら、と……」
勇気を振り絞って言葉にしたお願いは、電らしいもっともなお願いであった。
勿論それを承るかどうかは海城に委ねられてるが、当の彼は少し困った表情で、初霜に助けを乞う――が、無表情のままだったので、仕方なく浜風を見る。
突然振られた浜風もまた困った表情になるが、少し考えた後にジェスチャーをする。
(やれ、ってことか……分かった)
「うん、いいぞ」
言葉を聞いた瞬間、電の顔は一気に晴れやかになり、そして喜んで海城に抱きつく。
(ちょ、こ、これはさすがに犯罪行為……!)
そもそもの常識として、小学生級の小さい子を数十人抱えかつ一応同じ屋根の下で寝るというのは明らかにヤバい人だ。
提督だから許されることではあろうが、さすがに抱きつかれるのは提督であろうが問題だ。
まずまず、撫でるというのもおかしい行為ではあるが、ここに長く居すぎた為か、それらの感覚が麻痺してるのかもしれない。
ともかく、この状況はまずい――そう考えた彼は急いで引き剥がそうとするが、中々剥がせない。
「あの、電――」
「ちょっと! 電だけズルい!」
「そうよ! 私だってその……混ぜなさい!」
「……ハラショー」
「待てお前ら! そんなにやると人として大丈夫かどうか危うくなるから! 俺牢屋に閉じ込められたくないから!」
「なんで牢屋なのですか?」
「それは……」
まさかの純真無垢。
いや、無自覚と言うべきか。
「憲兵! 憲兵さんに連れていかれるから! あんまり仲良くなるなって、言われてるから!」
「え……じゃ、じゃあ早く頭ナデナデしてよ!」
「こっちもお願いしますなのです!」
「待て! 順番通りやるからな! 落ち着けよ!」
「これは止めるべきか……」
「……まだ大丈夫だと思いますが、いざとなったら二人で止めに行きましょうか」
「はい……これ、誰か入ってきたら……」
「大丈夫です。 ここには駆逐艦しかいないので」
「それも……そうですね」
初霜が放った当然だけど当然じゃない返事。
ここにずっといる彼女達にとって、この環境は普通――でも周りからすれば特別にもほどがあるのだ。
(……気づかないものですね。 意外と……)
キャラクター紹介
初霜:第二十一駆逐隊所属。 鎮守府一の生真面目さを誇り、各方面からの信頼も抜群に高い。 その為か、病弱な不知火に代わって執務をこなすことも度々あり、ある意味での副秘書と化している。 また非常に厳格であることでも有名で、一部からは畏れられる存在となっている。
浜風:第十七駆逐隊所属。 面倒見が良い性格で、困ってる人はほっとけない性格。 自己犠牲の念も強く、責任感も人一倍強い。 が、それ故か考え込みすぎたりするので、 周りから見ればこっちがほっとけない。 自尊心の弱さから、自分に魅力はないんじゃないかと思い悩んでいる。