捻くれ者の最弱最強譚   作:浦谷一人

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捻くれ者の最弱最強譚#17

「あ、兄さん!こんな所で会うなんて…偶然ですね。」

「な……り、凛!?」

 

 先ほど、ジムの所からバスで30分ほど走り、この中央5番地区の駅に戻ってきた。

 俺もヘトヘトだったが、試合もして、その上トレーニングもした俺の横にいる水戸は、もっとヘトヘトだった。歩くのもやっとだ。

 まぁそんな訳で、なんとかこの駅に帰ってきた。そして、とりあえず座り体を休めるためと、夜ご飯を食べるために、適当に見つけたファミレスに入ろうとした時、 その店の前で凛と鉢合わせてしまったのだ。

 

 妹と鉢合わせただけで、何焦っているんだ?と思うだろう。

 確かに鉢合わせる、なんて事は珍しいことではないのだろう。実際現に今、凛と鉢合わせているのだから。

 俺が一人の時や、男友達、まぁ御子柴と一緒にいる時に凛と鉢合わせても何も焦らなかっただろう。普通に御子柴に妹の凛を紹介していたと思う。

 

 だが、今は状況が全くもって違う……

 

「ところで、兄さん。兄さんの横にいるそれは何ですか?」

「えっと……り、凛。人をそれっていう言い方はしたらダメだと思うが……」

「……フフッ、兄さん…面白いこと言うんですね…」

「……いや、面白いことを言ったつもりは…………」

「えっと、界人くん?この子って……界人くんの妹さん?」

 そう。今、俺の隣にいるのは御子柴ではなく、水戸。

 男ではなく、女、なのだ。

 もちろん、女だからと言ってなんだ?って言うのもあるだろう。

 しかし、俺の妹、凛は普通じゃない。

 そうは言っても、俺のことを慕ってくれるし、いろいろ尽くしてもくれる。でも、俺が凛以外の女の子といたり、女の子の話をしたりすると、目のハイライトが消え、それはもう怖くなる。その上、その相手を殺すなどと言ったりするのだ……

 俗に言う【ヤンデレ】という奴なのだろうか……

 

 とりあえず、凛と水戸が会ってしまったこの状況を、どうすればいいのだろうか……

 いや、もう。どうすることも出来ない。

 なら、もう腹をくくり、紹介をして、俺が後で凛に殺られるとしよう……

 

 

「私は八神界人の妹の、八神凛です。いつも、わ、た、し、の!兄さんがお世話になっています。」

「ムッ!?……いえいえこちらこそ。私は水戸水菜です。お兄さんの界人くんには、いつも、わ、た、し、に!お優しくして頂いてますから。」

 

 俺が頭の中でいろいろ考えて、覚悟を決めていると、凛と水戸が自己紹介をしていた。

 私の、や、私に、の部分がお互い強調されていたような気がしたが……何故なのだろうか。

 

「フフフッ……」

「アハハッ……」

 ------------バチバチバチバチバチバチ……

 

(え!?何これ!なんでこんなに怖いの?二人ともなんで笑っているのに、そんなに火花を散らしているの?)

 

 水戸と凛の二人は、握手したまま笑顔だった。笑顔だった、のだが、目が笑っていないのだ。

 

「えっと……凛。それに水戸も。ここ店の前だし、人の迷惑になるから、とりあえず、店に入らないか?」

 いま、俺たちのいるのは店の入口の近くだ。迷惑以外のなんでもない。

 先ほどから、道を歩く人たちに凄い見られ、注目されている。

 正直、すごく居心地が悪い……

 

「そうですね!行きましょう兄さん!」

「そうだね!行こうか界人くん!」

 そう言いながら二人はそれぞれ腕に抱きついてくる。

 普通なら美少女に抱きつかれると、ドキッとしたり、嬉しくなったりするものなのだろうが、今はそんな気持ち全くもってしない。

 

 なぜなら、余計にそれにより注目を浴びたからだ。

 それに、さっきまでは、水戸と凛、俺、と3つに分散していたのが俺だけに集まる。

 周りの男性達には嫉妬や羨望の眼差しを。女性達にはただただ冷たい眼差しを、俺へと向けられる……

 

「ハァ~………入るか…」

 ホント、溜め息しか出てこない……

 いろんな意味で、ここにはいれないため、その視線から、注目から逃れるため、とりあえず店の中へと向う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 店の中でも同じだった……

 俺達は店に入ってからも、ずっと注目の的だ。

 注目してくるのが、道を歩いていた、男性や女性から、店員や店にいる他のお客達に、変わっただけだ……

 

 まぁ理由は予想はつくだろうが……

 

「あ、兄さんは何食べますか?私は兄さんと同じものにします!」

「界人くんは何食べる?私は界人くんと同じものにするよ?」

 

