生死を賭ける戦いから麻雀の世界に転生しました。   作:銅英雄

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今回もよろしくです。


第3話 それぞれの実力は如何に?初めての部活動。とは言っても私は既に未来にボコボコにされている

私達3人は雀卓とパソコンを設置していよいよ麻雀を打つ時間となった。

 

未来「3人だけれどとりあえず打ちましょうか。美咲はルールとか大丈夫?」

 

美咲「リアルで打つのはかなり久しぶりだけどネットではかなり打ってるからそのあたりは問題ないよ!」

 

未来「そう、では始めましょうか」

 

鈴音「そうだね」

 

 

~東1局 ドラ 九索~

 

親は未来で私はラス親か……。とりあえずさっさと流す方向でいこう。

 

未来「」タンッ

 

美咲「」スッ タンッ

 

鈴音「」スッ タンッ

 

麻雀するときのこの静かな感じは私の好きな空間なんだよね。

 

 

~6巡目~

 

未来「リーチ」タンッ

 

親リー……。まだ6巡目なのに早いな。

 

美咲「通らば追っかけだよ!リーチ!!」タンッ

 

こっちもかよ!いくら3麻だからってこの早さはどうなの!?私まだ2シャンテンにも達してないのに!とりあえず安牌を切るか……。

 

鈴音「」タンッ

 

未来「」スッ タンッ

 

未来の方は1発じゃない……。とりあえず美咲の1発を消しておこうか。

 

鈴音「ポン」カッ

 

私は未来が切った発を鳴いた。現物現物っと……。

 

鈴音「」タンッ

 

未来「」タンッ

 

美咲「」タンッ

 

よし、やっといい形になってきた。

 

鈴音「」タンッ

 

未来「」タンッ

 

よしよし。このまま私もテンパイまで突っ走ってやる!

 

美咲「ツモ!」バラッ

 

……とはならなかった。やっぱりそんなに世の中甘くないか。

 

美咲「リーチ、ツモ、清一、ドラ1。さらに裏1で倍満…3麻だから6000、10000だね!!」

 

いきなりデカイな……。もしもあと1つ裏ドラが乗ってたら3倍満だし……。

 

未来「次、いくわよ」

 

 

 

 

~東2局 ドラ 三筒~

 

美咲「リーチ!」タンッ

 

早ぇーよホセ!ダブリーじゃねーか!!

 

鈴音「」スッ タンッ

 

幸いにも安牌……というか現物があったため私はそれを切った。

 

未来「」スッ タンッ

 

鳴ける牌じゃない……。私は3麻の場合鳴いてなんぼを心掛けている。もちろん門前でいい手なら鳴かずにいくけどね。

 

美咲「ツモ!!」バラッ

 

だから早いってばよ!しかも1発だし!!

 

美咲「ダブリー、1発、ツモ、ドラドラ!9000オール!!」

 

今度は跳満……。美咲は高い火力を売りとしているようだ。先鋒向きだね。

 

美咲「一本場!!」スッ

 

 

~東2局1本場 ドラ 西~

 

美咲「」タンッ

 

流石に連続でダブリーはないか……。今回はかなりいい手だしこのまま進めてみようかな。

 

鈴音「」スッ タンッ

 

未来「」スッ タンッ

 

美咲「ポン!」カッ

 

未来が切った東を美咲が鳴く。ダブ東確定か……。

 

美咲「」タンッ

 

 

 

~8巡目~

 

よし、できた。ツモったら四暗刻だ!念のためリーチしておこう。

 

鈴音「リーチ」タンッ

 

未来「……」

 

美咲「おおっ!?」

 

未来の表情を険しくなり、美咲は何かに驚いているような顔になった。……コレ(四暗刻)、もしかしてバレてたりする?未来がリーチしたときも美咲はあんな顔しなかったし未来は言わずもかな。2人には何が見えてるんだろうか。

 

 

~12巡目~

 

未来「」スッ タンッ

 

美咲「」スッ タンッ

 

流石に出ないな……。直撃させれば未来を飛ばすことができるけど……。

 

鈴音「ツモ」

 

まぁツモったからよしとしよう。

 

未来「四暗刻……!」

 

美咲「すごい……!」

 

鈴音「12100、20100。さあ、どんどんいこうか」

 

 

~そして~

 

今回の半荘は役満をあがれたこともあり私の勝ちで終わった。ちなみに未来は最下位。あれから奮闘していたけど東場での失点が大きかったみたいだ。

 

未来があそこまで削られたのは何気に初めてなんじゃないだろうか?知らんけど……。

 

そして何回も繰り返し打っていたら既に下校時間になっていたので私達は帰ることにした。

 

美咲「鈴音ちゃん!未来ちゃんもとても強かったよ!私とても楽しかった!!」

 

鈴音「ありがとう。美咲こそかなり強いよね」

 

未来「そうね。これなら個人戦でもいいところまでいけるんじゃないかしら」

 

美咲の麻雀は高火力で攻めているが、降りるときはしっかりと降りている感じで攻めと守りを両立していた。これは2年後すごいことになるかもしれない……。

 

美咲「えへへ……。そういえば2人は今回のインハイはどうするの?」

 

未来「期間までに5人揃えば団体戦にはエントリーするけれど今年の個人戦はパスね」

 

鈴音「私もパスかな。今は実力を高める時期だと思うしね」

 

美咲「そっか……」

 

鈴音「美咲は出ないの?」

 

美咲「う~ん……私も今回は出ないかな。2人の言うことも一理あるし、出るときは3人一緒がいいしね!」

 

この子本当にいい子すぎるよね。こんな子は今どきいないと思うの。

 

美咲「じゃあ私はこっちだから!」

 

未来「また明日ね」

 

鈴音「バイバイ」

 

美咲「うん!未来ちゃんも鈴音ちゃんもまた明日!バイバイ!!」

 

元気よく美咲は走っていった。

 

 

~翌日~

 

未来が顧問の先生を連れてきた。……んだけど。

 

???「えっと……」

 

何やら見た目小学生な女性がそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

なんて下手くそな麻雀描写だってばよ!……すみません、見にくい書き方で……。ですがこれからもこんな風に書きますのでご了承ください。

次回は顧問の先生も入れて4人打ちになるかな?もしかしたら会話パートだけかもですが……。

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