生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第56話 全国大会準決勝⑫

綾香side

 

会場に向かう途中に有珠山の真屋さんと遭遇した。

 

由暉子「こんにちは、綾瀬さん」

 

綾香「どもども。今日もよろしくね」

 

由暉子「はい、こちらこそ……と言いたいところですが今そんな余裕はありません」

 

綾香「まぁ美咲先輩がたくさん稼いだからね」

 

由暉子「でもあと6回リーチが打てる……それだけでもありがたいですね」

 

綾香(すごいメンタルだなぁ……。私が真屋さんの立場だったら多分実力が発揮できずにトビになりそうだよ)

 

そして真屋さんは身長が伊吹先生と同じくらいなのになんでおもちが大きいのかな……?原村さんといい世の中不公平だよね。

 

そういえば伊吹先生が真屋さんと原村さんを始め、巨乳の人達を親の敵を見るような目で見てたなぁ……。私もある方なはずなのに……。

 

 

~そして~

 

和「……………」

 

綾香(全中が終わってから原村さんと再戦するために私はずっとネトマを繰り返しひたすらデジタルを磨いていた……。けど総武に入って先輩達と打ち、杏子とも打ちでそのデジタルが全く通用しなかった。鈴音先輩が私にオカルトがあると言ってくれたその日から私のオカルト強化のための特訓を鈴音先輩を始めとするみんなが手伝ってくれた。……2回戦はひたすら『見ていた』けど、この準決勝と明日の決勝では全力でいかせてもらう!そして原村さんに勝って全中のリベンジを果たす!!)

 

和「…………」スッ

 

由暉子「…………」スッ

 

和「あっ……」ポヨン

 

由暉子「あっ……ごめんなさ……」ギュウ

 

スポッ

 

絹恵「はっ!」バシィッ

 

……何これ?場決めの最中に原村さんが持ってるエロペ……間違えたエトペンの人形が原村さんと真屋さんのおもちとおもちに挟まり、それが空中に飛んで姫松の愛宕絹恵(あたごきぬえ)さんがキャッチした。

 

もう1度問おう。何これ……?

 

綾香(しかも3人とも私よりもおもち大きいし!2回戦は真屋さんだけだったけど、今日はおもち祭りか何かですか!?本当に神様って不公平だよね……。色々な意味で疎外感が……)

 

『よろしくお願いします!』

 

……まぁいいや。とりあえず今は目の前の副将戦に集中しよう……。

 

みさき『副将戦スタートです』

 

 

 

総武 209200

 

清澄 92500

 

姫松 92000

 

有珠山 6300

 

 

~東1局 ドラ 3筒 親 綾瀬綾香~

 

綾香(起家……私としてはラス親の方がいいんだよね。まぁ別にいいけど)

 

和「リーチ」タンッ

 

 

清澄 92500-1000=91500

 

 

 

綾香(おっと、まだ3巡目なのに早いね。流石といったところか……。それにしても……)

 

絹恵(有珠山を飛ばすつもりか!?)

 

綾香(まぁそれで有珠山が飛ぶと清澄は決勝に行けるからデジタル的にもノータイムかもね。でも……)

 

綾香「リーチ!」タンッ

 

綾香(私のリーチをかわすことができるかな?)

 

 

総武 209200-1000=208200

 

 

絹恵(綾瀬が追いかけた!これほんまに有珠山飛ばしにいってるんじゃ……)

 

綾香(仮にこれで有珠山が飛んでしまったらそれまでの話なんだよね)

 

和「」タンッ

 

綾香「ロン!12000です!」

 

和「はい」

 

 

総武 208200+12000+2000=222200

 

清澄 91500-12000=79500

 

 

綾香(それにしても……リー棒含めて13000のダメージにも関わらず顔色1つ変えないってすごい精神だなぁ……)

 

とにかく私の親は継続。この調子でいこう!

 

 




今回はここまでです。

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