「水戸さんでしたか?いい加減兄さんから離れてください!兄さんが嫌がっているのが分からないんですか?兄さんに迷惑をかけているのが分からないんですか?」

「そう言う、凛ちゃんも界人くんから離れたら?妹にベタベタされてるから界人くん、嫌がってるんじゃない?迷惑してるんじゃない?」

 

 ----------バチバチバチバチバチバチ……

 

「二人とも離れろよ……なんで前に席があるのに、詰めてここに三人も座ってるんだよ……狭いから……」

 もう嫌だ……精神が持たない。なぜこんなにも精神的に疲れないといけないのだろうか……

 っていうか、仲良くして欲しい……凛の性格上無理なのかもしれないが、それでもなんで水戸までも、あんなに対抗して、凛とやり合っているのだろうか。

 

「だそうですよ!水戸さん。早く兄さんから離れてください!」

「凛ちゃん、言われてるよ?早く離れた方がいいんじゃない?」

 

 -------------バチバチバチバチバチバチ……

 

「いや、俺は二人に離れてくれって、言ったんだよ……それと、俺を挟んで言い合わないでくれ。火花を散らさないでくれ……すごく疲れる。精神的に……」

 俺がそう言っても、二人は俺の言葉を聞きもせず、まだどちらが前の席に行くか、俺から離れるか、言い争っている。

 

 ……待てよ?俺が移動すればいいんじゃないか?

 そうすれば二人からとりあえず離れることが出来る。

 なぜその考えが今の今まで出てこなかったのか……

 という訳で、俺が、移動することにしよう。

 

「ハァ……俺が移動するよ……」

「あ、ちょっと、兄さん!?」

「か、界人くん!?」

 二人は俺を離さまいと抵抗していたが、俺は二人を、無理やり引き剥がし前の席へと移動する。

 前の席に移動すると、凛と水戸はむくれて、俺を睨んでいた。

 だがすぐに俺ではなく、水戸は凛へと。凛は水戸へと。お互い横にいる人へと目線を移す。

 

「水戸さん。あなたの所為で兄さんが離れてしまったじゃないですか!」

「それは、凛ちゃんの所為じゃないの?」

「何言ってるんですか?兄さんは私が抱きついていて喜んでいましたから。」

「それこそ、何言ってるの?界人くんは私が抱きついていたから、喜んでいたんだよ!」

 

 俺が離れたのはどちらか一人の所為ではなく、二人の所為である。

 その上、抱きつかれているのも、全くもって喜んでいなかった。もちろん両方とも。

 だが、なぜか勝手に二人の中では俺が離れたのはどちらか一人の所為で、抱きつかられて喜んでいた。という事になっているようだ…

 

「フフッ…私より小さい胸で何言ってるんですか?」

「何ですって!?大きいからって、いいって訳じゃないのよ!形よ形!形は私の方が絶対にいいからね。」

「なに戯言を!兄さんを狙う雌豚の分際で!」

「なっ!?雌豚!?何ですって!」

「なんですか!!」

 

 二人はそのままヒートアップし、席を立って言い合っていた。

 そして、当たり前だが、余計に周りから注目を集める……

 

「二人とも落ち着けって!周りの人の迷惑になるだろ。ハァ……もうマジで静かにしてくれよ……」

 俺が注意しても、すぐに収まることは無かった。

 結局、店の店員が注意してくるまで、水戸と凛の言い合いは続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 店員に注意されてから、水戸と凛は睨み合ったままではあったが、静かにご飯を食べていた。

 今は、会計をしたあと、店を出たところだ。

 

「……?……さてと、もう遅いし、今日は解散だな。水戸、途中まで送っていくよ。」

「え?いいの?」

「そうですよ!兄さん!送っていかなくても、元素使いなら大丈夫ですよ。」

 

 確かに、元素使いなら心配はないかもしれないが……それでも、かも、だ。

 もし、襲ってきたやつが同じ元素使いなら、『元素使いだから大丈夫』という理論は成り立たないと言っていい。

 

「凛。そうはいかないだろ……」

「ですが、兄さん……わ、分かりました。水戸さん、兄さんに感謝することですね」

「ありがとね、界人くん!やっぱり優しいね」

「気にすんな。それに……」

 

 先ほどから、誰かに付けられている。正確な人数までは分からないが、俺たちが店を出てからいくつか嫌な視線を感じる。

 それが着いてくるのだから、付けられているのは確実だろう。

 

「?どうしたの?」

「どうしたんですか?兄さん」

「いや、何でもない。行くか。」

 

 それで俺たちは歩き出す。

 今つけてきている奴らが危害を加えてくるか、加えてこないかは分からないが……

 加えてきた場合は……容赦はしない。

 

 凛は昔から護ると決めている。凛には前、一緒にいると、護ると言った。

 だから、凛や水戸に危害を加えるものは世界であろうと……許さないし、容赦はしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 水戸の家に向け歩き出してから約15分。

