プロローグ 龍球の世界からまた別の世界へと……
私、大宮鈴音(おおみやすずね)は今いる異世界からまた別の世界に行くことになりました。
その世界へと私と友人である響未来(ひびきみらい)が連れてってくれるんだけど……。
未来「あなたが次に行く世界は……」
どんな世界が待ってるのかな?ここで手に入れた力を次の世界でも生かせるようにしないとね。
未来「咲の世界よ」
成程、咲か。………………………バトル要素なくね?
未来「強いて挙げるなら競技=バトルって感じかしら」
鈴音「私の心を読まないでほしいんだけど……」
未来「あなた結構表情に出るわよ」
oh……マジっすか。ポーカーフェイスには自信があったんだけどなぁ……。まぁそれはさておき。
鈴音「ということは高校に行くってことになるんだけどどこの高校なの?」
私の地元は咲目線だとだと東東京にあたるわけだからそれをふまえて考えると臨海か或いは無難に主人公がいる清澄か阿知賀になるわけだけど……。
未来「それは着いてからのお楽しみ♪あなたが考えてるところかもしれないしまた別のところかもしれないわ」
鈴音「なにそれ……。未来は知ってるんだよね?」
未来「一応ね。まぁサプライズってことにしておきましょう」
さいですか……。
未来「咲の世界は麻雀ならぬマージャソだからもしかしたらこの世界で手に入れた力が役に立つかもしれないわね」
そういえば咲はテニプリでいうテニヌみたいな感じの麻雀だから今の私は異能があるってことになるのかな?っていうか……。
鈴音「私麻雀のルールうろ覚えなんだけど……。役とかほとんど知らないんだけど……」
具体的には役満とタンヤオしか知らないまであるよ!
未来「私は一通り覚えているから向こうに着いたら私がゆっくり教えるわ」
それはありがたい……!持つべきものは良き友だね!THANK YOU未っ来。
未来「何か余計なことを考えてないかしら?」
鈴音「気のせいだよ」
うん、気のせい気のせい!!
未来「さて……そろそろ準備が終わるけどそっちの準備は大丈夫?主に心の準備とか……」
鈴音「特にないよ」
未来「そう……。じゃあ行きましょ」
鈴音「わかった」
未来が出現させたと思われる異世界のゲートっぽいのに私達は入り、そしてゲートは閉じた。
~某所~
なんか……ドラえもんでいうタイムマシンで移動しているみたいな感じの場所だな……。
未来「ここをしばらく歩くと到着するわ」
鈴音「どれくらいで着くの?」
未来「大体10分くらいかしらね。……多分だけれど」
鈴音「……何で多分なの?」
未来「しょうがないじゃない。私だってこれを利用するのは初めてなのだから」
まぁ普通は利用しないけど……。
未来「向こうに着いたらこれからどうするかを考えるわよ」
鈴音「そうだね。そういえば住居とかは大丈夫なの?」
全く視野に入れてなかったけど大丈夫だよね?
未来「あの御方が用意してくれているし金銭面も大丈夫って言ってたわ。だからそこで作戦会議……という表現は大袈裟だけれど具体的なプランを決めなくてはならないわ」
流石全王?様!ぱないっす!!
などと喋っていると1つの光が見えてきた。
鈴音「もしかしてあの向こうが……」
未来「そうよ。あそこを出るといよいよ咲の世界に突入するわ」
なんだか緊張してきたな……。向こうで何が待っているのかは……。なんだかワクワクしてきた!!
未来「準備はいい?」
鈴音「問題ないよ」
未来「じゃあ行きましょう。咲の世界へと……」
さぁ!新しい生活の始まりだ!!
今回はここまでです。
次回はいつになるかわかりませんが応援よろしくお願いします。