半人半ゾンビは数の暴力を繰り出した!ヴィランは死ぬ!   作:なのはな寮長

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まず最初に、1ヶ月も放ったらかしにした上に完全非公開にしてごめんなさい、この度は事態を重く受け止め、再発防止に務めさせて頂きます、本当に申し訳ございませんでした、二度とこんな事が無いように精一杯頑張らせて頂きます。今回は時間を掛けたくせに短くていつもより駄文です、ごめんなさい。
5000UAとお気に入り登録60人、皆様本当にありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします。それとツイッターを始めました、更新したらそこで連絡させて頂きます。
それと、このクリーチャーを出して欲しい!と言う要望があれば遠慮無くどうぞ


第6話 体育祭ナウ!荒らすぜ〜!止めてみな!

 

 

 

 

 

雄英高校 1ーA組教室

視点 菌華

 

少し長めの休日(全て特訓だけに使った)が終わり、いよいよ体育祭が明日に控えた。お日様も気持ち良いしもういっそこのまま寝てしまおうかと思ってうとうとしていたら

 

麗日「菌華ちゃん!ちょっと起きて!」

 

麗日ちゃんが驚いた様な声で起こしてきた。何ですか急に、私は今テンション低いんですよ。私がいつもあんな頭のおかしなテンションだと思わないで下さい

 

菌華「どうかしました〜?麗日ちゃ〜ん。」

麗日「菌華ちゃん!いやコレ・・・。」

 

私が目をこすりながら見た教室のドアの外には

 

他のクラスの人A「あの子だ!たった1人でヴィランを追っ払ったって子!」

他のクラスの人B「本当だ、・・・しかし眠そうだな・・・。」

 

凄い数の人が居る、心なしか私に視線が集中してる気もする

 

菌華「・・・えー、あー、寝ていい?」

麗日「えっ!待って待って!ちょっとで良いからヴィランと戦った時の話を聞かせてって言ってるの!あのままだとうちら教室から出られんし‼︎」

菌華「・・・眠い。」

他のクラスの人A「お願い!ちょっとで良いから!」

 

いつのまにか目の前に居た人も、両手を合わせて頼んでくる

 

菌華「・・・えーとじゃあ、何が聞きたい?」

他のクラスの人B「怖くなかったの?」

菌華「全く。」

 

でも、あのファッションが人前で出来る死柄木のメンタルは割と怖かった

 

他のクラスの人B「何で?」

菌華「とりあえずこいつ蹴り倒すって思考しか無かった。」

 

今でも許してない、あいつが捕まるまで許さない

 

他のクラスの人A「そのヴィランになんか恨みでもあったの?」

菌華「・・・USJの数日前、右腕もがれた。」

一同「・・・・・はぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

驚かれた。えっ?腕もがれたなら普通恨まない?

 

他のクラスの人A「えっ、でも、あるじゃん、腕。」

 

1人が私の右腕を指差す

 

菌華「治したからね。」

他のクラスの人B「へぇ〜、どーゆう個性なの?」

菌華「体育祭明日なんだから情報漏洩はしませんよ。」

他のクラスの人達「チッ。」

 

そんな露骨な舌打ちじゃ私はビクともしないよ諸君!そんなので怯んでたら私バイオなんて出来ないし!

 

???「なるほど、流石に教えてはくれないか。」

 

人の波をすり抜けてきた男の子が、私の言葉に相槌をうった

 

菌華「確か・・・心操人使君だよね。」

心操「へえ、普通科の俺を覚えてくれてるのか。」

菌華「ハハハハハ、いや人の名前を覚えるのに普通科も何も無いでしょ君。」

心操「・・・大方1人でヴィランを追っ払って調子乗ってると思ってたんだがな。」

 

失礼な!私はあんなので調子乗るほどバカじゃないわ!・・・・・多分

 

菌華「いや心操君が単純に強そうだから警戒してただけなんだけどね。」

心操「それは世辞か?なら止めてくれ、気分が悪い。」

 

このボーイマジで失礼だなオイマジで!まあ、気にしないけどね!

 

菌華「お世辞じゃ無いよ、直感で何となく。」

心操「・・・分かった、悪かったな。」

 

ここで素直に謝る所を見ると、良い人かな?普通科とかヒーロー科とか言うワード出して来る辺り、多分ヒーロー科に入りたかったんやろなぁ。思えば私、神様がお膳立てしてくれたから入れたんだよな。・・・うーむ、少なからず罪悪感が・・・

 

菌華「別に良いよ気にしてないし、そもそもそんくらいの言葉でダメージ受けるほど私のメンタルは豆腐製じゃない。」

心操「具体的に何をされたら傷付くんだ?」

菌華「野良猫に威嚇されたら砕け散る。」

心操「・・・・・フッ。」

菌華「(ガタッ!)今笑ったなお主!」

 

思わず席を立つ

 

心操「気の所為だ。」

菌華「いや笑ったろ!」

心操「・・・・・猫に触る時は姿勢を低く下から手で触る良い。」

 

