瑠璃色の道筋   作:響鳴響鬼

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航跡-5《手紙》

「…」

 

 リビングにある椅子に座り、ずっと天井の方に顔を向けていたまお。瞑る瞳の中、今日起きたことを思い出していた。あの夏以来久しく見たまほとみほの弱々しくなってしまった姿。

 

『お前ならいい。いや、お前がいいんだ……私はお前のことが──』

 

 そしてまほのあの言葉がまおはしきりに響いていた。あの言葉は混乱から出た言葉だったのか。はたまた本心からだったのか。だが、まほが中等部から自分に対して何か違うものを向けているのを薄々は感じていた。それが単に自分を慕っているものかと考えていたが、それが今日の言葉を聞き、確信へと変わってしまった。

 

「まほ……」

 

 どこまでいこうとも、自分はまほとみほの兄であり、家族だという事実が変わることはない。例えまほが自分にそう言った感情を抱いていたりしたとしても、それはいつか決着をつけなければいけない。そうでもなければ、まほのためにはならないと。

 

「まお様。どうぞ」 

「ありがとうございます。菊代さん」

 

 自分が使用している湯呑にお茶を入れて持ってきてくれたのは、女中の菊代だった。少しばかり買い物のために家を留守にしている間に、まさかまおが戻っていることにに驚きを隠せずに持っていた買い物袋を思わず落としてしまうほどだった。

 

「まお様が来てくださって、お嬢様たちも安心していると思います。本当に…」

 

 まおがここに来た経緯などを簡単に説明し、二人が大変だと言うことで来てくれたことを嬉しく思う菊代。彼女自身も、あまりの変わりように何をどうすればいいのかわからなかったからだ。出来ることと言えば、二人の食事や着替えなど補助するようなことばかりだった。

 

「でも、俺も突然やって来て余計にあの二人を傷つけたかもしれません」

「そんなことはありません。お嬢様たちはずっと眠っている最中、まお様の名を呼んでおりましたから」

「……そう、ですか」

 

 エリカも言っていたことを一緒にいる菊代も同じように言っていることにまおは声が詰まる。

 

「まお様も見られない内にご立派になられました。自衛官として頑張っておられるのですね」

 

 仕えるしほの命により、まおに関する情報は一切遮断していたために、まおが具体的に何をやっていたまではわからなかった。唯一の情報がまおが海上自衛隊に行くと言っていただけであったからだ。

 

「自分はまだ半人前ですし、正式にはまだ任官もしていません。その言葉はもっと俺が成長してから聞かせてください。それに今は俺のことよりまほとみほです」

 

 菊代の言葉を嬉しく思うも、今は自分のことよりかはまほとみほの方を優先させる風に話す。差し出されたお茶を一口飲むと、神妙そうな顔つきで話を続ける。

 

「あとの祭りなんて言いたくはないですけど、二人は回りの人間どころかお互いのことを怖がって向き合うことが出来てません。ホントは反省し、仲直りできる状態なのに。それが自分の世界に閉じ籠もってる原因だと思います。それとアイツらは西住流が相当応えてるみたいですし」

 

 まほとみほの話を聞く限り、未だに部屋にこもり自分の世界にいるのは回りの人間から何を言われるかという恐怖。そして何よりも姉妹同士の仲違いにより、上手く会話も出来ていないのも相まっていた。本当はお互い許し合う心構えができているのに。最も、まおは精神科医でもカウンセラーでもないため全ては聞いた限りの推測でしかない。だが、それは的を得ているのは間違いなかった。そしてその根本たる西住流に対しての思いも大きかった。

 

「……まほお嬢様もみほお嬢様も此度の黒森峰女学園の敗北で西住流の上役たちからも叱責を受けております。西住流は勝つことを尊ぶ流派です。敗北は西住流にとってはご法度ですから…」

 

 勝利を尊ぶを主とする流派である西住流にとって、決勝戦で負けようが1回戦で負けようがそれは敗北には変わりはなかった。そしてその後継者でもあり、最も西住流に精通しているはずの隊長、副隊長が敗北させた。これはまさに西住流にとっては汚点と言っても過言ではない事態だった。そしてそれを棒に振ったような行為をしたみほに、それを止めきれなかった姉のまほに叱責を飛ばした。それに歯車をかけるように黒森峰女学園戦車道OG会や関係者などからも厳しい批判を浴びている。並みの人間ですら耐えられないであろう状況に、まだ精神的に脆い二人が耐えられるはずがなかったのだ。

 そして、それらがあったときはいつも二人を励ましていたのがまおだったのだ。その存在がなく、回りが好き勝手に言ってしまっているのが今の現状の全てだった。

 

「西住流にとって"負けは弱い"なんですかね菊代さん。本当に弱いのはその負けを受け入れられないことだと俺は思いますけど」

「……」

 

