それではどうぞ
side漣
目が覚めるとそこはいたって普通の家みたいな感じで龍神様がそばにいた。
龍神「おはようございます。とりあえず姿が変わっているので鏡を見てきたらいいと思います。」
「えっ!?わ、わかりました。」
(でも姿が変わってるってどういうことだ?まあいいやとりあえず鏡見てこよう。)
「龍神様、鏡ってどこですか?」
龍神「鏡はこの部屋を出て左のほうに行ったら途中にありますよ。あっそれとその姿はに注意してください。あっ、あなたその姿だといじられる可能性がありますよ。」
「分かりました。」
(いじられるってどういうことだろう?)
そうして部屋を出ていき、鏡の所に向かった。
そして鏡を見た見て第一声、
「はぁー!?」
(えっ!?ちょっと待ってこの姿何!?訳わかんない。というかなんで身長まで低くなっているの?)
俺の姿は、翡翠色の瞳で身長が120cmくらいになっており、白髪で一房だけ鼻のあたりまで伸びていた。そして服装は黒い着物に白い羽織着ていた。
(間違いなく日番谷冬獅郎の姿じゃん。龍神様何してくれとんの。まあこの姿結構好きだからいいけどさ。いじられるというのが何となく想像できて来たよ。)
そう思いながらさっきまで寝てた部屋に俺は戻り、
「龍神様何してくれるんですか?」
龍神「まあいいじゃないですか。結構いいと思いますよ。」
俺は半ばあきらめながら
「はあ~、もいいいです。」
龍神「あっ、それとこの剣を渡しておきます。」
「この剣は?」
龍神「あなたが転生するときに特典として言いましたよね。この剣はその特典の器なのです。そして剣の名前は『
俺は刀を受け取り鞘から取り出した。その剣は峰の所は薄緑色だったが刃の部分は白かった。
(きれいな刀だ。)
そして刀を鞘にしまった。
「ありがとうございます。」
龍神「いえいえ、いいですよ。それとあなたに会わせたい神が3人いるのです。3人とも入ってきてー。」
3人「はーい」
3人は返事をして入ってきた。3人のうち2人は女性で1人は男性だった。そして2人の女性は俺に飛びつき、抱き着いた。
2人「何この子めっちゃ可愛い。めっちゃ癒される。」
「えっ、ちょっと何。何なのやっやめて」
2人「やーだ」
2人は俺の頬をいじったり、抱いたりしている。まるで俺が人形のようだ。そしてその光景を男性は困ったように龍神は微笑みながら見ていた。男性は俺の今の何かを訴えている眼を見たのか
男性「ちょっ、姉さんたちやめてあげたら。流石に困ってるよ。龍神様も微笑んでいるだけでなく止めてください。」
龍神「はいはい。ちょっと2人ともやめなさい。漣が困ってるでしょ。」
女性1「む~。龍神様がそうおっしゃるならやめます。」
女性2「もっとさわりたかったなぁ~。」
龍神「はぁ~。あっ、漣、紹介します。この子たちは私の子供の「
天照「はーい。さっき龍神様が紹介した通り、私は天照。長女でこの3人の中では年長だよ。よろしくね!」
月読「私は月読。天照お姉ちゃんの妹だよ。よろしくね。」
素戔嗚「俺は素戔嗚この3人の中での末っ子だ。よろしくな!」
龍神「さて紹介も終わりましたし、夕食にしましょう。漣、お願いしますね。」
「はい?」
俺は疑問に思った。
(なぜ生まれてすぐのやつに作らそうとする?)
龍神「だってあなた料理結構得意でしょ。それにあなたは家事は何でもできるようになってもらいますからね。」
(俺のためというわけか)
俺は心中ではこう思いながらも無意識のうちに本日2度目のあきらめだった。
「分かりましたよ。龍神様調理場はどこですか?」
龍神「さっき鏡の場所の説明をしましたよね?あれのまっすぐ行ったところです。」
「分かりました。いってきます。」
そうして俺は晩飯を何作るか考えながら向かうのだった。
side天照
今日龍神様が新しい神を作ったというのでとても楽しみだった。何でかって?それは私たちの親せきが増えるからよ。隣にいた月読もニヤニヤしているし、たぶん私と同じことを思っているのだろう。とそんなことを思っていると龍神様が、
龍神「3人とも入ってきてー。」
と呼んでいた。なので私たちは龍神様のいる部屋に入った。そこには龍神様と白髪の下男の子がいた。
まず私が最初に思ったことは
(かわいい)
そして私は抱き着いた。ちなみに月読も一緒に抱き着いてきた。やっぱり姉妹だから同じことを思っているのでしょう。可愛すぎるから私たちは頬をいじったりしていた。途中男の子に「やめて」と言われたがやめれない。だってかわいいのだもん。そんなこんなをしていたら龍神様から「はいはい。ちょっと2人ともやめなさい。漣が困ってるでしょ。」と言われた。これには従うしかなかった。だって龍神様怒ると怖いんだもん。そんなこんなで私たちの説明と自己紹介をしていると龍神様が漣(さっき龍神様が漣と言っていたので多分漣なのでしょう)に夕食作ってと言っていた。どんな料理が出るのか楽しみ。それはそうと私は龍神様に聞きたいことがあった。それは
「あの子は何の神なのですか」
龍神「あの子はまだ何の神でもありません。ただいずれは何らかの神になります。」
龍神様はそうおっしゃった。どんな神になるのだろう。楽しみ
side漣
調理場に行ったのはいいが
「ここ何でもそろいすぎだろ」
本音が出てしまうほど何でもそろっている。それは調理器具から食材までほぼすべてがそろっていた。
「とりあえず作るか」
作ったのは魚の塩焼きとみそ汁とご飯だった。
「まあこんなもんでいいだろ」
できた料理を持っていく。
「みんなでいましたよ~。」
天照お姉さまと月読お姉さまは目をキラキラさせながら素戔嗚お兄様と龍神様は普通の感じだった。
そしてみんなが座り龍神様が「いただきます」というと俺たちも「いただきます」と連呼した。
天照姉さまと月読姉さまは料理を一口食べると、満足そうな顔で「おいしい~」と龍神様は「おいしいですね」と素戔嗚兄様は「うまい」と言っていた。口に合っていてよかった。
その後は風呂に入って目が覚めた場所で就寝した。
余談
寝ているときに天照姉さまと月読姉さまが俺のベットに入ってきて抱き着いてきた。なんで俺そんなに抱き着かれるんだろう?
どうでしたか。最後なんか適当な終わらせ方でしたね。そして、主人公の姿ですが自分はBLEACHのキャラの中で日番谷冬獅郎が一番好きだったのでその姿にしてみました。そして漣の一人称ですが目上の人とかに対しては丁寧にな言葉遣いになります。しかし、独り言や友に対してはタメ語ます。
修正点や感想などを教えてもらえるとありがたいです。