 少しづつではあるが、俺たちに近づいてきている。

 

「ハァ……おい!出てこいよ!つけてきているのは知ってる。何のようだ!」

「に、兄さん?」

「界人くん?」

 

 二人は戸惑ったような顔をしている。

 まぁそれもそうだろう。さっきまで普通に話していたのに、急に後ろに振り返り、そんなことを言い出すのだから。

 

 しかし、その二人の戸惑った顔もすぐに驚いた顔へと変わる。

 俺たちの周りには、急に現れた5人組に囲まれたのだ。

「な、なにっ?!」

「な、なんですか?!」

「俺たちがファミレスを出てからつけてきているだろ!何者だ、お前ら!」

 

 俺たちを囲むようにしている5人組は全員、顔が見えないように仮面をつけていて、黒いポンチョの様なものを羽織っていた。

 顔は見えないが、嫌な視線はすごく感じる。一人はよく分からない視線をしていたが、それでも、一緒に俺らを囲んでいるということは、敵ということで間違いないだろう。

 

「そこの女性二人を連れていく。」

 

 急に5人の内の一人が喋る。よく分からない視線のやつだ。

 声は女性のもの……

 

「どういう事だ。なぜそんなことをする。」

 今は何もわからない状態だ。そんな時はとりあえず情報収集するのが基本。

 だから、落ち着いて、情報を聞き出そうとする。

 もちろん、戦闘態勢はとっているが。水戸と凛もお互いが背中を預けるように立ち、戦闘態勢をとっている。

「あなたには関係ない」

「かっ…………」

(関係ない?そんな訳ないだろ!)

 一瞬ではあったが、頭に血が上って大声を上げそうになった。

 冷静にならないと、情報は得られない。

 

「あなた達、闇市場の者ですよね?」

「闇市場ってあの闇市場?」

「なっ!?どういう事だ、凛!」

「噂で聞いたことがあります。闇市場の者達は仮面を被り、黒いポンチョを羽織っていると。」

 

 仮面を被り、黒いポンチョ……凛が今言ったことは、今俺たちの目の前にいる5人組そのものの事を言っていた。

(じゃあこいつらは闇市場のヤツらってことか?)

 

「私達を連れていくと言いましたね?それは闇市場に、ですか?」

 凛が引き続き情報収集をしてくれる。

 だが、先ほどまで話していた女性は黙り、話さなくなってしまった。

 

「そうだと言ったら、付いてくるのか?」

 今度は違う奴が答える。声的に男性だ。

 

「そんな訳ないでしょ!」

「そうですね、ここは遺憾ですが、水戸さんと同意です。」

 

「なら……力ずくで連れていくしかないな」

 そう、男が口にすると、一人を抜いた四人が襲いかかってくる。

 それも片腕ではあるが纏いをした状態で、だ。やはり、元素使いだったようだ。

 しかし、その四人の攻撃は当たらない。

 何かに遮られたかのように、空中で止まっている。

 

「バカですね、あなた達は……私や、水戸さんだけならともかく、兄さんに危害がいくような事を私が許すと思いますか?」

 そう、四人の攻撃は凛が塞いでくれた。

 何で塞いだか。それは風だ。

 凛は風の元素を操る。

 風を操り、俺たちを囲うように、ドーム状の防壁を作っているのだ。

 

「凛ありがとう!」

「凛ちゃんも纏い出来たんだね」

「いえいえ、当たり前のことをしただけですよ、兄さん。纏いは片腕だけですが、出来ます。」

 凛の方へ振り向くと、凛が前にやっている片腕には風が纏われている。

 俺は一言凛にお礼を言うと、もう一度前を向き、質問を投げかける。

 

「一つ聞きたい。なぜお前らは、凛と水戸を狙う?何のために狙う。闇市場に連れていったとして、二人をどうするつもりだ。」

「簡単なことだ。商品だよ。売りさばくんだよ!悪魔に売り、人間に売る。」

 俺が質問を投げかけると、また違う男が答える。それも悪意のこもった声で。

 

 -----------ブツン……

 

 その男の答えを聞いた瞬間、何かが切れる音がした。俺の何かが……

 

「ふざけるなよ……ふざけるな!商品だと!今お前は、凛を、水戸を、商品だと言ったな。それは闇市場の奴ら全員の意見だととっていいんだな……」

「に、兄さん?」

「か、界人くん?」

 凛と水戸の声が遠くから聞こえてくる。なんで近くにいるはずなのに、声はなぜこんなに遠く聞こえるんだろうか?