 これはまおなりの持論になってしまうが、負けは弱いではなく、負けを受け入れそれに立ち向かい次に生かしていくことが大切だと。"失敗から学ぶ"という精神は昔からある。負けることが正しいとは言わないまでも、心を鍛えるのはそれではないのかとまおは思う。実際まおはこの西住家で、負け続ける(生まれた瞬間から敗北)人生を送ってきた。

 

「みほから言われました『西住流も戦車道もやってないお兄ちゃんには気持ちはわからない』って。まぁ実際その通りだからぐうの音も出ないんですけどね」

「みほお嬢様が、そんなことを」

 

 その発言がまおの持つ最大のコンプレックスでもあり、どれだけ心を傷つける発言なのかは、今の憔悴仕切ったみほにはわからないだろう。だが、まお自身も戦車道も西住流の教えも受けてもいないため、みほの言葉には反論の余地もない。そしてその隠された裏の事情を知ってしまったら、みほも、そして西住流を信じていたまほにどういう事態を招くのかは想像に難しくない。

 

「菊代さんも知ってるでしょ?俺が西住流でどういう扱いを受けていたのかを」

「それは…」

 

 知らないわけではない。それはまおが生まれた頃から菊代は知っていた。女子のみ生まれて来たという西住流の直系に男子が生まれた事実は西住流の上役たちからは古い仕来りにより災厄をもたらすのではというトンデモない理由で追い出されそうになった過去を持つ。それらを常夫としほが何とか収めて妹のまほやみほと共に生活をしてきた。

 だがその裏では、そう言った理由でまおが西住流や妹のまほとみほに恨みを持っているのではという恐怖も少なからずあったことをしほから聞いていた菊代。だが、まおはそんなこともなくまほとみほのために頑張っていることもあり、その恐怖は無くなってはいた。

 

「でも、少なくともまほとみほのことは大事にしてるんだとは思ってました。西住流の後継者だからだと…」

 

 自分はともかく、西住流後継者候補であるまほとみほは大切に育てているのではないかと思っていた。

 

「でも今回の件でよくわかりました。もう俺は西住流を一切信用しません。あの二人をあそこまで追い詰めて、剰えそれを頻りに責め立て追い詰めるような真似をする連中を。少なくとも、その辺を母さんが上手くやってくれると思ってましたけど、思い違いだったみたいです」

「まお様…」

 

 所詮は西住流という矜持を保つための存在だったと思ったまおは、失望の声とともに菊代に言う。かつては門下生でもありその西住家に仕える菊代も、まおの言葉に反論することは出来なかった。

 

「西住流の後継者なんて別のあの二人じゃなくたって他にも沢山いるはずだ。でも俺達の親はあの人だけなんです。それを母さんにわかってもらいたい。ただそれだけなんですよ。あの人には師範代だの家元だのじゃなくて、親をやってもらいたかったんです俺は」

 

 まおだって甘えたい欲求はある。というかそれが子供というもののはずだ。だが、父親を亡くし、母親も西住流師範代という肩書きを持ち、妹二人は泣いているばかりで、自分に残された道なんて他にはなかった。それが結果的に母がいるのに自分が親代わりになるような事態になってしまったことに。そして、現にこの家にいないという理解できないことも相まって母に不信感が募らせていた。連れてきてそれで終わりではないだろうと。

 

「俺はアイツらの"父親"じゃありません。父親代わりをしようとしてきましたけど、俺自身も父親というのがどういうものなのかよくわかっていませんから。まぁどの道俺は兄としても失格でしたけどね」

 

 父を早期に亡くし、"父親像"というのがどういうものなのかもわからずにまほとみほに対し父親代わりに頑張ろうと努力はしてきたが、結果的に自分に依存させてしまうようなことになってしまった事を反省するまお。戦車道で辛いはずの二人に優しく促すのがいいだろうと思ったばかりに。もっとも理想の兄なんてのも正直わからないがまおではあるが。

 

「そんなことはありません!!まお様はお嬢様たちのために頑張っておられたのは知っています」

「…ありがとうございます。でも、もっと早く聞きたかった気はありますけど…」

 

 それをしてしまったばかりに、まおが誰にも甘えることも頼ることもできない状況になってしまい、二人を心配させまいと弱みすらも見せられなくなってしまったことを菊代は知っていた。ならば、もっと早くに何かしら言ってくれてもつい言いすぎてしまうまお。菊代も自分たちを昔から見てきたのならと。

 

「すみません菊代さん。こんなことを菊代さんに言うのは畑違いなのに…」

 

 使用人であり、小さい頃から自分たちの世話もして菊代に愚痴のような形で言ってしまったことを謝罪するまお。菊代自身もしほと共に西住流を学び、門下生の一人でもあるから、まおの発言は癪に障るのではと思ったのだろう。

