ドラゴンクエストⅠ ラダトームの若大将   作:O江原K

8 / 23
夜空を仰いで (祝宴②)

 

ローラ姫奪還を祝う宴。歓びに満たされていたラダトーム城の空気は一変した。

なんと敵の総大将、魔王である竜王がこの会場に現れたからだ。

 

 

「・・・あの者が・・・・・・竜王・・・」

 

「ローラ姫、ここは危険です!早くこちらへ!」

 

ローラをはじめ、戦闘力のない王族や貴族たちは避難を始める。

その様子を竜王は特に何もせず見ているのみだ。それらの者の命には

興味がない。彼がやってきた理由はラダトームの人々の皆殺しではなかった。

 

 

「・・・竜王・・・!きさま・・・賢者たちの結界は・・・!」

 

「フ・・・確かにそいつを突破するのはさすがのわたしでも骨が折れた。

 だいぶ力を使ってしまったな。しかし人間離れした実力と寿命を持つ

 賢者どもも老いたものだ。これから目的を果たす程度の力は残っている」

 

ラダトームの城には勇者ロトの時代から生きていると言われている

賢者たちがいた。彼らのおかげでこの城の安全はずっと保障されてきた。

しかし今それが崩されようとしている。隠された地下室などで

日々を過ごしてきた彼らも緊急事態に次々と駆けつけてきた。

 

「では・・・きさまの目的とは?」

 

「フフ、わたしは以前ここから『光の玉』を奪い取った。しかしそれだけでは

 足りぬのだ。わたしはお前たちの希望をすべて奪うためにやってきた!

 この城のどこかに『太陽の石』と呼ばれる神器があるらしいな。私の下僕、

 『大魔道』・・・お前たちが城の魔術師として雇っていた者からその情報は

 すでに得ている。そいつも頂きにきた。そしてお前たちは我々に降伏するのだ!」

 

竜王の送り込んだ女性の正体は大魔道と呼ばれる魔族だった。ブライアンの友人

ブリザードがそれを暴き、彼女は拘束される寸前だったがもうそれどころではない。

あの竜王が直々に乗り込んできて、人々の希望を奪うと宣言したからだ。

 

 

「そう。お前たちアレフガルドの人間の希望、すべてをだ。その最大のものは・・・」

 

このとき王は直感で理解した。我々にとっていま最大の希望は・・・。

 

「それはこの男だ――――――っ!勇者ロトの子孫―――――っ!!」

 

竜王はブライアンめがけて突進していた。ブライアンにとっては不意を突かれた形だ。

これまで竜王は国王や賢者たちに向かって話をしていて、自分は完全に敵の視界の

外だと思っていたからだ。しかし竜王は最初から狙いを定めてチャンスを待っていた。

 

「うっ・・・!」

 

「わたしはロトに恨みはない。そもそも彼は生後間もないわたしがこの地に降り立ち

 物心ついたときにはすでに表舞台から姿を消していたのだからな。だがわたしに

 歯向かう者はその力に目覚める前にわたし自ら始末せねばならないだろう!

 死ね―――ッ!!勇者の最後の末裔よ――――――っ!!」

 

 

自らのそばにいた兵士の首を斬り落とし惨殺したときのように竜王は

その手刀でブライアンに襲いかかった。今度は貫くように構えをとり、

ブライアンの心臓を一突きして瞬時に命を奪うつもりだった。

 

「シャア―――――――ッ!!手ごたえありだ―――――っ!」

 

その一撃は肉を抉り骨を砕いた。狙いとは少し位置がずれたのか心臓を潰した

感触はなかったが、すぐに大量の血と水が噴き出し、攻撃は完全なる成功を

収めたと確信した。高笑いしながら返り血に染まった顔をあげた。

 

「ハハハ・・・!あっけないものだな、数百年に及んだ伝説の血統の終焉は。

 これで沼地の洞窟のドラゴンのかたきも討てた。さて、その死に顔は・・・」

 

竜王の笑いが止まった。自らの攻撃が実は失敗していたという光景のために。

 

 

「お・・・王―――――――――っ!!!」

 

 

ラルス16世・・・アレフガルドの頂点に立つ王がブライアンの代わりに

竜王の攻撃をその身に引き受けていたのだ。ブライアンも遠くから見ていた

ローラも、その場に残っていた全ての人々が崩れ落ちる王の姿に

衝撃を受けていたが、最も動揺していたのは実は竜王だった。

 

「こんなことが・・・!!このわたしが・・・狙いを外しただと・・・!?」

 

その隙を賢者たちは見逃さなかった。竜王に対しこの時代では失われたはずの

古代の呪文を唱え始めた。ギラとは炎の性質も威力も違う、巨大な火の玉が

空中に浮かび、そのまま竜王を襲い、その体を覆いつくした。

 

