dies in オーバーロード   作:Red_stone

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第12話 冒険へ

 

 あの後、ガゼフにはお帰り願った。そもそも敵は風化して跡形もなくなってしまったのだからどうしようもない。遺体を持ち帰ろうにもそれはただのしみでしかなく、装備など錆がいくばくか残るのみ。

 

 ……そんなことは指示していない。

 

 というか、ほとんど全てがあいつらが勝手にやったことだ。しょうがない……とは言える。そもそも原作からしてあの面々は藤井連の昇華個体、天魔・夜刀の想いに感化されて勝手な行動をしていた。というか、そもそも彼は指示を出せる状態になかった。

 

 --螢がカルネ村に関わることも。

 

 --ベアトリスがガゼフを試すことも。

 

 --リザが敵兵を殺すことも。

 

 俺はまったくもって指示していないのだ。まあ、これが俺の意向だと思っている節はあるし、敵兵から情報を得ることを初めから考えなければ、まあそうしてもらいたい行動だったかもしれない。情報、欲しかったけど。今思えば法国の特殊兵のリーダー格くらいは助けるよう命令したほうがよかった。

 

 ああ、戒が法国の男を殺したのは俺の指示だったかもしれない。邪魔な天使を掃除しろくらいのつもりだったんだが。

 

 だが、情報を探られた。あの後すぐに情報を探る魔法の攻撃を受けた。いや、攻勢防壁が発動したから魔法そのもの防ぐことはできたがーー発動したという事実だけでも向こうにわたった。おそらくは結晶の発動に伴う情報収集。どこまで探られたかはわからない。が、警戒するに越したことはない。

 

 少し手落ちがあったとはいえ、彼らはこの黄昏をーー俺たちのギルドがあるセスルームニル山を守ろうとしているのは間違いない。そして、彼らは設定通りに波旬を憎んでいる。波旬……自己愛とかそういうあれこれを感じる相手をせん滅しようとしている。

 

 問題は、俺が藤井連などではないということ。ただのそれっぽく仕上げたユグドラシルのアバターに過ぎないのだ。アバターの力を持つ一般人では神の資格を持つ天魔・夜刀にはなれない。

 

「だから、確かめる必要がある」

 

 あいつらは”本物”なのか。俺は偽物から本物へと想いを昇華させた迦楼羅とは違う。妄想にとらわれながら自己に閉じこもるよりも痛みを選べた「考」の犬士とは違う。だから、どうしてもーー確かめなければ安心できない。

 

 きっと、彼らが本物であるのなら、本物でない俺を殺すだろう。彼らは原作の力こそ持っていないが、COMとは違う。学ぶし、考える自らの力の利用法を知る兵士だ。それこそ獣か機械の反射ならば負けるとは思わない。しかし、俺は負けるだろう。彼らの人を超えた魔人の力に。人を超えた武に。

 

 だから全員をここに集めた。戒、トリファ、螢、ベアトリス、先輩、ミハエル、ルサルカ、司狼、本城、リザを。

 

「……俺は冒険をすることにした。カルネ村の村長の話では冒険者というものがいるらしい。実態は害獣退治に他ならないらしいがーーこの世界がユグドラシルと繋がりのあるとわかった以上、ワールドアイテムは我らにとって脅威である。あらゆる情報を集めるため、俺は未知に飛び込む」

 

 宣言した。”藤井連”ではありえないことを。彼は原作者にすら意味が分からないと思われるような神格だ。彼は日常をこそ尊ぶ。昨日と同じ今日を、今日と同じ明日を。いや、違うか――過去は戻らない。ならば、今日をこそ永遠とする時間停止こそが彼の世界。であるならば。

 

 冒険などするまい。

 

 未知など求めまい。

 

 明日など知るまい。

 

 ゆえにこそ、俺はこう宣言した。彼らが本物であるのなら、俺が本物でないことを理解して殺す。……無論、ただ殺される気はない。というか、転移で他に逃げる。あとは、こいつら実はパーティごとで仲悪いから仲間割れするだろ。

 

「--へえ。いいんじゃねえか。ま、お前が行く必要はねえと思うがよ。止めなきゃならんほど体調は悪くねえんだから、行きたきゃ行けばいいと思うぜ。俺はよ」

 

「はいはい! では、私がついていきまーす。それと、螢もついてきます! 護衛がなしはさすがにマズイでしょ」

 

「お、いいね、それ。んじゃ、俺も行かせてもらうぜ姉さん」

 

「……え、これ。私も行く流れ?」

 

 まあ、いいけどーーと、螢は小さく笑う。顔は赤くなって。いつも通りヤジが飛んで、喧々囂々と怒鳴り合って。まだ日数が経ったわけではないけれど、なぜかかけがえのない日常に感じられる。

 

