生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第34話 全国大会2回戦⑨

美咲side

 

恒子『後半戦スタート!!』

 

さあ……いくよ!!

 

美咲「ツモ!2000、4000!!」

 

恒子『後半戦東1局に早速佐野美咲!満貫をツモる!!』

 

よし!この調子でどんどんいこう!!

 

 

~そして~

 

美結「」タンッ

 

明華「ロン」

 

やっぱり動いてきたね……!風神……雀明華ちゃん。

 

明華「5200です」

 

美結「はい……!」

 

でも私はもう庇わないよ。鈴音ちゃんには悪いけど、振り込む方が悪いんだから……!でも……。

 

明華「ツモ。3000、6000です」

 

明華「ロン。12000です」

 

揺杏「うっげ……!」

 

このままあの子が暴れ続けるのも良くないね。絶対に止める!!

 

美咲「ツモ!1400、2700!!」

 

美咲「ツモ!2000、3900!!」

 

美咲「ロン!7700!!」

 

美咲「ツモ!8000オール!!」

 

明華「ロン。2900です」

 

恒子『佐野美咲!前半の失速を取り戻す勢いでどんどんと上がっていきます!!止まりません!!」

 

健夜『臨海の雀明華選手も負けじと上がっていますが、佐野選手の方が上手ですね。彼女は今回のインターハイで稼いだ得点は全選手の中で1番多いです。それは上がりの数もありますが、やはり打点が高いことが1番の理由でしょう』

 

揺杏「……ツモ!1000、2000!」

 

恒子『中堅戦終了!!この中堅戦も総武と臨海の殴り合いでした!有珠山と東白楽はこの戦いに巻き込まれないようにするので精一杯なのか!?』

 

健夜『副将、大将で是非とも2校の意地を見せてほしいところですね』

 

総武 268500

 

臨海 88600

 

東白楽 22400

 

有珠山 20500

 

美咲sideout

 

 

中堅戦が終わった後の点数を見ると始まる前と余り変わってないような……。でも有珠山は何気に+収支だったし、それでいて臨海の点数を削っている。美咲は美咲なりに頑張った結果がこれなのだ。

 

美咲「帰ったよ!!」

 

鈴音「お疲れ様。頑張ったね」

 

美咲「ありがとう!」

 

綾香「でも有珠山と東白楽が……」

 

杏子「このまま変わらず飛びそうな点数……」

 

未来「1回戦とほとんど変わらないじゃない」

 

その点数の元凶が何を言うか!まぁ過ぎてしまったことはしょうがないけど……。

 

杏子「次は綾香ちゃんだね!頑張ってね!!」

 

綾香「うん!私なりに精一杯打つよ!」

 

鈴音「綾香」

 

綾香「はい?」

 

鈴音「絶ッッッッッ対に私に回してね?間違えても1回戦のように他校を飛ばさないでね?」

 

未来「これは振りね」

 

美咲「間違いなく振りだよ綾香ちゃん!」

 

おい馬鹿!やめろ!!

 

鈴音「振りなんかじゃ絶対ないから。本当に私に回すように……!」

 

綾香「は、はい……」

 

このときの私の顔はまるで般若のようだと現場を見ていた杏子が言っていた。

 

 




今回はここまでです。

この中堅戦は短くいかせてもらいました。技量不足で申し訳ない……!後半戦の親番は有珠山、東白楽、総武、臨海の順番でした。


では中堅戦終了ということで佐野美咲ちゃんのブロフィール&能力?の紹介です。


佐野美咲


総武高校3年 身長154CM B83W48H81

好きなもの 総武高校のみんな、チョコレート、中学の頃に仲良くなった剣由輝子ちゃん

苦手なもの 人を見下したりする人、茸類

能力1 怒涛の火力……配牌が満貫以上になりやすい

能力2 危険牌察知LV3……他家の当たり牌やテンパイ気配を察知できる(LV3の場合は3翻以上の手牌を察知できる)。

以上になります!

次回は副将戦になります。……多分。

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