 

「い、いえ。まお様のお気持ちを考えずに、私も甘えてしまっていました。お嬢様たちを安心して任せられると」

 

 菊代自身も成長していくまおたちを見てきたつもりでしたが、本人たちの前では常に明るい性格をし、二人のために頑張っていたばかりに、まおに頼るようなことをしてしまった菊代も同罪だと言う。今こうしてまおがここにいなければまほやみほたちにも何もできなかったのだから。

 

「ともかく、まほとみほをあのままには絶対にしません。夏休みはまだあるみたいですから。二人を《美倉島》に、父さんの生まれた島でしばらくいさせたほうがいいと思います。というかその方がいい。これと言って何もない島ですけど。あそこは西住流も戦車道もありませんから…」

 

 これ以上まほとみほを西住流や戦車道が濃すぎる黒森峰女学園にいさせるのはよくないと思ったまお。少なくとも今はそれらを忘れて頭をスッキリさせないといけない。頭の中がごちゃごちゃになっている今の二人は永遠に前には進めないだろうと。そのために、まおが今現在生活し、父の故郷である美倉島に連れて行こうと案を出す。

 

「旦那様の…しかし、お嬢様たちは」

 

 菊代が何を言いたいのかわかる。ただでさえ憔悴しているのに、その上で心の傷(トラウマ)とも呼べる父の故郷に向かわせるのは危険ではないかと思う菊代。

「わかっています。でも、いつまでも父さんの死を受け入れられないままだと、二人は永遠に俺を頼るようになります。それじゃあ何も変わりません」

 

 体は大きくなってもこの先兄に依存するような生活をするようでは、完全に堕落してしまう。別に今すぐ脱却しろというわけではないが、こうして切っ掛けを作り少しずつ独立していく精神を身に付けなければいけない。残念ながらまおもこれでまほやみほが大きく成長するとは思ってはいない。それだけに今回の落ち込みようは大きかった。時間が掛かろうとも、二人がまた立ち上がり、戦車道をこれからも続けていくのならと。それに二人には待ってくれている仲間だっている。

 

「明日の朝には艦に戻らないといけません。念の為に手紙と行き方も書いておきますから、二人が起きてこなかったら渡してください」

「わ、わかりました。しかし、奥様には…」

 

 二人を美倉島に向かわせるにしても、それをしほに伝えないといけない。少なくともそれは一言言わねばならなかった。

 

「母さんには俺から連絡を入れます。なんでここにいないのか謎ではありましたし…」

 

 そう言うと、しほに連絡を入れるために電話が置いてある方に向かっていくまお。どうしてもしほには聞かなければならないこともあり、直接自分がした方がいいと思ったのだろう。

 

「それと…菊代さん。俺は負けることが良いとは思ってません」

 

 向かう途中で、一旦足を止めたまおが突然言い出す。

 

「?」

 

 先程までは、勝敗が重要ではないと言っていたまおの発言に疑問を浮かべる。

 

「俺が今いる場所では、敗北は日本が終わることでもありますから」

「!!」

 

 国民の生命と財産、領土。そして日本という国を守る自衛隊にいる者として、敗北はこの国の負けを意味すること。国土防衛を担う者にとってそれは絶対にあってはならないことのなのだから。そして四方を海に囲まれた日本にとって最初に来る脅威は海からであり、それを最前線で防衛するのがまおがいる"海上自衛隊"なのだ。まほやみほ、そしてまおがこれまで多く会ってきた人々を守るために入隊した組織。

 

 "例えそれが自分を否定した連中であろうとも"

 

「まお様…」

 

 この瞬間だけ、まおの表情が見たこともないほどに冷徹に見えていた。

 

 まるで、しほやまほのように鋭い目つきを。

 

 改めて、まおが向かった場所は自分たちとは違う場所なのだと思い知らされた菊代だった。

 

 何を思ってまおがこんなことを言い出したのかは菊代に知る由もない。

 

 

「ん……」

 

 みほが目を覚ましたときには、すでに朝の九時を回っていた。カーテンから朝日が差し込み、ずっと暗闇にいたみほには少しばかり眩しかった。ゆっくりと起き上がり、心做しか少し気が軽く感じていた。久しくぐっすり眠ったようであり、寝起きは悪くはなかった。安心して眠ることが出来ていた。

 

「お兄ちゃん……どこ?」

 

 そうだ。まおが来てくれたのだ。自分の傍にいてくれた兄が。そしてすぐにまおがいないことに気づいたみほは目に涙を貯めてしまう。折角戻ってきてくれた、自分の話を聞いてくれると言ってくれた兄がいなくなっていた。昨日、自分がまおにまで当たり散らしてしまったことを思い出したみほは途端に心細くなってしまう。