 だが、頭は変に冷静だ……周りがしっかり見えている。

 気配を感じる。仮面越しでも、誰がどこを見ているのか、という事さえも感じる。

 

「凛。水戸は今日、多分纏いすることが出来ない。だから、凛、お前が護ってろ。」

「に、兄さん。なんで私が、この女を護らないと……」

「やるんだ!」

「……わ、分かりました……」

「界人くん、私は戦えるよ!」

「水戸、今は俺の言う通りにしてくれ。それと嘘つくな。戦えるなら、今頃全身纏いしてるだろ」

「そ、それは……」

「今の兄さんに何を言っても無駄ですよ。それに今の兄さんに勝てるものはいません。」

 

 自分が何を言ったのか正直よく覚えていない。

 ただ一つだけの感情が頭の中を支配している。

 

「……ぶっ飛ばしてやるよ」

「なっ!?いつの間にっ、グウァ!!」

 

 そう発した瞬間、オレは両拳と、両足の裏に元素を一気に溜める。そして、片方の足裏の元素を解放し距離を一瞬で縮める。

 そして、左拳で裏拳を放つ。その瞬間、左拳に溜めた元素も一気に解放する。

「まず一人!吹っ飛べよ!空裂波っ!!」

 そして、空裂波で5人の内の一人を吹き飛ばす。

 

 だが、そこで止まることなく、もう一人に照準を合わせる。

 そして、もう片方の足裏の元素を解放し、もう一度先程の男にやったのと同じように一瞬で距離を詰める。

 そして、右拳の元素を解放しながら、コークスクリューを放つ。

「二人目!渦雷!」

「なにっ!?…グウァッ!!」

 そして、二人目は渦雷によって、回転しながら飛ばされていく。

 

「なんだよ……手応えないな……」

「な、何よあれ……界人くん、私と戦った時より速いし、強い!?」

「当たり前です。普段でも強い兄さんが、キレたら、余計に強くなるんですから。それにただキレているだけじゃなく、頭冷静ですからね。相手からすると手に負えません。」

 

 何か、凛と水戸が話している声がする……声はするが、やはりよく聞こえない。遠い。

 一瞬だけ、水戸と凛の方を確認すると、凛が一番最初にやった、風の防壁を水戸と自分の周りに展開させていた。

 これなら心配はなさそうだ。

 ならオレは……

 

「あと三人……残らず、ぶっ飛ばしてやるよ」

 

「何してるの!左右から一気に畳み掛けなさい!」

 女が指示を出した瞬間、残りの二人は、女が言った通りに、オレを左右で挟み凄い勢いでこちらに向かってくる。

 その二人を見ると片足と片腕に纏いをしている。元素は右の男が火で、左の男が土。

 

「これで終わりだ!逃げられねーだろ!」

 そう、左の男、つまり土の元素使いが右手をオレの方に向けると、急に足が動かなくなる。地面から土が伸び、オレの足を掴んでいる。

 これでは空裂波は使えない。あれは自らが勢いをつけないと出せない。

 そして、二人はそのままオレに向け突撃してくる。

 そして、オレの顔に目掛けて、纏をしている手で殴りかかってくる。

 

 もちろんオレは動けない。だが、今からやる技はそんなの関係ない。

 オレは勝ちを確信しながら両掌に元素を集めていく。

「逃げられないから、なんだよ。オレが自分の弱点を分かってないとでも思ってたのか?そんなのとうの昔に克服してる!」

 オレはその二人の攻撃をしゃがみ、紙一重で避ける。

 その体制のまま、空裂波や渦雷と違い、時間は少しかかるが両掌に集めた元素を圧縮していく。そして、掌を横にして、それぞれの腹に添える。

 

「これで四人!雷刃旋回弾(らいじんせんかいだん)

 その声と同時に両掌に溜めた元素を一気に解放。相手の腹の中、体内に元素を一気に流し込むイメージで解放しながら、横にしていた掌を縦へと旋回させる。

 

「「グアッ!!!!」」

 その瞬間、オレの左右にいた、二人はものすごい勢いで吹き飛ばされていく。

 

 残りはあと一人、最初から最後まで、オレたちに悪意ではない、よくわからない感情を向けてきている女ただ一人。

 

「どうする?あんたも戦うか?」

「そっか……君はそんなに強かったんだね……八神、界人くん……」

「!?、な、なんで!?なんであんたが!おい!待てよ!」

 

 残った女は、戦わない意志を表しているのか、両手をあげる。

 そして、最後にオレの名前を言い去ろうとする。

 

「ガッッ!?……クソっ……今日は元素を使いすぎたか……意識が……」

「兄さん!?」

「界人くん!?」

 

 オレはその女を追おうとした。したのだが、体が動かない。その上、元素枯渇状態なっているのか、意識が少しづつ遠のき、そして、オレは完全に暗闇へと意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 




捻くれ者の最弱最強譚#17
いかがでしたでしょうか。
一日一話投稿……途切れてしまった……
言い訳になりますが、仕事の関係でこの17話が一日で完成できなかった……
ほんと申し訳ない……

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