「そこまでじゃ竜王―――――っ!!ハァァ――――――ッ!!」

 

「が・・・ガボォォォォォォォ・・・・・・・・・・・・!!」

 

竜王は炎に燃やし尽くされ消滅した。死体すら残らないほどの火の玉だったのだ。

最大の脅威は去ったが、賢者たちもすぐに倒れる王のもとに急いだ。そして

やはり現代では誰も使えない最高級の回復呪文を唱えた。腹の大きな傷は

瞬時に塞がった。だが、彼らは知った。すでに手遅れだったことを。

もはや死にゆく王の生命力を蘇らせることはできず、肩を落とした。

 

 

「王・・・ラルス16世さま!しっかりしてください!王!」

 

「お父様・・・・・・!!」

 

ブライアンとローラが声の限り呼ぶが、王はただ穏やかな笑みを浮かべるだけだった。

 

「どうしてぼくなんかをかばって・・・!!」

 

「・・・・・・ブライアン・・・わしは・・・お前に謝らなければならない。

 お前の養父でありながらお前のことを邪魔に思うことが多々あったのだ・・・。

 わしやわしの息子は民衆からの人気がない。いつかお前に・・・この王座を

 奪われてしまうかもしれないと・・・。あんな危険な任務に粗末な支度金で

 一人で旅立たせたのも・・・・・・すべてはわしの愚かさゆえ・・・すまなかった」

 

懺悔するようにブライアンに許しを請いていた。ブライアンは首を横に振りながら、

 

「何を仰っておられるのですか・・・!いまあなたはぼくを守ってくれた。

 それが答えではありませんか。幼い日も、そしていまもあなたがいなければ

 ぼくは生きてはいない!あなたへの感謝は尽きなくともどうして許すことなど

 あるのでしょう。ですから王、気をしっかりと・・・!」

 

「・・・そうか・・・やはりブライアン、お前は海のように大きな男だな。

 ローラよ。お前とブライアンによる治世をわしも見てみたかった。

 お前たちが国を導くことで人々は今よりはるかに幸福に満たされるだろう」

 

「お父様・・・・・・!」

 

「だが最後にお前と再会できた、それだけで・・・わしは満足だ。お前の母は

 早くにこの世を去りお前やチトセにも寂しい思いをさせたな。しかしお前は

 こんなに立派に成長してくれた・・・・・・ありがとう」

 

王は自らの大切な愛娘、そして血は繋がっていないが愛する息子の手を握った。

 

 

「・・・さらばだ・・・この国を、世界を・・・任せたぞ、我が子どもたちよ」

 

 

「・・・・・・・・・!!!」

 

 

国王、ラルス16世は息を引き取った。ブライアンとローラは言葉を失い

彼の胸元に顔を埋めるのみだった。悲痛な光景にブリザードは目を背けた。

 

「ちっ・・・なんてこった!こんなこと・・・!!」

 

拳を握りしめるブリザードに賢者のうちの一人が近づき、諭すように言った。

 

「・・・いや・・・親が子を守り、未来を託してこの世を去ること・・・それは

 決して悲しむことではない。事実、王が身代わりとならず竜王の狙い通り

 勇者が討たれていたらやつに隙は生まれず、我らの呪文も功を奏さなかっただろう」

 

「そ、そうなのか・・・?」

 

「うむ。そして我らも若き者たちに未来を任せることにするときがきたようだ。

 これまで数百年と生きてきたが・・・その役割もいよいよ終わりのようだ。

 勇者ブライアン・・・あの男に我らがこのラダトームで守ってきた神器を・・・」

 

 

王の犠牲は決して無駄ではなく、さらに大きなものに未来を託すためのもの。

だからこれ以上嘆き悲しむな、そう言っているのだ。しかし真の悲劇は

この後に待っていた。跡形もなく焼け死んだと思った男の声が聞こえた。

 

「・・・・・・フゥウ・・・・・・!!」

 

「・・・!!竜王・・・!!きさまは我らの前に倒れたはず・・・」

 

「はて、何のことか・・・?あのような呪文でわたしが倒れる・・・?」

 

傷を負っていたことは間違いない。しかし皆が王の最期に目を奪われている隙に

姿を隠してベホイミで回復し、万全の状態で舞い戻ってきたのだ。賢者たちの

古の呪文ですら竜王の命を奪うまでには至らなかったのだ。

 

 

「ならばもう一度――――っ!!ハァァァア―――――ッ!!」

 

「お前らごとき老いた者どもの攻撃など二度とくらうか!ベギラマ―――っ!!」

 

 

竜王はギラの数倍の威力を誇る炎の呪文『ベギラマ』を唱えた。その炎は

賢者たちの呪文による炎を飲み込み、ついには賢者たちそのものまでも襲い、

食らいつくしてしまったのだ。

 

「・・・ば・・・ばかな・・・!!我らが唱えたのは・・・勇者ロトの時代の

 最高のもの・・・『メラゾーマ』であったはずだぞ・・・!それがどうして

 ベギラマなどに・・・・・・」

 

「フハハハ!なぜわたしが古代の呪文を蘇らせようとしないかを教えてやろう。

 このベギラマで十分だからだ!わたしのベギラマの威力はお前たちのどんな

 呪文をも上回る!よって必要ないのだよ、メラなんとかなんていう余計なものは!