 ごちゃごちゃ騒がしくなってきたがーー言ったもの勝ちだ。先輩もルサルカも行きたがってるが、この流れを覆せそうにはない。

 

「先輩、リザとーーあとトリファ。お前たちは商人としてアイテムを調べてくれ。ワールドアイテム以外にも何かあるかもしれない。商うものは素材……金属でいいだろう。倉庫に適当に放り込まれたミスリルやアダマンタイトの山を適当に売ってくれ」

 

 ああ、認められたのだと嬉しく思う。彼らは本物ではない。俺と同じく――設定だけの、偽物。偽物は偽物同士、仲良くやろう。俺は藤井連でなくても、彼らは俺を慕ってくれているのだから。

 

「蓮君、私は!? 私もついてくわ!」

 

「悪いな、ルサルカ。お前はここを守っててくれ。ああ、それと頻繁に帰ってくるつもりだから食事を作っててくれ」

 

 そう、食事は欠かせない。あの病毒がはこびるリアルでは味わえなかった至福。それがここでは味わえる。この世界が俺の妄想でしかなかったとしたら、ならば楽しむしかないだろう。

 

「え? そ、そう。分かったわ。私はレン君のお嫁さんとして家を守っているわ。ご飯作って待ってるわね」

 

 きゃー、と顔を赤くしてほほ笑んでいる。

 

「そうそう、マレウスは家で寂しく待ってればいいんですよ。しょせん、旦那が外で何をやってるかなんて知れたものじゃないんですから。帰りを待ってたらしわだらけなんて、あなたらしいじゃないですか」

 

「なんですって、ベアトリス! あなたなんて妹に彼氏寝取られとけばいいのよ! あんた好きなあたりから勘違い娘が好みでしょ、カイ君は! 言っておくけど、勘違い突撃娘度はレオンハルトのが上よ」

 

「はァ!? なんで私に飛び火してるんですか。そもそも兄さんへは家族愛です! なんで肉親と乳繰り合わなきゃならないんですか」

 

「あなたたちはギャグキャラとして負け犬になってればいい。その間に私が藤井君を貰うから」

 

 いつものごとくかしましくなってくる。ミハエルに助けを求めても知らんぷりである。

 

「その辺にしろ。話を本筋に戻す。本城、戒は俺たちのバックアップだ。冒険者として活動する俺たちを監視しろ。ミハエル、お前はミラー・オブ・ビューイングを使って黄昏を警護しろ」

 

 ここにいないシュピーネは自由に情報収集するよう命令している。

 

「行動開始だ。各自、メッセージによる連絡を密にしろ」

 

 

 そして、適当にだべりながらカルネ村の近くの城塞都市エ・ランテルに到着する。俺、ベアトリス、螢、司狼のメンバー。そして、本気で身を隠す本城と戒の存在など衛兵にはわからない。

 

「ええと……珍しい格好だな? どこかに所属してるのかい」

 

「いや。そういうわけでもないが、チームであることは確かだ」

 

「ああ、冒険者のチームさんかい。なんというか、まあカッコいい格好してるとは思うが、鎧じゃなくていいのかい」

 

「問題ない。強度は十分だ。ここの冒険者組合はどこにあるか聞いてもいいか」

 

「ああ、それは。地図に書いてやるよ、ほら」

 

「サンキュ」

 

 と、いうやりとりで通された。ぶっちゃけ空港のゲートより簡単に通れたし、身分照会すらなかったんだが。これでいいのか。スパイ入り放題だな。まあ文明レベルが中世なら仕方ないか。

 

 そして、組合へ。

 

「ようこそ、冒険者ギルドへ」

 

 暇そうにしていた女が言う。いかにもな営業スマイルだ。まあ、そちらの方がいいだろう。藤井連はどちらかというとイケメンの側に属するが……一目ぼれなどすれば妹を愛する彼女に何をされるか分かったものではない。いざとなれば恋敵を物理的に排除することもいとわない。

 

「ええと、商売ですか?」

 

 そんなことを言う。まあ、彼らの服はそうそう見る代物ではない。なんというか、男の子が好みそうな――そんな服だ。しかも似合っているものだから質が悪い。言うなれば、ホストに見える。女たちのそれは、執事風の男装か。

 

「いや、登録を頼む」

 

「登録……ですか」

 

 実際のところを言えば、冒険者は貧乏だから始めることがほとんどだ。かの有名な、貴族出身の『蒼の薔薇』ラキュース・アルベイン・デイル・アインドラは特別な例だ。食い詰め物の集まりにどうにか仕事を与えてまともな組織にしているのが本当のところ。だから、彼らのように身なりの整った者が登録しに来るのは本当に珍しい。ないわけでは、ないものの。

 

「では、登録料として5銀貨いただきますがよろしいですか」

 