何気にアドバイスをくれる心操君、やはり良い人

 

菌華「私いつもそれなんだけど⁉︎」

心操「それはおかしくないか?」

 

私もそう思う

 

菌華「うーん、やっぱり人外は動物に嫌われるんかな〜。」

心操「人外?」

 

おっと口が滑った、話題を変えよう

 

菌華「そんな事より心操君。」

心操「何だ?」

菌華「君、猫好きだよね?」

心操「・・・・・。」

 

だんまり

 

菌華「いや猫好きだよね?」

心操「・・・・・。」

 

だんまり

 

菌華「猫、好きだよね?」

心操「・・・・・。」

菌華「だんまり!」

 

口に出てしもうた

 

心操「黙秘権と言う物があってだな。」

菌華「言いたくないわけね。」

 

絶対猫好き、絶対、言い切れる、心操君は絶対に確実に100%是が非でも猫好き

 

心操「そう言う事だ。邪魔したな。」

菌華「また明日ね〜(ふりふり)」

 

心操君に手を振って、自分も帰る準備を始めた

 

他のクラスの人A「あっ!待って!もうちょい!」

菌華「えー、さっきもちょっとって言ってたじゃん、私は帰ってペットの世話をしてご飯食べて明日に備えて寝たいんだよ〜、じゃ、また明日。」

 

そう言って私は開けっ放しのドアから教室を後にした

 

麗日「菌華ちゃんのペット。何飼ってるんだろ?ムカデとかかな?」

 

菌華サイド

 

菌華「ただいま〜。」

タイラント「お帰りなs

ヴェル「お帰り司令官!」

カルミ「はよ飯食ってスマ◯ラやるぞ。」

 

三者三様の出迎え方だ。最後のは出迎えと呼んで良いのか微妙だが

 

菌華「明日体育祭だから遅くまでは無理な。」

タイラント「そういえば司令官、体育祭にらあの子達も連れて行きますか?」

菌華「もちろん、負けたくないし」

 

よーしお姉さん頑張っちゃうぞー!

 

タイラント「全く、血気盛んですね。まぁ私も最近家事ばかりだったので運動不足解消に丁度良いですが。」

ヴェル「あたしも戦いたいよ司令官!その為の訓練でしょ?」

カルミ「俺もヴェルに賛成だ、まあ俺はほぼ訓練してないがな。」

 

どうやらかなり戦いに飢えてる様だ。だが待てタイラント、多分お前はちょっと運動しないくらいじゃ戦闘力は落ちへんぞ

 

菌華「まあ、士気とやる気は充分みたいだな。じゃあ明日の体育祭!どんな競技でも勝ち抜いてやるぞ!」

一同「おーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 雄英高校 体育祭会場 1ーA組 控え室

 

視点 菌華→緑谷

 

今日は待ちに待った体育祭、僕たちの戦いが全国に放送されるとなるとかなり緊張する。・・・でもそんな僕の心境とは裏腹に、全く緊張していない人が1人

 

菌華「体育祭だぁぁぁぁ‼︎」

切島「おおおおおおおお‼︎」

上鳴「ワァァァァァァァ‼︎」

 

菌華ちゃん、君はもう少し緊張感と言う言葉を覚えた方が良いよ・・・、あとうるさい

 

蛙吹「テンション高いわね、ケロケロ。」

菌華「ほらほらだから前にも2回言ったけどテンションに合わせた言動を取らないと死ぬんだよ私ってば(シャン!シャン!)」

 

どこから出したのか、タンバリンを狂った様に叩く菌華ちゃん

 

蛙吹「そんな簡単に死ぬのだったらゾンビの回復能力の意味を感じないわ。」

菌華「ヒュー!言葉のナイフが突き刺さるねぇ‼︎こいつぁ痛い!」

 

どこかのボイスヒーローの様な口調で「たっはー」と顔を抑える菌華ちゃん

 

芦戸「・・・・・菌華ちゃんって、なんて言うか、プレゼントマイクに似てるよね。テンションといい喋り方と声量といい。」

 

声量がマイクに似てたら僕たちは死んでいるのでは・・・

 

蛙吹「確かに似てるわね、ケロ。」

麗日「それに男子と女子の間みたいな喋り方だよね。」

上鳴「一人称は私だけど俺とか切島とかと普通に話すし爆豪と言い争いしてるし・・・お前本当に女子か?」

 

確かにかっちゃんと口喧嘩出来るのは凄いと思う、それも女子が。

 

菌華「なんなら証拠品としてブラを提出しようか?」

峰田「その胸でブラ着けれんのか?」

菌華「おっしゃ峰田クンちょっとおはなししようよ☆(ガッ)」

峰田「ヤメロォォォォォ‼︎(みしみしみし)ギャアアアアアアア!」

 

峰田君がアイアンクローで持ち上げられ、彼と彼の顔の皮膚が悲鳴を上げる。今のは自業自得としか言えない

 

轟「そろそろ選手入場だぞ。」

菌華「あ、はい。」

 