 魔法のレベルが大事なのではない。使い手のレベルが最も重要なのだ!」

 

「・・・グッ・・・!こんなはずでは・・・!!ゴボォっ・・・・・・」

 

 

賢者たちは倒れた。竜王は立ちつくしていたブリザードや兵士たちに視線をやった。

 

「・・・ひっ・・・!!」

 

「フン・・・あとは太陽の石を奪うのみ。そうなればロトの子孫がいようが

 ローラ姫がいようがどうでもいいことよ。いや・・・やはりここで

 終わらせておくか!根絶やしにしてやろう!」

 

竜王の暴虐の嵐は止まない。次々と兵士たちを切り刻み、血と肉が飛び散る。

 

 

「ギャアアアア――――――ッ」 「ぐわ――――っ!!」

 

「フハハハハハ!!何の役にも立たない屑ども!お前たちの死肉は後ほど

 魔物どもに食らわせてやろう!せめてもの有効活用ってやつだ!

 さあ、このアレフガルドの支配者であるわたしによって殺される栄誉を抱いて

 地獄に落ちていくがよいぞ―――――っ!!」

 

 

竜王の殺戮劇にブリザードは恐怖でその場から動けなくなってしまった。

しかし、この惨劇にもう一人、寒気に包まれ身体を震わせている者がいた。

それは大魔道。竜王の仲間であるはずの彼女がなぜか両手を頭にやり、

 

 

「いやあああああぁぁぁああぁあああああァ――――――――ッ!!」

 

 

叫び声をあげて膝から崩れ、大量の汗と涙を流していた。竜王はそれに気づき、

 

「・・・・・・そうか・・・まだお前は・・・・・・おい!我が娘よ――――っ!!」

 

するとどこからかフードを被った小さな少女が現れ、大魔道の身体を支えた。

 

「娘よ・・・大魔道のことを頼んだ。新鮮な空気を吸わせてやれ」

 

「わかった。お父様も気をつけてね!」

 

すぐに城の外へと駆け出してしまう。しかしいまのラダトーム軍には彼女たちを

追う余裕はない。竜王の猛攻を凌ぐしかできない。ローラは竜王の娘とは

沼地の洞窟で毎日のように話していたので捕らえるべき存在であることは

わかっていたが、ローラにその力はない。そして隣にいたはずの

ブライアンもいない。気がつくと彼は竜王の前に立っていた。

 

 

「・・・ほう、救われた命を再び捨てに来たか・・・」

 

「やめろブライアンさん・・・!殺されるだけだ!あんたは姫様と・・・!!」

 

ブライアンは何も言わずに剣を握った。兵士たちの死体のうち、いちばん立派な

鋼鉄の剣。リムルダールの店で見てはいたが手の届かなかった値の張る剣だ。

だが竜王からすればそれすらも粗末な玩具に過ぎないようだ。

 

「フハハハハ。そんなもので何ができる。大人しく降伏したらどうだ。

 あの老いぼれが死んだのだ、次の王はおそらくお前なのだろう?

 わたしたちに逆らうのはやめるべきだ。まあ老いぼれの後を追い・・・

 残っているクズ共と運命を共にしたいのなら試してみるのもいいかもな」

 

もちろんブライアンは鋼鉄の剣を手離さず、竜王への敵意を露わにする。

 

「・・・さっきお前が言っていただろう。誰が使うかが大事だってな」

 

「そうか。ならば仕方がない。もう一度殺してやろう!ハァ――――ッ!!」

 

 

竜王は手刀でブライアンの首を狙った。相変わらず一撃での決着を図っている。

ブライアンはそれをどうにか避け、竜王の右肩に剣を振りぬいた。腕ごと

斬りとばしてやろうという一振りだったが、なんと肩の肉で剣は止められている。

あのドラゴン以上の守りだ。強引に押しこもうとしてもそれ以上動かない。

 

逆にブライアンのほうが一気に危険な状況に置かれた。竜王と接近してしまった。

竜王は攻撃されている右肩はそのままに、左の手でブライアンの首を締めあげた。

 

「がっ・・・があぁ・・・・・・!!」

 

「フン・・・だから言っただろう。もはやお前には何もできないのだ」

 

 

竜王の指が首に食い込み出血し始めた。呼吸をするのも困難になる。

意識も遠のきこのまま窒息もしくは斬首・・・どちらにしても苦しみの死が

待っている・・・そのときだった。無警戒だった竜王の背を火の玉が襲った。

 