 とはいえ、自分はただの受付嬢。言われたことを事務的にやるだけだ。詮索はーーまあ、想像するのは自由だろう。どこかの貴族の子飼いが、箔でも付けに来たのだろうか。規則があるから無理に昇進を求められたりするのは勘弁してほしいな、なんて思いながら書類を用意する。

 

「はい、確認しました。代筆は必要でしょうか。その場合は銅貨5枚をいただきます」

 

 貴族の子飼いでも、武官であるなら字を書けなくても仕方ない。しかも、ここは王都から外れた田舎であるのだからなおさら。

 

「頼む」

 

 だから、彼がそう言ったのも気にしない。違和感なんてない。彼が異世界出身なんて、妄想にすら思い至ることはない。

 

「では、登録する名前をーー」

 

 そういったもろもろを処理する。彼の対応には好感が持てた。きちんと問いに答えてくれるのだ。普通だと思うなら、それはどこのお貴族様か。田舎者とはそもそもが語彙が少ない。分かる言葉が赤ん坊かと思うくらいに言葉が分からないのだから、言葉を平易にするにも限度がある。その点、彼は打てば響くように理解してくれているようだ。

 

「では、最後に。あなた方4人をチームメンバーとして登録しますか?」

 

 まあ、チームということは見ればわかる。一緒に来るだけでなく、同じ服を着ているのだから。しかも、ここまで凝ったもの。

 

「頼む。チームの名前は……そうだな、トワイライトで頼む」

 

「はい、了解しました。講習は今から受けますか」

 

「頼む」

 

「はい。責任の所在は明確にしなければなりませんからね。冒険者は危険なお仕事です。しっかり説明をして、死んでも文句の出ないようにしないと」

 

 ……

 

「と、言うわけです。いいですね?」

 

「つまり依頼料からはギルドが調査料を抜いているものが支払われる。ギルドを通さない依頼は自己責任と。ギルドを通さない冒険者がいるのか?」

 

「そりゃもう。細々とした仕事を頼むのに、一々ギルドを挟むのも面倒でしょう? すでに信用している者同士なら、ギルドを挟むだけ無駄な時間とお金がかかります。まあ、悪質な依頼者もいるので注意した方がいいことは確かです。そうですね、目安としては何度も依頼を受けた人相手ならばギルドを通さず受けるのもいいでしょう。しかし、初対面の相手の依頼をギルドを通さず受けるのはお勧めしません」

 

 思わず笑ってしまう。責任を押し付けるような響きが所々に聞こえるが、注意でさえも責任を取るような言い方を避けている。まるで政治家だ。

 

「……ええと、何か?」

 

「いえ。初対面の相手に対して、そんな簡単に信用してしまうものでもなかろうに、と思ったんでね」

 

「いえいえ。あまり経験のない方だところっと騙されてしまうんですよ。ギルドを通すだけお金の無駄とか言って。私たちは調査とかしてるんですけどね」

 

「はたから見てわからない、と言うことでしょう。で、他に注意点はありますか? それと、依頼はどこで」

 

「あそこに依頼書が張り出されています。取ってきてここで受け付けます。……まあ、もうろくな依頼は残ってませんし、そもそも依頼を受けられるのは明日プレートの受け取りを済ませてからになります」

 

「了解した。明日また伺おう」

 

 

 そして、宿。

 

「銅貨5枚で相部屋だ」

 

 ハゲたいかにも筋骨隆々の男が言う。とはいえ、冒険者というよりも日雇いの倉庫業の男にでも見えるが、まあああいう筋肉ははったりには向いているのだろう。筋肉に似合うだけの腕力はあるのだから。軍人として見るならば、ただの食い過ぎだが。増やしすぎはただの重りだ。

 

「二人一部屋を2つだ」

 

 だが、じろりとねめつけられる。一般人ではビビりそうな眼光だが、藤井連の記憶として殺し合いを経ている”藤井連”には通じない。殺人童貞の威圧など程度が知れる。そう、子供だましでしかない。筋肉と同じように。

 

「プレートは銅。いいか、冒険者は繋がりが大事なんだよ。そんな、こぎれいなお仲間さんごっこなどではなくてな」

 

「……ッ!」

 

「やめろ、螢。どうでもいい。それで、店の人。ここでは金を払っても部屋は貸してくれないのか? それなら出ていくが」

 

「2部屋で銅貨14枚だ。忠告だ、街の外に出たら男女の性など気にしていたら生き残れんぞ」

 

「ここの冒険者は意識の切り替えができないほどレベルが低いのか?」

 

「……ッチ。いいか、先達は敬うことだ。俺は何年もここで冒険者どもの世話をしてる」

 

「俺は媚でなく実力で認められるようにするさ。部屋は二階だな」

 

 なんて涼しげな顔で受け答えをしている蓮だが、内心ではいつ螢が剣を抜くか気が気ではなかった。司狼はニヤニヤ成り行きを見守ってやがるし。

 