轟君の鶴の一声で菌華ちゃんが大人しくなった

 

 

 

雄英高校 体育祭スタジアム

 

マイク「雄英体育祭‼︎ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に一度の大バトル‼︎どうせてめーらアレだろこいつらだろ⁉︎ヴィランの襲撃を受けたにも拘わらず鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星‼︎ヒーロー科‼︎1年‼︎A組だろぉぉ⁉︎」

観客「ワァァァァァ‼︎」

緑谷「わあああ・・・人がすんごい・・・・。」

 

僕たちに視線が集中している。実質ヴィランを追っ払ったの菌華ちゃん1人なんだけどね・・・、あとタイラントさん

 

飯田「大人数に見られる中で最大のパフォーマンスを発揮できるか・・・、これもまたヒーローとしての素養を身につける一環なんだな。」

菌華「ああそーゆう。」

 

菌華ちゃんはまだ緊張してない様だ、声でもう分かる、

 

ミッドナイト「選手宣誓‼︎(ピシャン!)」

 

18禁ヒーローミッドナイトが鞭を鳴らしながら言う

 

観客A「おお!今年の主審は18禁ヒーローミッドナイトか!」

観客B「校長は?」

観客A「校長は例年3年ステージだよ。」

常闇「18禁なのに高校に居ても良いものか。」

菌華「高校の先生にしてはバカみたいに際どいよね。」

峰田「良い。」

 

本当に良いのだろうか・・・

 

ミッドナイト「静かにしなさい‼︎選手代表‼︎1ーA爆豪勝己!」

 

なっ⁉︎

 

緑谷「えー!かっちゃんなの⁉︎」

切島「アイツ多分他のクラス敵に回す様な事言うぞ。なあ骸牙。」

菌華「それはそれで面白い事になりそうじゃない?」

緑谷「面白い事で済んだら良いけどね・・・。」

 

そんな事を話してる間にかっちゃんが壇上に上がっていた、そして深呼吸し、一言

 

爆豪「せんせー。」

一同「ゴクリ・・・。」

爆豪「俺が1位になる。」

切島「絶対やると思った‼︎」

 

はぁ、予想通りだ。流石かっちゃん、褒めてないけど

 

他のクラスの方A「調子のんなよA組オラァ!」

飯田「何故品位を貶めるような事をするんだ!」

他のクラスの方B「ヘドロヤロー‼︎」

 

他のクラスの人達からのブーイングもハンパないけど飯田君からも若干それっぽい物を受けている

 

爆豪「せめて跳ねの良い踏み台になってくれ。」

 

指で死ねのポーズをした後、かっちゃんは壇上から下りた、良くやるなぁ・・・

 

他のクラスの方C「どんだけ自信過剰だよ!俺が潰したるわ‼︎」

 

・・・自信、違う・・・以前のかっちゃんならああいうのは笑って言う・・・自分を追い込んでるんだ。ぼくらを巻き込んでるのがかっちゃんっぽいけど・・・

 

菌華「ほれ見ろ切島君、面白い事になったやろ、流石我らの爆豪君。」

 

アレを面白い事で済ませる菌華ちゃんが恐ろしくなって来た、つくづくどんな神経してるんだろうと思う

 

ミッドナイト「さーて、それじゃあ早速第一種目、行きましょう!」

麗日「雄英ってなんでも早速だね。」

菌華「せっかちさんなんだろ。」

 

ほんっと緊張感無い!

 

ミッドナイト「いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ!さて運命の第一種目種目!今年は・・・・・。」

 

みんな(菌華ちゃん除く)の緊張が高まる、そしてホログラムの画面に映し出された文字は・・・

 

ミッドナイト「コレ!」

 

障害物競走

 

緑谷「障害物競走・・・。」

ミッドナイト「計11クラスでの総当たりレースよ!コースはこのスタジアムの外周約4㎞‼︎我が校は自由さが売り文句!ウフフフ・・・コースさえ守れば何をしたって構わないわ!」

 

ミッドナイトがルール説明を終えたのかスタートゲートを指差し

 

ミッドナイト「さあさあ位置につきまくりなさい。」

 

ミッドナイトがそう言うとスタートゲートの上に付いているランプが1つ点いた

 

観客の人達が早く早くと急かす様に見てくる、そして2つ目のランプが点いた、あと1つでスタートだ・・・

 

轟「クソ親父、見ていやがれ、俺はここでお前を完全に否定する)」

爆豪「(デクも半分野郎もクソゾンビも、全部俺が叩き潰して完膚なきまでの1位を手に入れる!)」

菌華「(・・・お腹空いた)」

 

それぞれの思いが混ざり合い、最後のランプが点いた

 

ミッドナイト「スターーーート‼︎」

 

始まった‼︎

 

 

 

第6話 体育祭ナウ!荒らすぜ〜!止めてみな!終わり

 

次回 私ってば障害物競走に向いてないと心底思う

 

 




なんで1ヶ月も放置したのか……自分でも分からないです。
カメムシになりたい……

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