「・・・・・・あ、後は頼んだ・・・新たなる勇者よ・・・ぐふっ」

 

「・・・うおおおっ!?きさま・・・まだ息があったのか・・・・・・」

 

倒された賢者のうちの一人だった。最後の力を振り絞り、竜王を攻撃した。そして

全てを使い果たした賢者は数百年という生を終えた。

 

「驚かせおって・・・。所詮はここまでだったようだな・・・」

 

竜王は冷静さを取り戻した。再び勇者の処刑に戻ろうとしたが、

 

 

「うおおおお――――っ!よくもパパを!てめえこのやろォ――――ッ!!」

 

 

避難していたはずの王子が酒の瓶や樽、辺りにあったものを次々と投げつけてきた。

武器になりそうなものを投げ終えても、果物や料理の乗っていた皿までも投擲し、

竜王の顔で果実が潰れたり皿が割れたり・・・ダメージは全くなかったが

怒りの矛先を向けるには十分だった。

 

「・・・・・・このクズが・・・!!わたしの顔を汚したな!ならばわたしは

 お前の顔を血で染めてやるとしようぞ!!」

 

チトセ王子は大慌てで逃げ出した。竜王は彼を討とうとしたが、そのとき

ブライアンの首にこめていた力を弱めた。それが竜王の最大の失敗だった。

 

「・・・はっ!!抜け出しおったか・・・!いや・・・それより・・・」

 

 

ブライアンの右腕のアザが光っていた。事情を知らない竜王にとっては

何が何だかわからない。ブライアンにとってもこんなことは初めてだ。

 

その腕のアザは勇者ロトの子孫であれば皆身体のどこかに存在している、

まるで彼の血が流れている証明みたいなものだった。紋章のような

不思議な形のアザだったのだが、それがどれだけくっきりと出ているかは

同じロトの子孫たちでも差があった。力があればあるほどそれは

鮮明であるという言い伝えがあるが、平和な世が続いた近代はしっかりと

見つめないとそのアザが確認できない者ばかりだった。ところが、

ブライアンのものははっきりと見えるどころか眩しく光輝いているのだ。

 

 

「おおおおお――――――――!!!」

 

「くっ!ベギラマ―――――っ!!」

 

 

ブライアンをベギラマの炎が襲う。しかし城に入り込むために結界を破り、

変装していたために力を使い、賢者たちを倒すために魔力を費やしていた。

ブライアンの体に炎は乗り移ったが、威力は本来の三分の一以下だった。

 

「くそっ・・・!だがきさまの貧弱な攻撃がわたしを傷つけることは・・・」

 

「おお・・・オオオオ――――――ッ!!!!」

 

竜王は更に驚愕した。ブライアンが発している闘気、パワー、迫力・・・

先ほどまでの数倍以上になっていた。そしてブライアンの鋼鉄の剣が

竜王の胴体を斜めに切り裂き、紫色の血が噴きだした。その勢いで竜王は吹っ飛んだ。

 

「何ィィィイイ――――――ッ!?このわたしが――――っ!!」

 

「よーしっ!!一気にとどめだ!まだ生きている兵士たち、バカ王子も!

 ブライアンさんがあれだけ痛めつけてくれたんだ、あとは俺たちが!」

 

「バカ王子って誰のことだよチンピラ!でもその通りだな!アチョ――ッ!!」

 

 

竜王を追撃し、とどめを刺そうとブリザードたちが走る。しかし魔王である男は

悪運も一流なのか。彼が飛んでいった先には魔術師として城に潜入していた

大魔道、そして竜王の娘だというフードの少女がいた。二人は竜王をキャッチすると

そのまま呪文を唱えて姿を消してしまった。おそらく『ルーラ』だろう。

キメラの翼と同じ効果を持ち、自らの本拠地に一瞬にして帰れるのだ。

 

 

『・・・フ、フハハハハ・・・・・・油断したわ・・・!!まさかこれほどの男が

 まだラダトームにいたとはな・・・!今は退く。退くが・・・必ずやわたしは

 わたしに逆らう愚者どもを粉砕し!この世の頂点に君臨してやるぞ・・・!!』

 

 

ブライアンにも竜王の去り際の宣戦布告が聞こえていた。だが不思議な力を

使い、ベギラマの炎に全身を焼かれ、満身創痍の彼はすでに意識が遠のいていた。

倒れこむ寸前、ラダトームの空が見えた。夜空はいつものように美しく、

この日起きた衝撃的な出来事全てが夢ではないかと思えてしまった。

 

「・・・ローラ姫・・・ラルス王・・・・・・竜王・・・・・・」

 

夜空を仰いだまま彼は意識を手放した。長い長い一日が終わった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。