「……へへ」

 

 歩き出すと、足を差し出す奴がいた。ああ、これがチンピラかと一種懐かし気な気分になる。別にそういう類の人間に会ったことがあるわけでなく、昔の漫画によくいたから。さて、どうしようかと一瞬思案すると。

 

 げし。

 

 螢が一歩進んで蹴った。しかも、ご丁寧に生かさず殺さず――関節を破壊しない程度に力を抑えて、だが関節技と拷問技を併用してできるだけ”痛く”。ねじり具合にコツがある。格闘術も知らない彼らには未知の衝撃。

 

「--ッア。ギャアアアアアア!」

 

 その熱した鉄串を数ダース刺して抉ったような痛みにのたうつ彼はがしゃんがしゃんと机を倒しながら呻いて。

 

「「っは?」」

 

 ぽかん、と一緒にいた二人の仲間がそいつを見つめる。どうしていいかわからないのだ。血をまき散らすわけでないから止血することも、折れているわけではないから固定することも意味がない。ただ”痛がって”いるだけ。

 

「あら? 仲間が倒れたのに見学かしら。意外と意地が悪いのね、あなたたち」

 

 ぐい、と螢に顔を近づけられた方はのけぞって。そのまま椅子ごと倒れる。バタン。持ってたグラスがどこかへ飛ぶ。

 

「って。てめえ、なにしてくれんだ!?」

 

「やる?」

 

 嫣然とほほ笑んだ。魅力的だが、その実はチンピラの威嚇。かつての仲間だったベイ中尉のような挑発的で肉食獣を連想させる笑みだった。

 

「……すんませんでした!」

 

 びしり。90度だった。

 

「じゃ、その二人を片付けておいてね」

 

 その横顔はまさにクールビューティ。だけど中身はチンピラだった。しかも、強い。

 

「あ。ああああああああ!」

 

 そして、女の悲鳴が響いた。衝撃的なことがあって、10秒もたってから再起動した悲しみの雄たけび。

 

「あ……あたしの。……あたしの、ポーションがァァァァァァ。こな……こなこなごなごな。あれ、おかしいな。なんで机が青く濡れてんだろ。もっと酒は濁ってるんなのにな。あは」

 

 椅子ごと倒れた男。彼の手から離れ、宙に舞ったコップは彼女のポーションへジャストミートした。

 

「あんた、地獄のような苦しみを乗り越えて、地を這いまわってまで金をためて買ったポーション。弁償してよ!」

 

 勇敢にも。否、無謀にも螢に向かって掴みかからんばかりに言う。これが、本当に掴みかかっていたら腕が飛んでいたあたり幸運ではあるのだろう。

 

「知らないわね。そんな的のごとく置かれた物なんて。どうせ倒して割ってたでしょう、あなた。それに、私は彼には何もしてないわ。勝手に倒れて、勝手にあなたのポーションめがけてコップを投げただけ。……それで壊されるなんて、ずいぶんとまあ注意が足りないのね」

 

「……むぅ。あんた、そこの倒れたアンタ!」

 

 形勢不利と見たのかそちらの男へ怒鳴りつける。

 

「金貨1枚と銀貨10枚、払える!?」

 

 その問いに男はふるふると首を振るだけ。まあ、金をためるような殊勝さがある顔ではない。

 

「ねえ、あんた代わりに払ってよ。現物でもいいからさ。そんな貴族様が買うような服着てんだ。ポーションだって持ってるだろ?」

 

「私、物乞いは嫌いなのよねーー」

 

 殺気が混じる。

 

「ほれ、やる。行くぞ螢」

 

 そして、蓮が腕を引っ張る。止めなければ首が舞っていた。

 

「待って、藤井君。アレは細胞……」

 

「そんなことは知らん。騒ぎを起こすな。やるときはまとめてだ。お前はゲリラ兵を一人づつ選んで殺すのか。非効率的で下策だな」

 

 実のところ、殺人を忌避したというわけではない。別にアレを人目につかぬところで殺すならどうとも言わない。が、感情に任せて殺すのはだめだ。改めて彼らの暴走癖を確認した。

 

「これは潜入だ。細心のとまでは言わんが、行動は選べ」

 

 そういうことだ。殺すにも時というものがある。人間であった頃ならば殺人そのものをやめさせようとしていたかもしれない。けれど、今の彼は異形種だ。付き従う者と同じく。

 

 




 パーティは螢、ベアトリス、司狼に決まりました。最終的に票が同数で三人とも一位でした。出てなくても、多分シュピーネさん以外は活躍の場はあるはず。

 戒は渇望的に弱いふりをして仲間から周囲の注目をそらすとか好きそうだな、と思ったのですが前話で本気出したら意味がないなと気づきました。パーティに戒入ってたら修正してた。

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