生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第39話 全国大会2回戦⑭

恒子『間もなく後半戦開始になります!!』

 

ふと顔を上げると他の3人がこちらに向かってきた。もう休憩終わりか……。

 

 

恒子『後半戦スタート!!!!』

 

さて、頑張ろうかね……?

 

 

~東1局 ドラ 中~

 

おっ……!やっといい感じの配牌になった!対戦相手によって何か違うのかな?とりあえず……。

 

鈴音「リーチ」タンッ

 

3巡目、私は早速リーチをかける。1番飛びそうだった東白楽も原点まで点数が回復してるし遠慮はいらないよね……!

 

紫「」タンッ

 

鈴音「ロン」

 

紫(くっ……!ここで……)

 

爽(大宮さんが……)

 

ネリー(動き始めた……!)

 

鈴音「12000」

 

紫「はい……」

 

 

~そして~

 

鈴音「ツモ。500、1000」

 

鈴音「ロン。5800」

 

鈴音「ツモ。2100オール」

 

恒子『大宮鈴音!前半戦の焼き鳥が嘘のような連続和了です!!』

 

健夜『彼女はどうやらスロースターターのみたいですね。千葉の個人戦でも前半は上がれていないことが多いとのことです』

 

鈴音「ツモ。700オール」

 

鈴音「ロン。12500」

 

この勢いで前半戦の-分を取り戻さないとね。

 

鈴音「テンパイ」

 

爽「ノーテン」

 

紫「……ノーテン」

 

ネリー「ノーテン」

 

恒子『大宮鈴音の親番、東3局が終わらない!最早彼女を止めることはできないのか!?』

 

鈴音「ロン。25500」

 

紫「っ!!……はい」

 

 

~東3局6本場 ドラ 1萬~

 

爽(不味いな……大宮さんが止まらない……!できることなら最低でも準決勝まではとっておきたかったけど)

 

……ん?獅子原さんの気配が変わった……?

 

爽(やるしかない……!とりあえずこれを大宮さんに当てて連荘を終わらせる!)

 

な、なんか雲がこっちに来た!?ええい!しっしっ!!

 

爽(!?雲が押し戻された……?大宮さんにはこういうのは全く聞かないってのか?出鱈目もいいところだ……)

 

ふぅ……なんとか獅子原さんに雲を返してあげたよ。まさか私に呪いをかけようとするとはね。

 

鈴音(未来曰く私と未来は他の支配等の妨害系統の能力の影響を受けないらしい。まぁ要するに普通に麻雀しろよ!ってことだよね)←ブーメラン発言

 

爽(……しょうがない!だったら一堂さんに……!)

 

今度は一堂さんのところにさっきと違う雲がいった。何をするつもりかな?

 

爽「ロン!9800!」

 

爽「ロン!18000!」

 

……今獅子原さんが一堂さんに仕込んでいるのは恐らく一堂さんにとっては不要牌でそれが獅子原さんの上がりに繋がる牌なのだろう。下手したらあれが私のところに来てたのか……怖っ!

 

紫(今度は獅子原爽!?しかも私ばかりにピンポイントに……準決勝進出のためかしら?だとしたら何故ヴィルサラーゼを狙わない……?)

 

一堂さんが獅子原さんを睨んでる……。まぁ何が言いたいのかは予想つくけど。

 

ネリー「ツモ。3100、6100」

 

ヴィルサラーゼさんが上がったことによって南入した。あと4局で2回戦も終わりか……。

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

次回、2回戦終結……!

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