 

「お兄ちゃん!!」

「あ、み、みほ…」

 

 飛び起きたみほはすぐに部屋から出ると、廊下にはすでにまほが立っていた。ぶつかりそうになるのをなんとか留まる。

 

「あ…お、おはよう。お姉ちゃん」

「あ、ああ。おはよう…みほ」

 

 直接的には目を合わせられず、お互い顔を背けながら挨拶を交わしてしまう。でも、こうして挨拶を交わしたのが何日ぶりではないかと思った。どうやら、まほも今起きたようであり、部屋を出たのもみほと同じ理由だった。二人はすぐに一階のリビングに移動した。

 

「おはよう御座います。まほお嬢様、みほお嬢様。朝食の用意が出来ていますが、どうなさいますか?」

 

 自分たちの朝食の準備をしていた菊代がいた。朝食のことを言われるも、どうしてもまおのことが気がかりですぐに菊代に駆け寄るみほ。

 

「あ、あの菊代さん。お兄ちゃんいませんでしたか?」

「まお様は今朝方、自衛隊の方に戻られました。どうしても戻らないと言って」

「まおが…」

「そんな……お兄ちゃん」

 

 菊代の言葉を聞き、また自分たちを置いてしまったのではないかと思い、顔を落としてしまう。そんな二人に菊代が一通の手紙を差し出す。

 

「お二人にまお様からのお手紙があります」

「手紙?まおから…」

 

 まほが菊代の手紙を受け取り、まおが書いた手紙に目を通す二人。宛先には二人の名前がしっかり記され、まおがいつも書いている見慣れた字が並んでいる。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

まほとみほへ

 

本当なら面と向かって言わないといけないのに、手紙で伝わるようになってごめんな。二人が目覚めるまで一緒にいてやりたかったけど、俺のほうも、俺を送り出してくれた人たちのために戻らないといけない。

 

昨日色々とまほとみほの話を聞いて、俺がしてしまったことを反省してる。二人は何も悪くはない。って言い出しても、もう終わらないからそれは直接会って話そう。

 

二人に手紙を書いたのは、もう一度ゆっくりと話がしたいと思ったからだ。そこで、俺の提案なんだが、二人には美倉島という島に来て欲しい。

 

父さんが生まれた島でもあり、父さんの実家の海江田家がある。

 

場所は別紙にある地図に書いてあるから、安心しろ。切符も買ってある。

 

海と山ぐらいでこれと言って何もない島だけど、俺にとっては魅力的な島だ。

 

だからまほとみほも、ここを来て欲しい。ここなら安心して話ができるはずだ。

 

ばあちゃんも二人が来てくれるのを楽しみに待ってる。

 

でも、それにはまほとみほ二人で一緒に来て欲しい。お互い手を取り合ってな。それぐらいは今の二人には十分できるはずだと思ってる。前のように、色んな場所に行ったときみたいにな。

 

俺はその島で二人を待ってるから。そしたら、今度こそゆっくり話をしよう。

 

来るときは気をつけてな。

 

まおより

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「お兄ちゃん……」

 

 まおの手紙を見て、泣きそうになるみほだが必死に堪える。まおはそこで自分たちが来ることを信じて待ってくれている。まおが来てくれると信じた自分たちと同じように。

 

「行く…か。みほ」

「……うん」

 

 まほの言葉に、ゆっくり頷くみほ。

 

 今度こそ動かなければいけない。

 

 兄がそこで待っているのならば。

 

 そして、もう一度まほとみほがお互いを見つめ直すためにも。 

 

 父が生まれた、もう一つの家ともいえる"海江田家"のある始まりの島《美倉島》へと。

 

 




次回

突然、息子からの連絡に出たしほはまおに狼狽えてしまう。

まほとみほの件で、まおに対し上手く言葉にできない母に、「二人を美倉島に行ってもらうという話をするまお。

それに対しまおは母にもある提案をするのだった…



今回はまおの愚痴が出てしまう回になりました。
前回からの続きまほから言われたことはまおには相当ショックなことであり、どうするべきかも悩みます。それとまあまおも踏んだり蹴ったりですが、憎い相手でも国民を守る義務の自衛隊に入った限りは守らないといけません。そこはこれから精神的に成長していく過程で緩和していくかもしれません。

因みに美倉島というのは漫画『沈黙の艦隊』に登場する主人公海江田四郎が生活した島でもあり、外伝作品『瑠璃の波風―沈黙の艦隊~海江田四郎青春譜』という作品の舞台でもありますので、その作品に登場する場所や人物も出てきます。結構読み応えある作品なので一つ紹介をしておきます。

それからアンケートですが、とりあえず来週の水曜日18:00まで実施します。
見たい数が圧倒的ではありますが、経過を見守りと思います。

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